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第21章 薔薇と白い月(ダークファンタジー)
第920話 薔薇と白い月(2) プレイヤー的価値基準だとポーションは下火
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そして私はウサギの骨と肉を一緒にもらい、後はレシピの紙を貰い帰宅することにした。錬金術師の大釜にレシピを登録するにはこの専用の大釜と、ある条件を満たした専用の紙とインクを使った特殊な錬金術師のレシピと呼ばれるアイテムを使う。このウサギの骨を煮たてただけのレシピであっても、この貴重な紙が使われる。ただ、この錬金術師の大釜の最大の特徴はレシピであれば料理だろうが木工細工だろうが完成品の絵とレシピがあれば作ってもらえる自動製作機の機能がある点だ。但し、このレシピの紙がまず…ダンジョンからしか出ないと言われている。作れるけど。その上インクもダンジョンからしか出ないと言われている。普通のインキと一緒の物だが。ただしこの紙は水で一定時間に水で分解できれば何でもいい。インクも、その一定時間まで水に溶けないならなんでもいい。という地味に雑な物だ。これを固めて自動でチップを作成する機能が大釜側にあるのだ。それも魔導回路にあった。但し、料理工程を作成するなら、その工程に使う技術の細かい工程表と専門用語を記した辞書も作らないと機能しない。
「そうなるとのぉ…。これ…。」
「さっそく私もオウルも仕事があるぞ。まずはダンジョンでレベリングだ。ミヨちゃんも連れていきたいが…戦闘がきつそうだ。」
「ホッホッホ、休みたいですがのぉ。」
「…好きにして構わんが、3日で暇になるぞ、私も学校に講義に行かないといけないからな。その時はお前かミヨちゃんに付き添いを頼むぞ。」
「休暇が多いなら納得ですぞぉ。」
「ホッホッホ。そう言ってくれるとありがたい。まえは鳥海殿に顎で使われて、休みたくて応募しましたからのぉ。」
「あいつのやりそうなことだ。なら少し休みは多めに取ろう。」
「やはり、儂らの理解者はあなた様だけですのぉ。」
「そう言ってくれると嬉しい。明日はどうする?」
「明日動けば、体調に任せればよかろうなので、そこからさぼらせてもらいますかのぉ。」
普通ならサボると公言している部下は頼りないように見える、だが、やる気の多くは連続した仕事の中では生まれない。休んで遊んで、そして仕事したくて禁断症状が出るまで休んで初めて休暇はやる気につながる。そこからは仕事をするのが楽しくなる。仕事している毎日が大好きになる、だから部下が休暇を申請すれば、基本通しているし、そこまで辛い仕事も割り振ってこなかった。私が動いて終わるならそれでいいのだ。
うちに帰ると、あれだけいた魔人連合の家族たちがもういなくなっていた。各地に散り、早速レベリングを行うべく去っていった。
「シオリ。あれはつたえたのか?(シオリ殿、例の件は伝えてくれましたか?)」
「うん。(はい、ちゃんと伝えておきました。)」
どうも外でNPCの目線が絡むところでは口調が変わり、言語も調整されるらしい。
「薬草いーっぱいとってきてくれるって。」
そう、この世界において薬草採取は初歩の食い詰めたけが人の冒険者が、片手間でやる依頼であり、まともな薬草さえ来ない。実は薬草採取してモンスターに一切合わなくてもレベルは上がるので、ここから数日は薬草が増える見込みだ。なので…買い取りに基準を設けた。どうもあのポーションのレシピ手順はこうだ。
1、薬草をすりつぶす。その時のエキスを抽出する。
2,薬草エキスを水と設定された濃度にする。これを規定量になるまで繰り返す。
3、それを瓶に詰めて放出する。後のごみは大釜維持用のmpに変換する。
という手順だ。地味に合理的なレシピだが、1と2がこのマリモッサー家のレシピ。そして3は大鍋の共用レシピだ。このところで問題なのが、薬草のエキス抽出だ。薬草のエキスは…薬草にある水分と葉と幹の部分にある。そこに傷がついていると酸化してしまい、要求された分量の薬草では足りなくなる。そうすると最終的にこの大鍋で製作されるポーションの量は少なくなる。…ついでにこのポーションは飲む専用で傷の直りを早くする効果と生命の抵抗力を上げて回復を促進する栄養ドリンクみたいな能力になっている。ついでにこれ一本50mg銀貨一枚(日本円1000円相当)となる。ただしこのオッサンもマリモッサーの先祖もこのレシピしか伝えなかった。研究用のレシピは全て息子のキールが持って行った研究用錬金術師の大釜に登録されている、あっちには国内ほぼすべてのレシピが登録されている、料理以外のな。
「でもいいんですの?ポーションは売り物でしょ?
