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第17章 ドランの領地視察旅
第688話 手付金なのじゃ
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「での、まずはお主たちに手付金を払うのじゃ。」
「何だ?」
「このショットグラスと、このオーブをお主に。」
「どういう意味で?」
「こういう贅沢品は貴族が欲しがるのじゃ、いざという時に使えば…交渉に使えるのじゃ、言い訳はお主に頼む、で、このスキルオーブ”土魔法”は文字通り土魔法が使えるようになるダンジョン産のアイテムじゃ。ゴーレム車が発展しておる地域ではこれを探して、訓練することによりゴーレム使いを増やすのじゃ、不足はどうか知らんが、最低でも…鍛えれば部族のトップをも超える魔法使いになる可能性があるのじゃ、よく考えて使えよ。」
「あ、ああ。」
ガースにはショットグラスにオーブを入れて手渡す、
「ついでに、そのオーブは使えば消滅し、使った相手が死んだ場合は回収できない、一回限りのアイテムじゃ。十分注意してくれよ。」
「は、ははっ。」
ガースはかしこまってお辞儀ずる、
「で、バルアリには、これじゃ。」
そう言ってオーブを一つ手渡す、
「商人には必須と言われる、鑑定と呼ばれるスキルじゃ、それがある場合物を注視した際に物の名前や細かい情報が出るのじゃ、特に物の鑑定や真偽。そう言う物に強くなるのじゃ、ただギルドではこれのオーブは人気がなくての。」
「どういう事だ。偽物掴まされないだけでも強いんじゃ?」
「それがギルドでは鑑定のモノクルという数回でいいなら、鑑定のスキルが使える透明な板を売っておるのじゃよ、これじゃな。」
ドランが、水木から貰っていたお土産の”鑑定のモノクル”を取り出す、
「これのおかげで、詐欺が向こうではできなくなっての。…結構失職者が出だそうじゃ。これもギルドが来ると考えられることじゃ。」
当然承認は物を買って来て、売るのが仕事だ。だがその中で安いものを口八丁手八丁で売るものが出てくる、がこの鑑定モノクルはそう言う商人の交渉術を無視して、低下をたたき出す、がこれはいい事と悪い事がある、一つは定額となるので、一定レベルまでの農作物は買いたたかれないが、いいものを作っても、鑑定の尺度次第では値段にならないのだ。その為、農業においては鑑定は悪に近かった。が、材料を加工する2次産業的には鑑定は
いい品を手に入れたり、購入することで加工の成功度を大きく上げることができたらしい、そう言う意味では功罪があり、賛否どちらとも言い難いのが現状らしい。またステータスハラスメントも横行しつつあり、その為、鑑定の形式についてはもう少し考えてみてもいいという感じらしい。
「ただ、スキルの方は無限の上に、見える物を編集可能じゃ、だからこそこれと、後で人力用ゴーレム車”リアカー”も出すのじゃ。」
「大丈夫なのかそれ?」
「お主から聞いた感じ、必ず腕の立つ護衛を付けたほうがいいのじゃ、当然なければ怪しむからの。」
「だろうな、分かった。」
「で、村長にはこれじゃ、これで、しばらくここを活性化して欲しいのじゃ。」
「これは?」
ドランが手渡したのは2つのオーブだった。
「これは生活魔法と、闇魔法のオーブなのじゃ、魔法系オーブは注意して欲しい事があるのじゃ、当然これらは目立つのじゃ、」
闇魔法は中位魔法なのではあるが、”村長”は中位職業の可能性が高い、そうなると使えるはずだ。
「場所によっては生活魔法だけでもかなり強いのじゃ。」
「鑑定は分かった、でも、生活魔法、闇魔法ってなんだ?」
「生活魔法は、俗にいう”基礎魔法”と呼ばれる魔法じゃ。子供でも使える消費と、子供でも使える能力をメインとした。物じゃ、ただしこれがあると旅が楽になるのじゃ、例えば…。」
