魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

どたぬき

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第3章 マルワール帝国のダンジョンマスター

第93話 ムキムキマッチョマンの変態でもできないことが多い

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 それからしばらくして、肉を狩って来て、革の剥ぎ方をウルフェに教わり、内容が、初めての狩りとなっていった。皮は、使いならない者にならない端切れにしか使えない物ばかりとなった。で、
これもさすがに正々堂々言っていいとなったので、ガンガン買取拒否を発動。状態の良い皮を買い取る宣言をし それからしばらくして、肉を狩って来て、革の剥ぎ方をウルフェに教わり、内容が、初めての狩りとなっていった。皮は、使いならない者にならない端切れにしか使えない物ばかりとなった。で、これもさすがに正々堂々言っていいとなったので、ガンガン買取拒否を発動。状態の良い皮を買い取る宣言をして、その場に捨ててもらった。…いや、その捨てた皮。私たちがちゃんとDPとして再利用しますよ?でないと、DPができず、一体あたりの収支が赤字になってしまう。で、分かったのが言った通り装備が…それでもあまりよくないが。それだけの軍隊であり、4人係りでパークボア一体という…モアレたちが見たらどう思うだろうって思った。それ位に見ていられない狩りだった。その為、ちょっと茂みを土壁をウルフェに製作してもらい、視覚を隠して、木々と茂みを増設。スポナースポットを増設。ついでにこっそりフロアを増設、第3エリアに生活魔法を配備。スキルオーブを配置した。回復が使える水でもいいがまずは、魔法があると証明できる生活をガンガン使ってもらい。DPをこのパークボアで吐きまくって欲しい。ついでに狩りは作業化しないで強い限り、DPは200は越える模様。なのでぎりぎり黒字だ。むしろなんだろう焼いた肉喰ってるバーベキュー会場が凄い大人気で。ついでに売っている。”メッチャング塩”とか”流れ者特産の香草”とか…。
「後、これあげるだわさ、スポナー出来たら売るだわさ?」
 と思いっきり渡されたのは傷塞ぎ草と呼ばれる薬草で、俗にいう傷がふさがる薬草らしい。とりあえず、農地に植える。…この事態が予測できたから。大方リップサービスして物とか渡して、印象をよくしたのか…。確かにダンジョンに大挙して押し寄せる。ぼんくらの大軍なんて、いいことない。仕方なく、水魔法のオーブを量産。回復薬を作ろうって事になった。というよりも。
「怖い。パークボア怖い。」
「あんな野蛮なんて、聞いたことない、帰りたい。」
 そう、第二部隊は”警備、食料”担当という、誰でもできそうなお仕事なのだ。無論そうではなく各軍団と都に当然”後方支援部隊”はもたせた。それが鳥海さんのお仕事らしい。だから、サブダンジョンができても軍隊に応じて生産拠点化させるため、ダンジョンの設置は難しいとなった。ただ。第5、第6の設置が無ければ1ダンジョンだけ空くのでその時はダンジョンが作れるらしい。なので、そこまで待って欲しいと、あとで思いっきり土下座された。あの人の素性聞いたから、この土下座は全く信用できないが、申し訳なくなく思っていて、自分に
被害がないならそれでいいと割り切ることにした。
「すいません治療しますよー。」
 ウルフェとエルフ2名による水魔法、ヒールウォーターによる回復は状況さえ合えば腕もくっつけられるほど強いが浅い傷しか治せず、飲めば内臓も治るが”血管系”の傷や疾患は無理だ。で、かなりかゆいところに届かないのと、その水に触れないと回復しないので、事後回復がメインの魔法だが。これでも回復はないよりまし、戦場病院と化した狩り小屋はベットだけを置き。増築することが決まった。これで水を作りつつ、エルフ救護隊が…ここの軟弱兵士たちの回復に大活躍した。
「…情けないが…。」
「私たちも最初はああだったよ?」
 一応サブダンジョンはダンジョンから階段一つで渡ってこれるので、頼み込んで増援兼手本として。モアレ姉妹を呼んだ。基礎のなっていない冒険者という奴は本当に厄介で…まあ、見本もなしに金づち持たせて大工作業させる親方はいない。見本を見せてから作業させる。だからこそ、その見本ができる人を呼んだのだ。
「先生よろしくお願いします。」
 そう言ってついていく将軍含め、全員は…。いや可愛いとかではない。見ててつらい。があれがDPになるんだ。まあ、鳥海さんは初日には来たものの、さすがに次の日には帰還。居残った彼ら第二軍団がそのまま駐在した。

『マスター、どうですか?』
「ふむ…やっぱり人類には早いという判断だな…。」
「うん。ちょっと子犬が長すぎたわ。」 
 ダンジョンの落成式をウルフェに任せ、その間に自分は足の確保を終え、乾燥するついでに草原に来ていた。

 ングルィィイィイオオオー!
 
