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俺達はコンビニを出て、あるマンションの前に立った。ここの3階にママの両親が住んでいるという。ママは植本さんを再会を誓い合って別れて、ここまで俺達と歩いてきた。そして、スマホを自撮り棒にセットして、ろろっちという動画配信サイトにて、生中継を始めた。
本当は植本さんも来たがっていたが、午後からのレコーディングが入っており、参加できなかった。それと、事務所との契約があるからだ。事務所の許可なくメディアに出ることが出ない。それは俺も同じで、あらかじめ、事務所に申請しておいた。そして、許可が得られたというわけである。
「嬉しいわ。悠人君も出て貰えるだなんて……。生放送のタイトルは、“ユート君と実家に行く”にするわ。ほほほ」
「ほお……。これが配信画面ですか。ボタン一つで生放送が開始されるんですね。概要蘭を入力して埋めて、配信開始なのかーー。おおーー、さっそく放送の開始ですね」
「みなさん、こんちにはーーー!アキラママでーーす」
ママは配信を開始した。俺もスマホを手に持ち、ろろっちサイトを開いた。すると、あっという間に100人というカウントがついた。視聴者の数である。そして、俺は視聴者としてサイトを見ているわけだが、マンションの前で微笑んでいるママと俺に対して、コメントが流れた。ヴィジブルレイのユートじゃない、本物だよね、味噌汁CM、びっくりなどである。
「ふむふむ。バンド名を書いて貰えるのは嬉しいなあ。次のバンドはTDDといいます。よろしくお願いします」
「ほほほ。また視聴者が増えたわよ。あら、彼女はどこ?っていうコメントが流れ始めたわね。アタシ、昨日の夜に配信したとき、男の人を連れて行くって発表したのよ。はい、彼女を映しましょうね!この方です」
「こんにちは」
早瀬がママから促されて、画面に出た。すると、イケメンというコメントが連発されて、ノルウェー人とのハーフなのは本当ですか?という質問に対して、ママが訂正した。本当はドイツ人とのハーフなのだと。
「ほほほ。みなさん。ヘビメタ発祥の国のノルウェーということにしておいてね!あら、フィンランドのことでしょうっていうコメントがあるわね。もうーー、みなさん、嘘を書いたらだめよーーー。フィンランドじゃなくて、ノルウェーよ」
「あああ……」
どうしよう?俺こそ、音楽ジャンルはヘヴィメタルである。フィンランドだと言っておきたい。しかし、そのタイミングが無く、ママが月島さんと橋本さんを画面に登場させた。もちろん、またイケメンというコメントを書いてくれている人がいた。そして、その中に、橋本じゃないかというコメントが流れた。
「もうーーー。アタシが今、橋本さんと月島君ですって紹介したからでしょう?知り合いの振りをしてコメントして、驚かせないで頂戴。あら、“うちの部長だ”っていうコメントがあるわね……。これは会社の人で間違いなさそうね。アタシの友達だから、ゲイだってバレたも同然なんだけど、彼は違うのよ!」
ママが念のためにと、月島さんはノーマル男性だと言った。これは間違いである。彼はれっきとした、男性を愛する人である。すると、コメント欄には“笑”という言葉が流れ始めて、視聴者としては真偽を突き止めず、流してくれたようだ。
さっそく俺達は3階に上がり、ママが両親の家のインターフォンを鳴らした。あらかじめ電話を掛けてあり、今日のこの時間に尋ねていくことは言ってあるそうだ。彼女と友達を連れて行くこともだ。
インターフォンが鳴らされた後、俺はドキドキしてドアが開かれているのを待っていると、ママの方からドアを開けた。鍵は開いていたようだ。息子が帰ってくるのが分かっているからだろう。そう思うと胸が熱くなった。そして、ママが放送しながら家の中に入っていった。
「パパ!ママ!」
「アキラーーーーーー」
