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ミィニャ様が毒入りティーをぶちまけて逃げ出してから、数時間が経過した。
研究所の床はアンナが綺麗に磨き上げ、今は再び穏やかな(魚臭い)空気が戻っている。
しかし、たった一人、この場に居座り続けている不燃ゴミ……もとい、アルベルト王子がいた。
「……ラブカ。さっきの言葉、僕は忘れないよ。君はあえて僕を突き放すことで、僕をあの毒婦ミィニャの魔の手から守ろうとしたんだね」
「…………。カイト様、この方に効く麻酔銃、まだ開発中でしたっけ?」
私は顕微鏡から目を離さず、隣の相棒に問いかけた。
「残念ながら、まだ試作段階です。ですが、大型の深海ザメ用ならありますよ。……一発、いっておきますか?」
カイト様が真顔で、物騒な太い注射器を取り出す。
王子はそれを「照れ隠しの武器」とでも思っているのか、爽やかな笑みで私に一歩近づいた。
「いいんだ。君の愛が深海のように深く、そして激しいことは、先ほどの凛々しい拒絶で十分に伝わった。……さあ、ラブカ。そんな汚れた白衣を脱ぎ捨てて、僕と共に王都へ戻ろう。君の部屋は、すでに金銀財宝で埋め尽くしてあるぞ」
私はついに、ピンセットを置いて椅子を回転させた。
三白眼を最大限に開き、目の前の「理解不能な生物」を真っ向から見据える。
「元殿下。いい加減になさってください。私とあなたの間にあるのは、愛ではなく、決定的な『生存圏の違い』ですのよ」
「生存圏……? ああ、王都とこの辺境のことだね。大丈夫だ、公爵家には特例を認めよう」
「違います。生物学的な話をしているんです」
私は立ち上がり、壁に貼られた深海の階層図を指差した。
「あなたは、光が燦々と降り注ぐ浅瀬で、華やかに泳ぎ回る色鮮やかな熱帯魚。……対して私は、太陽の光さえ届かない暗黒の底で、凄まじい水圧に耐えながら泥を這う深海魚なんですの」
「何を言っているんだ。君は人間だろう?」
「いいえ。魂はすでに深海にあります。……いいですか? 浅瀬の魚が無理をして深海に潜れば、水圧で骨まで粉々になりますわ。逆に、深海の魚が急に海面に引き揚げられれば、気圧の差で内臓が口から飛び出して死ぬんです。……それが、今の私とあなたなんですのよ!」
「……ラブカ。君は、僕と一緒にいると死ぬほど苦しい、と……そう言いたいのかい?」
王子の瞳に、なぜか悲劇のヒーローのような潤みが宿る。
「ええ、そうです! あなたのその無駄に高い自己肯定感と、お花畑な思考回路に触れるたび、私の精神的な浸透圧が限界を迎えて、脳が破裂しそうなんですの!」
「ああ……! 君はそこまで僕のことを想って、心拍数を乱していたんだね!」
「話を聞けぇぇぇ!!」
私の絶叫が研究室に響き渡ったが、王子の特殊な鼓膜には届かない。
横で見ていたカイト様が、静かに溜息をついて前に出た。
「殿下。……失礼ながら、ラブカ様が求めているのは、あなたのような『光』ではありません。彼女が愛しているのは、暗闇の中で自ら発光する強さと、過酷な環境を生き抜く機能美……つまり、私のような男です」
カイト様が、さらりと私の腰に手を回した。
私の心臓が、今日採集したダイオウイカの心臓よりも激しく跳ね上がる。
「な……カイト! 貴様、ついに本性を現したな! ラブカを洗脳し、僕から奪おうという不敬な野心を!」
「不敬? 心外ですな。私はただ、彼女と同じ水深を泳いでいるだけです。……殿下。あなたは彼女を救い出そうとしているが、彼女は救われることなど望んでいない。……彼女は、この暗い海の底を『楽園』と呼ぶ女性(ひと)なのだ」
カイト様の低い声が、王子の独りよがりな幻想を切り裂く。
王子はわなわなと震え、私とカイト様を交互に見た。
「……嘘だ。ラブカ、嘘だと言ってくれ! 君は僕に捨てられて、あんなにガッツポーズをして喜んでいたじゃないか! ……あれは、僕への執着を断ち切るための、決死のパフォーマンスだったんだろう!?」
「いいえ。……あの時は本当に、心から『ラッキー!』って思いましたわ。だって、あなたと結婚したら、私は一生、深海魚の解剖もできないまま、宝石だのドレスだのという無益なものに囲まれて死ぬことになったんですもの」
私は一歩、王子の鼻先に詰め寄った。
「アルベルト王子。……私とあなたの婚約は、すでにこの海の一番深い溝に沈めてきました。……さあ、二度と浮上してこないで。あなたがここにいると、私の大切な魚たちが、あなたのあまりの眩しさに驚いて逃げてしまうんです」
「ラブカ……」
「最後に一つだけ、教えてあげるわ。……あなたがミィニャ様に贈った『人魚の涙』。あれ、本当は養殖貝の失敗作ですわよ。騙されたんですのね、お可哀想に」
「…………っ!!」
王子は絶望の表情を浮かべ、フラフラと後ずさりした。
そして、まるで嵐に打たれた小魚のように、情けない声を上げて研究室から走り去っていった。
「……ラブカァァァ! 僕は諦めないぞ! 君を必ず、光の世界へ連れ戻すからなぁぁぁ!!」
遠ざかっていく王子の叫びを聞きながら、私は深く、深ーい溜息をついた。
「……やっと、行きましたわね。カイト様、助けてくださってありがとう」
「いいえ。……ですが、ラブカ様。先ほど私が言った『彼女と同じ水深を泳いでいる』という言葉……半分は嘘ではありませんよ」
カイト様が、私の耳元で低く囁く。
「……カイト様?」
「私は、あなたとなら、どんなに深い闇の中でも、光を見つけられる気がする。……さあ、邪魔者が消えたところで、潜水艇の改良を続けましょうか。……次こそは、深度一万メートルへ」
カイト様の瞳には、王子のような空虚な光ではなく、深海のように底知れない情熱が宿っていた。
私は顔が熱くなるのを感じながら、力強く頷いた。
「ええ……! 行きましょう、カイト様。私たちの、本当の居場所へ!」
王子の勘違いはまだ続いているようだけれど、私の心はもう、誰にも縛られない。
自由という名の冷たい海。
そこには、私を理解してくれる唯一の騎士と、愛しい魚たちが待っているのだから。
研究所の床はアンナが綺麗に磨き上げ、今は再び穏やかな(魚臭い)空気が戻っている。
しかし、たった一人、この場に居座り続けている不燃ゴミ……もとい、アルベルト王子がいた。
「……ラブカ。さっきの言葉、僕は忘れないよ。君はあえて僕を突き放すことで、僕をあの毒婦ミィニャの魔の手から守ろうとしたんだね」
「…………。カイト様、この方に効く麻酔銃、まだ開発中でしたっけ?」
私は顕微鏡から目を離さず、隣の相棒に問いかけた。
「残念ながら、まだ試作段階です。ですが、大型の深海ザメ用ならありますよ。……一発、いっておきますか?」
カイト様が真顔で、物騒な太い注射器を取り出す。
王子はそれを「照れ隠しの武器」とでも思っているのか、爽やかな笑みで私に一歩近づいた。
「いいんだ。君の愛が深海のように深く、そして激しいことは、先ほどの凛々しい拒絶で十分に伝わった。……さあ、ラブカ。そんな汚れた白衣を脱ぎ捨てて、僕と共に王都へ戻ろう。君の部屋は、すでに金銀財宝で埋め尽くしてあるぞ」
私はついに、ピンセットを置いて椅子を回転させた。
三白眼を最大限に開き、目の前の「理解不能な生物」を真っ向から見据える。
「元殿下。いい加減になさってください。私とあなたの間にあるのは、愛ではなく、決定的な『生存圏の違い』ですのよ」
「生存圏……? ああ、王都とこの辺境のことだね。大丈夫だ、公爵家には特例を認めよう」
「違います。生物学的な話をしているんです」
私は立ち上がり、壁に貼られた深海の階層図を指差した。
「あなたは、光が燦々と降り注ぐ浅瀬で、華やかに泳ぎ回る色鮮やかな熱帯魚。……対して私は、太陽の光さえ届かない暗黒の底で、凄まじい水圧に耐えながら泥を這う深海魚なんですの」
「何を言っているんだ。君は人間だろう?」
