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岩影セットからは、すでに登場したブルーがいる。おまけにショーが進行し、子供たちが月夜のグッズで新月マンを倒した後、ラスボスが登場する音楽が流れ出した。レンリノエダーマンという。これは新キャラだ。寄り添うような2本の枝をベルトに差したキャラだ。
プロモ撮影で忙しい間に、何本も録画が溜まっている。だから新キャラの登場の回を見逃している。まだちゃんと観ていない。レンリノエダーマンがドライアイスの煙の中から登場した後、会場内を枝状の杖で煽おりはじめた。なんだか夏樹と似ている。
「ファーーファファファファ……ごほっ、むせ返ったではないか!」
「俺も同じだーー!あああ……。共感してしまった……」
レンリノエダーマンがドライアイスの煙にむせ返った。俺は気合いどころか、落ち込んでしまった。これでは選ばれないだろう。これで終わりだと、項垂れてしまった。ステージからは、一緒に戦う大人達を選び始めている。
「レンリノエダーマンだ!……このままでは!大人の助けも必要だ!誰か一緒に戦ってくれ!」
「ゆうとー、もっと手をあげろ」
「うん!こっちだよ……」
こっちには向いてくれない。ダメかなと諦めた。しかし、奇跡が起きた。ブルーが俺の方を見た。
「そこのレンジャーTシャツ君!」
「キミのことだぞ。やったなーー」
「あああ……。奇跡だーーー」
「行って来い!」
「おーーー!」
早瀬に背中を押されてステージへ走って行った。すると、他にも選ばれた男の子がステージに立った。それは夏樹だった。思わずズッコケそうになった。唐草模様のTシャツを着ていたからだ。どこで売っていたんだ?
「一緒に戦おう!おおーーー!」
「おおーー!」
大人レンジャー5人が、月夜のグッズを手に取った。夏樹にはシルバーの剣、俺にはハチミツ色の剣が渡された。アナウンスが緊迫したものに変わり、バッグミュージックも変化した。
「たすけて!大人レンジャー!キャーーッ」
「ファファファー!ごほっごほっ、あああ……」
「大丈夫ですか!?あああ……」
レンリノエダーマンが煙にむせ返った。俺と同じく本番に弱い人なのか。おまけにネガティブだなんて。しかしそれはワナだった。怯んだすきに、寸止めで襲い掛かってきた。
ワーーーーー! 頑張れーーーー!
「ゆうとーー!俺に任せろ!」
「うひぇーー?」
夏樹が足を振り上げた。そして、華麗に回し蹴りをやったことで歓声が起きた。しかも、寸止めだ。さらに華麗な舞のように動き回り、パンチや回し蹴りを披露していく。
「ええー、身体が弱いんじゃないの?」
「ゆうとーーー!こっちだーーー!わあああ~っ」
バタン!!
夏樹が転んでしまった。ここで俺の出番だ。夏樹のことを守るように、仁王立ちになった。
「かかってこーーーい!」
ブルーがピンクを助け起こして、俺たちの前に立った。持っている剣を使って立ち向かえという。そして、ボスから "ここを蹴ってください" と指示があった。そのとおりにした。
「トリャーー!」
「グワアアーー」
「ブルーキーーック!」
「グワーーッ。まだまだーー!」
がんばれーーー!
後ろだよーー!
アナウンスが緊迫したものに変わった。さらに危機感が煽われた。悲鳴と頑張れという声があがっている。
タタタッタララーーー!
すると、派手な音楽とともに、レッドが登場した。さらに大きな歓声が起きて、レッドが俺たちの手を握った。
「大人レンジャー!力を合わせよう!」
「おーーー!」
「会場のみんな、応援してあげて!」
「がんばれーーー!」
「月夜のグッズをかざして!」
月夜のグッズを振り上げると、派手な効果音とともにスモークが拭きあがった。新月マンとボスのレンリノエダーマンが倒れた。子供たちから拍手喝さいが起こった。
タタタッタララーー!
