魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

どたぬき

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第26章 休む間に世界が変わる

第1489話 忙殺回避は部下を育てるしかない。

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次の村は…ザガートンとかと言うより普通の村と一緒の村人ではあるが、そこで羊を買った。これはモンスター的に持っていなかったので。かなり有り難い。
「結構収益がある。とはいえ、情報的なものが無かったな…」
 ついでに我々は向こうで一泊して飲み会をして…そのまま帰ることにした。ついでに…村から見えない範囲で偽造をやめて、二人で全力疾走で走ることにした。
「んだ。ヒツジはありがたいだ。」
「これも売れるな。とはいえ…。どうする?」
「ずっと考えてただ。」
 そう、例の太守国にいるだろうと言われる通商破壊部隊だ。その人格も気に入らない。
「どうする?」
「倒した方売いべ。今後を考えても。」
「そうだな、そういう意味での自主性はいい事だと思う。そこで、改めてだ。」
 こういう時にやってみたいことがあった。
「タミさん。あんたに…その通商破壊討伐の作戦立案を頼みたい。」
 その時、走っているタミさんが…急に止まった
「え?ええ??」
「私にも後輩がいないわけでもないし…すべてを背負うというのは、やらない事にしている。そしてこういう…認めた部下には改めて…という事にしている。」
「た、頼りにしてる部下だか!?」
「そうだな。今まですべて私が立案し…状況を確認し、作戦を行ってきた。そういう時期はそろそろ終わりだと思う。ただ、私の確認したいことがある。」
「んだ。」
「そこで、二つを優先して行うように。一つは…簡単に通商部隊をまず発見する事だ。痕跡で構わない。その後、討伐作戦の企画書を書いてもらう。その時に必要人員や物資、どうしてそれが必要なのか…理解したうえで企画書を書いてもらう。当然私は見ていないからな。それを私に説明して…納得させてみよ。」
「は!」
 実は部下を扱う機会は…中間管理職でもある現場監督なので、後輩の現場監督などもいるわけで…そういうこのヤル気を無くさせないように注意しながら育てるというのを細かくやっていた。というか、そうしないで追い払うというのは優しいが…土方である。人材は来るだけで稀であり、育てて使い物にしてようやく…ついでに土方の多くは現場監督みたいな面倒な仕事を嫌う。なので…ならせるだけで…そいつと5年以上の付き合いとかも多かったのだ。そしてようやくなった現場監督を褒めてなだめてやらせてみてバックアップして…手間をかけて育てるのだ。そうでないなら…・笑い話でなく忙しすぎて一日5件とかの現場監督させられかねないので。必死に育てるのだ。その最終段階に近いのが…この一人でやらせてみるという事だ。但しその時に計画書を書かせて…まずは手順などを確認して、ダメ出しをして…そして冷静に現実に二人で落とし込んでいくのだ。こうして一人で出来るようになった現場監督はいずれ部下を育てるだろう…だろうだな…それを見る前に飛行機事故だったからな。
「期待もしているが、肩の力を抜け。敵の力次第では一人で何とかなるだろうが、そういうのを求めていない。これで部下に経験を積ませて…今後に役に立てるよう。作戦立案力を期待している。」
「分かっただ!一所懸命やらせてもらうだよ!」
 まあ、うん、9割近く失敗するな。大方。但し、その失敗こそが…きっと力になるぞ。
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