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「……え? 私が、皇帝陛下の妹?」
ガルド帝国の玉座の間。
黄金竜のダイエット(強制嘔吐)を成功させ、国の財政をV字回復させた私たちに、皇帝カイザル陛下が衝撃の事実を突きつけた。
「間違いない。……リリィ、そなたが食べているその『まんじゅう』。それは王家の人間しか食べられない『超硬度ミスリルまんじゅう』だ」
カイザル陛下が震える指で指摘する。
リリィ様は「あぐっ」と岩のように硬いお菓子を噛み砕いていた。
普通の人なら歯が折れるそれを、彼女は平然と咀嚼している。
「先代皇帝が、街のパン屋の娘に産ませた隠し子……。その特徴である『異常な食欲』と『剛腕』。そなたこそ、行方不明だった皇女リリィ・フォン・ガルドだ!」
「ええーっ!? 私、お姫様だったんですか!?」
リリィ様がきょとんとする。
私とアーク様は顔を見合わせた。
まさかの出生の秘密。
パン屋の女将が、隣国の皇女。
設定が渋滞している。
「リリィよ。パン屋などやめて城に戻れ。そなたには王族として生きる義務がある」
陛下が手を差し伸べる。
感動の再会、あるいはシンデレラストーリーの完結。
……普通なら、そうなるはずだった。
「……ご飯、お腹いっぱい食べられますか?」
リリィ様が聞いた。
「もちろんだ。山海の珍味を用意しよう」
「……パンは? ハンス君が焼いた、あの素朴で香ばしいフランスパンはありますか?」
「パンなど庶民の食べ物だ。宮廷料理人が作るもっと高級な……」
「じゃあ、嫌です!」
リリィ様は即答した。
「えっ」と陛下が固まる。
「私、ハンス君のお嫁さんになるって決めたんです! それに、お姫様になったら、ドレスが窮屈で、自由に走り回れないし、壁を壊したら怒られるし!」
「壁は壊すな」
アーク様がツッコミを入れるが、リリィ様の決意は固かった。
「私はリリィ・フォン・ハンスです! パン屋の看板娘です! お兄様(皇帝)のことは嫌いじゃないけど、ハンス君のパンの方がもっと好きです!」
「ガーン……。余はパンに負けたのか……」
カイザル陛下が玉座に沈み込む。
清々しいほどの即決だった。
地位も名誉も、彼女の「食欲」と「愛」の前では無価値なのだ。
「……ふっ、ふふふ」
私は笑いを噛み殺し、電卓を取り出した。
「……では、陛下。リリィ様が皇籍を離脱し、秘密を守るための『手切れ金』ならぬ『解決金』の交渉に入りましょうか」
「えっ、金取るの?」
「当然です。王家のスキャンダルを揉み消すのですから。……アークライト公爵家が『コンサルタント料』として、リリィ様のパン屋への『技術支援費』として……金貨5000枚でいかがでしょう?」
「……払う。払うから、たまには妹として遊びに来てくれ……」
陛下は泣きながら小切手を切った。
こうして、出生の秘密騒動は、わずか10分で解決(現金化)した。
***
数日後。
私たちはガルド帝国を後にし、帰国の途についていた。
帰りの船上デッキ。
潮風が心地よい。
リリィ様は「お魚釣るー!」と船縁から釣り糸を垂らし(餌はフランスパン)、それをアーク様が「落ちるなよ」と監視している。
「……平和ですね」
私はデッキチェアに座り、水平線を眺めていた。
手には、今回の新婚旅行……もとい、海外視察の収支報告書。
結果は、大黒字だ。
ガルド帝国からの顧問料、ドラゴンの排泄物(金塊)の独占取引権、そしてリリィ様の皇籍離脱解決金。
アークライト公爵家の資産は、この旅で倍増したと言ってもいい。
「……ロゼリア」
監視を終えたアーク様が、私の隣に座った。
手には二つのグラス。
中には琥珀色の飲み物が揺れている。
「仕事は終わりだ。……少しは、私との時間を楽しんでくれないか?」
彼はグラスを一つ、私に渡した。
「……ええ。報告書も書き終わりましたので」
私は報告書を閉じ、グラスを受け取った。
カチン、と乾杯する。
