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# act14 言い訳探し
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僕は今夜もセシル先生に会いたかった。
夕食を摂ってお風呂に入ると、もう二人で一緒にいる理由は無くなってしまう。
先生は観察を続けると言ったけど、モニタリングバンドが壊れても平然としているし(そもそも壊したのは先生だし)
最初のときのオメガに対する熱意みたいなものが感じられない。
「契約した夜は、あんなに情熱的だったのに」
一人の部屋でぼやいて、ちょっと笑ってしまった。
まるで「恋人になるために熱心に口説かれたけど、いざ一緒に暮らし始めたら最初の熱意がなくなった!」と怒っていた友人みたいな反応だ。
まあ、僕たちは医者と実験体なんだけど。
でも、この気持ちは恋愛と凄く似てる。
もっと束縛してほしいのに、視線を感じて安心したいのに、それがない。
無関心なら諦めもつくのに、話しかければどんなときも聞いてくれるし、発情すれば何度も絶頂するまで抱いてくれる。
事後は優しく抱きしめて、名前を呼んで……。
僕のオメガフェロモンゆえの行動だと思っていたけど、それが消える朝まで一緒にいてくれるし、なんなら検温のキスまで……。
「いや、おかしいって!」
何回か「検温だよ」と言ってキスされて、さすがにそれはないだろうと気づき始めていた。
あれは普通におはようのキスだ。
でもなぜ、彼は検温なんて言うのだろう。
僕は実験体で、拒否権なんて無いんだから、好きにすればいいのに。
「会いたいなあ……」
独り言が多くなったのは、モニタリングされていないからだ。
この言葉も、彼のことを思って高まった鼓動も、体温ですら自分で行かなくては、届かない。
「……発情、しよっかな」
もう何度も恋愛発情(自分でそう名付けた)を繰り返してしまっている。
だって、彼のことを思うと、体が自然と熱くなっていくから。
これは周期発情とは絶対に違うし、恋愛で発情するなんて聞いたこともないけど、そう考えるしかない。
彼は僕が誘発フェロモン由来でない発情を起こしているのに、そこまで驚かないのが不思議だけど、どう思っているんだろう。
でも、発情するたびに抱かれていて、オメガとしては完全に満足してしまっているせいか、発情しにくくなってしまった。
昨日はどれだけ集中しても駄目だった。
彼の腕、一晩中抱かれる安心、体温やキスが欲しくて、また頑張ろうと目を閉じた。
しかし、頑張っても、今日も無理そうだ。
――なんか、僕、凄く遠回りなことをしてる。
素直に「キスしてください」と言いに行けないのは、そんな関係じゃないからだ。
だって、実験体がそんなこと言うの、おかしいよね?
うっかり自分の立場を忘れそうになるのは、先生が優しすぎるからだ。気遣ってくれたり、お願いに応えてくれたり……まるで――恋人みたいに。
でもそれは僕のオメガフェロモンのせいで……それなのに、それがない朝も優しくて……あ~、もう! 訳が分からない。
考えすぎてぐちゃぐちゃになった僕は、立ち上がった。
先生が優しいから勘違いしちゃうんだ。
実験体ならそうらしく、立場を分からせてくれたら、きっと。
セシル先生から拒絶される、それを最も恐れていたのに、今はもやもやしている方が苦しかった。
先生が優しいのは、きっとオメガフェロモンのせいだ。
発情していないのに研究の邪魔をしたら、きっと嫌な顔をされるはずだから。
先生の部屋の扉を小さくノックした。
不必要なほど握りしめた拳には汗がにじんでいて、扉を叩く音は心臓に響いてくるようだ。
「ユウくん、どうぞ」
少し弾んだ声に胸が痛くなる。
発情していないと分かったとき、彼はどんな顔をするだろうか。
ドアノブを手にしたまま固まっていると、内側からドアが開いた。
「どうしたのかな?」
穏やかな表情の彼は、いつものように強く空気を吸って……あれ、という顔をした。
