魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

どたぬき

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第5章 決戦!時山田!

第178話 トップと親しいと、普通の会話が、重要案件な事が多い。

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「は?」
「その為、国家統一をかけたシュミレーションゲームの世界だ。勇者大陸がRPGならこっちが交渉サバイバル、むこうが戦略ゲーだ。世界が違うのレベルだ。で、どうも
中央がもっと質が悪い、私たちのあの大山脈と一緒で分断するものがあるんだが・・。それが”砂漠”なんだ。赤道直下の。」
「は?」
「赤道直下だ。だから生命体が渡るに適さない。しかもそこを繋ぐオアシスにダンマスがいる。」
「うわ…。」
「だから、あっちの開拓は最悪ダンマスと喧嘩するって事なると思う。やれてタミさんを行商人として向こうに送る程度しかできん。ダンマスと争うのは今後を考えると第2の魔王軍になりかねない。だから、無理に開発するのをやめ、領域を一か所だけ町で確保し、終わるつもりだ。あっちも森と家一軒でいい。入り口以外はこっちの大森林
開拓の方が利益が出る。」
 事実上の両大陸開拓放棄だ。そこしか地点がないなら利益があるが、そうでないなら、崇高な意思とかいう
「だわさ。」
 ゲームと違い、小国併合はそれこそ、制度、貴族の態度、庶民の人心掌握で多額の費用が掛かる。そして、相手国家にそのコストに合う利益がないなら。あえて他人の家を荒らす利益なんて存在しない。なら、無人と分かる地域の確保の方がコストが低い。だからこそ100の国家がと言った瞬間から鳥海の顔が渋くなったのだ。そうなると開発
有望地は1に時山田領域の商業連合、2に北の”白の旅団領域”となるが、ダンマスと事を構えると、無限に近い消耗戦となる。相手はそれこそ戦闘した残骸をMP迄餌にして吸収する。だからこそ、消耗戦は長期間になる見込みがあった。勇者が怖いのは、その力でその消耗戦を一点突破するからだ。ならば、移動と情報収集だけにして、今は
根元の開拓を優先したほうがいい。というのがお互いの考え方だった。
「が、何だと思う?」
「大方、こっちの動きを抑えに来るつもりだわさ。できれば取り込む。」
「両面作戦を避けるのか・・・。相手も馬鹿じゃないな。」
「だわさ、ただし国盗りには動く気はなかっただわさ。まだ…いや5倍の国力相手に制圧戦士かけるのは無理だわさ。…井原がいないなら。ただ…。」
「やる気はないぞ、」
「これなら、井原が歩くだけで、国家が終わるだわさ。」
「建物を建てる労力を考えれば、心が痛む、努力を知っているからな、だから断る。依頼があるなら別だが、それが無いならしたくない、」
 貴重な建物たちを破壊するのは忍びない、あの建物建にどれだけ苦労すると思っているんだ?
「ぶれないだわさ。一応…。」
「まあな、最近のバトル活性化用に”ピタゴラ装置型トラップ”を発表し、”江戸808町”、あえての”キャッスル”、”忍者屋敷”だな。まあ、ダンジョンを影に入れてる関係で中で、フェルミィにトラップとかルーム開発を頼んでいる。思考は一致してるからな。」
「あの腹黒だわさ?」
 フェルミィの方はなぜか鳥海が気に入らないようだ。
「まあな、こっちは素直な販売用ルーム、向こうはダンジョントラップと開発を分担させている、ついでにミラージェは商売に使う家具の依頼とか商売だ。」
「で、タンジョンの方は?」
「一応コストはそっちが払え。ステータス偽装が”被鑑定編集機能”とダンジョン名変更機能だ。で、近接が”触手生成可能”だ。」
「偽装と違うだわさ?」
「ダンジョンにある場合は、受けた鑑定に出すデータそのものを弄る、で、ダンジョンと発覚させるにはコアを持って来て、調査しないとダメって事になるし、これがある場合領域の表示も消える。で、近接で出す触手は領域内はできないがダンジョン内に限りコアかダンマスが出すことができ、それを使った操作、行動が可能だ。」
「卑猥だわさ。」
「そう考えるほうが悪い、で、分離が”ダンジョンウォールのプログラム行動可能”になる。で、触手はダンジョンウォール扱いだからこれでダンジョンを使った工場ができる。そして、このプログラム処理の方はコアの処理から切り離せるから、スポナーとかの自動化が可能となる。但し、事故は起きうる。」
「なんかすごい機能だわさ。じゃあ、」
「ああ、正式に開くダンジョン以外襲われなくなったし、他の地方の領域はこれで隠した。が、コアが直接触れたり領域化する際にはばれる。」
「あの山奥だわさ大丈夫だわさ。でも触手だわさ…。」
「ついでに無生物で、ダンジョンの具合を弄ると…。」
 そう言うと井原の影から一本のタコの足が出てくる。
「こうして、俺の影からも出せる。これをコアのサンテが動かすことができる。」
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