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枝川さんにはすでにヨーク達のことを知らせてある。久弥の声帯が良くなったことで理久が驚き、事情を知りたがっていた。そこでヨーク達のことを伝えて、恋人である枝川さんにも伝わった。もちろん、枝川さんもヨーク達の姿を見ることが出来たから、初めは驚いていたし、夢でも見ているんじゃ無いかと思ったらしいが、実際に話をしてみて、本当にヨーク達がいるのだと分かり、また驚いていた。
枝川さんが彼らに会うのは2回目だと思う。一度目は久弥と一緒に居るときに紹介したときで、二度目は一貴さんがヨークとウーリと一緒に食事に出かけたときに、理久と枝川さんが一緒にいた。その時に話をして、ああ、現実なんだと思ったそうだ。
「枝川さん。大丈夫?飴をなめるといいよ。はい。1錠だよ」
「ありがとう。うーーん。酒を飲むペースが速かったかも知れない。でも、3次会の店で何か入っていたかも知れない。アキラママが怪しい目で俺のことを見ていたんだ……」
「みんながいるのに変なことをしないよ」
「いーーや。俺に下着を売ってくれと言ってきたんだ。夏樹君。君も言われると思うけど、その時はどうするんだ?」
「断るよ」
「1枚1万円で買い取るのはセオリーだそうだが、最高額6万円まで値段がつり上がった子がいるそうだ。君はそうなりそうだ」
「悠人は売ってくれって言われたことはないらしいから、俺もそうだと思うけど」
「いーーや、ママは君のことをタイプだと言いそうだ。副社長のことは悠人君から話してある。嫉妬深くてたまらないパートナーだと説明していた」
「それは正しい情報だね。そんな俺の下着なんか欲しがるわけが無いって」
アキラママさんは月島さんの友達であり、悠人が店によく行くようになり、すっかり親しくなっている。男性の下着を欲しがるという趣味を持っている人だが、人は良いそうだ。3次会まで行って楽しかったのだろう。そうじゃなければ、枝川さん達がここで寝転がっているわけが無い。
「枝川さん。楽しかった?二次会のワインバー、どうだったの?」
「フード類が充実していたよ。ビーガン対応もあって、女性にも人気がありそうだった。でも、いた客は男しかいなかった。店員も全員男性だ」
「あれ、男性メインの店なんですよ。出会いを求める男性が来る目的もあって、女性は入らないんです。長谷部さんは特別でした」
「そうだったんだねえ」
それを聞いて驚いた。会食の二次会にそういう系統の店を選ぶとは思いもしなかった。しかし、明るいお店であり、女性お断りとは書いていないようだ。だんだんと男性しか来なくなり、自然と出会いの場のようになっていったようだ。そこでカップルは誕生しており、何年も続く人達もいるという。
「へえーーー。キューピッドみたいな店だね」
「ああ。モテるのはマッチョタイプだ。俺は違うから、マーケットが違っていたようだ。誰からも声を掛けられなかった」
「なるほど。黒崎さんはモテるかな?マッチョとは違うけど……。あ……」
カタン。黒崎がシャワーから出てきた。Tシャツ姿だ。いつもなら上半身裸出てくるのに、お客さんがいるから気を遣ったのだろう。そこで、ユーリーが来ないことに気がついた。それこそ、気を遣っているのだろう。お義父さんまでアンの散歩に誘いに来ない。
「あれーーー?お義父さんもユーリーも来ないなあ」
「夏樹。来たぞ」
ピンポーン。インターフォンが鳴った。アンが即座に反応して玄関に走って行った。そして、お義父さんの声がした。俺も玄関に行くと、お義父さんと、上半身裸ではないユーリーがいた。
「お義父さん、ユーリー。おはよう。ユーリー、稽古をしなかったの?」
「筋トレだけしておいた。お客さんがいるから裸になれない。これでも恥ずかしがり屋だ」
「嘘だね、それ。水端さんを紹介するよ。枝川さんもいるよ」