「……長い旅だったな」
アーク様が夕日を見つめて呟く。
「婚約破棄から始まり、宰相補佐になり、国宝を奪還し、悪徳商人を潰し、雪山で遭難し、国を買収しかけた……。普通の新婚夫婦が一生かけても経験しない密度だ」
「効率的でよろしいのでは? 人生の時間を無駄にしていませんわ」
「……ははっ。全くだ」
アーク様は笑い、そして真剣な顔で私に向き直った。
「ロゼリア。君に一つ、報告がある」
「報告? ……まさか、隠し子ですか?」
「違う! ……あのジュリアン殿下の件だ」
「ああ、あのパン酵母になった……」
「いや、本人(本体)の方だ。……北の修道院から手紙が届いた」
アーク様は懐から、一枚の皺くちゃな紙を取り出した。
そこには、以前のような流麗な文字ではなく、泥にまみれたような力強い筆跡で、こう書かれていた。
『拝啓 アーク、ロゼリア。
麦は正直だ。手をかければ育つし、サボれば枯れる。
愛も同じかもしれないな。
俺は今まで、言葉だけで何も育ててこなかった。
……ここのパンは硬くて不味いが、自分で作った麦の味は悪くない。
いつか、ハンスの店より美味いパンを焼いてみせる。
それまで、達者でな。 ジュリアン』
「……ポエムが抜けていますね」
私は少し驚いた。
「ああ。どうやら、本当の意味で『地に足がついた』ようだ。……彼もまた、自分の人生を歩み始めたということだろう」
「そうですか。……では、彼への『更生プログラム受講料』の請求は、出世払いにしておいてあげましょう」
「……君は最後までブレないな」
アーク様は苦笑し、そして私の手をそっと握った。
「ロゼリア。……愛している」
不意打ちの言葉。
夕日に照らされた彼のアイスブルーの瞳が、今は熱く、優しく私を溶かそうとしている。
「……君のその、計算高いところも。強欲なところも。そして時折見せる、不器用な優しさも。すべてが私の宝物だ」
「……アーク様」
私は顔が熱くなるのを感じた。
どんなに計算しても、この感情だけは数値化できない。
利益率? コストパフォーマンス?
そんなものはどうでもよくなるくらい、胸が苦しくて、愛おしい。
「……私もですわ」
私は彼の手を握り返した。
「貴方は、私の人生における最大の『黒字資産』です。……手放すつもりはありません」
「ああ。一生、君の財布の紐……じゃなくて、君自身を離さない」
アーク様が顔を寄せ、唇が重なる。
潮騒の音と、リリィ様の「あ、マグロ釣れたー!」という叫び声(ムード台無し)をBGMに、私たちは長い口づけを交わした。
悪役令嬢として婚約破棄されたあの日。
私は「愛より金」を選んだつもりだった。
けれど、結果的に手に入れたのは、莫大な金と、そして……世界で一番、私のことを理解してくれる最高のパートナーだった。
「……さて、アーク様。帰国したら忙しくなりますよ」
唇を離し、私はニヤリと笑った。
「リリィ様の『王室御用達パン屋』のフランチャイズ展開、ガルド帝国との貿易ルート確立、そして……」
私は自分のお腹に手を当てた。
「……将来の『跡取り』のための教育資金の積み立て。……どれも、計算しがいのあるプロジェクトですわ」
「……え?」
アーク様が固まった。
視線が私のお腹に釘付けになる。
「ま、まさか……?」
「……ふふっ。まだ『確定申告』には早いですが……計算結果は『陽性』のようです」
「ロ、ロゼリアーーッ!!」
アーク様が歓喜の声を上げ、私を抱き上げた。
「降ろしてください、アーク様! 妊婦に振動は禁物です! 追加料金を取りますよ!」
「払う! 全財産でも払う! ありがとう、ロゼリア! 愛してる!」
ぐるぐると回される視界の中で、私は幸せな目眩を感じていた。
私の計算機には、まだ表示しきれないほどの「幸せ」という名の桁が、これからも増え続けていくのだろう。
悪役令嬢ロゼリアの物語は、これにて決算終了。
最終損益――測定不能なほどの、無限大の黒字(ハッピーエンド)です!
