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17.鍛えたいだけならやらない方が良い
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「そもそもなんでレスリングをするという事になったのですか?」
「う~んと。木から落ちたんだけど、受け身を取れなくて、気絶もしたから。レスリングすれば怪我の防止にもいいだろうってお父様が。僕も体を鍛えたくて。」
多分これからゲームが開始されると、魔物いっぱいになるだろうし、生き残るためにも鍛えておきたいし。
「そうですね、確かにそれなら、体を鍛えたり、受け身も大事ですね。でもね、それだけならレスリングは、格闘技は、する必要はないんです。」
ラビさんは、レスリングというより、格闘技に対する自身の考え方を訥々と語ってくれたわ。
「レスリングは、もともと敵と争う格闘技として発生したものです。しかし、坊ちゃんみたいな子供達が触れるレスリングは、敵と争う技術としてではなく、健全な体を育成するためや、ルールやマナーなどを身に着けるための競技としてこそ学ばれるべきだと思っています。ここまではいいですか?」
「うん…えっと、はい。」
「そして、競技とはいえ、強さを求める格闘技の流れを汲んでいるからには、相手との闘いもまた生まれます。それは競技と言えども、とても怖い事なのです。」
それは、好きでないと続かないという事。
強くなりたいという欲も、強くなるのが好きだから。
体を鍛えて怪我防止程度なら、その位のレベルでならば、教えるものは多い。それに、格闘技でなくともいい。受け身と走り込みなどの筋力訓練ぐらいでもいいのだから、レスリングなどの格闘技に拘らなくても、球技やダンスだっていいんだと。
「実際戦うというのは怖いものなんですよ。レスリングを学び、技術を高め好きになればなるほど、のめり込めば込むほど、戦うのも怖いものになっていく。自分が今まで長年鍛えた体を一瞬で壊されることだってある。ほんの呼吸の差で負けることもある。私の耳を見てください、こんな醜い耳や、顔にキズが付くことだってあるんです。坊ちゃんは貴族ですから、良いお相手を探してお婿に行くなりお嫁をもらうなりしなきゃならんですよね、そうなるとお顔も大事な財産でしょう?体を鍛えたいというだけでは続かないものなんです。私はレスリングを、格闘技を好きでやって行きたいという人にこそ、教えていきたいと思っています。」
そして聞いてきたわ。あなたの心は?どうなりたい、どうしたいのかって。
わかりやすく言ってくれたけど、正直幼児に聞くことかと思ったけど、前世の話もしたのかな。
う~ん、前世での相撲は楽しかったよ。最初は子供の習い事を理解するために、ちょっと自分もやってみようの延長だったけど。
試合は楽しかった。対戦前はやっぱり緊張したし怖かった。負ければ悔しいけど、練習頑張って勝ったらすごく嬉しい。
………今日までの一人で相撲動作の練習は充実はしていたよ邪魔も入らなかったし、でも詰まらなかったな、組手の相手も居ないんだもん。
お父様とレスリングした時最後にちょっと組んだけど、大人とじゃ体格違い過ぎて全く手も足も出なくて、実際は詰まんなかった。お父様との触れ合いは楽しかったけど、レスリングの競技としては詰まらなかったよ。
体を鍛えたいのは本当だし、ゲーム始まるまでに色々強くなって戦闘力をあげたいってのも実際有るんだけどさ。
格闘技じゃなかったけど、子供部屋のみんなと魔力を感じる訓練をしていた時は、楽しかったな。みんなとレスリングしたら、楽しいだろうな。
「一人で黙々と鍛えるってのは、やっぱり詰まんない。兄弟みんなと一緒にレスリング出来たら楽しいだろうなって思う。」
「そうですか、じゃあ、そうしましょう。これからよろしくお願いします。」
と、いうわけで、兄弟みんなで取りあえず楽しくレスリングするところから始めることにしたわ。
実際レスリングとかの格闘技の競技をするなら、同じ年頃、同じ体重、大体同じ技量ぐらいの相手と一緒に組み合いながら練習するのが一番上達するんですって。そりゃそうだわよ。
最後に言われたわ。
「しかし、レスリングってのは受け身って、あまり練習しないのですがね。」
前転と後転の練習位だってさ、ギャフン!
