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その焦がれを手放す方法
贄
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その通りには明治の中頃から続く長屋の群れが、今も住宅に改装され体裁を保っている。車一台がようやく通れる道路に面した、年期が染みついた路地だ。
世代が同じせいか、ぽつんと一軒ある庭が見える広々とした日本家屋が妙に目立つ事は無かった。強いて言うなら、件の一軒家が廃棄され碌に管理も行っていない廃墟だという事も手伝っているだろう。
その家の扉はスライド式であり、矢隠先輩が持ち込んだ少し大きめの鍵が子気味良い音を鳴らす。錆びついて使えないという落ちではなかったようだ。
「紅葉亭はね。図書館兼倉庫なんだ」
曰く、この場所は昔から図書館として町の人に利用されていた。
それだけではなく、矢隠家や矢ケ暮神社に関係がある品々の管理もここで行っていたそうで、この場所の管理は代々矢ケ暮神社の者が仕切っていたらしい。
無論、管理の放棄が決まった際は、社での祭事に使う一品など重要な品は映したそうだが、今でも相当数の貴重品がこの邸宅に残されているそうだ。
貴重品なら置いてく必要が無いのでは?と、誰しもが思う訳だが。
「その逸品って奴が、動かしちゃいけない奴ばかりだったのさ」
曰く、その一つ一つが曰くつきと言った呪いの品だったそうだ。
噂レベルでそういう噂は無くとも、多少の事情はある。消えた何某がどんな噂話を持ち込んでこの館に入り込もうとしたのか知らないが、その動機にこの件が絡んでいる可能性は否定できない。
最初に入った玄関は、民間の其れよりも広々としており何足か下足が埋まっている。
それはおかしい。
見ればその靴に年齢の際は無く、長靴や仕事用の其れとも違う。常用の靴が置かれている。それが利用者の物だとしても、わざわざおいてく理由はないだろう。
あるとすれば、行った限りという話になるが……。
いや、この場所は図書館として管理されていたというのなら、管理人の靴かもしれない。それとも、矢ケ暮神社の関係者が残した物かもしれない。
少なくとも、此処においてある理由はあり。
それは、理会すれば肝が冷える話だ。
「……俺、それホラゲーで見た事ありますよ」
「肝は冷えたでしょ?」
そういえば、涼みに行かないかという誘いだった事を思い出した。
玄関の靴置き場を指摘すると、先輩は興味を示したように感嘆の域を溢す。”成程”とか”確かに”なんてそこには恐怖心の欠片もなさそうに。
肝を冷やす意味でも、夏の蒸し暑さを断絶したこの肌寒い空気としても涼しむという目的は達成した。なら、そそくさと返りたいところだが、袖を引く先輩はせっかくだからと部屋の奥を指さす。
真夏の真っ盛りとは言え、カーテンや窓が閉め切られた薄暗い廊下はそれだけで陰気が漂っている。仕方なく踏み出そうと靴を脱ごうとするが、長年の埃で溜まったろうかで靴下を汚したくはない。
仕方なしに先輩に許可を取ると、先輩も同じ気持ちのようでそのまま廊下を踏みしめた。
スマホの明かりで奥を照らす。
一本道の廊下の右側には個室が設けられており、それぞれ第一、第二、第三図書と腑分けがされていた。
第一図書の部屋は、哲学関連の書籍が。
第二図書の部屋には、民謡や歴史についての記載がされた書籍が。
それぞれ埃を被ってはいるが、奇麗に整頓され保存状態は良好だった。
「へえ、初版本もあるよ」
「紅葉亭は確か、知識人の集まりに利用されたって聞きますけど。その知識人からの寄付ですかね?」
「良く学んでるね、後輩君」
紅葉亭は、戦前から創設された共有の図書館である。
元々は近所の読書家や本好きの類が、当時の矢ケ暮神社の神主の元有力者数人が創設し、書籍を自由に読めるスペースを作ろうと計画し、民間でも貸し借りが可能な場所を提供した事が由来だった。
その中には全国で活躍した医師や政治家、小説家など、知識人の名が連なっている。
町内の人間の利用は基本的に無料であり、外部の人間であっても、町内の人間からの紹介であれば貸し出しが出来る等。学校設備以上の価値を当時から秘めていた。
無論、時代が時代である為、検閲が邪魔をした時代もあったそうだが。それでもその意志は折れず。図書館としての体裁を保ち続けた。
権力者の力もあり、図書館は町の歴史として存在し続けた。
この場所には忌み嫌われた思想や、故人としての意思が未だにへばり付いている。
正しいと信じた人間の意思が、どの様な物であろうと保存されているのだ。
「ここには大多数の人生の主観が刻まれている」
その吐いた言葉に、とても納得がいった。
この場所には検閲という物が存在しない。ありとあらゆる意思が平等に刻まれている。どのような過激な思想で在れ、それが個人の意思だとでも言うように。
「ま、だから流行らなかったんだけどね。ここは自分の意思を自分の意思として小説を並べる場所なんだ。正確には、本を見る場所じゃあなかった」
「本を見ない図書館に意味はあるんですか?」
「意思表示として必要なんだよ。自分の魂と呼べる本が、本棚に収まっている事に意味を成す人間がいるんだ。図書館や本屋に並べられない思いを、たとえそれが手に取られなくってもね」
此処にそう考えた人間がいたという心情が、たとえ二十年以上理解されなかったとしても。
それを手に取り、見てくれる誰かはきっと存在するだろう。
「次の素材の足しにはなるんじゃないか?」
「素材って何のことですか?」
「”鮒蒸し”の話だよ。先生」
”鮒蒸し”はネットで活躍している正体不明の絵師だ。
如何やら学生であるらしいという情報がある程度の、誰も知らない姿を俺はただ一人に伝えている。
つまり、矢暮先輩は事情を知っている訳だ。
「雰囲気は独特だと思いますよ」
「たまには青空以外も書いたらどうだい?」
貴方は俺の母親だろうか?
