魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

どたぬき

文字の大きさ
769 / 1,528
第19章 VS飛鳥

第762話 浮遊するときの問題は浮力と動力。

しおりを挟む
「私たちも一緒でいいですよね。」
「よろしく頼む、」
 …水木たちが出発前に…3人そろえて、ドラン達も2名、今回は搭乗の上で、7人か、人数は気にならんが…。
「で、これは?」
「ああ、送風の魔道具にヒントを得た…”浮遊ゴーレム”だ但し人間が乗らないとMPを馬鹿食いする、一応体内の一部には結合魔法陣を設置した。」
「車輪があるが…。」
 見た目は実は、ゴーレムが引いた”荷車”すなわち、ゴーレム車と外見は変わらない。そこで、荷車の部分に結合魔法陣を設置、ついでに内部は”幻のダンジョン”仕様となっており、内部は簡易的な屋敷となっている、
「今回の実験は二つ。一つは俗にいう”内部拡張型魔法の馬車”のギミックを使って結合魔道具に魔力を注げるかって事だ。外部の荷車は結合魔法陣で魔力を供給され、ホバーできるようになっており、更に計量を展開、DPはかかるが、これで供給が間に合うようならこれを改良して路面に影響されない車の開発をしたい。」
「全線理解できんぞ、」
「大丈夫よ、アラン。便利とだけ分かれば。」
 水木さん、それはフォローになっていないぞ、
「ついでに幻のダンジョンは異界型扱いで。ダンジョン領域扱いで”出入口も設置可能だ”但し出入口を機能させるには”停止”する必要があるのまでは実験した。」
「でもすごー。」
「そうじゃのぉ、浮かせて移動するんじゃないのかのぉ。」
「まずこの床部分…非常に気候が壊れやすく、地面に設置させると壊れる。そして何より浮く幅も大きくないので、送風だとしたから風が大きく出るがそれでも2cm浮けばいい。」
 柚木で浮き幅を見せると、特に現地組の顔が半眼となった。
「その幅では意味はないのでは?」
「という事は浮くのじゃな、重さがない荷車なら…。」
「ついでにそこの人型ゴーレムのには…形状を工夫して送風魔道具モーター”を足に取り付けジャンプ可能にしてある、ただな…。」
「ん、どうしたのじゃ?」
「別搭載で魔石を入れないと機構が本体の魔力を吸うんだ。その為、一日持つはずのMPが10分で燃料切れになって消滅する、」
「それは…。」
「しかもな、ついでにゴーレムに軽量の魔法を付与したところ、…なんと!」
「なんと!」
「なんと!」
「なんと!」
 ついやってしまったが、その唐突な乗りに乗ってくれた水木さん、ドラン、ありがとう。
「付与した魔法によりMPの消費量が増加する、結集魔法陣を改造して区間装置を作るか、効率のいい魔力補充装置なしだと付与ありゴーレムは無理に近い。」
 その言葉に全員が肩を落とした。
「遠いのぉ。」
「でもな、その分MPを籠めればいいと、マナバッテリーを大型化して今回のゴーレムを作った。ただ、頑丈さを上げるにはこれにコーティング剤の開発が欲しいからな。
重さはかなりの物となった。」
 やはり鑑定の表記は変化した。

”イハラX1”TIPS:初期作成型”機構型ゴーレム”一号機。魔力浮遊システム、ジャンプシステム。アルミ合金仕様を保持、ただし衝撃に弱く作業用。これは確実なオーパーツに当たるため、ダンジョン登録禁止及び一部命令反故機能が足されています、

 流石に機械構造と付与魔法もつけて、…ついでに石だとなんの実感もえられないので、アルミ合金で作った。これで…出発は水木がダンジョンを貸している”ケイブ”からザガートン国を横断しつつリラシルトに向かう旅だ。ただ、旅というにはいつでも拠点に帰れるうえに、こっちからの指示もできるユルユルの旅だ。内部にはちゃんと…”畑”もあるぞ。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

ありふれた聖女のざまぁ

雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。 異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが… 「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」 「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」 ※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。

魅了だったら良かったのに

豆狸
ファンタジー
「だったらなにか変わるんですか?」

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。

BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。 辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん?? 私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?

側妃に追放された王太子

基本二度寝
ファンタジー
「王が倒れた今、私が王の代理を務めます」 正妃は数年前になくなり、側妃の女が現在正妃の代わりを務めていた。 そして、国王が体調不良で倒れた今、側妃は貴族を集めて宣言した。 王の代理が側妃など異例の出来事だ。 「手始めに、正妃の息子、現王太子の婚約破棄と身分の剥奪を命じます」 王太子は息を吐いた。 「それが国のためなら」 貴族も大臣も側妃の手が及んでいる。 無駄に抵抗するよりも、王太子はそれに従うことにした。

むしゃくしゃしてやった、後悔はしていないがやばいとは思っている

F.conoe
ファンタジー
婚約者をないがしろにしていい気になってる王子の国とかまじ終わってるよねー

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

処理中です...