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無自覚モード
第6話 小悪魔後輩とオムライス
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放課後。
部活に所属していない僕はまっすぐ寮に帰宅。
「ずっこばっこずっこばっこはらめおら~」
前世で一番面白いエロゲ、ぬ◯だしの推しキャラである会長のセリフを口ずさみながら、カーペットをコロコロで綺麗にしていた。
掃除っていいね、心が清められる。
そんな時、コンコンとノックされる。
「はいはーい……って」
「先輩の可愛い後輩が来ちゃいましたぁ~」
扉を開けると美少女。
兎月弥夕ちゃんだ。
彼女は自分が可愛いことを分かっており、好きあらばパンチラやブラチラ攻撃をしてくる。
視線がいくと、「変態っ♡」と煽ってくるというメスガキスタイル。
そして生徒会に所属している。
「兎月ちゃん生徒会は?」
「今日はやる事ないのでお休みでーす」
「そうなんだ」
チラッ、チラッ
制服の隙間から早速ブラを見せてくる。
おっぱいは見ないおっぱいは見ない。
「先輩先輩聞いてくださいよぉ~」
「なになに?」
「また胸がおっきくなってぇ~」
「ほうほう」
「シャツがキツキツなんですぅ~」
確かに無理矢理押し込んでいる状態。
このままだとボタンパァン!! してしまう。
「何カップが知りたいですか?」
「え、あ、うん……」
兎月ちゃんは小悪魔な笑みを浮かべ小声で……
「……Gカップです」
「!?」
ABCDEF……G!?
確かに兎月ちゃんは小柄で小顔だけど、胸は本当に大きい。
Gカップだなんて、現役JKでここまで大きい子はそうはいない。
シャツの隙間から見えるブラジャーについ目を奪われてしまう。
おっぱい大きい……おっぱい……
「お、」
「お~?」
ここでおっぱい大きいと言ったら僕の負けだ。
「お、オムライス! 今日は食堂でオムライス食べようと思って」
「オムライス? 今日の日替わりメニューの中にはオムライスはないですけどぉ~?」
ニヤリと笑みを浮かべる兎月ちゃん。
だがこの勝負、僕の勝ちだ。
「だから自分で作るんだよ。良かったら兎月ちゃんも食べる?」
「いいんですか! いただきまーす♪」
◆
「先輩の部屋って何にもないですねー」
料理を作っている僕の後ろで部屋を探索している兎月ちゃん。
エロゲやエロ本の情報は僕の頭の中のフォルダーにあるから見つかる心配はない。
ガサゴソガサゴソ
後ろで何か漁る音がする。
陽気な鼻音も聞こえる。
「兎月ちゃん、何してるの?」
「いいえ、何もしてませんよ~」
まぁ僕の部屋って着替えとか備品以外に何もないし大丈夫だろう。
チキンライスが完成したし、兎月ちゃんに卵の固さを聞こう。
「兎月ちゃん、半熟と硬め、どっちが——」
ふにゅん
背中に水風船が押し付けられたような感覚。
「半熟がいいです」
「あ、うん……分かった。それよりも、なんか僕の背中に柔らかい双丘が2つ当たってるんだけど……」
兎月ちゃんは僕の耳に近づき一言。
「——当ててるんです♡」
「っ、」
ぬぉぉぉぉぉぉぉ!?
これが当て乳か!!
『背中におっぱい当てちゃってます♪』か!!