2人をリビングに連れて行った。すると、起き上がって居住まいを正した2人がいた。そこで、ダラダラしてくれと声を掛けて、お義父さん達のことを紹介した。すると、ヨークの声がして、水端さんが浮気をしそうだと聞こえてきて驚いた。そして、水端さんがユーリーを見て顔を赤くしたから納得した。
枝川さんが彼らに会うのは2回目だと思う。一度目は久弥と一緒に居るときに紹介したときで、二度目は一貴さんがヨークとウーリと一緒に食事に出かけたときに、理久と枝川さんが一緒にいた。その時に話をして、ああ、現実なんだと思ったそうだ。
「枝川さん。大丈夫?飴をなめるといいよ。はい。1錠だよ」
「ありがとう。うーーん。酒を飲むペースが速かったかも知れない。でも、3次会の店で何か入っていたかも知れない。アキラママが怪しい目で俺のことを見ていたんだ……」
「みんながいるのに変なことをしないよ」
「いーーや。俺に下着を売ってくれと言ってきたんだ。夏樹君。君も言われると思うけど、その時はどうするんだ?」
「断るよ」
「1枚1万円で買い取るのはセオリーだそうだが、最高額6万円まで値段がつり上がった子がいるそうだ。君はそうなりそうだ」
「悠人は売ってくれって言われたことはないらしいから、俺もそうだと思うけど」
「いーーや、ママは君のことをタイプだと言いそうだ。副社長のことは悠人君から話してある。嫉妬深くてたまらないパートナーだと説明していた」
「それは正しい情報だね。そんな俺の下着なんか欲しがるわけが無いって」
アキラママさんは月島さんの友達であり、悠人が店によく行くようになり、すっかり親しくなっている。男性の下着を欲しがるという趣味を持っている人だが、人は良いそうだ。3次会まで行って楽しかったのだろう。そうじゃなければ、枝川さん達がここで寝転がっているわけが無い。
「枝川さん。楽しかった?二次会のワインバー、どうだったの?」
「フード類が充実していたよ。ビーガン対応もあって、女性にも人気がありそうだった。でも、いた客は男しかいなかった。店員も全員男性だ」
「あれ、男性メインの店なんですよ。出会いを求める男性が来る目的もあって、女性は入らないんです。長谷部さんは特別でした」
「そうだったんだねえ」
それを聞いて驚いた。会食の二次会にそういう系統の店を選ぶとは思いもしなかった。しかし、明るいお店であり、女性お断りとは書いていないようだ。だんだんと男性しか来なくなり、自然と出会いの場のようになっていったようだ。そこでカップルは誕生しており、何年も続く人達もいるという。
「へえーーー。キューピッドみたいな店だね」
「ああ。モテるのはマッチョタイプだ。俺は違うから、マーケットが違っていたようだ。誰からも声を掛けられなかった」
「なるほど。黒崎さんはモテるかな?マッチョとは違うけど……。あ……」
カタン。黒崎がシャワーから出てきた。Tシャツ姿だ。いつもなら上半身裸出てくるのに、お客さんがいるから気を遣ったのだろう。そこで、ユーリーが来ないことに気がついた。それこそ、気を遣っているのだろう。お義父さんまでアンの散歩に誘いに来ない。
「あれーーー?お義父さんもユーリーも来ないなあ」
「夏樹。来たぞ」
ピンポーン。インターフォンが鳴った。アンが即座に反応して玄関に走って行った。そして、お義父さんの声がした。俺も玄関に行くと、お義父さんと、上半身裸ではないユーリーがいた。
「お義父さん、ユーリー。おはよう。ユーリー、稽古をしなかったの?」
「筋トレだけしておいた。お客さんがいるから裸になれない。これでも恥ずかしがり屋だ」
「嘘だね、それ。水端さんを紹介するよ。枝川さんもいるよ」
2人をリビングに連れて行った。すると、起き上がって居住まいを正した2人がいた。そこで、ダラダラしてくれと声を掛けて、お義父さん達のことを紹介した。すると、ヨークの声がして、水端さんが浮気をしそうだと聞こえてきて驚いた。そして、水端さんがユーリーを見て顔を赤くしたから納得した。
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