【完結】29歳で「売れ残り」とお見合い勧告されましたが、裏では最強のアルファ部長が「運命だ」と逃がしてくれません

Marine

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⑥※

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 「……っ、ぁ……、はぁ、……っ、は、……ぁ……」

 ……思いっきりイって、しまって……からだに力が……入らない。
 背は心地いいシーツに密着していた。
 見上げると、桐生部長が見える。

 俺の足は彼に抱え上げられていた。
 ふにゃふにゃのからだは人形のようで、好きに扱われてしまう。
 
 彼は自分の腹についた精液をたっぷりと指で拭った。
 後孔にぬるりと塗りつけられて、そこがぱくぱくと彼の指を食む。

「ずいぶん欲しがりだな」

 揶揄するような声はなぜか甘くて……。
 熱を伝えようとでもするように、後孔に彼のものが触れてきた。

「渉……」

 その声に驚いて彼を見る。今まで見たことのないような切迫した表情。
 彼の整った顔は、興奮と、それ以上の底知れない熱を孕んでいた。
 
 初めて、名で呼ばれた……。
 どうしてそんな顔で……?
 胸から腹にかけて、熱い衝動がきゅうんっと駆け抜ける。
 彼に聞きたいのに、体は甘く溶けている。
 
「……入れるぞ」
「ん、ぅ……っ、はいって……きちゃ、ぅ……」
 
 押し当てられるだけで、俺の孔は舌なめずりをするように呑み込んでいってしまう。
 彼の太い陰茎に広げられて……こんなに気持ちいいなんて。

「……っ、簡単に、飲み込んで……っ」
「く、ぅ……んん……ッ!」

 長いペニスが、にゅーーっと奥まで入ってきてしまった。
 イッたばかりで筋肉が弛緩している。
 そんな無防備な孔が、彼を受け入れる形に勝手に変形していく。
 
「お、おおき、い……ッ! 待……っ、あ……!」
 
 彼のが奥へ進んでいく。
 ひだの一枚一枚がめくれて、熱い肉壁が吸盤のように張り付いていく。
 
「……まとわり、ついて……なんだこの……きもち、よすぎる」
「くるし、い……っ、あつい……のが、みっちり……っ」

 ずん、と下腹部が重く疼いた。

「……っ、ぐ、ぅ……!」

 彼の先端が……最奥まで……!
 全部、入った。そう認識した瞬間、脳の芯が痺れた。
 お腹の底、自分でも知らなかった一番深い場所に、彼の熱い先端がごつりと届いている。

「……はぁ……ッ」

 頭上から、重く、熱っぽい溜め息が降ってきた。
 掠れた吐息から、彼の快感が伝わってくる。

 彼は動かなかった。
 最奥に当てたまま、俺に覆いかぶさってきた。

「……渉。……全部、喰ってくれたな」
「ん、ぅ……部長、ので……なか、いっぱい……にっ」
「……締め付けがすごい。俺の形を覚えるみたいに、壁が吸い付いて……離さない」

 彼は俺の額にキスを落としてきた。
 汗ばんでいるのに、それを美味しそうにぺろりと舐めて。

「ここ、感じるんだろう?」
「あ……っ、そこ……ッ」

 感じるしこりを、彼の陰茎が押しつぶしてくる。
 こんなところ、自分でも知らなかった。

「あ、あっ、……ぁ……」

 一度、奥での快感を知ってしまったアナルは、またそれが欲しいと、ひくひくとねだっている。
 彼のものを締め付けながら、自分が気持ちよくなろうと収縮を繰り返して……。

「んぅ……、ん……ぁ……」
「……すごいな、お前の中……うねってるぞ」

 彼は動いてないのに、自分だけで気持ちよくなってしまう。
 まだぼんやりしている頭に、後孔の快感だけが響いてくる。

「そんなに吸い付いて……。早く出してほしいのか? それとも、もっと奥まで欲しいのか?」
「ぁ……ちが……っ、ん……んぅ」

 彼のものがどんどん大きくなっていく。
 陰茎がみっちり詰まって……アナルが無理やり、中からひろげられる。

「ん、……ふ、んん……ッ」

 苦しいのに深いところに響いて、泣きそうなほど気持ちいい。
 たまらなくて、彼の背にしがみついた。
 
「ふ、あ……、っ、んぅ……」

 彼の大きい背は筋肉で張り詰めていて、違う生物のようだ。
 触れているだけで安心してしまう。
 こんな気持ち、おかしいだろう。彼は混乱しているのに。
 ……なのに、彼の腕がぎゅっと体に絡みつく。

「ひぁ……っ、……あ」

 深く彼を受け入れながら、抱きしめられて……。
 体と、脳が――溶けてしまう。
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