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第26章 休む間に世界が変わる
第1482話 陸続きだからとなりが気になる
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そして到着したのが…隣国の境目…の街だ。
「ふむ…。了解した。確かに認可状だ。通りたまえ。」
この太守国に出入りする商人は認可状を買わなくてはならない。又の名を納税証明書。ついでに太守を操れるタミさんからすれば、その辺の認可状をもって役人に憑依して書き込めばOK.実際は帳簿を提出し、2割の収益を納税しないといけません。…その帳簿ナンバーがこの認可状に書かれています。ほとんどの人は検査してないけど。
「これは…。大きい町だべ。」
「そうだな…いい町ではないがな。」
いい町の条件に私が加えているのが、町に入った時の匂いがある。その匂いだけで…この町の衛生や食料具合が分かる。まあ、この世界のいくつもの箇所を旅して度死なれた私が感じる、指標だ死んだ奴多い時に匂う、湿った…腐敗の匂い。鼻を突く地面廃棄物の匂い。太守国でも強いが…大通りではなかった。がここは中央でさえ存在する。
「…これは渡すが…マスター。中に入るべ。」
「いや、いい。力を込めて…鼻の感覚を切ってある。このままいくぞ。」
そう言えばこんな話があったな。貴族がバカンスに半年、郊外の田舎で暮らす理由は都会の腐った匂いを嗅ぎたくないからだ。鳥海はその辺凄い気を使っていてダンジョンを広げて…清潔を維持した理由がこれだった。匂いは文明の指標になる。
「んだば…そう言えば国境の街とか…聞いたことないべ。」
「これも鳥海は大っ嫌いでな。国境の軍隊は基本国境周りの住人が住みにくい箇所を選んで国境の砦を作ってあるそうだ。」
国境に街がある理由。それは国境の出入りが厳しい箇所で…国境跨ぎという商売ができるのを防ぐためだ。国境を跨げる人間が国境前に待機して…そこで商売する事で、国境をまたぐことができない人間から物を安く買いたたき…卸として相手の国の…国境の同業者に売るのだ。短距離で少量の稼ぎだがこれ、賄賂とかの温床になりやすく、また、これらの市民は戦争時に保護しなくてなならなくなり…その多くは細工や犯罪を助長する。そういう密入国の温床…そのものがこの町自体だったというわけだ。特にそういう連中が多い町は…結構臭いんだそうだ。臭い町に住む奴は臭いだけで病気になりやすい事を知らず。…この不潔を前に早死にする。
「じゃあ…。」
「通り過ぎるぞ。」
ただ、この評価…それがこの町には成り立たない話もある。それが…この世が戦乱の上に…こういう町が至る所にあるのだ。だからこそ…これが無いというだけで高評価になってしまう。
「とはいえ…イラっと来るべ。」
そう、そういう町において。この私達みたいな小規模商人は…鴨がネギしょって醤油と酒迄両手に持ってる感じで。歩いている餌みたいなものだ。
「どうするべ?」
「無視して歩く。といいたいが…腐ってるな。」
道路の正面の方には…なぜか20人ほどの薄汚れた人間がいる。
「こういうのは予想できる。大体な…物語の定番って奴だ。だから無視して…頼んだ。」
「分かっただよ。」
タミさんは一応魔法も使える。その中には幻覚とバリアもある。そのうちバリア側を展開した。薄いが幻覚を連携させることで、透明なバリアの設置は容易だ。
「おいおい。」
と、何故か前をふさぐチンピラはバリアに押され…無理矢理どかされてしまう。一応言っておくバリアは球形に展開されているので、普通に押すとわきにずれてしまう。
「え?ええ??」
目の前で、見えない何かにどかされたチンピラたちは…意味も分からず私達を見ている。そして城門に到着する。
「まずは書類を。」
タミさんがさっと…バリアを消して認可状を見せる。
「太守の…れっきとした認可状か…本物だろうな?」
「本物のはずだが?」
「おいおい、本物か確かめるために使者を送っていいのか?」
そう言いながら兵士は手を出してきた。そこで、小さいながらもわいろを渡すことにした。確かこの辺の慣習で、わいろを渡せという意味だ。これでいいなら。
