魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

どたぬき

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第14章 下部組織は基本押し付け

第532話 事実は常に理解不能な事がある

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 彼らは月下の庭園のある、フォレスタ南西部を中心としたダンジョンバトルと、ダンジョン経営を基にした普通のダンマスだった。だが、ある日盗賊団が自分のダンジョンを根城にして出入口を勝手に占拠した。殺すにしても、奥に来ない。そしてしばらくすると、月下の庭園から連絡が入る、”当該地域に君たちを見た。盗賊を狩っているのか?それなら周囲の村人からの依頼で、潰さないといけない。そうでないなら…その旨を伝えてほしい。”

 そう言われ、盗賊団を倒した月下の庭園のチーム勇者部隊を前に…全員は降伏した。これでも彼ら4人は初心者でありながら、月下の結構設立に近い所にいたらしい。ただ、月光は結構出かける上に近隣から義勇軍を集める関係で、非常に兵糧を送る必要があった。そこでみんなで承認を名乗り、各地から食料を調達、戦乱の世界で、後方支援を担当していた。戦闘は全て月光任せ、ダンジョンバトルもだ。そう言う生活に満足しつつあったが、暗雲が垂れ込み始めたのが、月光の募集に参加を始めた後発組だ。彼らは一派閥を作り上げ、こちらをないがしろにし始めてきた。彼らはそれなりに戦闘系の…俗にいう乗っ取りを画策していた。ただ、月光が失敗するまで…その流れは無くなっていた。当然月光もその部下であるナギサもはっきり言って一人立てば、数百の軍隊が死滅するほど強く、その強さは、明らかに違っていたからだ。ただ、その節目が変わったのが…魔王バトルだった。魔王軍の持っていた戦力は、いくら月光やナギサをもってしてもダメだった。そして、謝罪を要求した彼らに対し…月光は自身の権限で謝罪に向かった。そこで…ボコボコにリンチされた。チームメンバーの5人もだ。そして、彼らが見た月光は一切逆らわず、ただじっと攻撃を受け続けた。この時ナギサがいない事に気が付いた彼らは、追っ手を出したが、見つかることはなかった。姫を守る為に全員で盾になったのだ。
「これが。」
「ああ、報告書だ。一応向こうには軽く3千万を渡して、全員にすべての制限の解除をさせ、今後の方針を伝えるつもりだ、一応オウルには国内情勢を再調査させている。」
「でも…さすが月光だわさ。最後まで男だわさ。」
「そこからが問題だったんだ。」
 その後に残った月下の庭園の連中は、月下がランキングから消えた問い合わせに、公式発言で対応。収束を図った。そして、ここからの月下は、それまでの”傭兵団”の様相を変更し、村を襲い、みかじめ料の要求を始めた。払えない場合は村を滅ぼし、払うと宣言すれば旗を立てて、領域指定。こうしてDPを得た…。そこで来たのが”鎧騎士”だった。堕ちた勇者の謎を追い、彼女…らしいな。結構軽くて気さくらしい。そいつが、旧ギルドマスターと一緒に下った。そこで、鎧騎士の権力を使い、無双したふりをしていたわけだ。ついでに取引はわざと、ダンジョンに触れさせないように魔石を介して行ったらしい。そんな方法で計上させないで、取引可能なのか…。そして、黒と判断し、ナギサの予定がつき次第強襲予定だった。事態が変わったのが、召喚ミスで学校が召喚された件だ。この情報をスパイからつかんだ連中は、これが数千億DPになると大騒ぎ、そのままレイド部隊を率いて、回収後に拠点にする積りだったらしい。その間鎧騎士を使い倒して信用していない薔薇のヨシカゲはその場に残した。まあ、一心同体迄得たダンジョンマスターを殺す方法は”ダンマスとコアを双方同時に殺す。”である。これ以外は死なない。この死なないというのが、結構な安心感を得られる。が、鎧騎士がそこで、機能を発揮。
「ダンジョンを食った。」
「は?」
「報告書だとそうなっている、ダンジョンはどうも”魔素”で出来ているらしくそれを食う手段さえあれば、ダンジョンは食べれるらしい。そして連中の保有しているDP事全部食った。だそうだ。」
「…あの時も怖いと思ったけど…。」
「あのまま相手がいくら”攻撃禁止”でも食事禁止ではない。すなわち…。」
「いつでもあいつはこっちを殺すことができた…だわさ。」
 ただ、そこから問題が起きた。その時内部調査に協力したあの4人はギルド・・・亜人同盟にいれてしまうと、問題がある。彼らはダンジョンを閉鎖した後、浮遊島に来て、リューネと会い、そこで、こっちの調略の話をしていた。どうも向こうは本来なら、”勇者を草原同盟及び草原諸国に手に入れさせないために制圧”するつもりだった。が、こっちの部隊をリューネが発見。このままだと提携先と戦闘になってしまう。そこで、ドルカスたちはいつでも攻めれる体制を保持しつつ、待機しなくてはならなかった。ただ、不運だったのがこの時動けるメンバーは
殆ど外では無言の鎧騎士と交渉は苦手のアイディアマンのリューネだけだった。そこで彼女が行くことになった。帰って来た時には符丁の”頭をとがらせて商人という設定”だけ聞いて彼らは城門に到達。聞いていた兵士は…そのまま通した。そして訳が分からないまま感謝され…。そして、そのまま今現在国境に兵士を向けた事を言われたという。ただこの時に全員が怪しがった。どうも話が噛まないのだ。リューネとも。そこで、リューネが何故か急用で退出。そのまま、コクヨウが来ると、召喚を紹介され、一泊する。そこで聞いたのが、今回の顛末だった。一応こう見えて中堅生産系のダンジョンルームの販売を行うダンジョンマスターである千鳥万花だ。そこの占拠予定の場所を占拠したと聞いて、彼らは混乱して泣きついた。当然だ。このままでは千鳥万花にダンジョンルームを売ってもらえない。トラップや景色系など、様々ある、現在あるダンジョンの開発が一から作るカスタマイズから、解き放たれているのは千鳥万花のルーム販売のおかげだ。それが売ってもらえないとなると、今後ダンジョンが、四角い部屋が一つだけの簡素な物になってしまう。当然ダンジョンの安全なんて考えられない。そこで、4人がコクヨウに頼み込み、仲裁を申し出た。という事らしい。
「…結構向こうも大変だわさ。」
「そう言うな。向こうからしたら、こっちとの取引を優先してもらえたんだ。それに鳥海に助けられたこともあるし、水木も雇ったことがある連中だ。そう言う意味でも、普通のダンジョンマスターだ。」
「こう考えると、うちら以外と根幹産業おさえているだわさ。」
「まあな、ある意味せいかい征服したって感じだな、俗にいう○○極めて天下とった…という感じか?」
「それが通じればいいだわさ。通じなかった相手もいるだわさ。」
「だな…。」
 これは、あの連中の扱いも考えないといけない。本当の問題はここからだからだ。
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