俺達も続けて玄関を入ると、両親が立っていた。そして、ママのことを見て微笑んだ。ママは号泣を始めた。俺達は目の奥が熱くなり、それぞれに思いを馳せているという状況を迎えた。
本当は植本さんも来たがっていたが、午後からのレコーディングが入っており、参加できなかった。それと、事務所との契約があるからだ。事務所の許可なくメディアに出ることが出ない。それは俺も同じで、あらかじめ、事務所に申請しておいた。そして、許可が得られたというわけである。
「嬉しいわ。悠人君も出て貰えるだなんて……。生放送のタイトルは、“ユート君と実家に行く”にするわ。ほほほ」
「ほお……。これが配信画面ですか。ボタン一つで生放送が開始されるんですね。概要蘭を入力して埋めて、配信開始なのかーー。おおーー、さっそく放送の開始ですね」
「みなさん、こんちにはーーー!アキラママでーーす」
ママは配信を開始した。俺もスマホを手に持ち、ろろっちサイトを開いた。すると、あっという間に100人というカウントがついた。視聴者の数である。そして、俺は視聴者としてサイトを見ているわけだが、マンションの前で微笑んでいるママと俺に対して、コメントが流れた。ヴィジブルレイのユートじゃない、本物だよね、味噌汁CM、びっくりなどである。
「ふむふむ。バンド名を書いて貰えるのは嬉しいなあ。次のバンドはTDDといいます。よろしくお願いします」
「ほほほ。また視聴者が増えたわよ。あら、彼女はどこ?っていうコメントが流れ始めたわね。アタシ、昨日の夜に配信したとき、男の人を連れて行くって発表したのよ。はい、彼女を映しましょうね!この方です」
「こんにちは」
早瀬がママから促されて、画面に出た。すると、イケメンというコメントが連発されて、ノルウェー人とのハーフなのは本当ですか?という質問に対して、ママが訂正した。本当はドイツ人とのハーフなのだと。
「ほほほ。みなさん。ヘビメタ発祥の国のノルウェーということにしておいてね!あら、フィンランドのことでしょうっていうコメントがあるわね。もうーー、みなさん、嘘を書いたらだめよーーー。フィンランドじゃなくて、ノルウェーよ」
「あああ……」
どうしよう?俺こそ、音楽ジャンルはヘヴィメタルである。フィンランドだと言っておきたい。しかし、そのタイミングが無く、ママが月島さんと橋本さんを画面に登場させた。もちろん、またイケメンというコメントを書いてくれている人がいた。そして、その中に、橋本じゃないかというコメントが流れた。
「もうーーー。アタシが今、橋本さんと月島君ですって紹介したからでしょう?知り合いの振りをしてコメントして、驚かせないで頂戴。あら、“うちの部長だ”っていうコメントがあるわね……。これは会社の人で間違いなさそうね。アタシの友達だから、ゲイだってバレたも同然なんだけど、彼は違うのよ!」
ママが念のためにと、月島さんはノーマル男性だと言った。これは間違いである。彼はれっきとした、男性を愛する人である。すると、コメント欄には“笑”という言葉が流れ始めて、視聴者としては真偽を突き止めず、流してくれたようだ。
さっそく俺達は3階に上がり、ママが両親の家のインターフォンを鳴らした。あらかじめ電話を掛けてあり、今日のこの時間に尋ねていくことは言ってあるそうだ。彼女と友達を連れて行くこともだ。
インターフォンが鳴らされた後、俺はドキドキしてドアが開かれているのを待っていると、ママの方からドアを開けた。鍵は開いていたようだ。息子が帰ってくるのが分かっているからだろう。そう思うと胸が熱くなった。そして、ママが放送しながら家の中に入っていった。
「パパ!ママ!」
「アキラーーーーーー」
俺達も続けて玄関を入ると、両親が立っていた。そして、ママのことを見て微笑んだ。ママは号泣を始めた。俺達は目の奥が熱くなり、それぞれに思いを馳せているという状況を迎えた。
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