ドランが手を差し出すと、その手の平から水がしたたり落ちる、
「このように飲み水を作ったり、火をおこしたり、明りを作ったり…。そう言う行為が、道具無しで出来るのじゃ、土魔法は土木などに向き、他の魔法はそれ以外の使い道もあるのじゃ。」
「じゃあ、闇魔法は何でしょうか?」
「闇魔法は、高等魔法の一種で、自分の闇すなわち影を使う物が多いのじゃ、とくに有名なのが、このダークボックスじゃな。」
そう言って、中から麦粥一つを取り出す、
「…これは…。」
「魔力に応じて、影の中に物を入れたり出したりできるのじゃ、最大は家4件を入れた勇者もおったそうじゃが。これがあれば物を盗難に合う確率も減るのじゃ。但し、こいつは育つまで、非常に時間もやることもかかる、鍛錬に非常に時間がかかるスキルなのじゃ、だからこそ、こういう隠れ里で訓練するにうってつけの魔法じゃ、ただし極めればどの魔法よりも利便性あふれる魔法になる、それは確かじゃ。」
実際ドランからすると、無理や市フェルミィに手伝わされたので、木だけで作る大八車なら作ったことがあるので、その辺の木をダークボックスに突っ込めばすぐに大八車にもなる、…一人で木を切って大八車作っていると寂しかった。
「…すげぇ…。」
「ただ、ダンジョンを開くことができる環境を整えればこれらが出るダンジョンの開設が可能なのじゃ、そしてダンジョンの有無は向こうにとってもただ倒す相手じゃない。・・・利用してやると考えるはずじゃ。」
同盟間のダンジョンは全部”関係者”扱いになり襲われなくなるが、ドロップも携わることができない。そしてそう言う理解度の高いダンジョンではいくらスポナーで経験値を稼いでも少量しか稼げない、これはパンダ同好会の”柳田”の論だ。そしてこの大陸の魔王国、千鳥万花までは”大森林”を抜けた先になる。これを横断できたと思われるのは世界最強の勇者”教授”だけだと言われている、その位の難易度の為…南部にはそう言う”経験値稼ぎ可能なほどほどの
敵対ダンジョン”という物がない、あるかもしれないが、それは”大森林内部”を捜索した結果になる、だからこそ…大方大森林攻略をしているのだと儂は思っている、もっと下らない可能性もあるがの。
「何だ?」
「このショットグラスと、このオーブをお主に。」
「どういう意味で?」
「こういう贅沢品は貴族が欲しがるのじゃ、いざという時に使えば…交渉に使えるのじゃ、言い訳はお主に頼む、で、このスキルオーブ”土魔法”は文字通り土魔法が使えるようになるダンジョン産のアイテムじゃ。ゴーレム車が発展しておる地域ではこれを探して、訓練することによりゴーレム使いを増やすのじゃ、不足はどうか知らんが、最低でも…鍛えれば部族のトップをも超える魔法使いになる可能性があるのじゃ、よく考えて使えよ。」
「あ、ああ。」
ガースにはショットグラスにオーブを入れて手渡す、
「ついでに、そのオーブは使えば消滅し、使った相手が死んだ場合は回収できない、一回限りのアイテムじゃ。十分注意してくれよ。」
「は、ははっ。」
ガースはかしこまってお辞儀ずる、
「で、バルアリには、これじゃ。」
そう言ってオーブを一つ手渡す、
「商人には必須と言われる、鑑定と呼ばれるスキルじゃ、それがある場合物を注視した際に物の名前や細かい情報が出るのじゃ、特に物の鑑定や真偽。そう言う物に強くなるのじゃ、ただギルドではこれのオーブは人気がなくての。」
「どういう事だ。偽物掴まされないだけでも強いんじゃ?」
「それがギルドでは鑑定のモノクルという数回でいいなら、鑑定のスキルが使える透明な板を売っておるのじゃよ、これじゃな。」
ドランが、水木から貰っていたお土産の”鑑定のモノクル”を取り出す、
「これのおかげで、詐欺が向こうではできなくなっての。…結構失職者が出だそうじゃ。これもギルドが来ると考えられることじゃ。」
