ゾンビキラーヒラノ~なんの才能もなかったヒラノがゾンビだらけの世界でヒーラーとしての才能が芽生えた話

はらぺこおねこ。

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06 銀髪の騎士

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「そのラミア♂って強いのですか?」

「さほど強くないんだけど……
 モンスターパークの地下40階に住んでるのよ」

「私でも倒せますか?」

「それは、微妙だな……
 今から地下40階に向かうのは至難の業だ……」

「とりあえず、私は、モンスターパークに潜るわ」

 ティコがそう言ってうなずく。

「では、私は、コウさん達に協力を願えないが頼んでみる」

「うん、玉藻ちゃんお願いね」

 ティコは、そう言うと外に出てウィングの魔法でモンスターパークに向かった。

「へぇ・・・…
 ティコ様が、こんな所になんのようですか?」

 モンスターパークの管理人が、ティコに近づいた。

「いえ、少しラミア♂のビキニが必要になったのでね……」

「へぇ、友人でも捕まったのですか?」

「まぁ、そんな所ね」

「……では、こちらへどうぞ
 気をつけて下さいって言っても貴方には必要ない言葉かもしれませんが……」

 ティコは、にっこりと笑ってパーク内にあるエレベーターの中に入った。

「何階に入りますか?」

「40階へお願い」

「わかりました」

「ただいまより、識別コードと貴方の魔力班を照合します」

 センサーがティコの体を覆った。

「認証が完了しました
 只今より40階に向かいます」

 エレベーターは静かに下りて行った。

・・・・・
・・・
・・



「わかった
 まさか、亜金ちゃんが捕まっているなんてね」

「昨日の間にギルドに誘っておいてよかったー」

「あの、たいちょー、うのさん協力してくれますか?」

「うん、任せて!
 ラミア♂なら、40階。
 時間もないし、お互いソロでも十分いけるよね」

「だね」

「あの。
 私は、どうしたらいいでしょうか……?」

「ひろみちゃんは、私と一緒に署名を集めましょう」

 水は、そう言うとひろみさんの頭を撫でた。


「よし、ラミア♂発見」

 ティコは、ラミア♂を発見した。
 ラミア♂はティコの姿に気がつくとニヤリと笑った。

「なんだ、ねーちゃん。
 俺と勝負したいってか?」

「お兄さんビキニ下さらない?」

「は?」

「はやく、ちょ・う・だ・い♪」

「な、なんで俺のビキニがいるんだ……?」

 ティコは、事情を説明した。

「そうか……
 そんな事情があるのか」

「そうなの、だから悪いけど、ビキニ下さらない?」

「それは、構わないが、お前のビキニをくれ」

「……」

「炎の精霊たちよ、輝き燃える紅き炎となりて、我が手に集いて力となれ」

 ティコは、指で弧を描いた。

「待ってくれ!
 俺だって、このビキニ、一着しか持っていないんだ……」

「私だって、このボンテージ一着しか着てないわ……」

「は、話し合おうじゃないか……」

「ファイヤーボール……」

 ティコは、炎をラミア♂にぶつけた。

「焼き加減はレアだからね……
 ほっとけば治ると思うわ……」

 ティコは、そう言うとラミア♂に近づきビキニを脱がした。

「……つるぺただね」

「う、うるさい
 ラミア♂は、出す時は出すんだ……
 普段は引っ込めているんだ……」

「ふーん
 じゃぁね……」

 ティコは、そのまま出入口に戻った。

ティコは、モンスターパークを出るとすぐに酒場に向かった。

「ひろみちゃん、署名は何個あつまった?」

「まだまだ足りません」

「そっかぁ~~」

「たいちょーとうのさんと玉ちゃんもモンスターパークに向かいました」

「隊長?」

「コウさんの事です」

「あの二人も参加してくれたのかぁ~
 これなら、もしかしたら、間に合うかも……?」

 ティコは、そう言ってラミア♂のビキニをひろみに渡すとウィングの魔法で、その場を飛び立った。

「ひろみちゃん、署名はどれくらい集まった?」

「今で200です」

 ひろみは、酒場の通行人に署名を募り
 水は、酒場の中で署名を募っていた。

「こっちは、800」

「うわ、水さん凄いわね」

「こっちは、1000集まったぞ」

「しゃも爺さん!?
 どうして……?」

「いや、亜金君が冤罪で捕まっていると聞いてな……
 署名を集めてきたんだよ」

「でも、こんなに早く1000個も……
 ウチは学生が多いのでな、丁度、帰宅の時間だったしな……
 亜金も一応有名人だ
 みんな喜んで署名してくれたよ」

「し、ししょー
 無事に出てきたら、絶対お礼参りに行きましょうね……」

「当然だ……」

「あ、玉藻さん」

 ひろみとしゃも爺が、話していると玉が姿を現した。
 玉藻の服は泥だらけになっており、所々擦り傷があった。

「玉さん、傷が……」

「これ位大丈夫だ……
 今でいくつ集まった?」

 玉藻は、そう言うとビキニをひろみに渡した。

「今で、二つです」

「まだ、二つか……
 多ければ多いほうがいい
 もう一度、潜ってくる!」

 玉藻は、ウィングの魔法で再び飛び立った。
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