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02 歌うこと
02
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歌が終わる。
すると小さな拍手が鳴り響く。
「川名さん?」
そこには拍手している川名さんがいた。
「歌上手いんですね」
川名さんが優しく微笑む。
「ありがとう。
貴方が噂の転入生?」
葉月先輩がそう言うと川名さんはうなずく。
「はい。
川名みさきです」
川名さんは、あっさりと自己紹介した。
朝の私にかかわらないで欲しい的な発言はなんだったんだろうか?
そんなことを思った。
「みさきちゃんね。
お姉さん覚えちゃった」
葉月先輩の目が怪しく光る。
「葉月先輩ダメですよ」
僕は念のため釘を刺す。
「私はもう揉んでいる!」
葉月先輩は、川名さんの胸を揉んでいる。
川名さんは、戸惑いの表情を見せていた。
そりゃそうだよね。
女の子同士とはいえ、胸を揉んだら痴漢だよね。
「先輩!ダメですってば。
川名さん困っているじゃないですか……」
「この子、私よりある!」
葉月先輩が、がっくりと肩を落とす。
「えっと……」
川名さんが困っている。
「一くんも揉んでみ?
みさきちゃんのおっぱい揉んでみ?」
葉月先輩の言葉に僕は戸惑う。
「揉みませんよ……
女の子の胸を揉んだら逮捕ですよ」
「大丈夫!
私が許可する!」
葉月先輩が自信満々にそう言うと川名さんが照れ笑いを浮かべてこう言った。
「斎藤さん、揉んでみますか?」
「え……」
僕の思考は停止する。
「冗談です」
川名さんが、意地悪な笑みを浮かべる。
川名さん、もしかして性格が悪いのかな……
まぁ、いいんだけどね。
すると小さな拍手が鳴り響く。
「川名さん?」
そこには拍手している川名さんがいた。
「歌上手いんですね」
川名さんが優しく微笑む。
「ありがとう。
貴方が噂の転入生?」
葉月先輩がそう言うと川名さんはうなずく。
「はい。
川名みさきです」
川名さんは、あっさりと自己紹介した。
朝の私にかかわらないで欲しい的な発言はなんだったんだろうか?
そんなことを思った。
「みさきちゃんね。
お姉さん覚えちゃった」
葉月先輩の目が怪しく光る。
「葉月先輩ダメですよ」
僕は念のため釘を刺す。
「私はもう揉んでいる!」
葉月先輩は、川名さんの胸を揉んでいる。
川名さんは、戸惑いの表情を見せていた。
そりゃそうだよね。
女の子同士とはいえ、胸を揉んだら痴漢だよね。
「先輩!ダメですってば。
川名さん困っているじゃないですか……」
「この子、私よりある!」
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「えっと……」
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「揉みませんよ……
女の子の胸を揉んだら逮捕ですよ」
「大丈夫!
私が許可する!」
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まぁ、いいんだけどね。
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