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第2章 村と街とダンジョンと
第75話 新規開拓は商業です。
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「で、私たちの内職の結果がこれか…。」
それこそ小山になるほど詰まれた貝殻がそこにあった。モアレたちもさすがにこれは笑えなかった。
「ああ、言うの忘れていたな、塩、そこに作ってある、こっそりジャンに頼んで一週間の間に確保した試供品がそこにあるが、隣が俺が作った塩だ。」
そう言って存在していたのが…少し黄色い少量の塩と、純白の大量の塩だ。メッチャングを領域化した際に近隣の海中も領域にして、海水を確保した。これを魔法の感想で乾燥させると純粋に
簡単に塩ができる。生活魔法は本来生活と文化という観点においてかなりのチートであった。
「じゃあ、交易の必要もない?」
新規の村人含む全員がその貝殻の山を見つめていた。
「逆だ、この貝殻は欲しい。これは農地を豊かにし、さらに固い城壁も作れる。ただし加工が欲しい。その為少し待ってほしい。加工しないといけない。また、今後この塩もこの”ハム”も重要食材となる。今後、今後だ。今後我々の商品が各地に出回るようになれば、マルワールの町周辺もきっと開拓可能になる。」
その言葉に全員がざわつく。
「こんな土地が?木もない土地が?」
「これは小麦を育てるには十分な土地だ。そこで人手がそろい次第、小麦の量産も行う、もう小麦粉練りが高級品といった時代を終わらせ!我々流れ者が!流れ者が世界を変えるのだ!武力でもない努力で、報われることで変えるのだ!みんな!力を貸して欲しい!」
「魔導士様!」
全員が叫ぶ。実際平原しかなく、ほどほどに温厚なら、このマルワール周辺は治水さえすれば十分な優良地となるのはわかっていた。ダンマスは工事に優れるなら簡単に治水が可能だ。但し…。”水量が足りれば”である。日本人は学習でどうやって水と川ができるのか、理解している。が今の時代にその知識はない、そしてそれを知っていたのだろう、鳥海は北の”山脈”を抑えた。そう”水源地”の確保だ。当然ダンジョンでも”水”は生産できるが、効率は悪い。森は浄水して川にキレイでうまい水を出すためできれば木を切るのを避けたい。この水はそのまま産業の源となる”きれいな水”であり、確保しないといけない。が、その為の知識を現在教えており、村の人々に狩人となる人間を鍛えてもらっている、モアレたちには間伐の知識を教えている、これにより木の生育をよくして、間伐材を加工することで木細工を行い、獣の繁殖を助ける。できればパークボアだが、それを高額な”ピッグ”にする予定だ。野生豚になるが…これも問題でパークボアは10レベルでカンストするが、ピッグは中位になるので、30レベルカンストとなり、もっと大きくなる。がどうなるのかわからない。放っても危険性がないので、大丈夫のはずだが…。
「ジャンはどうした?…あいつにも練習を。」
宣言が終わり、村人にパークボアのステーキを出し、今回は仕方なく、ふわふわパンも出し、みんなを潤した。その帰りの村長の館での事だった。
「あいつには行商に向かってもらった、最後に前に偽装した”西の村”に行ってもらうつもりだ。」
「西の村?」
「ああ、徴税を免れた村があっただろ?あれは武力じゃないのかって思ってな。村人が、マルワールの徴税官を恐れなかった何かがある。」
「…確かに…。」
「そこに塩と肉を持って訪れればきっと交渉のテーブルにつく。だからこそあいつを行商に回した、街道許可まで取れれば道も建設予定だ。」
「道?」
「ああ、荷車はそれだけだと機能を果たさない。重い物を運べるだけだ。しかもゴーレムでないと運べない。が、道があれば、直線で運べるため、はっきりとした有利となる。その物流を俺達ゴーレムが占めればそれだけで有利となる。」