「へっへっへ。」
そういうと…兵士は下がり…。
「ふむ…。了解した。確かに認可状だ。通りたまえ。」
この太守国に出入りする商人は認可状を買わなくてはならない。又の名を納税証明書。ついでに太守を操れるタミさんからすれば、その辺の認可状をもって役人に憑依して書き込めばOK.実際は帳簿を提出し、2割の収益を納税しないといけません。…その帳簿ナンバーがこの認可状に書かれています。ほとんどの人は検査してないけど。
「これは…。大きい町だべ。」
「そうだな…いい町ではないがな。」
いい町の条件に私が加えているのが、町に入った時の匂いがある。その匂いだけで…この町の衛生や食料具合が分かる。まあ、この世界のいくつもの箇所を旅して度死なれた私が感じる、指標だ死んだ奴多い時に匂う、湿った…腐敗の匂い。鼻を突く地面廃棄物の匂い。太守国でも強いが…大通りではなかった。がここは中央でさえ存在する。
「…これは渡すが…マスター。中に入るべ。」
「いや、いい。力を込めて…鼻の感覚を切ってある。このままいくぞ。」
そう言えばこんな話があったな。貴族がバカンスに半年、郊外の田舎で暮らす理由は都会の腐った匂いを嗅ぎたくないからだ。鳥海はその辺凄い気を使っていてダンジョンを広げて…清潔を維持した理由がこれだった。匂いは文明の指標になる。
「んだば…そう言えば国境の街とか…聞いたことないべ。」
「これも鳥海は大っ嫌いでな。国境の軍隊は基本国境周りの住人が住みにくい箇所を選んで国境の砦を作ってあるそうだ。」
国境に街がある理由。それは国境の出入りが厳しい箇所で…国境跨ぎという商売ができるのを防ぐためだ。国境を跨げる人間が国境前に待機して…そこで商売する事で、国境をまたぐことができない人間から物を安く買いたたき…卸として相手の国の…国境の同業者に売るのだ。短距離で少量の稼ぎだがこれ、賄賂とかの温床になりやすく、また、これらの市民は戦争時に保護しなくてなならなくなり…その多くは細工や犯罪を助長する。そういう密入国の温床…そのものがこの町自体だったというわけだ。特にそういう連中が多い町は…結構臭いんだそうだ。臭い町に住む奴は臭いだけで病気になりやすい事を知らず。…この不潔を前に早死にする。
「じゃあ…。」
「通り過ぎるぞ。」
ただ、この評価…それがこの町には成り立たない話もある。それが…この世が戦乱の上に…こういう町が至る所にあるのだ。だからこそ…これが無いというだけで高評価になってしまう。
「とはいえ…イラっと来るべ。」
そう、そういう町において。この私達みたいな小規模商人は…鴨がネギしょって醤油と酒迄両手に持ってる感じで。歩いている餌みたいなものだ。
「どうするべ?」
「無視して歩く。といいたいが…腐ってるな。」
道路の正面の方には…なぜか20人ほどの薄汚れた人間がいる。
「こういうのは予想できる。大体な…物語の定番って奴だ。だから無視して…頼んだ。」
「分かっただよ。」
タミさんは一応魔法も使える。その中には幻覚とバリアもある。そのうちバリア側を展開した。薄いが幻覚を連携させることで、透明なバリアの設置は容易だ。
「おいおい。」
と、何故か前をふさぐチンピラはバリアに押され…無理矢理どかされてしまう。一応言っておくバリアは球形に展開されているので、普通に押すとわきにずれてしまう。
「え?ええ??」
目の前で、見えない何かにどかされたチンピラたちは…意味も分からず私達を見ている。そして城門に到着する。
「まずは書類を。」
タミさんがさっと…バリアを消して認可状を見せる。
「太守の…れっきとした認可状か…本物だろうな?」
「本物のはずだが?」
「おいおい、本物か確かめるために使者を送っていいのか?」
そう言いながら兵士は手を出してきた。そこで、小さいながらもわいろを渡すことにした。確かこの辺の慣習で、わいろを渡せという意味だ。これでいいなら。
「へっへっへ。」
そういうと…兵士は下がり…。
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