4 / 13
ここは攻めだろう!
しおりを挟む
げっ!
こいつまさか俺の実家を知ってるのか?
俺は帰る気なんざ、無いからな!
嫁から引き離されてたまるか。
「まぁいい。犬、シュテに無礼を働くな。・・・・・喰うぞ・・・。」
最後のセリフは、シュテが聞こえない様に俺の耳元で、そっと囁きやがった。
「兄様、レンを返して。」
俺を取り戻そうと、両手を掲げ一生懸命ピョンピョンと飛び跳ねる嫁が、メタくそ可愛いぞ!このやろう!
なんだこの可愛い生き物。
ゼンキもコウキも、周りに控えてる侍女達も、顔が蕩けてる。
嫁が愛いのには、激しく同意するぜ。
いい仕事したなゼンキ。
脅した事は、これでチャラにしてやる。
ぶらぶら揺れながらも、俺はご満悦だ。
「シュテ、あまりこれにかまけるな。兄様達は寂しいぞ。」
「レンも私の家族です。兄様達と同じ様に大事にしたいのです。」
「あぁシュテ。なんていい子なの。」
「キュウウン!」嫁ぇー!
自分達を大事にしたいと言われ、歓喜の兄弟、デレながら俺を床に降ろした。
こいつら、嫁の狂信者か!
嫁が穢れる、離れろ!しっしっ!
「ガルルルルッ。」
「・・・・・・。」
全身で嫌悪感を表現し、嫁の前で踏ん張り威嚇する俺と、俺を目線で射殺さんとする兄弟との間に静かに火花が散った。
「レン、兄様達を嫌いにならないで。」
嫁の胸に抱きしめられ、気持ちが揺らぐ・・が、すまん嫁、愛しいお前の願いでも、こればかりは無理だ。
ヤンデレ兄弟は、案の定政務を抜け出して来た様で、大勢の護衛騎士や文官共に縄でくくられ、連行されていった。
さっさと居ね!
今から俺と一緒に風呂だと聞こえたらしく『許さんぞ』『私も行く』とか叫んでいたが、最後には『ふがふがっ!』って遠くから聞こえた。
・・猿轡されたな、けけっざまぁ。
皇族なのに扱いが荒いな龍族。
お風呂♪お風呂♪嫁とのお風呂♪
侍女がシュテの薄絹を一枚づつ、脱がせていく。
俺は、誰に邪魔をされる事無く、ベストアングルの特等席に陣取り、心行く迄たっぷりとその肢体を目に焼き付け、堪能した。
・・眼福・・生きてて良かった・・。
しなやかな手足、細い腰、締った尻・・・鼻血が出そうな位気持ちは滾るが、幼体の体のせいか俺の息子はピクリともしやがらねぇ。
くっそぉおおお!
ここは攻める所だろうがぁ!
「ワァオーーーーン!」
まん丸な手足に絶望し慟哭をあげる俺。
シュテは、そんな俺をきょとんと眺めながら、髪をクルリ一纏めにし、一本の朱塗りの棒を刺し器用束ねた。
「レンお待たせ。」
くぅー!細い首筋に黒髪の後れ毛がはりついて、たまらん!噛みつきてぇ!!
頼む神よ!俺を元の体に戻してくれ!
はっ!これは、俺の下関係がゲスだった罰なのか?
いや、でも後腐れの無い、お互い納得した割り切った関係だったし、もめた事なんざ一度もなかったぞ。
何て事をぐるぐる考えているうちに、俺は嫁の手によって、泡もこ状態にされていた。
「傷が塞がるまで拭くだけだったからね今日は念入りに綺麗にしようねレン。」
嫁!やめろ!あぁ!そこ!そこは!
やめっ!駄目だ!ぐあああああ!
胎の奥底が煮える!なのに幼体のこの体じゃ熱の逃げ場がない!
せり上がってくる!くっ!
「キューーーン!」
体中あちこち撫でまわされ、竿から玉から、ケツのしわまで、泡プレイで念入りに洗われちまった・・ううっ。
しかも!しかも!俺が!この俺が!ドライでイカされただと・・・。
恐るべし嫁の手・・テクニシャンすぎるだろう・・。
気持ち良かった・・癖になったらどうしよう・・。
俺は涙目で項垂れながら、この事は墓まで持っていこうと、そっと心に決めた。
「レン?傷にしみた?あぁ力加減が強かったかな?痛かったの?ごめんね?」
・・嫁・・優しい・・好きだ・・。
大丈夫・・お前の手が気持ち良すぎただけだ(泣)・・・何の問題も無い。
こいつまさか俺の実家を知ってるのか?