モアレが側に座ると最近開発された革のクッションが気持ちいい。
「帝国の連中にも持ってもらう、当然軍部も動くが、あいつらは戦争が予定されている。連中にとって物流は必要不可欠であり、その道路は当然”魔法”を使ってもらえる。その分DP収益が入り俺達は潤う。あいつも潤うが、隣人が強くなれば、親しい限り俺達は生産者でいられる、巨大な盾さ、連中は。」
「親しければ…か…。」
モアレが水を飲むが…あまりうまくない。
「お姉ちゃん、難しい事がよく分からないよ。」
「大丈夫だ、その辺はイーハに任せればいい。」
「…村長だろ、その辺みっちり教えるか?」
「その為にジャンを探していたんだ。あいつは頭がいいからな。」
「少し頭が痛くなってきた。」
ミラージェが可愛い肉球でこめかみを抑える。
「ただ、戦争の可能性はまだある。」
「なんだ?」
「その西の村が拡張した場合だ。」
「どういうことだ?」
「西の村の今のところに動きはない。と思ってる。が、ダンマスの数が多くなることもある、すなわち…。」
「あそこにも魔導士がいる可能性がある、あのトサカ女と一緒で。」
「ああ、あいつはやり手だからな。政治家としても知識もある、」
「怖いな…。」
「言ってたね、ぴんぴんの人がいるって。」
「ああ、できればモアレたちも皮鎧完成し次第、行商に行ってもらうぞ、ダンジョン完成後になるが…。」
「そうなのか?」
「ああ、大回りルートの開拓が終われば、契約に基づき村から”行商部隊”を派遣するようになる。一応偵察の”ハミングバード部隊”でもいいが。ゴーレム含め、護衛部隊を付ける。で、この村で生産完了したものを他の村に売る。こうして得た資金をDPに変え、村の物をよくしていくんだ。特に建物をな。」
「生産と販売か…。」
「ああ、忙しくなるぞ。まあ、その前に生産を行っていかないといけないがな…。」
「そうか…。」
「小麦がそろそろ?」
「もうすこしで実る。そして実験ができる。」
『何をするんですか?』
「実験だ。」
それこそ小山になるほど詰まれた貝殻がそこにあった。モアレたちもさすがにこれは笑えなかった。
「ああ、言うの忘れていたな、塩、そこに作ってある、こっそりジャンに頼んで一週間の間に確保した試供品がそこにあるが、隣が俺が作った塩だ。」
そう言って存在していたのが…少し黄色い少量の塩と、純白の大量の塩だ。メッチャングを領域化した際に近隣の海中も領域にして、海水を確保した。これを魔法の感想で乾燥させると純粋に
簡単に塩ができる。生活魔法は本来生活と文化という観点においてかなりのチートであった。
「じゃあ、交易の必要もない?」
新規の村人含む全員がその貝殻の山を見つめていた。
「逆だ、この貝殻は欲しい。これは農地を豊かにし、さらに固い城壁も作れる。ただし加工が欲しい。その為少し待ってほしい。加工しないといけない。また、今後この塩もこの”ハム”も重要食材となる。今後、今後だ。今後我々の商品が各地に出回るようになれば、マルワールの町周辺もきっと開拓可能になる。」
その言葉に全員がざわつく。
「こんな土地が?木もない土地が?」
「これは小麦を育てるには十分な土地だ。そこで人手がそろい次第、小麦の量産も行う、もう小麦粉練りが高級品といった時代を終わらせ!我々流れ者が!流れ者が世界を変えるのだ!武力でもない努力で、報われることで変えるのだ!みんな!力を貸して欲しい!」
「魔導士様!」
