魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

どたぬき

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第24章 ドラゴニックエスタ トライアル

第1283話 ドラゴンステーキの味はあるのか?

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 それから…私は…感動に水を差すのも悪いので…お土産を手渡して…ユリアたちのいる倉庫に向かった。倉庫と言えど2階だで。結構大きいな。そこでは荷運びようの麻布に
唐辛子を詰めている二人がいた。
「で、このトウガラシ、どこで売るんだよ。」
「何で買ったんだよ?」
 目の前にはうずたかく積まれた唐辛子の山だ。私も…一応その詰め込む集まりに私も混ざった。
「パークボア32棟分の死骸を買っておいたんだよ。これを漬け込んで。売れば…。」
「どこに売るんだ。」
「サンドール…じゃ不味いよな。」
「王都でいいと思う。あそこなら…。」
 珍品売るだろうからとはいえ…。このゲームのシステム的に…”特産品開発”はその領主が行う…ゲーム的内容だ。なので、彼らの言うキムチにして売るというのは非現実的だ。売る相手はプレイヤーだけになるだろうな。
「ドラゴンの肉はどう?この村の人も狩りに行くからね。」
「博打だな…。」
「なんで?」
「ドラゴンの肉がどっちになるのか、全然わからん。」
 ドラゴンの肉には通説が多すぎるんだ。
「え?」
「実は2通り説がある。一つはワニ肉と一緒で淡白でうまい説。大きいうえに動く、しかも魔素が強い。もう一つが、あまりの栄養で人が死ぬ。って奴だ。ファンタジーで言うドラゴンの肉は基本こっち。ついでに余りの濃さに一口食うとレベルアップするだの。さんざんな効果が付く。のでまず食べれるかが不明。」
聞いた話による…ドラゴンの肉には…毒性が強い説など…食えない説の比率の方が高い。また…魔素中毒に寄る種族変更の記事があったので、それがあるならこれはそれを一発で
起こす可能性があるって事だ。
「まあ、まずは詰めて…出荷できるようにしよう。」
「後、夕食は歓迎の宴をするそうだ。」
「本当か?」
「ドラゴン狩りの話は村でしておけ。何か聞けるかもしれん。適したドラゴンとかな。」
 ドラゴンの谷は…ゲーム中には一切の記述がないためだが…実はドラゴニックエスタはドラゴン族の登場回数が他のゲームの数倍…中盤からガンガン出る。場合によってはドラゴンベビーでさえ結構序盤から現れる。なので…どこまでが出るのかわからない仕様だ。そして、ドラゴニックエスタという名前とは裏腹に現在まで登場したモンスターにドラゴン系は一切いなかった。という事はドラゴンの仕様だけが…違っている可能性があるのだ。
「そうだね、ドラゴン肉前提だからね。この作戦は。」
「狩人は確か、情報を尊ぶ。だったと思った。知り合いの言葉だ。」
「それはどこでもだな。情報があるなら…と言ってもドラゴンバスターか…。」
「そういうと思った。だがな…神様の事だ・・・トラップを仕込むに決まってる。だからこそ…油断するなよ。」
「でもよ、どれだけだったか?持って行く量は。」
「麻袋40。このくらいないときついからね。」
「…鏡は?」
「この2階に設置していい事になっている。かなり大金を使ったからね。」
「ならそれでいいか。」
 かなり準備がいいな。ニャオは…運もあるのかもしれんが、準備がひたすらにいいな。
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