「人も書いてます」
「たまには別の物を書いても良いと思うけどね」
俺はそれに答える訳も無く、ただ一言。
そう伝えた。
「善処しますよ」
さて、廊下の通りに進み三部屋を確認したが、怪奇現象の一端が現れる事は無かった。部屋の描写をするなら、畳の部屋に座布団が数枚。本棚に置かれた本は一つの賭けも無くきれいに整頓されていた。
図書館というには民家の中にある書斎の方が正しいだろうか?それにしては机も無く本棚だけが異様に存在する奇妙な場所だが。
あれよ来れよと書籍を手に取れば、博識な先輩の講釈が入りそれを興味なさげに受け流して居れば廊下の角に差し掛かる。如何やらこの先は先程よりも大きな部屋があり、残り五部屋が二階に存在するそうだ。
大広間らしき仕切りを開けると、其処には本棚が広がっていた。
先程以上の埃っぽさで咳を吐く。積もりに積もった埃が本棚から零れた。
第一図書から第三図書までは和室と言う風貌に沿った部屋であったが、この場所はどちらかと言えば洋風の印象が強かった。畳であった先ほどに部屋とは違い、木製の床と長いテーブルにテーブルクロスが敷かれていた。
窓辺はカーテンが敷かれており、その先にハニワが見えるはずだ。
「__とりあえず、窓を開けません?」
「やっぱりそう思う?」
「肺病で死にたくないですから」
そして窓を開け、換気を行う。
先程の和室には窓と言える程の窓が無く、換気をするにも方法が無かった。だからそういう意味ではこの部屋は当たりと言って差し支えないだろう。陰気な空気の代わりに、夏の陽気が舞い込む。出来れば掃除をしてしまいたいが、そんな事より用事を済ませた方がよさそうだ。
「で、先輩。聞き忘れていたんですけど」
「__?」
「先輩の用事の方は大丈夫なんですか?」
テーブルクロスを挟んで、先輩は書籍を読んでいた。
どうやら先ほどの部屋で拝借した逸品のようで、背表紙には虫食いの痕が見られる。カーテンから漏れ出した光が背中を焼いて、汗が滴り頬を伝う。
「十分涼んだ?」
「涼みました。貴重な体験もしましたし」
実際、此処に来た目的は玄関先で済ませている。
怖さとは継続性が大事であるが、この場所は時間帯を含めてそういった雰囲気がまるでない。曰く付きの場所であるのなら、具体性のある話があり、それがいわゆる恐怖を付属させる。
だが今回の話にはそういった話はない。精々が、神社でも動かせない呪いの品が安置されているというが、俺はその品がどんなものであるか分からない。
未知は恐怖だというが、事ホラー話において道は恐怖を付属しない場合もある。自分自身の状況に関知していないのだ。
それならば、先輩の野暮用を終わらせた方が得である。
此処で帰るような非情な後輩にはなりたくはない。
ので。
「__ま、それならいいけどね」
先輩は諦めた様に、本を閉じる。
埃を払いのけた椅子の具合は案外悪い物ではなかぅたが、それでもテーブルに手を置く気にはなれない。辺り一帯の掃除をしなければならないのなら、願っても無い程埃はつまっていた。
「コトリバコ」
「___はい?」
「コトリバコだよ。リアルな」
「コトリバコ。ですか」
口にしたのは、コトリバコ。
ネットミームとしては特に有名な、子供を使用した呪いの品である。人を呪い殺す程の能力があり、それは周囲にいるだけで発揮するという曰く付きの物だ。
「とは言ってもおそらくあるだろう程度の核心しかないけどね」
「__そんなネットミームが実在するんですか?」
「あるよ。まあ、正確には違うんだけど」
先輩は口を開く。
曰く、此処には死体があるようだ。
世代が同じせいか、ぽつんと一軒ある庭が見える広々とした日本家屋が妙に目立つ事は無かった。強いて言うなら、件の一軒家が廃棄され碌に管理も行っていない廃墟だという事も手伝っているだろう。
その家の扉はスライド式であり、矢隠先輩が持ち込んだ少し大きめの鍵が子気味良い音を鳴らす。錆びついて使えないという落ちではなかったようだ。
「紅葉亭はね。図書館兼倉庫なんだ」
曰く、この場所は昔から図書館として町の人に利用されていた。
それだけではなく、矢隠家や矢ケ暮神社に関係がある品々の管理もここで行っていたそうで、この場所の管理は代々矢ケ暮神社の者が仕切っていたらしい。
無論、管理の放棄が決まった際は、社での祭事に使う一品など重要な品は映したそうだが、今でも相当数の貴重品がこの邸宅に残されているそうだ。
貴重品なら置いてく必要が無いのでは?と、誰しもが思う訳だが。
「その逸品って奴が、動かしちゃいけない奴ばかりだったのさ」
