魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

どたぬき

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第12章 開発再び

第466話 プロの課題は自分で1個から2個足していることが多い。

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 私は威力偵察して一日で帰ってきたが、実際はあのダンジョンで訓練を兼ねて一泊予定だ。インスタンスダンジョンでの宿泊がどうなるのか、および体力回復具合とかの状況の見分予定だった。だがこれは今後でもできる。まずはコネ、そして先輩勇者からの指導を受けるほうがいいだろう。私はホテルで一人だ。…寂しくないぞ。
「でもどうするのよ。」
「困るのぉ…んだけさ。通路を作って節を作るってだけじゃ面白くないし、防衛力とか含め注目しているはずだからねぇ…。」
 フェルミィ達も一緒に考えているが、地味にいい意見が出ない。そう、これが井原作品だとばれると、これが自生のフォーマットとか言いそうで怖い。実際フェルミィの作った”再現昭和建築シリーズ”や和風建築などの売り上げはよく、今はダンジョンはルームを狩って張り付ける者(製作、カスタマイズでオリジナルを)という風潮が大きい。その為、実は非常にオーダーメイドの依頼が多い、それをこなすのがフェルミィの役目だ。特に釣り天井(手動ギミック型)とか魔法やスキル由来以外のギミックタイプのスキル負担の少ないものが好まれる。但し、制作には時間がかかる上に相手も選ぶ。中面の同盟などでもこれ一個で這い上がるかもしれないとか…。相手の様子を見たうえでの注視も欠かさない。それが地味にダンジョンバトルで使われた映像が出回るたびに…対抗策をドルカス、柳田の両”賢者”が答えていく感じだ。
「でも、環境がダンマス有利で、しかもダンマスが楽しめるダンジョンというのは…。」
「難しぃ。ひじょーに難しぃ。」
 だからこそ、これも問題だったりする。回答ありきになっているゲームの出題なんて…そしてもう一個の問題はこれと同時に来る”冒険者”相手でも同じ難易度にするって事だ。これは確かに言及されていないが、どうも、情報によると、ケイブは”人間にも公開される”これが問題だ。難易度をダンマスに合わせて調整すると、冒険者が死ぬのだ。だから。簡単で難しく、攻略法が普通には分からないダンジョン。…そんなものが…ちょっと待て…。
「どうしたのぉ?」
「いやあな。そう言えばさっきの通路…。分岐が無いならどうなる?}
「え?」
「分岐を消すんだ。一直線。前に歩けば良い。そう言うダンジョンだよ。」
「…ギミックは?」
「これから考える、が、一直線に歩きそして…。ダンジョンに帰って試験運転したいが…。まずはプロットを固めるぞ。」
 確かにさっきのダンジョンは不満があった。低い天上。そしてすり抜けるにも難易度が高い。それでいて敵が多くまるで”狩場”だ。オンゲにある狩場を思い出していた。まるで狩られるために生きているモンスターだ。そんなものは嫌いだ。美しくない。お互い生きているはずなのに。そしてもう一個思ったのが…大型を出すための広いエリアダンジョンだ。となると、ある程度高さが欲しいよな…。ただ通路を一直線だと、飽きる。ゲームでもキーを上に入れっぱなしで一時間経過とか。そう言うのは非常に心を折る。そして不安にさせる。…ふふふ、今度のコンセプトは”不安になる…飽きない一直線ダンジョン”だ!
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