魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

どたぬき

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第一章 流れ者の村

第14話 スポーンさせるからスポナー

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『あともう一つ。スポナーが設置可能です。検索したところ、これが唯一今回の悩みを解決しそうです。』
「スポナー?」
『モンスターをスポーン(出現)させる装置で、基礎的なトラップの一つで、レベル3で解禁されます。』
「そうなのか?これはダンジョンの配備とどう違う?」
『ダンジョンモンスターに戦闘の経験を積ませるもので、このスポナーを経由したモンスターは全てダンジョンモンスターではありません。このスポナーはトラップとして換算されます。維持費はありませんが建設に出すモンスターの中立なら50倍の、そして友好的なモンスターなら100倍のDPがかかり、そのあと一体出すごとに通常召喚と同じDPがかかります。』
「欠点はあるのか?毎回どこかにあるのでね?」
『このモンスターはダンジョンモンスターではないので、エサ代がかかりますし、お腹も減ります。管理の手間が数倍以上かかります。また基本的に”友好”だけで命令権は存在しませんし、最悪貴方を裏切ります。』
 が、これは今回の案件とあう。
「とりあえず、スポナーを一個買おう、パークボアの中立スポナーだ。」
『了解しました。パークボアの中立スポナー。2万DPで購入します。設定画面をご覧ください。』

 スポナー設定

・出現条件 ・強さ ・記憶設定 ・死体設定

「出現条件は、モンスターが出る条件化、…中を見ると時間とか、領域内個体数とか出るな。強さはステータス画面が出る。死体設定は、死んだ場合自動回収するもを決定できるのか。また、ドロップの設定もできる。結構細かいが、記憶設定?」
『はい、これは友好的なスポナーのみの設定で記憶を設定することにより、細かい命令を可能としますが、一文字10DPの追加費用が掛かります。また強さはレベルに必要な経験値分の追加DP,スキルがあるなら自動分、成長を除き全部設定することで一体毎にそのスキルを持った状態で生産できますが、コアが購入可能なスキルがその生産の対象となります。』
 これは、ダンマスの知識力が問われるトラップだな。
「これをダンジョン領域に設定可能か?」
『可能です。』
「男女は?」
『強さの欄で、配分を決定できます。』
「じゃあ繁殖は?」
『可能です。』
 これで、パークボアを放て箱の森はパークボアの森となる、動物とかを買っていけばここは動物豊かな森となる。
「とりあえず10体分放っておいてくれ。領域内ランダムで。」
『了解しました。2000DP分放っておきました。』
 この召喚は枠の条件に関係ないのでかなり便利だ。が、これでパークボアがこの森に発生し、いずれ人も襲うだろうが…
「そう言えばパークボアは草食か?」
『はい。但し肉食かどうかは記憶設定で購入可能です。』
「やめよう、草食がいい。」
 そして次の問題だ。ダンジョンを作り、この1Fに村を建設する。出来ればそこを拠点に狩りをしてもらい、水場を作る事で生活圏を作れる。
「ではまずは最初の部屋を最大まで大きくするとどれくらいかかる?」
「最大は300㎥です。一部屋2000DPかかりますが、収益も20倍となり、一部屋一日200DPとなります。」
 かなり広いな。
「それをこの1Fに限界まで作ってくれ。」 
「レベル3につき、最大数は9部屋になります。18000DPかかりますが、足りません。」
「なら、6部屋でいい。」
『了解しました。12000DPを使い、6部屋作ります。残7000DPです。1Fにおいで下さい。』
 歩いて行ってみると、…野球場を見るような広さの…天井に至じゃあ、っては暗くて見えない。
「天井を下げれる?」
『部屋の体積は変えれないので。その分横が広くなりますがよろしいでしょうか?』
「むしろ良好だ。今の高さは?」
「30mです。」
「人が平屋で生きていくには5m、そこから計算すると10mあればいい。そこまで下げると?」
『用地で450平方メートルとなります。』
「それで6部屋分頼む。」
『変更します。』
 そう言うといきなり天井が加工し…不思議な感覚だな・・・でもこの変化こそ、これこそ本当のダンマスの力だ。そして…。
「出入口の大きさは変更できるか?」
『0にできませんが。大きさは変更可能です。』
「じゃあ、この子の部屋の幅ぎりぎりだと?」
『400DPです。但し、双方の部屋にせっちしないと、どちらかの壁が邪魔をします。』
「六つの部屋をこう繋ぎ、その横方面の壁を撤去、6つでいいはずだ。」
『2400DP使用します。残5200DP。』
 かなり広くなったな…。そして…今まで思っていたことを聞いてみる。ダンジョンにいつでも吸収可能ならこれができるはずだ。。
「ここに。川を設置。で、この川の入りから水を放出し、川下からダンジョンが水を吸収可能か?」
『可能です。但し治水関連のトラップは水魔法が育たないといけません。小さい物なら生活魔法で制作できます。』
「コアがスキルを覚えるとどうなる?また、上限はあるのか?」
『コアは育つことがありません。その代わりスキル成長限界がないので、10レベルまで上げる事が可能であり、レベルが上がると施設が発生したり。又は。トラップを設置できます。又ショップのルームトラップの一部はスキルオーブを前提とするものがあります。』
「じゃあ、生活魔法…そう言えば二つ使うとどうなる?」
 限界があるんだよな?オーブはスキルを覚える。なら重複すると?
『未確認です。これはコアデータにもありません、カスタマーセンターを使いますか?』
「いや、面倒だ、やめておく。じゃあ、生活魔法のオーブを三つ買ってくれ。後水魔法のオーブ一つ。これはダンジョンが吸収してくれ。」
『分かりました。スキルオーブ購入しました。残1600DP。配分はどうしますか?』
「まずは僕が使ってみる。で、まずは乾燥を僕が覚える。そして、君が覚えてみてくれ。」
「了解しました。」
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