558 / 1,528
第14章 下部組織は基本押し付け
第553話 ゴーレムボールという、既視感
しおりを挟む
「おう、井原、待っておったぞ。」
あれだけ思わせぶりなアナウンスをした直後に…ゴーレム車の関連で、私はドランの元を訪れていた。頼んでいた”ゴーレム関連の開発”の件だ。
「ゴーレム回路を改良してゴーレムボールを開発したのじゃ。」
「なにそれ?」
つい本音が出てしまった。
「ゴーレム作成を付与することに成功したのじゃよ。」
近くのテーブルの上に置いたのは大きめの宝石と、それにつながる配線みたいなものだ。
「これが?」
「そうじゃ。しかも誰でも使えるのじゃ。」
「本当か?」
「ふむ、ゴーレム付与側にプログラム付与を入れておいたからの。そこの条件に入れておいたのじゃ。」
「とりあえず図解解説してくれ、理解できん。」
「まずここに、この形に成形したマナバッテリーを作るのじゃ。」
ドランが図で示したのは休憩に、プラモのニッパの切り忘れ見たいなチョロっと出た髭だ。
「で、この周りをこう覆ってこの覆った素材に付与を入れるのじゃ。」
そして、その髭を中心として覆うように円が書かれていく。
「この覆った球体側に付与を書ければ完成なのじゃ。」
「これ大丈夫なのか?付与が。」
実はこの実験勇者側でも何回も実験して失敗している。
「うむ、これは二つ要点が欲しいのじゃ。一つはゴーレム作成で作ったコア自体を付与したいと思ってゴーレム作成を唱える事じゃ。」
実際詠唱もないが、声を出すと何となく成功しやすいのでスキル名程度は詠唱することがある。
「付与を思って?」
「素体も欲しいのじゃ。お主の大切にしておった”タングステン鋼”を使わせてもらった。ファクターコインもじゃ。あと、魔石も結構じゃな。」
「中々に豪快だな。」
「被覆はこの形状に線を守るイメージを入れて形成したのじゃ。」
「というかそれ、本当にできるのか?」
「…実験してみるのじゃ。」
実験はたまたまいたミギールさんに頼んだ。この人は鳥海さんのダンジョンの部下で主に人間の将軍職をしている
「…旨く行かん、思い浮かばん。」
「うわ…頭悪すぎなのじゃ。」
これ、どうもステータスのINTが関係しているっぽい。後でオウルで実験したいが…。ミギールさんに説明してやってもらったところ、途中で頭がパンクした。どうも項目数が多すぎて、思い浮かべきれないらしい。
「吾輩…。これは大臣殿に顔向けできん。」
地味に吾輩キャラなんだよな、この人。
「これは困ったのじゃ。」
「…責任取れ。」
「どういう事じゃ。」
「お前が責任持って…作るんだよ、中抜きでゴーレムを。」
「え?」
「お前しか作れないんだ、当然だろ?できればプレゼン用に三つ。一つは検証用、一つは献上用。あと一つは登録用だ。」
「ぐぬぬぬ…というより流石に儂でもな、最近はレベリングし直しで、もう少しかかるのじゃ。」
実は竜の成長スキルの関係で、レベルを一度1に戻して再レベルアップが必要なので、…私と経験値を交換したのだ。ドランのレベル分迄。これは魔素栄養の仕様で自分の体から取り出した魔石化経験値は自分に使用できない。この交換先に多頭の首も指定できない。なのでドランと交換した。レベルは同じになったわけでもなく
1のままだ。どうも”表記上のミス”らしく、内部数値的には”ウルフのレベル1”まで戻された後、そこから再レベルアップをしているらしい。ステータスは上がるがこの表記は”ケロべロスのレベル1”に必要な分まで、変更されない。但しステータスは下がるって事らしい。ついでに急成長込・・・。なのだが、これは後日だ。その関係でステータスは前の1/3程度であり、レベルは元々龍族は上がりにくいらしい。なので…半分程度になっている。非常に成長の天井は高いがレベルアップの期待が薄い。
あれだけ思わせぶりなアナウンスをした直後に…ゴーレム車の関連で、私はドランの元を訪れていた。頼んでいた”ゴーレム関連の開発”の件だ。
「ゴーレム回路を改良してゴーレムボールを開発したのじゃ。」
「なにそれ?」
つい本音が出てしまった。
「ゴーレム作成を付与することに成功したのじゃよ。」
近くのテーブルの上に置いたのは大きめの宝石と、それにつながる配線みたいなものだ。
「これが?」
「そうじゃ。しかも誰でも使えるのじゃ。」
「本当か?」
「ふむ、ゴーレム付与側にプログラム付与を入れておいたからの。そこの条件に入れておいたのじゃ。」
「とりあえず図解解説してくれ、理解できん。」