俺は帰る気なんざ、無いからな!
嫁から引き離されてたまるか。
「まぁいい。犬、シュテに無礼を働くな。・・・・・喰うぞ・・・。」
最後のセリフは、シュテが聞こえない様に俺の耳元で、そっと囁きやがった。
「兄様、レンを返して。」
俺を取り戻そうと、両手を掲げ一生懸命ピョンピョンと飛び跳ねる嫁が、メタくそ可愛いぞ!このやろう!
なんだこの可愛い生き物。
ゼンキもコウキも、周りに控えてる侍女達も、顔が蕩けてる。
嫁が愛いのには、激しく同意するぜ。
いい仕事したなゼンキ。
脅した事は、これでチャラにしてやる。
ぶらぶら揺れながらも、俺はご満悦だ。
「シュテ、あまりこれにかまけるな。兄様達は寂しいぞ。」
「レンも私の家族です。兄様達と同じ様に大事にしたいのです。」
「あぁシュテ。なんていい子なの。」
「キュウウン!」嫁ぇー!
自分達を大事にしたいと言われ、歓喜の兄弟、デレながら俺を床に降ろした。
こいつら、嫁の狂信者か!
嫁が穢れる、離れろ!しっしっ!
「ガルルルルッ。」
「・・・・・・。」
全身で嫌悪感を表現し、嫁の前で踏ん張り威嚇する俺と、俺を目線で射殺さんとする兄弟との間に静かに火花が散った。
「レン、兄様達を嫌いにならないで。」
嫁の胸に抱きしめられ、気持ちが揺らぐ・・が、すまん嫁、愛しいお前の願いでも、こればかりは無理だ。
ヤンデレ兄弟は、案の定政務を抜け出して来た様で、大勢の護衛騎士や文官共に縄でくくられ、連行されていった。
さっさと居ね!
今から俺と一緒に風呂だと聞こえたらしく『許さんぞ』『私も行く』とか叫んでいたが、最後には『ふがふがっ!』って遠くから聞こえた。
・・猿轡されたな、けけっざまぁ。
皇族なのに扱いが荒いな龍族。
お風呂♪お風呂♪嫁とのお風呂♪
侍女がシュテの薄絹を一枚づつ、脱がせていく。
俺は、誰に邪魔をされる事無く、ベストアングルの特等席に陣取り、心行く迄たっぷりとその肢体を目に焼き付け、堪能した。
・・眼福・・生きてて良かった・・。
しなやかな手足、細い腰、締った尻・・・鼻血が出そうな位気持ちは滾るが、幼体の体のせいか俺の息子はピクリともしやがらねぇ。
くっそぉおおお!
ここは攻める所だろうがぁ!
「ワァオーーーーン!」
まん丸な手足に絶望し慟哭をあげる俺。
シュテは、そんな俺をきょとんと眺めながら、髪をクルリ一纏めにし、一本の朱塗りの棒を刺し器用束ねた。
「レンお待たせ。」
くぅー!細い首筋に黒髪の後れ毛がはりついて、たまらん!噛みつきてぇ!!
頼む神よ!俺を元の体に戻してくれ!
はっ!これは、俺の下関係がゲスだった罰なのか?
いや、でも後腐れの無い、お互い納得した割り切った関係だったし、もめた事なんざ一度もなかったぞ。
何て事をぐるぐる考えているうちに、俺は嫁の手によって、泡もこ状態にされていた。
「傷が塞がるまで拭くだけだったからね今日は念入りに綺麗にしようねレン。」
嫁!やめろ!あぁ!そこ!そこは!
やめっ!駄目だ!ぐあああああ!
胎の奥底が煮える!なのに幼体のこの体じゃ熱の逃げ場がない!
せり上がってくる!くっ!