曰く、その一つ一つが曰くつきと言った呪いの品だったそうだ。
噂レベルでそういう噂は無くとも、多少の事情はある。消えた何某がどんな噂話を持ち込んでこの館に入り込もうとしたのか知らないが、その動機にこの件が絡んでいる可能性は否定できない。
最初に入った玄関は、民間の其れよりも広々としており何足か下足が埋まっている。
それはおかしい。
見ればその靴に年齢の際は無く、長靴や仕事用の其れとも違う。常用の靴が置かれている。それが利用者の物だとしても、わざわざおいてく理由はないだろう。
あるとすれば、行った限りという話になるが……。
いや、この場所は図書館として管理されていたというのなら、管理人の靴かもしれない。それとも、矢ケ暮神社の関係者が残した物かもしれない。
少なくとも、此処においてある理由はあり。
それは、理会すれば肝が冷える話だ。
「……俺、それホラゲーで見た事ありますよ」
「肝は冷えたでしょ?」
そういえば、涼みに行かないかという誘いだった事を思い出した。
玄関の靴置き場を指摘すると、先輩は興味を示したように感嘆の域を溢す。”成程”とか”確かに”なんてそこには恐怖心の欠片もなさそうに。
肝を冷やす意味でも、夏の蒸し暑さを断絶したこの肌寒い空気としても涼しむという目的は達成した。なら、そそくさと返りたいところだが、袖を引く先輩はせっかくだからと部屋の奥を指さす。
真夏の真っ盛りとは言え、カーテンや窓が閉め切られた薄暗い廊下はそれだけで陰気が漂っている。仕方なく踏み出そうと靴を脱ごうとするが、長年の埃で溜まったろうかで靴下を汚したくはない。
仕方なしに先輩に許可を取ると、先輩も同じ気持ちのようでそのまま廊下を踏みしめた。
スマホの明かりで奥を照らす。
一本道の廊下の右側には個室が設けられており、それぞれ第一、第二、第三図書と腑分けがされていた。
第一図書の部屋は、哲学関連の書籍が。
第二図書の部屋には、民謡や歴史についての記載がされた書籍が。
それぞれ埃を被ってはいるが、奇麗に整頓され保存状態は良好だった。
「へえ、初版本もあるよ」
「紅葉亭は確か、知識人の集まりに利用されたって聞きますけど。その知識人からの寄付ですかね?」
「良く学んでるね、後輩君」
紅葉亭は、戦前から創設された共有の図書館である。
元々は近所の読書家や本好きの類が、当時の矢ケ暮神社の神主の元有力者数人が創設し、書籍を自由に読めるスペースを作ろうと計画し、民間でも貸し借りが可能な場所を提供した事が由来だった。
その中には全国で活躍した医師や政治家、小説家など、知識人の名が連なっている。
町内の人間の利用は基本的に無料であり、外部の人間であっても、町内の人間からの紹介であれば貸し出しが出来る等。学校設備以上の価値を当時から秘めていた。
無論、時代が時代である為、検閲が邪魔をした時代もあったそうだが。それでもその意志は折れず。図書館としての体裁を保ち続けた。
権力者の力もあり、図書館は町の歴史として存在し続けた。
この場所には忌み嫌われた思想や、故人としての意思が未だにへばり付いている。
正しいと信じた人間の意思が、どの様な物であろうと保存されているのだ。
「ここには大多数の人生の主観が刻まれている」
その吐いた言葉に、とても納得がいった。
この場所には検閲という物が存在しない。ありとあらゆる意思が平等に刻まれている。どのような過激な思想で在れ、それが個人の意思だとでも言うように。
「ま、だから流行らなかったんだけどね。ここは自分の意思を自分の意思として小説を並べる場所なんだ。正確には、本を見る場所じゃあなかった」
「本を見ない図書館に意味はあるんですか?」
「意思表示として必要なんだよ。自分の魂と呼べる本が、本棚に収まっている事に意味を成す人間がいるんだ。図書館や本屋に並べられない思いを、たとえそれが手に取られなくってもね」
此処にそう考えた人間がいたという心情が、たとえ二十年以上理解されなかったとしても。
それを手に取り、見てくれる誰かはきっと存在するだろう。
「次の素材の足しにはなるんじゃないか?」
「素材って何のことですか?」
「”鮒蒸し”の話だよ。先生」
”鮒蒸し”はネットで活躍している正体不明の絵師だ。
如何やら学生であるらしいという情報がある程度の、誰も知らない姿を俺はただ一人に伝えている。
つまり、矢暮先輩は事情を知っている訳だ。
「雰囲気は独特だと思いますよ」
「たまには青空以外も書いたらどうだい?」
貴方は俺の母親だろうか?