何か言われる前に、と僕は反射的に言葉を発していた。
「あの、僕……理由はなくて」
何と言おうか、頭の中でたくさんの言い訳を作ってきたのに、全部がぶっ飛んでしまった。
セシル先生の顔を見るのが怖かったけど、目が離せない。
彼の表情は最初は少し驚いたように目が見開かれ――次の瞬間には、にっこりと微笑んでいた。
「発情してないのに、きてくれたの?」
「一人でいても退屈だし……さびしかったから」
慌てて話すと、だんだん本音が漏れてきてしまう。
セシル先生は部屋に入れてくれて、いつものように膝の上に座らせてくれた。
発情していないのに、首筋をすうっと嗅がれて、背中がぞくっと震える。
「今日はただ会いに来てくれたってことでいいのかな」
「……ちが、ちがくて。……ちがわない、けど……」
いつもよりトーンの低い声に、戸惑ってしまう。
「何をしたいか言ってごらん。君の望みを知ることは大切だからね」
髪を触りながら言われて、何をしたいかなんてわからないことに気づいた。
小さくかぶりを振ると、セシル先生は優しく聞いてくれた。
「セックスしたいの?」
僕はまた、かぶりを振った。
セシル先生とのセックスは好きだけど、今は違う。
でも、セックスしたいと言ったら、フェロモンも無いのに抱いてくれるのだろうか。
「そうか、じゃあしたいことがわかるまで、ここでお話する?」
その言葉は小さな子供に対するようでいて、この上ない甘さを含んでいた。
息が詰まってしまって……返事ができない。
「先生……なんで、僕……実験体なのに、こんなに優しくしてくれるの?」
勘違いするのが辛いから、ハッキリさせるために来たのに、これじゃ……これじゃまるで……。
「……そうだね、契約上は実験体だね」
セシル先生はゆっくりと言った。まるでその言葉を噛み締めているように。
「私の君への態度が変化しているのは……自覚していたが」
珍しく歯切れが悪い。こんなセシル先生、初めてだ。
「僕から興味が無くなったんじゃないんですか?」
そう口に出すのは思っていたよりもずっと怖かった。けど、聞かずにはいられなかった。
「それは無い。それだけは、断言する。……そう見えたのなら、すまない」
焦ったように言い返してきたセシル先生に、ちょっと胸がちくっとした。なんか、取り繕ってるみたいな……。
「だって、発情しても、メモとったり、質問攻めにしたりしないし……」
ふいっと視線を逸らした僕に、先生は小さく息を呑んだような気がした。
「……そんなことを欲しかったの?」
そんなことって、先生にとって一番大切なことじゃなかったの?
だから僕はしてほしかったのに。
「だって、せっかく発情したのに……もっと興味もってほしかった」
ぽつんとこぼした言葉に、セシル先生は明らかにうろたえた様子で僕の髪を撫でた。
「すまない、本当に……ユウくん、そんなつもりじゃ……っ」
そして、おろおろとした様子で、額にキスを落としてきた。
あれ? なんかこれ、まるで……いや、勘違いかもしれないけど……なんか、こ、恋人の……やり取りみたいだ。
先生は僕が機嫌を損ねたと思って動揺してるように見えるし。
「次はちゃんとメモするから」とか言い出してる。
「そんな取ってつけたようなこと、言わなくていいです」
「本当にごめん。もう一回チャンスがほしい。そんなに怒らないで」
「別に怒ってないです」
「唇が尖ってる」
ぷにっと人差し指で触れられて、心臓がぎゅっとなった。
その気になれば支配の指を使えるのに、今は限りなく優しくて……。
甘いのに、切ないってなんでだろう。
「……そんなに、優しくしないでください……」
セシル先生の手が、頬を優しく包む。
「ダメなの?」
「……だめ、です」
髪ごしに頬にキスが落ちる。それがじれったくて、なんか泣きそうだ。
「どうして?」
「かんちがい、しちゃうから……」
指は唇に触れたまま、宥めるようにそこを愛撫している。
思わず唇をすぼめて指にキスすると、代わりに彼の唇が覆った。
「……ん」
欲しかった彼の感触。柔らかくて、いつもより甘くて……。