「う~んと。木から落ちたんだけど、受け身を取れなくて、気絶もしたから。レスリングすれば怪我の防止にもいいだろうってお父様が。僕も体を鍛えたくて。」
多分これからゲームが開始されると、魔物いっぱいになるだろうし、生き残るためにも鍛えておきたいし。
「そうですね、確かにそれなら、体を鍛えたり、受け身も大事ですね。でもね、それだけならレスリングは、格闘技は、する必要はないんです。」
ラビさんは、レスリングというより、格闘技に対する自身の考え方を訥々と語ってくれたわ。
「レスリングは、もともと敵と争う格闘技として発生したものです。しかし、坊ちゃんみたいな子供達が触れるレスリングは、敵と争う技術としてではなく、健全な体を育成するためや、ルールやマナーなどを身に着けるための競技としてこそ学ばれるべきだと思っています。ここまではいいですか?」
「うん…えっと、はい。」
「そして、競技とはいえ、強さを求める格闘技の流れを汲んでいるからには、相手との闘いもまた生まれます。それは競技と言えども、とても怖い事なのです。」
それは、好きでないと続かないという事。
強くなりたいという欲も、強くなるのが好きだから。
体を鍛えて怪我防止程度なら、その位のレベルでならば、教えるものは多い。それに、格闘技でなくともいい。受け身と走り込みなどの筋力訓練ぐらいでもいいのだから、レスリングなどの格闘技に拘らなくても、球技やダンスだっていいんだと。
「実際戦うというのは怖いものなんですよ。レスリングを学び、技術を高め好きになればなるほど、のめり込めば込むほど、戦うのも怖いものになっていく。自分が今まで長年鍛えた体を一瞬で壊されることだってある。ほんの呼吸の差で負けることもある。私の耳を見てください、こんな醜い耳や、顔にキズが付くことだってあるんです。坊ちゃんは貴族ですから、良いお相手を探してお婿に行くなりお嫁をもらうなりしなきゃならんですよね、そうなるとお顔も大事な財産でしょう?体を鍛えたいというだけでは続かないものなんです。私はレスリングを、格闘技を好きでやって行きたいという人にこそ、教えていきたいと思っています。」
そして聞いてきたわ。あなたの心は?どうなりたい、どうしたいのかって。
わかりやすく言ってくれたけど、正直幼児に聞くことかと思ったけど、前世の話もしたのかな。
う~ん、前世での相撲は楽しかったよ。最初は子供の習い事を理解するために、ちょっと自分もやってみようの延長だったけど。
試合は楽しかった。対戦前はやっぱり緊張したし怖かった。負ければ悔しいけど、練習頑張って勝ったらすごく嬉しい。
………今日までの一人で相撲動作の練習は充実はしていたよ邪魔も入らなかったし、でも詰まらなかったな、組手の相手も居ないんだもん。
お父様とレスリングした時最後にちょっと組んだけど、大人とじゃ体格違い過ぎて全く手も足も出なくて、実際は詰まんなかった。お父様との触れ合いは楽しかったけど、レスリングの競技としては詰まらなかったよ。
体を鍛えたいのは本当だし、ゲーム始まるまでに色々強くなって戦闘力をあげたいってのも実際有るんだけどさ。
格闘技じゃなかったけど、子供部屋のみんなと魔力を感じる訓練をしていた時は、楽しかったな。みんなとレスリングしたら、楽しいだろうな。
「一人で黙々と鍛えるってのは、やっぱり詰まんない。兄弟みんなと一緒にレスリング出来たら楽しいだろうなって思う。」
「そうですか、じゃあ、そうしましょう。これからよろしくお願いします。」
と、いうわけで、兄弟みんなで取りあえず楽しくレスリングするところから始めることにしたわ。
実際レスリングとかの格闘技の競技をするなら、同じ年頃、同じ体重、大体同じ技量ぐらいの相手と一緒に組み合いながら練習するのが一番上達するんですって。そりゃそうだわよ。
最後に言われたわ。
「しかし、レスリングってのは受け身って、あまり練習しないのですがね。」
前転と後転の練習位だってさ、ギャフン!
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