「人も書いてます」
「たまには別の物を書いても良いと思うけどね」
俺はそれに答える訳も無く、ただ一言。
そう伝えた。
「善処しますよ」
さて、廊下の通りに進み三部屋を確認したが、怪奇現象の一端が現れる事は無かった。部屋の描写をするなら、畳の部屋に座布団が数枚。本棚に置かれた本は一つの賭けも無くきれいに整頓されていた。
図書館というには民家の中にある書斎の方が正しいだろうか?それにしては机も無く本棚だけが異様に存在する奇妙な場所だが。
あれよ来れよと書籍を手に取れば、博識な先輩の講釈が入りそれを興味なさげに受け流して居れば廊下の角に差し掛かる。如何やらこの先は先程よりも大きな部屋があり、残り五部屋が二階に存在するそうだ。
大広間らしき仕切りを開けると、其処には本棚が広がっていた。
先程以上の埃っぽさで咳を吐く。積もりに積もった埃が本棚から零れた。
第一図書から第三図書までは和室と言う風貌に沿った部屋であったが、この場所はどちらかと言えば洋風の印象が強かった。畳であった先ほどに部屋とは違い、木製の床と長いテーブルにテーブルクロスが敷かれていた。
窓辺はカーテンが敷かれており、その先にハニワが見えるはずだ。
「__とりあえず、窓を開けません?」
「やっぱりそう思う?」
「肺病で死にたくないですから」
そして窓を開け、換気を行う。
先程の和室には窓と言える程の窓が無く、換気をするにも方法が無かった。だからそういう意味ではこの部屋は当たりと言って差し支えないだろう。陰気な空気の代わりに、夏の陽気が舞い込む。出来れば掃除をしてしまいたいが、そんな事より用事を済ませた方がよさそうだ。
「で、先輩。聞き忘れていたんですけど」
「__?」
「先輩の用事の方は大丈夫なんですか?」
テーブルクロスを挟んで、先輩は書籍を読んでいた。
どうやら先ほどの部屋で拝借した逸品のようで、背表紙には虫食いの痕が見られる。カーテンから漏れ出した光が背中を焼いて、汗が滴り頬を伝う。
「十分涼んだ?」
「涼みました。貴重な体験もしましたし」
実際、此処に来た目的は玄関先で済ませている。
怖さとは継続性が大事であるが、この場所は時間帯を含めてそういった雰囲気がまるでない。曰く付きの場所であるのなら、具体性のある話があり、それがいわゆる恐怖を付属させる。
だが今回の話にはそういった話はない。精々が、神社でも動かせない呪いの品が安置されているというが、俺はその品がどんなものであるか分からない。
未知は恐怖だというが、事ホラー話において道は恐怖を付属しない場合もある。自分自身の状況に関知していないのだ。
それならば、先輩の野暮用を終わらせた方が得である。
此処で帰るような非情な後輩にはなりたくはない。
ので。
「__ま、それならいいけどね」
先輩は諦めた様に、本を閉じる。
埃を払いのけた椅子の具合は案外悪い物ではなかぅたが、それでもテーブルに手を置く気にはなれない。辺り一帯の掃除をしなければならないのなら、願っても無い程埃はつまっていた。
「コトリバコ」
「___はい?」
「コトリバコだよ。リアルな」
「コトリバコ。ですか」
口にしたのは、コトリバコ。
ネットミームとしては特に有名な、子供を使用した呪いの品である。人を呪い殺す程の能力があり、それは周囲にいるだけで発揮するという曰く付きの物だ。
「とは言ってもおそらくあるだろう程度の核心しかないけどね」
「__そんなネットミームが実在するんですか?」
「あるよ。まあ、正確には違うんだけど」
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