「私も、勘違いしそうだ」
夢中になって先生のキスを受け入れながら、耳にぼんやりと彼の声が残った。
夕食を摂ってお風呂に入ると、もう二人で一緒にいる理由は無くなってしまう。
先生は観察を続けると言ったけど、モニタリングバンドが壊れても平然としているし(そもそも壊したのは先生だし)
最初のときのオメガに対する熱意みたいなものが感じられない。
「契約した夜は、あんなに情熱的だったのに」
一人の部屋でぼやいて、ちょっと笑ってしまった。
まるで「恋人になるために熱心に口説かれたけど、いざ一緒に暮らし始めたら最初の熱意がなくなった!」と怒っていた友人みたいな反応だ。
まあ、僕たちは医者と実験体なんだけど。
でも、この気持ちは恋愛と凄く似てる。
もっと束縛してほしいのに、視線を感じて安心したいのに、それがない。
無関心なら諦めもつくのに、話しかければどんなときも聞いてくれるし、発情すれば何度も絶頂するまで抱いてくれる。
事後は優しく抱きしめて、名前を呼んで……。
僕のオメガフェロモンゆえの行動だと思っていたけど、それが消える朝まで一緒にいてくれるし、なんなら検温のキスまで……。
「いや、おかしいって!」
何回か「検温だよ」と言ってキスされて、さすがにそれはないだろうと気づき始めていた。
あれは普通におはようのキスだ。
でもなぜ、彼は検温なんて言うのだろう。
僕は実験体で、拒否権なんて無いんだから、好きにすればいいのに。
「会いたいなあ……」
独り言が多くなったのは、モニタリングされていないからだ。
この言葉も、彼のことを思って高まった鼓動も、体温ですら自分で行かなくては、届かない。
「……発情、しよっかな」
もう何度も恋愛発情(自分でそう名付けた)を繰り返してしまっている。
だって、彼のことを思うと、体が自然と熱くなっていくから。
これは周期発情とは絶対に違うし、恋愛で発情するなんて聞いたこともないけど、そう考えるしかない。
彼は僕が誘発フェロモン由来でない発情を起こしているのに、そこまで驚かないのが不思議だけど、どう思っているんだろう。
でも、発情するたびに抱かれていて、オメガとしては完全に満足してしまっているせいか、発情しにくくなってしまった。
昨日はどれだけ集中しても駄目だった。
彼の腕、一晩中抱かれる安心、体温やキスが欲しくて、また頑張ろうと目を閉じた。
しかし、頑張っても、今日も無理そうだ。
――なんか、僕、凄く遠回りなことをしてる。
素直に「キスしてください」と言いに行けないのは、そんな関係じゃないからだ。
だって、実験体がそんなこと言うの、おかしいよね?
うっかり自分の立場を忘れそうになるのは、先生が優しすぎるからだ。気遣ってくれたり、お願いに応えてくれたり……まるで――恋人みたいに。
でもそれは僕のオメガフェロモンのせいで……それなのに、それがない朝も優しくて……あ~、もう! 訳が分からない。
考えすぎてぐちゃぐちゃになった僕は、立ち上がった。
先生が優しいから勘違いしちゃうんだ。
実験体ならそうらしく、立場を分からせてくれたら、きっと。
セシル先生から拒絶される、それを最も恐れていたのに、今はもやもやしている方が苦しかった。
先生が優しいのは、きっとオメガフェロモンのせいだ。
発情していないのに研究の邪魔をしたら、きっと嫌な顔をされるはずだから。
先生の部屋の扉を小さくノックした。
不必要なほど握りしめた拳には汗がにじんでいて、扉を叩く音は心臓に響いてくるようだ。
「ユウくん、どうぞ」
少し弾んだ声に胸が痛くなる。
発情していないと分かったとき、彼はどんな顔をするだろうか。
ドアノブを手にしたまま固まっていると、内側からドアが開いた。
「どうしたのかな?」
穏やかな表情の彼は、いつものように強く空気を吸って……あれ、という顔をした。
何か言われる前に、と僕は反射的に言葉を発していた。
「あの、僕……理由はなくて」
何と言おうか、頭の中でたくさんの言い訳を作ってきたのに、全部がぶっ飛んでしまった。
