魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

どたぬき

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第24章 ドラゴニックエスタ トライアル

第1267話 日本のリーダーの負担は固まりやすい

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 そして、ジャンから預かった手紙を開いて…かなり有り難いな。暗号を入れて、ワタから…本を大量に貰う。どうもこっちの…世界観的にメカ、ロボ、そして魔道具があるらしく
そのレシピ集…それまでにフェルミィが開発した物をエンジン込みで全部貰っていた。当然鳥海さんも見ている。これがゴーレム開発に使えるかもって事だ。ギルドカードにアクセスできる権利は…依頼という形での…物資の移動である。ただし情報かこっちに道具を持ち込むのが限界だが…というのもギルドカードでこっちの物を送り込むことは出来ないがこのカードを用いた”撮影機能”で撮影した画像は別だ。元々他討伐照明用の機能なので、それの鷹揚だ。でもこれ…かなり原始的システムだ。そして、魔法の最も怖いものが…おそ惜しいことが分かってきた。そう”送風”、”発火”などの基礎魔法がすべてだった。よく考えてみたら。魔法だけで物体を動かせる最もエネルギー効率がいい魔法こそ送風であり、それとは別の”熱エネルギー”を生み出せる発火はそれだけで強い、この応用のレシピがほぼすべて…これによるエンジンこそ魔導工学エンジン”魔導ファンエンジン”と”魔導熱エンジン”だった。この二つは根本的に違う。そして安定性は魔導工学エンジン、一瞬のインパクトは”魔導熱エンジン”の方が上回る。ただし熱エンジンはさらに素材の…特に合金系の開発が欲しくてダイヤモンドとかを隔壁に用いないと使い物にならないらしい。
 魔導工学エンジンは送風の力でファンを回転させ…その力を使ったエンジンで、初歩的な安全な魔導エンジンである。ただし注がれる魔力量を安定させたうえで材質さえ吟味すれば
かなりいい…そして、物質に価値を付けて…付与できる強みがここで生きる。そう…このコンセプトは”送風を発生させる金属製の棒”を作成する事により金属の密閉空間に風を起こして…魔法の運動エネルギーを余すことなくファンに伝えて魔力を動力として使える。と言う物だ。運動エネルギー以降は機械工学の分野となり、そこからは科学のジャンルとなる。
 魔導熱エンジンは魔導工学エンジンと似てるが違うのはそれに”発火”を用いた熱エネルギーを使うところだ。内部の空気に熱を伝えてそれを増幅し続ける。完全密閉された空間さえ作れればいずれは、ガソリンエンジンや核動力を越えたエネルギーを出せる。これを使った宇宙航行技術が出来そうという話も書かれてあった。但し時間がかかること。そして”冷えさせない”という事が出来ないとエネルギーロスの方が大きくなる。そして漏れ出る熱エネルギーを少なくできればかなり大きい力になると。このエンジンを止める時は内部の空気を弁で放出させればいい。という事らしい。但し素材がすべてである。

 この記述の中で思ったのは車の作成ができると思った事である。ただし…安定的に使える魔導工学エンジンに限る。これはフェルミィも一緒の考えで熱量はできるかもしれないが
制御が難しすぎて使えないと判断して、現在の船には魔導工学エンジンを載せているという。付与魔法が凄い重要なわけである。これを小型化するレシピというか問題はその送風に対して劣化しない素材の開発である。結局送風で物質が、粒子が動く限りいずれ劣化する。魔導熱エンジンの開発は劣化しない魔導工学エンジンの開発のさなかに生まれたエンジン
である。との事だ。後…クイズへの恨み言が多い。どうも向こうの技術開発にはその開発される知識へのクイズが出されて、規定問題(ランダム)を全部答えないといけない。そしてそれとは別に設計図も書かないといけない。そこで二人で役割分担をして、設計図担当とクイズ担当に分かれて…クイズをするのだが…訳が分からない問題ばかりで開発が遅々として進まないらしい。その為に…時々こっちの首都に来た時に休暇申請を出して…休暇しているらしい。こっちも確かに設計図だな。で…依頼はこれを生かしたゴーレムの開発である。流石に…鳥海からこの依頼が来たらしいが…精神がやられそうらしくて、こっちに回すそうだ。向こうとしては自動車の開発依頼のつもりだが、できん。というかコンセプトが離れすぎていて無理だろう。欠点はいくつもある。その一つが送風に使う必要魔力量が…どう見てもゴーレム車より魔導工学エンジンの方が高くて大量の魔力が前提の技術だからだ。そして、新技術の検証もできないので…そっちも頼むと…私にどれだけ開発しろって言うんだ!
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