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第22章 勇者大下の冒険
第1025話 エナリシアの旅 配慮
しおりを挟む外に出て…ギルド長の部屋に行くと、そこでは王様とメルさん、ナギサが地図を睨んで会議をしていた。都市計画なしに造成するのは結構怖いのだ。がだからと言ってここにいるのは3人の素人だ。その概念さえ知っているのか疑わしい。が
「どうされました?エナリシア殿?」
王様も護衛らしい女性が声をかけてくる。
「…呼び出されたので来た。まだ…予定図は完成してない、これは。」
「申し訳ありませんが、確かに思い至る点がありまして。」
「ひな形作りましょうか?そっちの方が早く進むなら、まずそこからですね。」
その時、ナギサだけがこちらを見て…苦い顔をしていた。
「少し…二人とも席を外して欲しい。ダンジョンから連絡があってね。」
「お、おう。」
「すまないね。エナちゃん。じゃ。」
二人が去った後、ナギサはこっちを睨んでいた。
「さっき報告があった。ダンジョン荒らしをしたとか?」
ナギサの声は少し低くなっていた。
「どう悪意のある伝えからでも構いませんが。私は勇者大下の命でダンジョンに潜っただけです。一戦戦い・・・そして管理人が来て追い出された・・ですね。」
「月宮が君と戦いたがっている。という報告だ。そう言う相手は珍しいからな。」
「私は狩人であり…武芸者ではありません。その辺をご理解いただければ。」
さらに言うなら会計監査だから、そう言う武術とかに興味は全くない。
「すまないな、確かに勇者の命令で潜ったなら文句はないな。一応報告書は読んているが…君はあの…タミさんは知っているか?」
「直属の上司に当たります。」
しいて言うなら…水先案内人の方のだ。ラクシャーサのエナリシア本体は違う。とも思っている。
「…ステータス化け物…ではあるが…確かに…彼女も武芸者ではないな…すまない、政治問題になるところだった。」
「謝罪を受け取ります。」
お互い霊をして、儀式的に許し合った。
「でも強かったと聞いてる。」
「一応、狩人として狩りをする日々ですので。」
「だからか?」
「それ以上は手の内を探り過ぎかと。した・・・」
「親しき仲にも礼儀ありか。分かった。」
ナギサの声のトーンが戻り、ギルドマスターの大きめの椅子に腰を据える。
「一応あのダンジョンは訓練場だ。ができればそう言う事はやめてほしいな。」
「…私がもっと暇になれば…とは言っておきます。できれば早く提出してもらわないと、」
「それが全員何も考えて無くて、思いつかないんだ。」
「でしょうね。確かに都市計画は本来、都市計画課とかの専門部署が行います。又は…大臣日いるチーム単位です。只無計画に建物を建てると…それは建てたほうが状況が悪化するって事になりかねません。」
実際古い都市の多くはこのコスト方が莫大で…改装コストを考えたら新しい土地に最初から物を作った方が効率的とか、そう言う話は度々あった。
「ならどうしたらいい?」
「…仕方ありません。我が主に頼んでみます。が依頼料はどうします?」
「私の給料から出す。頼んだ。」
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