23 / 62
初の実戦
しおりを挟む
力を抑えている可能性もあるが、向かってくるポイズンラットのスピードは大したことはない。
確かネズミは、動いた瞬間にトップスピードで走れると聞いたことがある。
止まった時に接近してくるスピードに気をつければ、問題なく倒せるはずだ。
俺は向かってきた三匹のポイズンラットに対して、横一閃に剣をなぎ払う。
するとポイズンラットの額を切り裂く。するとポイズンラットは断末魔を上げることなく、崩れ落ちていった。
油断する訳ではないが、苦戦する相手ではない。
「ギギッ!」
そして幸いと言っていいのか、仲間を殺されたことで、残りのポイズンラットは怒りの声を上げながら俺の方へと向かってきた。
リリアや村の方に行かれると困るので、こちらとしては助かる。
俺は迫ってくるポイズンラットを次々と切り刻んでいく。
すると二十匹程いたポイズンラットを、全て倒すことに成功する。
「ふう⋯⋯これで全部か」
初めての魔物との戦いは、かすり傷負うことなく倒すことが出来た。
それにしても、これが聖女の力を物ともせず近づいて来た魔物なのか?
とてもじゃないがそのような力があるように見えないな。
とにかく魔物討伐は終わった。村長さんの所へ一度戻るか。
俺は足をノアの村へと向ける。だがその時。
「ユート様! また魔物が!」
叫ぶリリアの視線を追うと、こちらに向かってくるポイズンラットの姿が見えた。
「どれだけ来ようがここを通す訳にはいかない」
俺は再び剣に魔力を込めて、ポイズンラットを倒していく。
慢心するつもりはないけど動きも見切れる範囲なので、何匹来ようが殺られることはないだろう。
「また来ます!」
だがポイズンラットは、倒しても倒しても途切れることはなく襲いかかってきた。
もう何匹倒しただろう。少なくとも百は越えていると思うが⋯⋯
このまま終わりなき戦いをしなければならないのか。
それにしても何故ポイズンラットしか襲って来ない。聖女の力はポイズンラットには及ばないということなのか? 謎は深まるばかりだ。
とりあえずわかっているのは、ポイズンラットは一定の方向から来ているということだ。これは謎を解き明かすためには、多少危険を犯してでも前に進むしかないか。
「リリア、ポイズンラットが来る方向に何があるか調べたい。後ろからついて来てくれ」
「わかりました」
俺はその場に留まるのではなく、前に進みながらポイズンラットを倒していく。
すると背中からリリアが問いかけてきた。
「こんなにたくさん魔物がいるなんて」
聖女の力で魔物を退けてきたリリアにとっては、驚きの展開だろう。
それは初の魔物退治をしている俺にとっても同じだけど。
「これはあれですかね?」
「あれ?」
「一匹いれば百匹はいるというやつですか?」
「え~とそれは⋯⋯」
まさかリリアはあの黒い虫と勘違いしているのか?
正直その虫の名前を口にするのも憚れる。
「それは虫のことを言ってるんじゃないかな? ネズミとはちょっと違うような」
「確かにネズミさんより虫さんの方がたくさんいそうですね」
リリアの間違った知識を正してあげたい所だが、一本道を進んでいくと前方の景色に変化があった。
「洞窟ですね。これはもしや村長様が先日仰っていた、鉱石が発掘出来る場所でしょうか」
「たぶんそうじゃないかな」
魔物がいるって言っていたけど、まさかポイズンラットのことなのか?