「いいえ。魂はすでに深海にあります。……いいですか? 浅瀬の魚が無理をして深海に潜れば、水圧で骨まで粉々になりますわ。逆に、深海の魚が急に海面に引き揚げられれば、気圧の差で内臓が口から飛び出して死ぬんです。……それが、今の私とあなたなんですのよ!」
「……ラブカ。君は、僕と一緒にいると死ぬほど苦しい、と……そう言いたいのかい?」
王子の瞳に、なぜか悲劇のヒーローのような潤みが宿る。
「ええ、そうです! あなたのその無駄に高い自己肯定感と、お花畑な思考回路に触れるたび、私の精神的な浸透圧が限界を迎えて、脳が破裂しそうなんですの!」
「ああ……! 君はそこまで僕のことを想って、心拍数を乱していたんだね!」
「話を聞けぇぇぇ!!」
私の絶叫が研究室に響き渡ったが、王子の特殊な鼓膜には届かない。
横で見ていたカイト様が、静かに溜息をついて前に出た。
「殿下。……失礼ながら、ラブカ様が求めているのは、あなたのような『光』ではありません。彼女が愛しているのは、暗闇の中で自ら発光する強さと、過酷な環境を生き抜く機能美……つまり、私のような男です」
カイト様が、さらりと私の腰に手を回した。
私の心臓が、今日採集したダイオウイカの心臓よりも激しく跳ね上がる。
「な……カイト! 貴様、ついに本性を現したな! ラブカを洗脳し、僕から奪おうという不敬な野心を!」
「不敬? 心外ですな。私はただ、彼女と同じ水深を泳いでいるだけです。……殿下。あなたは彼女を救い出そうとしているが、彼女は救われることなど望んでいない。……彼女は、この暗い海の底を『楽園』と呼ぶ女性(ひと)なのだ」
カイト様の低い声が、王子の独りよがりな幻想を切り裂く。
王子はわなわなと震え、私とカイト様を交互に見た。
「……嘘だ。ラブカ、嘘だと言ってくれ! 君は僕に捨てられて、あんなにガッツポーズをして喜んでいたじゃないか! ……あれは、僕への執着を断ち切るための、決死のパフォーマンスだったんだろう!?」
「いいえ。……あの時は本当に、心から『ラッキー!』って思いましたわ。だって、あなたと結婚したら、私は一生、深海魚の解剖もできないまま、宝石だのドレスだのという無益なものに囲まれて死ぬことになったんですもの」
私は一歩、王子の鼻先に詰め寄った。
「アルベルト王子。……私とあなたの婚約は、すでにこの海の一番深い溝に沈めてきました。……さあ、二度と浮上してこないで。あなたがここにいると、私の大切な魚たちが、あなたのあまりの眩しさに驚いて逃げてしまうんです」
「ラブカ……」
「最後に一つだけ、教えてあげるわ。……あなたがミィニャ様に贈った『人魚の涙』。あれ、本当は養殖貝の失敗作ですわよ。騙されたんですのね、お可哀想に」
「…………っ!!」
王子は絶望の表情を浮かべ、フラフラと後ずさりした。
そして、まるで嵐に打たれた小魚のように、情けない声を上げて研究室から走り去っていった。
「……ラブカァァァ! 僕は諦めないぞ! 君を必ず、光の世界へ連れ戻すからなぁぁぁ!!」
遠ざかっていく王子の叫びを聞きながら、私は深く、深ーい溜息をついた。
「……やっと、行きましたわね。カイト様、助けてくださってありがとう」
「いいえ。……ですが、ラブカ様。先ほど私が言った『彼女と同じ水深を泳いでいる』という言葉……半分は嘘ではありませんよ」
カイト様が、私の耳元で低く囁く。
「……カイト様?」
「私は、あなたとなら、どんなに深い闇の中でも、光を見つけられる気がする。……さあ、邪魔者が消えたところで、潜水艇の改良を続けましょうか。……次こそは、深度一万メートルへ」
カイト様の瞳には、王子のような空虚な光ではなく、深海のように底知れない情熱が宿っていた。
私は顔が熱くなるのを感じながら、力強く頷いた。
「ええ……! 行きましょう、カイト様。私たちの、本当の居場所へ!」
王子の勘違いはまだ続いているようだけれど、私の心はもう、誰にも縛られない。
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