セシル先生の顔を見るのが怖かったけど、目が離せない。
彼の表情は最初は少し驚いたように目が見開かれ――次の瞬間には、にっこりと微笑んでいた。
「発情してないのに、きてくれたの?」
「一人でいても退屈だし……さびしかったから」
慌てて話すと、だんだん本音が漏れてきてしまう。
セシル先生は部屋に入れてくれて、いつものように膝の上に座らせてくれた。
発情していないのに、首筋をすうっと嗅がれて、背中がぞくっと震える。
「今日はただ会いに来てくれたってことでいいのかな」
「……ちが、ちがくて。……ちがわない、けど……」
いつもよりトーンの低い声に、戸惑ってしまう。
「何をしたいか言ってごらん。君の望みを知ることは大切だからね」
髪を触りながら言われて、何をしたいかなんてわからないことに気づいた。
小さくかぶりを振ると、セシル先生は優しく聞いてくれた。
「セックスしたいの?」
僕はまた、かぶりを振った。
セシル先生とのセックスは好きだけど、今は違う。
でも、セックスしたいと言ったら、フェロモンも無いのに抱いてくれるのだろうか。
「そうか、じゃあしたいことがわかるまで、ここでお話する?」
その言葉は小さな子供に対するようでいて、この上ない甘さを含んでいた。
息が詰まってしまって……返事ができない。
「先生……なんで、僕……実験体なのに、こんなに優しくしてくれるの?」
勘違いするのが辛いから、ハッキリさせるために来たのに、これじゃ……これじゃまるで……。
「……そうだね、契約上は実験体だね」
セシル先生はゆっくりと言った。まるでその言葉を噛み締めているように。
「私の君への態度が変化しているのは……自覚していたが」
珍しく歯切れが悪い。こんなセシル先生、初めてだ。
「僕から興味が無くなったんじゃないんですか?」
そう口に出すのは思っていたよりもずっと怖かった。けど、聞かずにはいられなかった。
「それは無い。それだけは、断言する。……そう見えたのなら、すまない」
焦ったように言い返してきたセシル先生に、ちょっと胸がちくっとした。なんか、取り繕ってるみたいな……。
「だって、発情しても、メモとったり、質問攻めにしたりしないし……」
ふいっと視線を逸らした僕に、先生は小さく息を呑んだような気がした。
「……そんなことを欲しかったの?」
そんなことって、先生にとって一番大切なことじゃなかったの?
だから僕はしてほしかったのに。
「だって、せっかく発情したのに……もっと興味もってほしかった」
ぽつんとこぼした言葉に、セシル先生は明らかにうろたえた様子で僕の髪を撫でた。
「すまない、本当に……ユウくん、そんなつもりじゃ……っ」
そして、おろおろとした様子で、額にキスを落としてきた。
あれ? なんかこれ、まるで……いや、勘違いかもしれないけど……なんか、こ、恋人の……やり取りみたいだ。
先生は僕が機嫌を損ねたと思って動揺してるように見えるし。
「次はちゃんとメモするから」とか言い出してる。
「そんな取ってつけたようなこと、言わなくていいです」
「本当にごめん。もう一回チャンスがほしい。そんなに怒らないで」
「別に怒ってないです」
「唇が尖ってる」
ぷにっと人差し指で触れられて、心臓がぎゅっとなった。
その気になれば支配の指を使えるのに、今は限りなく優しくて……。
甘いのに、切ないってなんでだろう。
「……そんなに、優しくしないでください……」
セシル先生の手が、頬を優しく包む。
「ダメなの?」
「……だめ、です」
髪ごしに頬にキスが落ちる。それがじれったくて、なんか泣きそうだ。
「どうして?」
「かんちがい、しちゃうから……」
指は唇に触れたまま、宥めるようにそこを愛撫している。
思わず唇をすぼめて指にキスすると、代わりに彼の唇が覆った。
「……ん」
欲しかった彼の感触。柔らかくて、いつもより甘くて……。
「私も、勘違いしそうだ」
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