そして俺の考えを証明するように、ポイズンラットは洞窟から外に出て来た。
「どうしますか? 中に入りますか?」
「どうしてポイズンラットが村の方へ向かっているのか調べたい所だけど、たいまつを持って来ていないから今はやめておこう」
灯りのない洞窟に入るのは自殺行為だ。暗闇の中、ポイズンラットだけ見えていて、こちらが見えていないなんて状況だったら最悪だ。
「でしたら周囲を明るくする魔法を私は使うことが出来ますが」
「そうなの?」
「はい」
それなら進んでもいいか。だけど初めて入る洞窟だ。危険なのは代わりない。
「危険だと思ったらすぐに戻るぞ」
「ユート様の身は私が守ってみせます」
「俺の方は大丈夫。自分の身体を優先してくれ。リリアが無事なら俺は安心して戦えるから」
「⋯⋯わかりました」
リリアは俺の言葉に納得していないようだ。
そんな捨てられた子犬のような目をしないでほしい。
「それじゃあ行こうか」
とりあえず俺はリリアの視線から逃げるために、洞窟の中に入るよう促す。
そして洞窟内に入ると中は暗闇に支配されており、とてもじゃないが目で周囲の状況を確認するのは不可能だった。
「灯火よ闇を晴らせ⋯⋯灯魔法」
だがリリアが魔法を唱えると、光の球が頭上に現れ、辺りを照らし始める。
「おお! 一気に視界が良くなった。さすがリリアの魔法だ」
「そんな私の魔法なんて⋯⋯」
「いや、リリアがいなきゃ洞窟の探索が出来なかったから助かったよ」
「本当ですか? ユート様のお役に立てたのなら嬉しいです」
リリアは笑顔で喜びを見せる。
先程は不機嫌な表情を見せていたが、いつものリリアに戻ってくれたようだ。
これで気兼ねなく進むことが出来る。
そして俺達は周囲を警戒しながら、洞窟内を進んで行く。
すると地面や壁に、たくさんの苔が目に入った。
これは確かアマ苔だ。甘くて食べられる苔で、確か好物にしている魔物もいると聞いたことがある。
もしかしてポイズンラットがこの洞窟に住み着いているのは、この苔があるからなのか?
気になる所ではあるが、今は戦いに集中しないと。
リリアのお陰で明るくなったとはいえ、外よりは視界が悪いからな。
ポイズンラットは変わらず奥から出現してくるため、俺は外に出さないよう全て始末していく。
一匹でも通してしまえば村に被害が出る可能性がある。ここは絶対に通すわけには行かない。
「この奥に何かあるのか」
俺は自問自答するために呟く。
正直嫌な予感しかしない。ポイズンラットは強力な魔物から逃げるために、洞窟の外へと向かっている。それが俺の中の予想で、一番確率が高い答えだ。
「ユート様⋯⋯私の思い過ごしかもしれませんが、奥から暖かい光りを感じるというか⋯⋯すみません、曖昧な表現で」
俺とは別の答えが後ろから返ってきた。
「少なくとも悪いものじゃないってこと?」
「⋯⋯はい。ですが何となく感じるだけなので間違っているかもしれませんが⋯⋯」
これは聖女の勘というやつなのだろうか。
俺も単純だな。リリアから悪いものじゃないと聞いたら、俺もそんな感じがしてきた。
「そういえばさっきからポイズンラットが出なくなったな。もしかしてリリアの予感が当たっているのかも」
「そうだと嬉しいのですが」
俺が全て倒してしまった可能性もあるけど、この先で何か良いことが起きていると信じよう。
だがこの後、その予感を全て吹き飛ばす光景が目に入るのだった。
確かネズミは、動いた瞬間にトップスピードで走れると聞いたことがある。
止まった時に接近してくるスピードに気をつければ、問題なく倒せるはずだ。
俺は向かってきた三匹のポイズンラットに対して、横一閃に剣をなぎ払う。
するとポイズンラットの額を切り裂く。するとポイズンラットは断末魔を上げることなく、崩れ落ちていった。
油断する訳ではないが、苦戦する相手ではない。
「ギギッ!」
そして幸いと言っていいのか、仲間を殺されたことで、残りのポイズンラットは怒りの声を上げながら俺の方へと向かってきた。
リリアや村の方に行かれると困るので、こちらとしては助かる。
俺は迫ってくるポイズンラットを次々と切り刻んでいく。
すると二十匹程いたポイズンラットを、全て倒すことに成功する。
「ふう⋯⋯これで全部か」
初めての魔物との戦いは、かすり傷負うことなく倒すことが出来た。
それにしても、これが聖女の力を物ともせず近づいて来た魔物なのか?