 際の鳴き声は知らないが、ああいう声か判断憑かないが、その声を聞きながら突進して頭をバイラードの舌に差し込むと、鼻と勢いでバイラートどかち上げた。というのも…全長5mの魔物サイって。簡単にいうと15mの体長である。オルトロスからすれば雑魚である。体重で3倍以上となり骨も強ければ頭も二つでかち上げるに簡単。で、魔法による狙撃も可能で、負ける要素を探す方がつらいレベルの差だった。で中立スポナーを作って出して、それをしばらく放置後にそれを狩り、肉と革を分解して肉を焼いて食べていた。塩が欲しいなら鉱物作成で土から組み立てればいいのでそれで塩を振って焼いて食った。こういうたんぱくな肉は…。干した方がうまい。が、こうして闘って食って、そして休憩して闘ってを数日繰り返しているのには理由がある。
「慣れたか?」
「どうだろう?子犬の頃の癖で、ジャンプしたくなるのよ。」
 一つは思い出したが、オルトロスになって、戦ったことが無い。なので、ついでなので、魔法含め戦闘訓練がしたかった事。そしてもう一つは栄養成長とストックだった。食べれば経験値が入り、しかも餌を数倍まで食べて貯めれる夢のスキル、食べ道楽が涙しそうなスキルだが、欠点があった。
 まずこれで偏食が治るわけではない。これは流石に苦笑いで終わった。が次がもっとだめだった。入る経験値は喰った物の量が関係する。で、ミヨちゃんは当然。45cmの小鳥。かなり大きいがそれでさえ小食で経験値量は目に見えて大きくはない。オウルも肉食だがこれも一緒。パークボア一体も料理してくれば十分一日もつし、経験値は推して知るべしとなった。で、これは喰った物の量が関係する。という事は、15mも大きさがある私が喰えば違うんじゃ?という事で、バイラード狩りを行う事になった。当然効果は絶大だった。で、経験値はストック側に割合を決定すれば送る量と相手を選べる。これにより、モンスターはエースが活躍しても、部下を育てる事が可能だ。但し戦闘経験値は入らない。がこの戦闘経験値をスタックに送るとどうなるか。自分の記憶に戦闘の記憶がなくなり、やった事を覚えていなくなる。そして買ったという朧気な記憶だけ残る。がこれは作業となる場合なら戦闘に新鮮味が出るからいいかもしれんが。そうでないなら、戦闘のノウハウも消えるので渡せない。
 が…。それ以外の魔物討伐経験値をもう一つ。栄養成長の経験値はストック側に渡すことにした。こうする事で、ウルフェの仕事だった”子守り”がマスターの仕事になった。こうしてモンスターを食ってはカンストさせ、を繰り返し、餌場で犬ライフしている。ついでに…コアルームも大きさが巨大ではあるが…床が固い。布団が恋しいが。人間の10倍以上ある身体から出す布団は思い出もありDPが数百万となるので出せない。出すくらいなら人間になって布団に入った方がよく寝れる。
「出入り口を開けるぞ。」
『は、現在、フォックスと鹿の二つのカンストを確認。進化待機させています。』
 ゆっくり家に戻るが…建築家の家が…。土の油かと知られるとつらい、家は一階にあるのだが。ここはまだ見せられないな…。降りて人間に変身するとそのままダンジョンタウン内の家に入る。
もう自分の家しかないが…。モデルルームは保存してある。見学が欲しい場合はダンジョンバトルして、見学希望を書くように連絡。時々来場者が来るようになっていた。
「では進化をまずはフォックスから。」

妖狐 揚力を使い、魔法を使う狐。言語を解する程度に賢い。よく騙す。
砂漠狐 厳しい環境に生きる狐。
リス 小型のリス科動物。大きな尻尾と、げっ歯類の葉が特徴。、、

「これだけか?」
『そうみたいです、獣人はいない模様。』
「となると、妖狐だ。リスは…少し待とう。では次に行こう。鹿だ。」
『こっちはかなり多いですね…。』
 鹿の進化先がこれだ。

馬       少し大きく太いのが特徴の鹿。角がない。
カウ      家ファクター専用。鹿LV10×5.俗称、牛。巨体が売りの大型生物。ただし遅い。
山羊      山羊 山岳地帯で生息する、食べた草で乳の旨味が変わる。
魔鹿      魔法を角の貯め込む鹿。充電鹿と言われることもある。
ガゼル     草原鹿 速さで言うと動物界最強の逃走能力
ギルフェソーン 熱帯地方に住む鹿で周囲と角と毛皮の色を同化させ周囲と同化する。ある色合いの角が人気。
カモシカ    寒冷地の毛深い鹿。この世界では毛皮に何かを付けて、周囲と溶け込む”擬態”を得意とする。

 多いが…。多いが…これハズレの頻度高すぎる。まず基本鹿から横スライドと思われる種族が多い。この中で欲しいのは馬ではあるが。実は…微妙だ。カウは当然。牛だから乳牛から畜産ルートがある。が、数揃えないといけない。カモシカは、この暑い草原では管理がきつい事。そして、ギルフェソーンは大方スポナー出ししたら、見つからないぞ。という意味で 馬か牛がいいのだが…。馬は実はちょっと微妙だ。というのは、ここで出てくるのは上記革命以前のロンドンとパリの話になる。これは建築家として有名であるが…昔のヨーロッパ
の建物は基本、くそで臭かった。その理由がこの”馬車”である。馬車を動かす際の動物のフンがそのまま街中を臭くしたため、馬車乗り入れ禁止令を出したがそれで乗ってきた王族と公爵に反旗を翻し民主化につながったという小話である。
 それくらい”フン”の扱いは人間の精神衛生上に悪いのだ。そして現在運輸はゴーレム車に移行しつつあるのに。そこで馬車に退行させた場合、今更匂いに耐えれるのか?特にダンマスにとってだ。せっかくこっちが頑張って公衆衛生を訴えても路上の馬糞で簡単に無に帰すのだ。となると、食べ物にならない馬は避けたほうがいい。コレクショングッズとあきらめるほうがいいかもしれない。が、有利な点がある。馬は実は乗り物系の魔物の数が多い。ペガサス、ユニコーン、バイコーン。ケルピースレイプニル。いくらでも有望な魔物、神獣がいる。牛も多いが。で、そこで悩むのが選択である。まあ、あそこでバイラードと遊ぶ時間が増えるが。両方生産するため、粘ってみるか。
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