「先輩嬉しそうですね」
「兎月ちゃんみたいな美少女にくっつかれたら嬉しいよ」
「女の子を煽てるのがお上手な事で」
「君も男を煽るのがお上手な事で」
その後、完成したオムライスより、おっぱいに目がいったのは言うまでもない。
*****
自室のベッドに枕に顔を埋める。
「大晴先輩、今日もかっこよかったなぁ~~」
まさか先輩の手料理が食べられるなんて……。これは生徒会をずる休みしてきた甲斐があった。
それにしても……
「うぅ……私ってなんで男の人と話す時、ああいう煽り口調になるんだろう……。何が当ててるんです♡なんだろう~~っ!!」
先ほどのことを思い出し、恥ずかしさを誤魔化すように叫ぶ。
先輩に痴女扱いされてないといいけど……。
落ち着くために、私はポケットからとあるものを取り出す。
先輩の部屋から拝借したパンツだ。
「すんすん……はぁ~~たまらない♡ 大晴先輩の成分って感じ~」
先輩もこんな簡単に女の子を部屋に上げちゃうなんて不用心すぎます。
私みたいな女の子がどんどん私物を持って行っちゃいますよ。
「次はシャツが欲しいなぁ~。そうだ。ボタンが外れたって言って貸してもらおう~」
今日の私はすこぶるご機嫌であった。
部活に所属していない僕はまっすぐ寮に帰宅。
「ずっこばっこずっこばっこはらめおら~」
前世で一番面白いエロゲ、ぬ◯だしの推しキャラである会長のセリフを口ずさみながら、カーペットをコロコロで綺麗にしていた。
掃除っていいね、心が清められる。
そんな時、コンコンとノックされる。
「はいはーい……って」
「先輩の可愛い後輩が来ちゃいましたぁ~」
扉を開けると美少女。
兎月弥夕ちゃんだ。
彼女は自分が可愛いことを分かっており、好きあらばパンチラやブラチラ攻撃をしてくる。
視線がいくと、「変態っ♡」と煽ってくるというメスガキスタイル。
そして生徒会に所属している。
「兎月ちゃん生徒会は?」
「今日はやる事ないのでお休みでーす」
「そうなんだ」
チラッ、チラッ
制服の隙間から早速ブラを見せてくる。
おっぱいは見ないおっぱいは見ない。
「先輩先輩聞いてくださいよぉ~」
「なになに?」
「また胸がおっきくなってぇ~」
「ほうほう」
「シャツがキツキツなんですぅ~」
確かに無理矢理押し込んでいる状態。
このままだとボタンパァン!! してしまう。
「何カップが知りたいですか?」
「え、あ、うん……」
兎月ちゃんは小悪魔な笑みを浮かべ小声で……
「……Gカップです」
「!?」
ABCDEF……G!?
確かに兎月ちゃんは小柄で小顔だけど、胸は本当に大きい。
Gカップだなんて、現役JKでここまで大きい子はそうはいない。
シャツの隙間から見えるブラジャーについ目を奪われてしまう。
おっぱい大きい……おっぱい……
「お、」
「お~?」
ここでおっぱい大きいと言ったら僕の負けだ。
「お、オムライス! 今日は食堂でオムライス食べようと思って」
「オムライス? 今日の日替わりメニューの中にはオムライスはないですけどぉ~?」
ニヤリと笑みを浮かべる兎月ちゃん。
だがこの勝負、僕の勝ちだ。
「だから自分で作るんだよ。良かったら兎月ちゃんも食べる?」
「いいんですか! いただきまーす♪」
◆
「先輩の部屋って何にもないですねー」
料理を作っている僕の後ろで部屋を探索している兎月ちゃん。
エロゲやエロ本の情報は僕の頭の中のフォルダーにあるから見つかる心配はない。
ガサゴソガサゴソ
後ろで何か漁る音がする。
陽気な鼻音も聞こえる。
「兎月ちゃん、何してるの?」
「いいえ、何もしてませんよ~」
まぁ僕の部屋って着替えとか備品以外に何もないし大丈夫だろう。
チキンライスが完成したし、兎月ちゃんに卵の固さを聞こう。
「兎月ちゃん、半熟と硬め、どっちが——」
ふにゅん
背中に水風船が押し付けられたような感覚。
「半熟がいいです」
「あ、うん……分かった。それよりも、なんか僕の背中に柔らかい双丘が2つ当たってるんだけど……」
兎月ちゃんは僕の耳に近づき一言。
「——当ててるんです♡」
「っ、」
ぬぉぉぉぉぉぉぉ!?
これが当て乳か!!
『背中におっぱい当てちゃってます♪』か!!
「先輩嬉しそうですね」
「兎月ちゃんみたいな美少女にくっつかれたら嬉しいよ」
「女の子を煽てるのがお上手な事で」
「君も男を煽るのがお上手な事で」
その後、完成したオムライスより、おっぱいに目がいったのは言うまでもない。
*****
自室のベッドに枕に顔を埋める。
「大晴先輩、今日もかっこよかったなぁ~~」
まさか先輩の手料理が食べられるなんて……。これは生徒会をずる休みしてきた甲斐があった。
それにしても……
「うぅ……私ってなんで男の人と話す時、ああいう煽り口調になるんだろう……。何が当ててるんです♡なんだろう~~っ!!」
先ほどのことを思い出し、恥ずかしさを誤魔化すように叫ぶ。
先輩に痴女扱いされてないといいけど……。
落ち着くために、私はポケットからとあるものを取り出す。
先輩の部屋から拝借したパンツだ。
「すんすん……はぁ~~たまらない♡ 大晴先輩の成分って感じ~」
先輩もこんな簡単に女の子を部屋に上げちゃうなんて不用心すぎます。
私みたいな女の子がどんどん私物を持って行っちゃいますよ。
「次はシャツが欲しいなぁ~。そうだ。ボタンが外れたって言って貸してもらおう~」
今日の私はすこぶるご機嫌であった。
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