とてもじゃないがそのような力があるように見えないな。
とにかく魔物討伐は終わった。村長さんの所へ一度戻るか。
俺は足をノアの村へと向ける。だがその時。
「ユート様! また魔物が!」
叫ぶリリアの視線を追うと、こちらに向かってくるポイズンラットの姿が見えた。
「どれだけ来ようがここを通す訳にはいかない」
俺は再び剣に魔力を込めて、ポイズンラットを倒していく。
慢心するつもりはないけど動きも見切れる範囲なので、何匹来ようが殺られることはないだろう。
「また来ます!」
だがポイズンラットは、倒しても倒しても途切れることはなく襲いかかってきた。
もう何匹倒しただろう。少なくとも百は越えていると思うが⋯⋯
このまま終わりなき戦いをしなければならないのか。
それにしても何故ポイズンラットしか襲って来ない。聖女の力はポイズンラットには及ばないということなのか? 謎は深まるばかりだ。
とりあえずわかっているのは、ポイズンラットは一定の方向から来ているということだ。これは謎を解き明かすためには、多少危険を犯してでも前に進むしかないか。
「リリア、ポイズンラットが来る方向に何があるか調べたい。後ろからついて来てくれ」
「わかりました」
俺はその場に留まるのではなく、前に進みながらポイズンラットを倒していく。
すると背中からリリアが問いかけてきた。
「こんなにたくさん魔物がいるなんて」
聖女の力で魔物を退けてきたリリアにとっては、驚きの展開だろう。
それは初の魔物退治をしている俺にとっても同じだけど。
「これはあれですかね?」
「あれ?」
「一匹いれば百匹はいるというやつですか?」
「え~とそれは⋯⋯」
まさかリリアはあの黒い虫と勘違いしているのか?
正直その虫の名前を口にするのも憚れる。
「それは虫のことを言ってるんじゃないかな? ネズミとはちょっと違うような」
「確かにネズミさんより虫さんの方がたくさんいそうですね」
リリアの間違った知識を正してあげたい所だが、一本道を進んでいくと前方の景色に変化があった。
「洞窟ですね。これはもしや村長様が先日仰っていた、鉱石が発掘出来る場所でしょうか」
「たぶんそうじゃないかな」
魔物がいるって言っていたけど、まさかポイズンラットのことなのか?
そして俺の考えを証明するように、ポイズンラットは洞窟から外に出て来た。
「どうしますか? 中に入りますか?」
「どうしてポイズンラットが村の方へ向かっているのか調べたい所だけど、たいまつを持って来ていないから今はやめておこう」
灯りのない洞窟に入るのは自殺行為だ。暗闇の中、ポイズンラットだけ見えていて、こちらが見えていないなんて状況だったら最悪だ。
「でしたら周囲を明るくする魔法を私は使うことが出来ますが」
「そうなの?」
「はい」
それなら進んでもいいか。だけど初めて入る洞窟だ。危険なのは代わりない。
「危険だと思ったらすぐに戻るぞ」
「ユート様の身は私が守ってみせます」
「俺の方は大丈夫。自分の身体を優先してくれ。リリアが無事なら俺は安心して戦えるから」
「⋯⋯わかりました」
リリアは俺の言葉に納得していないようだ。
そんな捨てられた子犬のような目をしないでほしい。
「それじゃあ行こうか」
とりあえず俺はリリアの視線から逃げるために、洞窟の中に入るよう促す。
そして洞窟内に入ると中は暗闇に支配されており、とてもじゃないが目で周囲の状況を確認するのは不可能だった。
「灯火よ闇を晴らせ⋯⋯灯魔法」
だがリリアが魔法を唱えると、光の球が頭上に現れ、辺りを照らし始める。
「おお! 一気に視界が良くなった。さすがリリアの魔法だ」
「そんな私の魔法なんて⋯⋯」
「いや、リリアがいなきゃ洞窟の探索が出来なかったから助かったよ」
「本当ですか? ユート様のお役に立てたのなら嬉しいです」
リリアは笑顔で喜びを見せる。
先程は不機嫌な表情を見せていたが、いつものリリアに戻ってくれたようだ。
これで気兼ねなく進むことが出来る。
そして俺達は周囲を警戒しながら、洞窟内を進んで行く。
すると地面や壁に、たくさんの苔が目に入った。
これは確かアマ苔だ。甘くて食べられる苔で、確か好物にしている魔物もいると聞いたことがある。
もしかしてポイズンラットがこの洞窟に住み着いているのは、この苔があるからなのか?