「キューーーン!」
体中あちこち撫でまわされ、竿から玉から、ケツのしわまで、泡プレイで念入りに洗われちまった・・ううっ。
しかも!しかも!俺が!この俺が!ドライでイカされただと・・・。
恐るべし嫁の手・・テクニシャンすぎるだろう・・。
気持ち良かった・・癖になったらどうしよう・・。
俺は涙目で項垂れながら、この事は墓まで持っていこうと、そっと心に決めた。
「レン?傷にしみた?あぁ力加減が強かったかな?痛かったの?ごめんね?」
・・嫁・・優しい・・好きだ・・。
大丈夫・・お前の手が気持ち良すぎただけだ(泣)・・・何の問題も無い。
51
あなたにおすすめの小説
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
『番』という存在
彗
恋愛
義母とその娘に虐げられているリアリーと狼獣人のカインが番として結ばれる物語。
*基本的に1日1話ずつの投稿です。
(カイン視点だけ2話投稿となります。)
書き終えているお話なのでブクマやしおりなどつけていただければ幸いです。
***2022.7.9 HOTランキング11位!!はじめての投稿でこんなにたくさんの方に読んでいただけてとても嬉しいです!ありがとうございます!
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
貴方は私の番です、結婚してください!
ましろ
恋愛
ようやく見つけたっ!
それはまるで夜空に輝く真珠星のように、彼女だけが眩しく浮かび上がった。
その輝きに手を伸ばし、
「貴方は私の番ですっ、結婚して下さい!」
「は?お断りしますけど」
まさか断られるとは思わず、更には伸ばした腕をむんずと掴まれ、こちらの勢いを利用して投げ飛ばされたのだ!
番を見つけた獣人の男と、番の本能皆無の人間の女の求婚劇。
✻ゆるふわ設定です。
気を付けていますが、誤字脱字などがある為、あとからこっそり修正することがあります。
番など、今さら不要である
池家乃あひる
恋愛
前作「番など、御免こうむる」の後日談です。
任務を終え、無事に国に戻ってきたセリカ。愛しいダーリンと再会し、屋敷でお茶をしている平和な一時。
その和やかな光景を壊したのは、他でもないセリカ自身であった。
「そういえば、私の番に会ったぞ」
※バカップルならぬバカ夫婦が、ただイチャイチャしているだけの話になります。
※前回は恋愛要素が低かったのでヒューマンドラマで設定いたしましたが、今回はイチャついているだけなので恋愛ジャンルで登録しております。
【恋愛】目覚めたら何故か騎士団長の腕の中でした。まさかの異世界トリップのようです?
梅花
恋愛
日下美南(くさかみなみ)はある日、ひょんなことから異世界へとトリップしてしまう。
そして降り立ったのは異世界だったが、まさかの騎士団長ベルゴッドの腕の中。
何で!?
しかも、何を思ったのか盛大な勘違いをされてしまって、ベルゴッドに囲われ花嫁に?
堅物騎士団長と恋愛経験皆無の喪女のラブロマンス?
王弟殿下の番様は溺れるほどの愛をそそがれ幸せに…
ましろ
恋愛
見つけた!愛しい私の番。ようやく手に入れることができた私の宝玉。これからは私のすべてで愛し、護り、共に生きよう。
王弟であるコンラート公爵が番を見つけた。
それは片田舎の貴族とは名ばかりの貧乏男爵の娘だった。物語のような幸運を得た少女に人々は賞賛に沸き立っていた。
貧しかった少女は番に愛されそして……え?
甘い匂いの人間は、極上獰猛な獣たちに奪われる 〜居場所を求めた少女の転移譚〜
具なっしー
恋愛
「誰かを、全力で愛してみたい」
居場所のない、17歳の少女・鳴宮 桃(なるみや もも)。
幼い頃に両親を亡くし、叔父の家で家政婦のような日々を送る彼女は、誰にも言えない孤独を抱えていた。そんな桃が、願いをかけた神社の光に包まれ目覚めたのは、獣人たちが支配する異世界。
そこは、男女比50:1という極端な世界。女性は複数の夫に囲われて贅沢を享受するのが常識だった。
しかし、桃は異世界の女性が持つ傲慢さとは無縁で、控えめなまま。
そして彼女の身体から放たれる**"甘いフェロモン"は、野生の獣人たちにとって極上の獲物**でしかない。
盗賊に囚われかけたところを、美形で無口なホワイトタイガー獣人・ベンに救われた桃。孤独だった少女は、その純粋さゆえに、強く、一途で、そして獰猛な獣人たちに囲われていく――。
※表紙はAIです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる