魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

どたぬき

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第27章 日陰者の人生に

第1518話 実際に見ると得られる情報量の多さに驚く

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タミさんに部隊を全員入れて休憩させて、私が偵察する事にした。そう、この裏には鳥海が言っていた…
『もしかしたら魔王語が使えるモンスターの可能性はないだわさ?』
 この可能性を消すべく…私が…見回っている地域を探ってみる。この大森林内部は数多くの…村がある。モンスターの森だ。只5万人の大帝国と勘違いされた理由。それが村々の間を偵察部隊が狩りに出ていて…その領域が重なると闘争を行うが、それもお互い攻撃する気がないならお互い下がる。なので、お互い…領域を守って暮らしていた。しかもそれらが
各村々300体ほどいるので、内部が空洞というか…村々が多いのも事実でそれが誤解を生んでいるというのがコンちゃんの推測だ。で、その中でも一番気になった、謎のエルフ集落の…偵察部隊を探していた。
「あれか…。」
 探して一時間ほどで見つかったエルフは、今まで見たエルフとは違い、なんというか…ネイティブアメリカンというか、しかもその上に服装は葉っぱの服、そして、顔や肌は泥で汚されていて、あの理知的なエルフという存在からかけ離れた姿だった。これだけだと原始人に見えるが、その隙間に見える赤い塗料が何か法則性がありそうで、それがそれっぽく見えるらしい。
「これか?」
 一応、見ているが…、判別しにくい、しかも、結構ハンドサインが多い。その為、言語系が働かない。実は魔王語実験という柳田だが挑んだプロジェクトに、ハンドサインとか手話を覚えさせるという・・・プロジェクトがあった。ここ経由で言語ば覚えれるかと思ったが…まず主語は決まり事を決めて、その型を覚えないといけない。これに既存の言語と結び付けさせるところからして失敗してしまっていた。なので、通説だと手話にはスキルの言語系が機能しない事を知られている、その主語らしきサインで、周囲を警戒するエルフ…こっちに気が付いているのか。レベルは…32?30より大きい?どういう事だ?意味が分からん。そして…そいつらは、周囲を見た後、さっと引き上げていった。当然影を伸ばし追走を開始する。移動は、何らかで気が付いている可能性があるからだ。しかも配色は変えてある。とはいえ…気が付いている可能性があるという事は…ちょっとまずくもある、コンちゃんの偵察時も気が付いている可能性があると、撤退したことが多いそうで、この感知能力の高さ…確かにこれはダンマスにとってきついはずだ。数を出しても質で突破され、奇襲は感知されやすい。彼らの対外欲が無くて運がいいだけかもしれないが…それ位しか幸運を感じない。そして彼らが村に戻るまで確認すると…そのまま影を潜入させる。ただ、基本無言で、これが
さらに厄介だ。念話持ちの可能性とか様々が否定できない。内部は子供は外で見かけず…これは不気味だ。
「これは…政治的判断がいるな、一度引き上げる。」
 はっきり言って…私には理解できなかった。無言の村なんて性質するのか、建物は原始時代のそれだ。木の葉を重ねたテントに軽い履物、それ等がいくつもの建物があり、大規模なくせにそれ以外は村にない。この何もないが一番異常だ。普通300とか人数が集まると当然役割に応じた建物とか、意匠が出てくるはずなのだ。それがない。それがある建物がない。
しかも大きさにあまり差がない。そう、俗にいうダンマスが使っているエルフとはあまりにかけ離れた姿だのだ。このエルフは。それにこっちに気が付いていたという事は、こっちに内観地方を持っている可能性がある。気配は消しているはずだ。それか…こっちの影による追跡を気が付いている可能性がある。ならば…ここは引くべきだろう。
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