当然承認は物を買って来て、売るのが仕事だ。だがその中で安いものを口八丁手八丁で売るものが出てくる、がこの鑑定モノクルはそう言う商人の交渉術を無視して、低下をたたき出す、がこれはいい事と悪い事がある、一つは定額となるので、一定レベルまでの農作物は買いたたかれないが、いいものを作っても、鑑定の尺度次第では値段にならないのだ。その為、農業においては鑑定は悪に近かった。が、材料を加工する2次産業的には鑑定は
いい品を手に入れたり、購入することで加工の成功度を大きく上げることができたらしい、そう言う意味では功罪があり、賛否どちらとも言い難いのが現状らしい。またステータスハラスメントも横行しつつあり、その為、鑑定の形式についてはもう少し考えてみてもいいという感じらしい。
「ただ、スキルの方は無限の上に、見える物を編集可能じゃ、だからこそこれと、後で人力用ゴーレム車”リアカー”も出すのじゃ。」
「大丈夫なのかそれ?」
「お主から聞いた感じ、必ず腕の立つ護衛を付けたほうがいいのじゃ、当然なければ怪しむからの。」
「だろうな、分かった。」
「で、村長にはこれじゃ、これで、しばらくここを活性化して欲しいのじゃ。」
「これは?」
ドランが手渡したのは2つのオーブだった。
「これは生活魔法と、闇魔法のオーブなのじゃ、魔法系オーブは注意して欲しい事があるのじゃ、当然これらは目立つのじゃ、」
闇魔法は中位魔法なのではあるが、”村長”は中位職業の可能性が高い、そうなると使えるはずだ。
「場所によっては生活魔法だけでもかなり強いのじゃ。」
「鑑定は分かった、でも、生活魔法、闇魔法ってなんだ?」
「生活魔法は、俗にいう”基礎魔法”と呼ばれる魔法じゃ。子供でも使える消費と、子供でも使える能力をメインとした。物じゃ、ただしこれがあると旅が楽になるのじゃ、例えば…。」
ドランが手を差し出すと、その手の平から水がしたたり落ちる、
「このように飲み水を作ったり、火をおこしたり、明りを作ったり…。そう言う行為が、道具無しで出来るのじゃ、土魔法は土木などに向き、他の魔法はそれ以外の使い道もあるのじゃ。」
「じゃあ、闇魔法は何でしょうか?」
「闇魔法は、高等魔法の一種で、自分の闇すなわち影を使う物が多いのじゃ、とくに有名なのが、このダークボックスじゃな。」
そう言って、中から麦粥一つを取り出す、
「…これは…。」
「魔力に応じて、影の中に物を入れたり出したりできるのじゃ、最大は家4件を入れた勇者もおったそうじゃが。これがあれば物を盗難に合う確率も減るのじゃ。但し、こいつは育つまで、非常に時間もやることもかかる、鍛錬に非常に時間がかかるスキルなのじゃ、だからこそ、こういう隠れ里で訓練するにうってつけの魔法じゃ、ただし極めればどの魔法よりも利便性あふれる魔法になる、それは確かじゃ。」
実際ドランからすると、無理や市フェルミィに手伝わされたので、木だけで作る大八車なら作ったことがあるので、その辺の木をダークボックスに突っ込めばすぐに大八車にもなる、…一人で木を切って大八車作っていると寂しかった。
「…すげぇ…。」
「ただ、ダンジョンを開くことができる環境を整えればこれらが出るダンジョンの開設が可能なのじゃ、そしてダンジョンの有無は向こうにとってもただ倒す相手じゃない。・・・利用してやると考えるはずじゃ。」
同盟間のダンジョンは全部”関係者”扱いになり襲われなくなるが、ドロップも携わることができない。そしてそう言う理解度の高いダンジョンではいくらスポナーで経験値を稼いでも少量しか稼げない、これはパンダ同好会の”柳田”の論だ。そしてこの大陸の魔王国、千鳥万花までは”大森林”を抜けた先になる。これを横断できたと思われるのは世界最強の勇者”教授”だけだと言われている、その位の難易度の為…南部にはそう言う”経験値稼ぎ可能なほどほどの
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