大歓声の中、月夜のレンジャーと一緒にお辞儀をした。ブルーが隣に立っている。一緒にポーズを決めようと話した。
「せーーのーー」
「トリャーー!」
「カッコいい!!」
一緒にポーズを決めたことで、子供たちから拍手喝采をもらった。
ステージから降りた後スタッフから参加賞をもらった。お菓子の入った紙ぶくろと、月夜のレンジャーグッズだ。早瀬から笑顔で迎えられた。こぼした飲み物を拭いている姿は、保護者そのものだ。しかも、違和感がない。
「ゆうとくーん、カッコよかったぞ」
「あああ……。ごめんねーー」
「夏樹。練習の成果があったじゃないか」
「黒崎さんから習ったばかりだもんね~」
「あああ……」
本当に夏樹は強い子だ。俺もTシャツを買おうかな。そうしたら、もっと強くなれるかも知れないと思った。
いつの間にか子供たちが集まっていた。月夜のレンジャーと写真を撮っている。俺たちも撮ってもらい、会場を後にした。今日の思い出も抱えて。
プロモ撮影で忙しい間に、何本も録画が溜まっている。だから新キャラの登場の回を見逃している。まだちゃんと観ていない。レンリノエダーマンがドライアイスの煙の中から登場した後、会場内を枝状の杖で煽おりはじめた。なんだか夏樹と似ている。
「ファーーファファファファ……ごほっ、むせ返ったではないか!」
「俺も同じだーー!あああ……。共感してしまった……」
レンリノエダーマンがドライアイスの煙にむせ返った。俺は気合いどころか、落ち込んでしまった。これでは選ばれないだろう。これで終わりだと、項垂れてしまった。ステージからは、一緒に戦う大人達を選び始めている。
「レンリノエダーマンだ!……このままでは!大人の助けも必要だ!誰か一緒に戦ってくれ!」
「ゆうとー、もっと手をあげろ」
「うん!こっちだよ……」
こっちには向いてくれない。ダメかなと諦めた。しかし、奇跡が起きた。ブルーが俺の方を見た。
「そこのレンジャーTシャツ君!」
「キミのことだぞ。やったなーー」
「あああ……。奇跡だーーー」
「行って来い!」
「おーーー!」
早瀬に背中を押されてステージへ走って行った。すると、他にも選ばれた男の子がステージに立った。それは夏樹だった。思わずズッコケそうになった。唐草模様のTシャツを着ていたからだ。どこで売っていたんだ?
「一緒に戦おう!おおーーー!」
「おおーー!」
大人レンジャー5人が、月夜のグッズを手に取った。夏樹にはシルバーの剣、俺にはハチミツ色の剣が渡された。アナウンスが緊迫したものに変わり、バッグミュージックも変化した。
「たすけて!大人レンジャー!キャーーッ」
「ファファファー!ごほっごほっ、あああ……」
「大丈夫ですか!?あああ……」
レンリノエダーマンが煙にむせ返った。俺と同じく本番に弱い人なのか。おまけにネガティブだなんて。しかしそれはワナだった。怯んだすきに、寸止めで襲い掛かってきた。
ワーーーーー! 頑張れーーーー!
「ゆうとーー!俺に任せろ!」
「うひぇーー?」
夏樹が足を振り上げた。そして、華麗に回し蹴りをやったことで歓声が起きた。しかも、寸止めだ。さらに華麗な舞のように動き回り、パンチや回し蹴りを披露していく。
「ええー、身体が弱いんじゃないの?」
「ゆうとーーー!こっちだーーー!わあああ~っ」
バタン!!
夏樹が転んでしまった。ここで俺の出番だ。夏樹のことを守るように、仁王立ちになった。
「かかってこーーーい!」
ブルーがピンクを助け起こして、俺たちの前に立った。持っている剣を使って立ち向かえという。そして、ボスから "ここを蹴ってください" と指示があった。そのとおりにした。
「トリャーー!」
「グワアアーー」
「ブルーキーーック!」
「グワーーッ。まだまだーー!」
がんばれーーー!
後ろだよーー!
アナウンスが緊迫したものに変わった。さらに危機感が煽われた。悲鳴と頑張れという声があがっている。
タタタッタララーーー!
すると、派手な音楽とともに、レッドが登場した。さらに大きな歓声が起きて、レッドが俺たちの手を握った。
「大人レンジャー!力を合わせよう!」
「おーーー!」
「会場のみんな、応援してあげて!」
「がんばれーーー!」
「月夜のグッズをかざして!」
月夜のグッズを振り上げると、派手な効果音とともにスモークが拭きあがった。新月マンとボスのレンリノエダーマンが倒れた。子供たちから拍手喝さいが起こった。
タタタッタララーー!
大歓声の中、月夜のレンジャーと一緒にお辞儀をした。ブルーが隣に立っている。一緒にポーズを決めようと話した。
「せーーのーー」
「トリャーー!」
「カッコいい!!」
一緒にポーズを決めたことで、子供たちから拍手喝采をもらった。
ステージから降りた後スタッフから参加賞をもらった。お菓子の入った紙ぶくろと、月夜のレンジャーグッズだ。早瀬から笑顔で迎えられた。こぼした飲み物を拭いている姿は、保護者そのものだ。しかも、違和感がない。
「ゆうとくーん、カッコよかったぞ」
「あああ……。ごめんねーー」
「夏樹。練習の成果があったじゃないか」
「黒崎さんから習ったばかりだもんね~」
「あああ……」
本当に夏樹は強い子だ。俺もTシャツを買おうかな。そうしたら、もっと強くなれるかも知れないと思った。
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