シオリさんの心配もわかる。
「それがこの国ではそんなに多く売れないのだ。ポーションより魔法、そしてポーションは日陰者だ。」
実際鳥海がいうには実際のゲームでも道具屋は序盤しか使わず、それ以降は誰もノータッチだったという。武器防具があればほとんどすべて解決してしまうらしい。なので道具屋により聖女はいない。3からは錬金術が付いて自作できるので道具屋は依頼側にしかいなくなる。だそうだ。
「魔法は貴重で、使わなくても回復できるだけ強いはずなのに。」
「そうなるとのぉ…。これ…。」
「さっそく私もオウルも仕事があるぞ。まずはダンジョンでレベリングだ。ミヨちゃんも連れていきたいが…戦闘がきつそうだ。」
「ホッホッホ、休みたいですがのぉ。」
「…好きにして構わんが、3日で暇になるぞ、私も学校に講義に行かないといけないからな。その時はお前かミヨちゃんに付き添いを頼むぞ。」
「休暇が多いなら納得ですぞぉ。」
「ホッホッホ。そう言ってくれるとありがたい。まえは鳥海殿に顎で使われて、休みたくて応募しましたからのぉ。」
「あいつのやりそうなことだ。なら少し休みは多めに取ろう。」
「やはり、儂らの理解者はあなた様だけですのぉ。」
「そう言ってくれると嬉しい。明日はどうする?」
「明日動けば、体調に任せればよかろうなので、そこからさぼらせてもらいますかのぉ。」
普通ならサボると公言している部下は頼りないように見える、だが、やる気の多くは連続した仕事の中では生まれない。休んで遊んで、そして仕事したくて禁断症状が出るまで休んで初めて休暇はやる気につながる。そこからは仕事をするのが楽しくなる。仕事している毎日が大好きになる、だから部下が休暇を申請すれば、基本通しているし、そこまで辛い仕事も割り振ってこなかった。私が動いて終わるならそれでいいのだ。
うちに帰ると、あれだけいた魔人連合の家族たちがもういなくなっていた。各地に散り、早速レベリングを行うべく去っていった。
「シオリ。あれはつたえたのか?(シオリ殿、例の件は伝えてくれましたか?)」
「うん。(はい、ちゃんと伝えておきました。)」
どうも外でNPCの目線が絡むところでは口調が変わり、言語も調整されるらしい。
「薬草いーっぱいとってきてくれるって。」
そう、この世界において薬草採取は初歩の食い詰めたけが人の冒険者が、片手間でやる依頼であり、まともな薬草さえ来ない。実は薬草採取してモンスターに一切合わなくてもレベルは上がるので、ここから数日は薬草が増える見込みだ。なので…買い取りに基準を設けた。どうもあのポーションのレシピ手順はこうだ。
1、薬草をすりつぶす。その時のエキスを抽出する。
2,薬草エキスを水と設定された濃度にする。これを規定量になるまで繰り返す。
3、それを瓶に詰めて放出する。後のごみは大釜維持用のmpに変換する。
という手順だ。地味に合理的なレシピだが、1と2がこのマリモッサー家のレシピ。そして3は大鍋の共用レシピだ。このところで問題なのが、薬草のエキス抽出だ。薬草のエキスは…薬草にある水分と葉と幹の部分にある。そこに傷がついていると酸化してしまい、要求された分量の薬草では足りなくなる。そうすると最終的にこの大鍋で製作されるポーションの量は少なくなる。…ついでにこのポーションは飲む専用で傷の直りを早くする効果と生命の抵抗力を上げて回復を促進する栄養ドリンクみたいな能力になっている。ついでにこれ一本50mg銀貨一枚(日本円1000円相当)となる。ただしこのオッサンもマリモッサーの先祖もこのレシピしか伝えなかった。研究用のレシピは全て息子のキールが持って行った研究用錬金術師の大釜に登録されている、あっちには国内ほぼすべてのレシピが登録されている、料理以外のな。
「でもいいんですの?ポーションは売り物でしょ?
シオリさんの心配もわかる。
「それがこの国ではそんなに多く売れないのだ。ポーションより魔法、そしてポーションは日陰者だ。」
実際鳥海がいうには実際のゲームでも道具屋は序盤しか使わず、それ以降は誰もノータッチだったという。武器防具があればほとんどすべて解決してしまうらしい。なので道具屋により聖女はいない。3からは錬金術が付いて自作できるので道具屋は依頼側にしかいなくなる。だそうだ。
「魔法は貴重で、使わなくても回復できるだけ強いはずなのに。」
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