魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

どたぬき

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第24章 ドラゴニックエスタ トライアル

第1377話 単純作業が廃人の証

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 そんな日々を過ごしていると、ニャオから召集する旨が伝えられた。ゴーレムを一応ダークボックスに格納して…ギルドに向かうと…。
「よう。」
 ユリアがいた。
「朝から暇そうだな。」
「まあな、意外と暇つぶしが無くてよ。ダンジョンソロやったり、飲んだくれてた。」
 確か一応聖女様とか言われただろ?それがギルドで暇そうにクダ巻いてたとか、想像できん無駄遣いだな。
「でもよ…。」
「集まってくれて…ありがとうね。」
 ニャオと‥ナミだった。
「どういう風の吹き回しだ?」
「単純に言うと待つの飽きた。」
「何してたんだよ。」
「ドラゴン狩りをして、肉を汁につける作業。」
 …逆に半年でも良く持ったな。というより…。
「仕事の8割はそういう退屈を誤魔化して働くものだぞ。」
「分かっていてもね…。」
 第一あの頃苦戦していたドラゴンが作業になるほど…は無いわけでもないか。遠距離を極めれば気が付かないで狙撃も可能なわけで。但し経験値=距離理論だと経験値はほぼなくなるが…今度は狙撃の”行動”による経験値が入る。そういう意味ではなんとなく凄い物だが…
「で、まあ、半年待って…転職所に誰も来なかった…即ち転職できた人はほぼいないって事になる。なので…まあ、進めてしまって終わらせて…。僕もいろんな場所に行きたいよ。」
「それは分かる。」
 よく作業に耐えるというのは…その先に展望が見えるからだ。それが無意味と感じるにつれて徐々にその反復に耐えられなくなるのだ。希望とは…そういう…苦しみに耐えるためのものかもしれない。
「で、謎を解きたい。で、一応暇の間に調査した感じがこんな感じ。あと。」
 ニャオがギルド員に何か話すと、今まで行った事のない…ギルドの3階に通された。ここは初めてだ。」
「通称会議室。又は貴賓室。」
「初めてだな…。」
「ギルドの場合、特に商業関連で機密を扱う事が多いから。その応対用に3Fは伝統的に会議室になっているんだ。ついでにギルド長の部屋は2階。」
「何でだ?」
「これはよく”責任者出てこい”と言って突入する奴が多くて、声が響きずらいこの上に4Fを作って部屋にすると。降りるまでに最悪…死傷事件になってる事が多いから。抑止力を兼ねて2Fの部屋に…。」
「そう言えば2Fは見分け憑かない部屋が多いな。」
「依頼を受けるための個別の応接間が限界まで詰め込んである。資料とかは地下。」
 ダンマスが関わるから…ダンジョンから引っ張り出すのに…視界を遮りやすい地かが、資料室の扱いなのだろう。後確か訓練室とか。後闘技大会の予選もギルド地下の訓練室で行われる。まあ、大方3Fはそれ以上に偉い人を剥かるための特別な部屋なのだろう。
「それで、3F?]
「一応ね。資料を出すのに…見られると困るから。」
 結構こう見えてもこのニャオは…警戒が強いのが分かる。ジャンやフェルミィに聞いてもギルドの間取りについては…提携商社になっても聞いたことなかった。
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