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4話
しおりを挟む「まじかよ……」
意識を取り戻した僕はすぐさま時計を見て時間を確認する。まだ学校から帰ってきて10分程しか経っていなかった。
「ありえないだろ…」
10分程しか経っていない、特に問題はないように思える。確かに普通に見ればなんの問題もないように見えるが僕にはまだ10分しか経っていないのかと思ってしまうのだ。僕がなぜそう思ってしまうのか、それはタライがぶつかった後の出来事が原因だ。
タライにぶつかった後、ただ意識を失っていたのではなく僕は神様とあっていたのだ………
………いや! ほんとだよ!
それを証明しろと言われたら、まぁ無理なんですけど、でもそれを嘘だって証明するのもできないじゃないですか! ……って僕は誰に言ってんだろ?
とにかく僕が神様に会ったのには理由があって、それは今もなお、宙に浮かぶスマホについてだった。
このスマホは見て分かる通り普通のスマホではない。これは神様が落とした力が、この世界でスキルという力の形になり、それが僕に落ちてきてスキルが『スマホ』という力になったのだ。つまり簡単にいうとこのスマホは神様のスマホという事だ。
そしてスキルは完全に僕の力となっており取り外す事は出来ないので自由に使ってくれていいとのことだった。
っていう出来事があってもちろん僕も最初は夢かなんかかな~とかってゆる~く考えていたんだけど神様から小指がタンスにぶつかった時の痛み、激痛を味わいこれは夢でも何でもないファンタジーのようだけど現実に起こった出来事なんだと認識させられた。
「好きに使ってもいい、って言われてもな~」
このスキル『スマホ』については神様もよく分かっていないようで自分で確かめてね~って言っていた。まぁでもスキルと言ってもスマホなので使い方はまったく分からないなんてことにはならないと思うんだけど…
「よし、触ってみるか」
このままスマホを手に取って見てみることにした。最初に見た時も思ったけどこのスマホは今僕が持っているスマホと形が違う。だけどこの形はこの形は最近テレビでよく見る最新型のやつにそっくり、いや瓜二つと言っていい程に似ている。
「電源はこっちだな」
どうやら電源が入っていないようなので電源を入れる。
「ん?何もない?……不良品?」
電源を入れ、すぐに光って初期画面になったことにも驚いたけど、それよりも画面にアプリが一つもないことに驚いた。だって何もなければ何も出来ないからだ。
「あ、何かインストールされてる」
画面が開いてからすぐに一つのアプリがインストールされる。
「変身?」
インストールされたと思えばすぐにダウンロードが終了した。もちろんそのことにも驚いたよ。でも僕はインストールされたアプリの名前が変身とだけ書かれていることに驚く。そして気になってアプリをタップして開く。
変身可能一覧
・ウォーリアー
・??????
とだけ表示される。少し時間を置いても画面が切り替わったりとかメッセージが現れたりとかもなかったので適当に画面をタップしてみる。
反応したのはウォーリアーと書かれた欄と?????のところだった。
まず??????のところは『課金額が足りません。』と表示された。だが僕が持つ普通のスマホとは違い課金する画面へと飛ぶことはなかった。
そしてウォーリアーと書かれた欄をタップすると次の画面へと切り替わる。
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