魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

どたぬき

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第21章 薔薇と白い月(ダークファンタジー)

第984話 薔薇と白い月(2) そして3度ある事は…

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「お連れしました。」
「うむ、リリア。すまないな。お主に迷惑をかける。」
「いいえ、大丈夫です。」
 …玄関くぐったら、なぜか学園町の部屋になっていた。そして隣には普通の言葉を話すドランの姿だ。
「今後は私達が庇護を与える。マリモッサー。寮に連れて行け…いや、寮はまずいな。大通りに空き家があるはずだ、確か空き店舗だ、そこに話を通しておく。」
「あそこはわが弟子の…そうですか、分かりました。」
「後は案内してやれ。」
「はい。」
 私達は一礼すると、扉をくぐり…今度は謎の家に出現した。
「ここが、その店だ。昔錬金術師がここで店をやって、金を稼ぎながら学校に通ったんだ。」
「そうですか。かなり汚れていますが…この内装、女性が?」
「ああ、そうだ。君と似ていた。ここは好きに使ってくれ。」
「はい。よし、頑張るぞ!ここから私の学園生活は始まるんだ!」
 リリアがガッツポーズをとる…。そして、1分後
「で、なんでぼろ店舗に飛ばされたのじゃ?全然意味わからんのじゃ、ついてこれんのじゃが?」 
 戻ったな。私も混乱している、
「大方、何か変な物が混ざっていないか?確かここ、窓開けて。あ、少し待て。魔力を込めて…。」
 私は生活魔法の洗浄を部屋全体に掛ける、埃を浮かせると、そのまま消滅させた。埃の多くは近くの畑や土から舞った土の細かいのだ。大通りなら玄関にフィルターを張るだけでも全然違うんだが…。
「いいのじゃ?ん?ここはあれじゃ、前まで通りの一軒家じゃったはずじゃ、いつの間にか店になっておる。」
「フラグ用の場所だったんだな。けど…よくわからんが学校関連でも、後、鳥海のメモに一切ない行動だ。」
「じゃのう。」
「だから、大方変なゲームでも混ざっているんだろう…。メールが来た。リューネとからだ。」
「なんじゃ?」
「一つは、明日、サロンで、行動の詰めをしたいとの事だ。」
 全然わからないが、この店はどうする?
「とりあえず、掃除するぞ、窓も吹けばいいし、錬金術の大釜はあるか?」
「探してくるのじゃ。」
 そう言うと、ドランは…奥の部屋に走っていった。表の家はかなり小さいカウンターと、他ながらな武商売ができるエリアだ。窓ガラスには”錬金術師の店”と書かれていた。ガラスに模様が…かなり懐かしいな。シールで今はできるが、そっちは思い出召喚にはないからな。物語が乱雑だな。

その頃、帰ってきたリューネそして徳永、教授による3者会談が、クリメア邸で行われてた。
「クックック、クリメアも大変だが・フルオートで嫌がらせする事になっていたな。」
 ゲオルグ(教授)がリンゴジュースを片手にワイングラスを傾け。
「どういうこと?」
 アンジェがカップでお茶を飲んでいる、
「どうも、私が嫌がらせしないと、私のメイドがフルオートで嫌がらせする仕様になっていたみたい。で、イジメも、どうも二人ともスケールアップしてなんと、最初からリリアは学校から半分追放だったらしいわよ。」
 クリメアはショートケーキをつまんでいた。
「何それ?本気で。」
「流石に向こうはシナリオを疑っていたが…。検証の手伝いもしてもらっていたが、なぜかリリアに殺意が高いんだ。全部のイベントが。」
「それってなにかあるの?」
「不明だ。がいきなり学校から追われてスラム街で生活。そして学校の学費が無いと授業が受けれない。それで最低限度だけ稼いで…後は薬草採取でアルバイトだそうだ。聞いた時は頭がくらっと来たぞ。」
「主人公が乙女ゲーにさえさせてもらえないなんてスタート初めて聞いたわ。私の嫌がらせもくそも、なんか私に至ってはなぜか、学校に入る前に前にいた聖女広報全員虐殺していたことになっていて…なんかイメージが違うんだけど。」
「私も危ないの?」
「それが…王子の付き合っている相手だって事で。見逃す方向になったみたい。だけど物騒過ぎて怖いわ。家族が。」
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