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04 精神と修行の部屋

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ボクとマカは、星新一に精神と修行の魔女アストラルの城に案内された。

「大きいお城だね」

「うん」

ボクの呟きにマカがコクリと頷いた。

「アストラルさん!
 扉をあけてください!」

星新一が、扉の前でそう叫ぶとゆっくりと扉が開いた。

「入りますよ」

「あ、うん」

マカは、物凄く緊張しているみたいだ。

ボクは、そう思うと何か言わなくてはと思った。
だけど、何を言ったら良いのかがわからない。

「そんなに緊張しなくていいですよ」

星新一は、そう言ってニッコリと微笑んだ。

「そんなこといわれても……」

「大丈夫です。
 取って食べられたりは、しませんから……」

そして、星新一は、マカの頭を優しく撫でた。

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