ガルド帝国の玉座の間。
黄金竜のダイエット(強制嘔吐)を成功させ、国の財政をV字回復させた私たちに、皇帝カイザル陛下が衝撃の事実を突きつけた。
「間違いない。……リリィ、そなたが食べているその『まんじゅう』。それは王家の人間しか食べられない『超硬度ミスリルまんじゅう』だ」
カイザル陛下が震える指で指摘する。
リリィ様は「あぐっ」と岩のように硬いお菓子を噛み砕いていた。
普通の人なら歯が折れるそれを、彼女は平然と咀嚼している。
「先代皇帝が、街のパン屋の娘に産ませた隠し子……。その特徴である『異常な食欲』と『剛腕』。そなたこそ、行方不明だった皇女リリィ・フォン・ガルドだ!」
「ええーっ!? 私、お姫様だったんですか!?」
リリィ様がきょとんとする。
私とアーク様は顔を見合わせた。
まさかの出生の秘密。
パン屋の女将が、隣国の皇女。
設定が渋滞している。
「リリィよ。パン屋などやめて城に戻れ。そなたには王族として生きる義務がある」
陛下が手を差し伸べる。
感動の再会、あるいはシンデレラストーリーの完結。
……普通なら、そうなるはずだった。
「……ご飯、お腹いっぱい食べられますか?」
リリィ様が聞いた。
「もちろんだ。山海の珍味を用意しよう」
「……パンは? ハンス君が焼いた、あの素朴で香ばしいフランスパンはありますか?」
「パンなど庶民の食べ物だ。宮廷料理人が作るもっと高級な……」
「じゃあ、嫌です!」
リリィ様は即答した。
「えっ」と陛下が固まる。
「私、ハンス君のお嫁さんになるって決めたんです! それに、お姫様になったら、ドレスが窮屈で、自由に走り回れないし、壁を壊したら怒られるし!」
「壁は壊すな」
アーク様がツッコミを入れるが、リリィ様の決意は固かった。
「私はリリィ・フォン・ハンスです! パン屋の看板娘です! お兄様(皇帝)のことは嫌いじゃないけど、ハンス君のパンの方がもっと好きです!」
「ガーン……。余はパンに負けたのか……」
カイザル陛下が玉座に沈み込む。
清々しいほどの即決だった。
地位も名誉も、彼女の「食欲」と「愛」の前では無価値なのだ。
「……ふっ、ふふふ」
私は笑いを噛み殺し、電卓を取り出した。
「……では、陛下。リリィ様が皇籍を離脱し、秘密を守るための『手切れ金』ならぬ『解決金』の交渉に入りましょうか」
「えっ、金取るの?」
「当然です。王家のスキャンダルを揉み消すのですから。……アークライト公爵家が『コンサルタント料』として、リリィ様のパン屋への『技術支援費』として……金貨5000枚でいかがでしょう?」
「……払う。払うから、たまには妹として遊びに来てくれ……」
陛下は泣きながら小切手を切った。
こうして、出生の秘密騒動は、わずか10分で解決(現金化)した。
***
数日後。
私たちはガルド帝国を後にし、帰国の途についていた。
帰りの船上デッキ。
潮風が心地よい。
リリィ様は「お魚釣るー!」と船縁から釣り糸を垂らし(餌はフランスパン)、それをアーク様が「落ちるなよ」と監視している。
「……平和ですね」
私はデッキチェアに座り、水平線を眺めていた。
手には、今回の新婚旅行……もとい、海外視察の収支報告書。
結果は、大黒字だ。
ガルド帝国からの顧問料、ドラゴンの排泄物(金塊)の独占取引権、そしてリリィ様の皇籍離脱解決金。
アークライト公爵家の資産は、この旅で倍増したと言ってもいい。
「……ロゼリア」
監視を終えたアーク様が、私の隣に座った。
手には二つのグラス。
中には琥珀色の飲み物が揺れている。
「仕事は終わりだ。……少しは、私との時間を楽しんでくれないか?」
彼はグラスを一つ、私に渡した。
「……ええ。報告書も書き終わりましたので」
私は報告書を閉じ、グラスを受け取った。
カチン、と乾杯する。
「……長い旅だったな」
アーク様が夕日を見つめて呟く。
「婚約破棄から始まり、宰相補佐になり、国宝を奪還し、悪徳商人を潰し、雪山で遭難し、国を買収しかけた……。普通の新婚夫婦が一生かけても経験しない密度だ」
「効率的でよろしいのでは? 人生の時間を無駄にしていませんわ」
「……ははっ。全くだ」
アーク様は笑い、そして真剣な顔で私に向き直った。
「ロゼリア。君に一つ、報告がある」
「報告? ……まさか、隠し子ですか?」
「違う! ……あのジュリアン殿下の件だ」
「ああ、あのパン酵母になった……」
「いや、本人(本体)の方だ。……北の修道院から手紙が届いた」
アーク様は懐から、一枚の皺くちゃな紙を取り出した。
そこには、以前のような流麗な文字ではなく、泥にまみれたような力強い筆跡で、こう書かれていた。
『拝啓 アーク、ロゼリア。
麦は正直だ。手をかければ育つし、サボれば枯れる。
愛も同じかもしれないな。
俺は今まで、言葉だけで何も育ててこなかった。
……ここのパンは硬くて不味いが、自分で作った麦の味は悪くない。
いつか、ハンスの店より美味いパンを焼いてみせる。
それまで、達者でな。 ジュリアン』
「……ポエムが抜けていますね」
私は少し驚いた。
「ああ。どうやら、本当の意味で『地に足がついた』ようだ。……彼もまた、自分の人生を歩み始めたということだろう」
「そうですか。……では、彼への『更生プログラム受講料』の請求は、出世払いにしておいてあげましょう」
「……君は最後までブレないな」
アーク様は苦笑し、そして私の手をそっと握った。
「ロゼリア。……愛している」
不意打ちの言葉。
夕日に照らされた彼のアイスブルーの瞳が、今は熱く、優しく私を溶かそうとしている。
「……君のその、計算高いところも。強欲なところも。そして時折見せる、不器用な優しさも。すべてが私の宝物だ」
「……アーク様」
私は顔が熱くなるのを感じた。
どんなに計算しても、この感情だけは数値化できない。
利益率? コストパフォーマンス?
そんなものはどうでもよくなるくらい、胸が苦しくて、愛おしい。
「……私もですわ」
私は彼の手を握り返した。
「貴方は、私の人生における最大の『黒字資産』です。……手放すつもりはありません」
「ああ。一生、君の財布の紐……じゃなくて、君自身を離さない」
アーク様が顔を寄せ、唇が重なる。
潮騒の音と、リリィ様の「あ、マグロ釣れたー!」という叫び声(ムード台無し)をBGMに、私たちは長い口づけを交わした。
悪役令嬢として婚約破棄されたあの日。
私は「愛より金」を選んだつもりだった。
けれど、結果的に手に入れたのは、莫大な金と、そして……世界で一番、私のことを理解してくれる最高のパートナーだった。
「……さて、アーク様。帰国したら忙しくなりますよ」
唇を離し、私はニヤリと笑った。
「リリィ様の『王室御用達パン屋』のフランチャイズ展開、ガルド帝国との貿易ルート確立、そして……」
私は自分のお腹に手を当てた。
「……将来の『跡取り』のための教育資金の積み立て。……どれも、計算しがいのあるプロジェクトですわ」
「……え?」
アーク様が固まった。
視線が私のお腹に釘付けになる。
「ま、まさか……?」
「……ふふっ。まだ『確定申告』には早いですが……計算結果は『陽性』のようです」
「ロ、ロゼリアーーッ!!」
アーク様が歓喜の声を上げ、私を抱き上げた。
「降ろしてください、アーク様! 妊婦に振動は禁物です! 追加料金を取りますよ!」
「払う! 全財産でも払う! ありがとう、ロゼリア! 愛してる!」
ぐるぐると回される視界の中で、私は幸せな目眩を感じていた。
私の計算機には、まだ表示しきれないほどの「幸せ」という名の桁が、これからも増え続けていくのだろう。
悪役令嬢ロゼリアの物語は、これにて決算終了。
最終損益――測定不能なほどの、無限大の黒字(ハッピーエンド)です!
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