魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

どたぬき

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第24章 ドラゴニックエスタ トライアル

第1337話 暇は最も人をむしばむ病

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 大下君から感謝の報告と報酬として…こっちで使えるお金をもらい…オウル達は、今日の馬車で…次なる目的地オアシスのオーブを求め。そちらに旅立った。転職が可能なのを聞いて…そっちで色々遊んでみたいというのと、6人で向かう事になったので…私は入れなかったのだ。一応イベントのダンジョンの検証も終えて…宝箱は見事復活しなかった。だからと言って大下君以外の貴族に肩入れする気もない。その為。イベントは放置したまま帰ってきた。…柴崎さんたちと合流し、部下同士の交流込みに大体3か月の旅だ。ただレベルも低いため美…経験値が入らなくなる7人以上の旅であることを私は拒否した。そしてその時に方針を固めた。そう、メンバー全員第2段階まで終わらせて、目立たないように終わる事だ。渡井は付き合い上…攻略をゆっくり目指すが…その攻略情報を持って…移動して欲しい。そして暇になる私…である。市場に来てみるが…私は料理は一人暮らしのズボラ料理しかできないし…かといって…ゴーレムの開発はうまく行っていないしルームの開発は上で行う事になっている。となると…と言っても暇は恐ろしい事に人をむしばむ病と一言っていい。それに耐えることができないと…ふむ…。
「お客さんどうしました?」
「…確か…。」
「ここは船が行きかう港ですな。」
 このマントルティの特徴は港町であり、巨大な船が多くあったことだ。
「舟か、そう言えば、連絡船とか…行き来してるのか?」
「はい。ここからですと、新大陸の極寒のミスターク。熱帯雨林のムルダカニに行けますね。」
「聞いたことのない土地だな。」
「行くなら、乗船券が欲しいよ。」
「金ではないのか?」
「いずれも未開の開拓地だからね。と言ってもみんな話を聞くだけで帰るけどね。」
 これも現実の限界だな。ゲームでのジャングルや砂漠など過酷な地形は本人に熱さをもたらさないので、みんな冒険物見遊山で出かけていく。だが、ここにたどり着いた冒険者の多くはリアルの洗礼を受け…極寒なら寒くて死ぬ場合があるし、熱帯雨林なら…最悪虫刺されで死ぬ場合もあるし、蒸し暑さで死ぬかもしれない。ただし…ふむ、一年暇があるなら行ってもいいか…。
「いつでもいいのか?」
「いつでもいいってわけでもないが…ある程度ならって感じだ。」
 …そう言えばこいつは初めてこの港町にいる時からずっと客引きしてたな。そしてそこの船も固定だ。と言う事は例の馬車方式ってわけだ。
「乗船券を手に入れる方法は?」
「知らねぇなぁ。そればっかりはすまねぇ。」
「なら金で…。」
「知らねぇなぁ、そればっかりはすまねぇ。」
 …あ、これは何をやってもダメなパターンだ。
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