全員が叫ぶ。実際平原しかなく、ほどほどに温厚なら、このマルワール周辺は治水さえすれば十分な優良地となるのはわかっていた。ダンマスは工事に優れるなら簡単に治水が可能だ。但し…。”水量が足りれば”である。日本人は学習でどうやって水と川ができるのか、理解している。が今の時代にその知識はない、そしてそれを知っていたのだろう、鳥海は北の”山脈”を抑えた。そう”水源地”の確保だ。当然ダンジョンでも”水”は生産できるが、効率は悪い。森は浄水して川にキレイでうまい水を出すためできれば木を切るのを避けたい。この水はそのまま産業の源となる”きれいな水”であり、確保しないといけない。が、その為の知識を現在教えており、村の人々に狩人となる人間を鍛えてもらっている、モアレたちには間伐の知識を教えている、これにより木の生育をよくして、間伐材を加工することで木細工を行い、獣の繁殖を助ける。できればパークボアだが、それを高額な”ピッグ”にする予定だ。野生豚になるが…これも問題でパークボアは10レベルでカンストするが、ピッグは中位になるので、30レベルカンストとなり、もっと大きくなる。がどうなるのかわからない。放っても危険性がないので、大丈夫のはずだが…。
「ジャンはどうした?…あいつにも練習を。」
宣言が終わり、村人にパークボアのステーキを出し、今回は仕方なく、ふわふわパンも出し、みんなを潤した。その帰りの村長の館での事だった。
「あいつには行商に向かってもらった、最後に前に偽装した”西の村”に行ってもらうつもりだ。」
「西の村?」
「ああ、徴税を免れた村があっただろ?あれは武力じゃないのかって思ってな。村人が、マルワールの徴税官を恐れなかった何かがある。」
「…確かに…。」
「そこに塩と肉を持って訪れればきっと交渉のテーブルにつく。だからこそあいつを行商に回した、街道許可まで取れれば道も建設予定だ。」
「道?」
「ああ、荷車はそれだけだと機能を果たさない。重い物を運べるだけだ。しかもゴーレムでないと運べない。が、道があれば、直線で運べるため、はっきりとした有利となる。その物流を俺達ゴーレムが占めればそれだけで有利となる。」
モアレが側に座ると最近開発された革のクッションが気持ちいい。
「帝国の連中にも持ってもらう、当然軍部も動くが、あいつらは戦争が予定されている。連中にとって物流は必要不可欠であり、その道路は当然”魔法”を使ってもらえる。その分DP収益が入り俺達は潤う。あいつも潤うが、隣人が強くなれば、親しい限り俺達は生産者でいられる、巨大な盾さ、連中は。」
「親しければ…か…。」
モアレが水を飲むが…あまりうまくない。
「お姉ちゃん、難しい事がよく分からないよ。」
「大丈夫だ、その辺はイーハに任せればいい。」
「…村長だろ、その辺みっちり教えるか?」
「その為にジャンを探していたんだ。あいつは頭がいいからな。」
「少し頭が痛くなってきた。」
ミラージェが可愛い肉球でこめかみを抑える。
「ただ、戦争の可能性はまだある。」
「なんだ?」
「その西の村が拡張した場合だ。」
「どういうことだ?」
「西の村の今のところに動きはない。と思ってる。が、ダンマスの数が多くなることもある、すなわち…。」
「あそこにも魔導士がいる可能性がある、あのトサカ女と一緒で。」
「ああ、あいつはやり手だからな。政治家としても知識もある、」
「怖いな…。」
「言ってたね、ぴんぴんの人がいるって。」
「ああ、できればモアレたちも皮鎧完成し次第、行商に行ってもらうぞ、ダンジョン完成後になるが…。」
「そうなのか?」
「ああ、大回りルートの開拓が終われば、契約に基づき村から”行商部隊”を派遣するようになる。一応偵察の”ハミングバード部隊”でもいいが。ゴーレム含め、護衛部隊を付ける。で、この村で生産完了したものを他の村に売る。こうして得た資金をDPに変え、村の物をよくしていくんだ。特に建物をな。」
「生産と販売か…。」
「ああ、忙しくなるぞ。まあ、その前に生産を行っていかないといけないがな…。」
「そうか…。」
「小麦がそろそろ?」
「もうすこしで実る。そして実験ができる。」
『何をするんですか?』
「実験だ。」
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