「まずここに、この形に成形したマナバッテリーを作るのじゃ。」
ドランが図で示したのは休憩に、プラモのニッパの切り忘れ見たいなチョロっと出た髭だ。
「で、この周りをこう覆ってこの覆った素材に付与を入れるのじゃ。」
そして、その髭を中心として覆うように円が書かれていく。
「この覆った球体側に付与を書ければ完成なのじゃ。」
「これ大丈夫なのか?付与が。」
実はこの実験勇者側でも何回も実験して失敗している。
「うむ、これは二つ要点が欲しいのじゃ。一つはゴーレム作成で作ったコア自体を付与したいと思ってゴーレム作成を唱える事じゃ。」
実際詠唱もないが、声を出すと何となく成功しやすいのでスキル名程度は詠唱することがある。
「付与を思って?」
「素体も欲しいのじゃ。お主の大切にしておった”タングステン鋼”を使わせてもらった。ファクターコインもじゃ。あと、魔石も結構じゃな。」
「中々に豪快だな。」
「被覆はこの形状に線を守るイメージを入れて形成したのじゃ。」
「というかそれ、本当にできるのか?」
「…実験してみるのじゃ。」
実験はたまたまいたミギールさんに頼んだ。この人は鳥海さんのダンジョンの部下で主に人間の将軍職をしている
「…旨く行かん、思い浮かばん。」
「うわ…頭悪すぎなのじゃ。」
これ、どうもステータスのINTが関係しているっぽい。後でオウルで実験したいが…。ミギールさんに説明してやってもらったところ、途中で頭がパンクした。どうも項目数が多すぎて、思い浮かべきれないらしい。
「吾輩…。これは大臣殿に顔向けできん。」
地味に吾輩キャラなんだよな、この人。
「これは困ったのじゃ。」
「…責任取れ。」
「どういう事じゃ。」
「お前が責任持って…作るんだよ、中抜きでゴーレムを。」
「え?」
「お前しか作れないんだ、当然だろ?できればプレゼン用に三つ。一つは検証用、一つは献上用。あと一つは登録用だ。」
「ぐぬぬぬ…というより流石に儂でもな、最近はレベリングし直しで、もう少しかかるのじゃ。」
実は竜の成長スキルの関係で、レベルを一度1に戻して再レベルアップが必要なので、…私と経験値を交換したのだ。ドランのレベル分迄。これは魔素栄養の仕様で自分の体から取り出した魔石化経験値は自分に使用できない。この交換先に多頭の首も指定できない。なのでドランと交換した。レベルは同じになったわけでもなく
1のままだ。どうも”表記上のミス”らしく、内部数値的には”ウルフのレベル1”まで戻された後、そこから再レベルアップをしているらしい。ステータスは上がるがこの表記は”ケロべロスのレベル1”に必要な分まで、変更されない。但しステータスは下がるって事らしい。ついでに急成長込・・・。なのだが、これは後日だ。その関係でステータスは前の1/3程度であり、レベルは元々龍族は上がりにくいらしい。なので…半分程度になっている。非常に成長の天井は高いがレベルアップの期待が薄い。
0
あなたにおすすめの小説
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
ありふれた聖女のざまぁ
雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。
異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが…
「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」
「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」
※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
側妃に追放された王太子
基本二度寝
ファンタジー
「王が倒れた今、私が王の代理を務めます」
正妃は数年前になくなり、側妃の女が現在正妃の代わりを務めていた。
そして、国王が体調不良で倒れた今、側妃は貴族を集めて宣言した。
王の代理が側妃など異例の出来事だ。
「手始めに、正妃の息子、現王太子の婚約破棄と身分の剥奪を命じます」
王太子は息を吐いた。
「それが国のためなら」
貴族も大臣も側妃の手が及んでいる。
無駄に抵抗するよりも、王太子はそれに従うことにした。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる