魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

どたぬき

文字の大きさ
1,230 / 1,528
第24章 ドラゴニックエスタ トライアル

第1222話 立場が違うと印象も変わる

しおりを挟む
それは中級の船と言っていい。見た感じ…昔見た湖の遊覧船の大きさだが、船内は客室と貨物室がある。
「ついでに貨物はインベントリ経由でして、帳簿だけで運輸できるので人さえ入ればそこまで大きなものは必要ありません。」
「驚くよねぇ…。」
「当然の帰結だな。勇者がいた時は荷馬車に乗って都市一か月分の食糧を運んで売っていたらしいからな。」
 アイテムボックスのスキル持ちの勇者がそれを生かした商売をすることが多く、今でも…勇者に求められるのがそれだ。
「はえー。そんなに。」
「ではこちらが…開発室です。見て欲しいのがこちら…。実は理解できなものが多く、開発のための許可が欲しいんです。」
 開発室に入ると…加須多くの試作品…だよな。それが置いてある。そして、ミラージェが空中を叩いていると…その手元からふっと光の板が現れる。
「流石に決めかねるんだよねぇ…。」
「開発して構わんぞ。少し見せて欲しい。」
 見せてもらったのは交易品組み合わせ開発である。どうもこの部屋の装備をランクアップさせると必要器具が揃っていき、それを使った開発が可能で、今はランク3.
”魔導黎明期”と書かれている。開発品は魔導家電や
「これとか見た事無くて、使っていいのか…。」
 どうもミラージェの話を聞くと私と別れた際に”異世界人の知識”は私のみに付随していて、覚えている範囲がけっこあやふやになってしまっていた。そして3になると”魔石回路”と呼ばれる技術を使った初歩の技術が出てくるのだが…それが理解できない。との事だった。
「魔王語の本は読めるか?」
「あ、はい。それは。」
「なら少し待て、停泊はいつまでだ?」
「数日ですね。」
 私はギルドカードを操作すると
「あれ?カード使えるんですか?」
「シナリオ進行特典だ。ショップが使える。後SNSが見える。最近分かったのは私達が死ぬと…一度外の世界に出されて…再入場するに大金がかかる。しかもレベル1のキャラロストスタートだ。」
「それは…教授が体験して…聞いていました。」
「教授?」
 情報によると、かなり前に首都についていた彼女たちは教授の城脱出イベントに参加して…送迎を行っていた。どうも勇者は30日以内に城から脱出しないと強制ゲームオーバーになる。そしてエルフ少女(ネル)は3キャラ目で教授も2回目で付き合っていた。そしてその不利条件を達成して初めて…勇者という職業が使えるらしい。そして私の情報も流した。…砂漠の都市の交易路とその先竜の里についてだ。
「香辛料ですか…。となると魔石回路とか魔石関連はこの辺の投資で全部できる可能性がありますね。」
 魔石は冒険者のギルド関連大臣の関連で中立に近いので…という過去の船も海運関連の釣りギルド関連が母体で、今は貴族のお墨付きも増えている。
「後開発したのがこれでね、これが問題になってるのぉ。」
 …。それはポテトチップスだった。

 開発品にあったそれを全員で開発したら。首都で大人気となり…品薄状態だと負いう。そしてそれに目を付けた他の貴族がそのポテトチップスの利権をよこせと
親母体の貴族に苦情を入れたらしい。
「ふむ、盗らせておけばいいが、なかなか久々の味だ。となると二つ開発品が欲しいな、作ってもらっていいが。」
「いいよ。私達も躊躇する新技術だから。」
 フェルミィが指差したのは…ある機械だった。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

ありふれた聖女のざまぁ

雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。 異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが… 「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」 「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」 ※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。

魅了だったら良かったのに

豆狸
ファンタジー
「だったらなにか変わるんですか?」

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。

BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。 辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん?? 私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?

側妃に追放された王太子

基本二度寝
ファンタジー
「王が倒れた今、私が王の代理を務めます」 正妃は数年前になくなり、側妃の女が現在正妃の代わりを務めていた。 そして、国王が体調不良で倒れた今、側妃は貴族を集めて宣言した。 王の代理が側妃など異例の出来事だ。 「手始めに、正妃の息子、現王太子の婚約破棄と身分の剥奪を命じます」 王太子は息を吐いた。 「それが国のためなら」 貴族も大臣も側妃の手が及んでいる。 無駄に抵抗するよりも、王太子はそれに従うことにした。

むしゃくしゃしてやった、後悔はしていないがやばいとは思っている

F.conoe
ファンタジー
婚約者をないがしろにしていい気になってる王子の国とかまじ終わってるよねー

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

処理中です...