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俺の後に続いて、枝川さんも降りて来て、俺の一歩先へ進んだ。会場の会議室まで案内してくれるそうだ。ロビーには説明会の看板が出ているから、さすがに一人で行ける。付いてきてもらうのは悪いと思った。
「どうぞ。会議室はこちらです」
「本当にお気になさらず……」
「今回の説明会は、スタッフの一人として入っていますから」
「そうだったんですね。インターンシップは営業企画部でやるんですよね?」
「そうです。商品開発のプロジェクト、研修型。いろいろと企画しています。楽しんでくださいね」
「ありがとうございます」
すると、向こうの方から、ザワザワとした大勢人の話し声が聞こえてきた。向こうの方に大学生っぽい子達が部屋に入って行くのが見えた。インターンシップ説明会。そう看板が見えている。近くまで歩いて行くと、枝川さんから、その部屋へ入るように促された。
「こちらです」
「ありがとうございます」
先を譲られて入ると、出入り口で資料を渡している2人の社員さんが立っていた。俺の方を見て笑顔を向けてくれた。お使いに行った時に手を振ってくれた人達だった。
「こんにちは。お世話になります」
「こんにちはー、インターンシップに参加するのね!」
「常務は何も言っていなかったよね?」
「平田君!夏樹君が参加するわよ!」
「え、夏樹君が?」
振り返った人も見たことがあった。営業企画部のオフィスのカフェスペースで会った。黒崎や早瀬さんと話しながら、大笑いをしていた人だ。
「まだ時間があるわよ」
「そこに座ればいいわ」
社員さん達が勧めてくれたのは、前方から真ん中あたりの席だ。その端っこの席へ荷物を置いていると、枝川さんと平田さんがやって来た。準備が出来て時間が空いたそうだ。
今日は自分をしっかり持ってやると決めている。軽く肩を回して背筋を伸ばし、へその辺りに意識を向けて、ふっと息を吐いた。これでよし。まずは堂々とした姿をすることだ。
普段からこうしている黒崎を見て疲れないだろうかと思っていたけれど、いつの間にか、俺も真似ができるようになった。違和感なくだ。全てに気負うことは無かったと分かった経験だった。
「どうぞ。会議室はこちらです」
「本当にお気になさらず……」
「今回の説明会は、スタッフの一人として入っていますから」
「そうだったんですね。インターンシップは営業企画部でやるんですよね?」
「そうです。商品開発のプロジェクト、研修型。いろいろと企画しています。楽しんでくださいね」
「ありがとうございます」
すると、向こうの方から、ザワザワとした大勢人の話し声が聞こえてきた。向こうの方に大学生っぽい子達が部屋に入って行くのが見えた。インターンシップ説明会。そう看板が見えている。近くまで歩いて行くと、枝川さんから、その部屋へ入るように促された。
「こちらです」
「ありがとうございます」
先を譲られて入ると、出入り口で資料を渡している2人の社員さんが立っていた。俺の方を見て笑顔を向けてくれた。お使いに行った時に手を振ってくれた人達だった。
「こんにちは。お世話になります」
「こんにちはー、インターンシップに参加するのね!」
「常務は何も言っていなかったよね?」
「平田君!夏樹君が参加するわよ!」
「え、夏樹君が?」
振り返った人も見たことがあった。営業企画部のオフィスのカフェスペースで会った。黒崎や早瀬さんと話しながら、大笑いをしていた人だ。
「まだ時間があるわよ」
「そこに座ればいいわ」
社員さん達が勧めてくれたのは、前方から真ん中あたりの席だ。その端っこの席へ荷物を置いていると、枝川さんと平田さんがやって来た。準備が出来て時間が空いたそうだ。
今日は自分をしっかり持ってやると決めている。軽く肩を回して背筋を伸ばし、へその辺りに意識を向けて、ふっと息を吐いた。これでよし。まずは堂々とした姿をすることだ。
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