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第1章 学園編〜天然王子とその護衛(クラスメイト)たち
ストーカーをざまぁ ③
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【今回の学習】
朱莉の裏の顔を俺はまだ知らない
—————————————————————
「向葵、大丈夫だった?」
朱莉は向葵ちゃんを抱っこして顔を心配そうに顔を覗く。
「大丈夫だよ~」
一方の向葵ちゃんは心配する朱莉ににぱーと可愛らしい笑顔を見せる。まるで周りにお花が咲いているようだ。
向葵ちゃんが攫われようとしていた瞬間に俺と朱莉は2人を拘束した。というより、朱莉が飛び蹴りを喰らわして一発KOだった。
その後、豪田茂とその父親は駆けつけた女性警察によって連行された。何故か女性警察がはぁはぁ息を荒くしながら嬉しそうにしていることに疑問を持ったが、無事、捕まってホッとしている。
「やっぱり男の方が権力が強そうだな」
レストランには他の客(女性)もいたが、誰も割って止めることはなく、ただジーと眺めているだけだった。その姿から、男の行動することをむやみには止められないと察する。
「そういえばさ、連れて行かれた後って何するの?」
「刑務所に連れて行かれたらまぁー…性行為だよね」
薄々勘づいていたがやっぱりそうか。この世界では男が少ない。じゃあどうやって増やすかというと男の赤ちゃんを授かるしかない。
「なんかそれって処罰受けるってより言い方悪いけどご褒美だよなー……」
罪を償うのではなく、快楽を味わう。自分のした過ちを全然反省してないと思う。
「アツは刑務所なんて行く要素はないでしょ?」
朱莉が冷たく言い放つ。心なしか声が低かった。
俺は何かまずいことでも言ったか……?
「この先、何があるかわからないぞ……?」
朱莉の豹変ぷりに萎縮しながらもなんとか返す。
「大丈夫。何があってもアツはアタシが守るから」
真顔でそう言う彼女の言葉は本気だ。さっきの身体能力からそれくらいの実力はある。
(それにアツが他の人とセックスとか絶対に無理。たとえそれがおねぇだとしても……)
「……朱莉?」
「帰ろっか」
「お、おう……」
一瞬、怖い顔をしていたのは気のせいだよな……。
「って、向葵ちゃん寝ちゃったか……」
俺たちが会話をしている間に眠ってしまったようだ。食後ということもあるだろう。
「だっこ、変わろうか?」
「大丈夫」
「代わってほしいとかは言えよ」
一件落着したので家に帰る。帰り道は朱莉も疲れていたのか俺たちは一言も話さなかった。
(もう早めに仕掛けちゃおうかな……)
朱莉の裏の顔を俺はまだ知らない
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「向葵、大丈夫だった?」
朱莉は向葵ちゃんを抱っこして顔を心配そうに顔を覗く。
「大丈夫だよ~」
一方の向葵ちゃんは心配する朱莉ににぱーと可愛らしい笑顔を見せる。まるで周りにお花が咲いているようだ。
向葵ちゃんが攫われようとしていた瞬間に俺と朱莉は2人を拘束した。というより、朱莉が飛び蹴りを喰らわして一発KOだった。
その後、豪田茂とその父親は駆けつけた女性警察によって連行された。何故か女性警察がはぁはぁ息を荒くしながら嬉しそうにしていることに疑問を持ったが、無事、捕まってホッとしている。
「やっぱり男の方が権力が強そうだな」
レストランには他の客(女性)もいたが、誰も割って止めることはなく、ただジーと眺めているだけだった。その姿から、男の行動することをむやみには止められないと察する。
「そういえばさ、連れて行かれた後って何するの?」
「刑務所に連れて行かれたらまぁー…性行為だよね」
薄々勘づいていたがやっぱりそうか。この世界では男が少ない。じゃあどうやって増やすかというと男の赤ちゃんを授かるしかない。
「なんかそれって処罰受けるってより言い方悪いけどご褒美だよなー……」
罪を償うのではなく、快楽を味わう。自分のした過ちを全然反省してないと思う。
「アツは刑務所なんて行く要素はないでしょ?」
朱莉が冷たく言い放つ。心なしか声が低かった。
俺は何かまずいことでも言ったか……?
「この先、何があるかわからないぞ……?」
朱莉の豹変ぷりに萎縮しながらもなんとか返す。
「大丈夫。何があってもアツはアタシが守るから」
真顔でそう言う彼女の言葉は本気だ。さっきの身体能力からそれくらいの実力はある。
(それにアツが他の人とセックスとか絶対に無理。たとえそれがおねぇだとしても……)
「……朱莉?」
「帰ろっか」
「お、おう……」
一瞬、怖い顔をしていたのは気のせいだよな……。
「って、向葵ちゃん寝ちゃったか……」
俺たちが会話をしている間に眠ってしまったようだ。食後ということもあるだろう。
「だっこ、変わろうか?」
「大丈夫」
「代わってほしいとかは言えよ」
一件落着したので家に帰る。帰り道は朱莉も疲れていたのか俺たちは一言も話さなかった。
(もう早めに仕掛けちゃおうかな……)
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