気になる所ではあるが、今は戦いに集中しないと。
リリアのお陰で明るくなったとはいえ、外よりは視界が悪いからな。
ポイズンラットは変わらず奥から出現してくるため、俺は外に出さないよう全て始末していく。
一匹でも通してしまえば村に被害が出る可能性がある。ここは絶対に通すわけには行かない。
「この奥に何かあるのか」
俺は自問自答するために呟く。
正直嫌な予感しかしない。ポイズンラットは強力な魔物から逃げるために、洞窟の外へと向かっている。それが俺の中の予想で、一番確率が高い答えだ。
「ユート様⋯⋯私の思い過ごしかもしれませんが、奥から暖かい光りを感じるというか⋯⋯すみません、曖昧な表現で」
俺とは別の答えが後ろから返ってきた。
「少なくとも悪いものじゃないってこと?」
「⋯⋯はい。ですが何となく感じるだけなので間違っているかもしれませんが⋯⋯」
これは聖女の勘というやつなのだろうか。
俺も単純だな。リリアから悪いものじゃないと聞いたら、俺もそんな感じがしてきた。
「そういえばさっきからポイズンラットが出なくなったな。もしかしてリリアの予感が当たっているのかも」
「そうだと嬉しいのですが」
俺が全て倒してしまった可能性もあるけど、この先で何か良いことが起きていると信じよう。
だがこの後、その予感を全て吹き飛ばす光景が目に入るのだった。
0
あなたにおすすめの小説
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
宮廷から追放された聖女の回復魔法は最強でした。後から戻って来いと言われても今更遅いです
ダイナイ
ファンタジー
「お前が聖女だな、お前はいらないからクビだ」
宮廷に派遣されていた聖女メアリーは、お金の無駄だお前の代わりはいくらでもいるから、と宮廷を追放されてしまった。
聖国から王国に派遣されていた聖女は、この先どうしようか迷ってしまう。とりあえず、冒険者が集まる都市に行って仕事をしようと考えた。
しかし聖女は自分の回復魔法が異常であることを知らなかった。
冒険者都市に行った聖女は、自分の回復魔法が周囲に知られて大変なことになってしまう。
「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。
「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」
そう言われて、ミュゼは城を追い出された。
しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。
そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……
追放された私の代わりに入った女、三日で国を滅ぼしたらしいですよ?
タマ マコト
ファンタジー
王国直属の宮廷魔導師・セレス・アルトレイン。
白銀の髪に琥珀の瞳を持つ、稀代の天才。
しかし、その才能はあまりに“美しすぎた”。
王妃リディアの嫉妬。
王太子レオンの盲信。
そして、セレスを庇うはずだった上官の沈黙。
「あなたの魔法は冷たい。心がこもっていないわ」
そう言われ、セレスは**『無能』の烙印**を押され、王国から追放される。
彼女はただ一言だけ残した。
「――この国の炎は、三日で尽きるでしょう。」
誰もそれを脅しとは受け取らなかった。
だがそれは、彼女が未来を見通す“預言魔法”の言葉だったのだ。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
結界師、パーティ追放されたら五秒でざまぁ
七辻ゆゆ
ファンタジー
「こっちは上を目指してんだよ! 遊びじゃねえんだ!」
「ってわけでな、おまえとはここでお別れだ。ついてくんなよ、邪魔だから」
「ま、まってくださ……!」
「誰が待つかよバーーーーーカ!」
「そっちは危な……っあ」
竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる