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華那ちゃんはツンデレ!!かな?
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全裸待機
その名の通り、衣服一切着ず、布団かぶって、来るのを待つ
「あー、楽しみだなー」
そう、私は今全裸待機をしている
誰を待っているかって?華那ちゃんに決まっとる
「………………これで来たら……華那ちゃんは俺のことが好きということで良いのだろうか……」
で、でも……よく考えると、夜中に俺の部屋に侵入する
つまりは、夜這いになるのではないか
夜這い、それは男であれば誰もが経験したいのではないだろうか
夜に自分の部屋を侵入されて、逆レ〇プ
M男であればマジで大歓迎な場面である
わたくしがその1人
ただの変態
それだと……華那ちゃんは変態になっちゃう……、それは嫌だな!!華那ちゃんは可愛いし!!優しいし!!うん!!まず変態なんて有り得ないよ!確信した
「さあ、いつでも来い!!」
期待してます。
目覚ましが鳴り響く乾いた天気の朝
華那ちゃんは
来なかった
「くそ!!寝てない!!やばい、眠い!!」
初めて何もせずにただ単に目を開けてオールしたわ、何とも言えないこの後悔の気持ち、そしてなんとも言えないこのだるい気持ち
いや、期待した俺が悪いけどな。うん、俺は変態だもの、うん、分かってる。
「くっ!!起きれねーー」
力が入らない、頭が回らない。これが何もせずにオールした結果なのか……こんなの初めてだ!!目開けるので精一杯だ
まぶたが重い!!
「が、学校休みたいなー」
あ、でも今日犯人突き止めるんだった
めんどくせーー、別に俺気にしてないし……もう犯人突き止めるのも面倒くさくなった
「あ、あの、お兄さん……あ、朝ですよー」
「ん?華那ちゃんか?」
「あ、は、はははい!」
「入っていいよ」
「で、では失礼しまーす」
俺は鼻血が出そうになった
俺の好みである華那ちゃんが、こ、こんな服装するなんて。俺の好みの着方じゃないか!!!
「あ、あの……そんなジロジロ見られると……その……」
「おっと、すまんすまん。いやねー、その服俺のなんだけどね」
そう、華那ちゃんは俺のフードかぶっている
そのせいか、下はなにも履いていないように見える
これが神か……と思わせるような光景である
「!?え!?う、うそ……!?」
「いや、大マジ」
「や、やああああ!!す、すみませーーーん」
「あ、おい…………」
あんな速く走れるんだっけ……速すぎるだろ……
「………………そんなに嫌だったのか……、そ、そうだよな、嫌だよなうん……」
朝からやな気分だぜくそ!!
これ絶対妹が俺のフードかぶせやがったやつだろ!!ふざけんな!!自分の服ないからって
いや、俺としてはすごく嬉しいけど……華那ちゃんが嫌がってるじゃない…………
てか妹のやつなんで俺のフードあるんだよ
いつの間に俺の部屋に入ったし……
「さて、飯作るか……」
いつも通り台所に行くと、謎の匂いがした
「これは……なんの匂いだ……」
うんこみたいな……、いや、腐った卵かな……それか、なんか、親父の足の匂い……
どっちにしろ物凄くひどい匂いだ
人が食えるようなもんではない、一体誰が作ってるのだ、ある意味天才だぞ
ま、どうせあの気持ち悪い妹だろうな、あいつならこんな匂いのものを作れる
「おいカス、何作ってんねん、クソみたいな匂いだぞ」
嘲笑しながら言ってやった
「え!?お、おおおお、お兄さん!?」
「あ…………どうも……」
「………………」
…………………………………………
訪れる静寂……そんなことよりも今気になるのは、いつの間に華那ちゃん着替えた、速いなおい
いや、そんなこと気にしてる場合じゃない、この空気……俺が嫌いな空気だ!!気まずい上に、華那ちゃんが泣きそうにしてる!!まるで俺が悪いみたい!!ひどいゾ!
そして、華那ちゃんは俺に向かって
「お兄さんのアホー!!!」
と叫び
「嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い!!」
と叫び
僕に向かって
包丁投げてきた
「うわ!?あ、あぶねーー!?!?」
「うぅ……グスッ、うわああああん」
「!?!?」
やばい!!この状況は誤解される!!泣き出したよ!!どうしよ!!やばいよやばいよやばいよ
まるで俺が酷いみたいじゃないか!!(2回目)
俺がひどいけど!!(確信)
いやさ、言い訳させて
どう考えてもさ、妹の仕業だと思うじゃん?華那ちゃん客だし、普通は客がこんなことしないって思うじゃん?
だからあんなこと言ったんだ、これは仕方の無いことなんだ!!不可抗力だ!!
すごい適当に言ったけど、不可抗力で合ってるかな?いいや、合ってるということで
でも、よく考えると
あのクソ野郎がそもそも朝早く起きて朝食作るわけないじゃないか。俺ってやつ、そんな大事なとこ見落としてどうする!!
やっぱ俺クズだ
「ごごご、ごめんね!!あ、あんなこと言うつもりはなかっ」
「私料理出来ないって分かってるくせに!!そんなにはっきり言わなくても!!いいのに!!」
「いやね!!妹だと思ってね!!」
いや、まずお前の料理の料理食べたことないから
それで、なんで華那ちゃん口調変わってるの?
あれれー、おかしいぞ~??
「でも匂いがクソみたいって…………この言葉は正直ですよね……」
「…………」
なんも言えねーー!!だってこれ言ったら
「なんか言ってください……」
「うん、正直食えるもんじゃないって思ったよ……」
「う、うわああああああん!!やっぱそうじゃない!!もう嫌い!!死ねーー!!」
ほら、言ったら泣いただろ?
しかもおまけに死ねって
華那ちゃんはこんな言葉使わないのに!!なんでだよ!!誰に教えられたの!!その子俺は許さない!!
いや、うん、なんか、何だろうな、傷付くなー…………あんなに自分の好きな人から直球で言われると……
さて、作り直すか……妹友ちゃんには悪いが……
「うわぁ……こりゃひどいや……」
散らかってる野菜の数々
調味料もこぼれてたり、肉じゃがを作ろうとしたのかな…………じゃがいもの原型が分からないよ……
ご飯はうまく炊き上がってるな
「華那ちゃん……頑張ったんだね……」
あんなこと言ってしまった自分がホントに申し訳ないと思った。華那ちゃんの立場になってみると、それがはっきりとわかる。自分が一所懸命やったのに、あんなこと言われると……そりゃ……キレるよね
「やばい匂いがしたのは…………これか……」
それは朝ごはんのスープである
色は黒だ
何を入れたらこうなるかはさっぱり分からないが……全てのひどい匂いはここから発している
しかし、よく言われるのは『 女の子が料理して、その料理がまずいとき、それは一生懸命作った証である』
らしいからな…………このスープが一番頑張って作ったのかな…………
「でもこれは流石に活用できん……ごめんね華那ちゃん……」
捨ててやった。
流石にスープは活用できないので……そ、その代わり!!肉じゃがをそのまま使って、別の料理にしたから!!
「よし!!出来上がり」
なんとかできたけど
なんか嫌な予感する
どこから発しているのだろうか……この殺気
間違いなく妹のだ…………こんな強い殺気感じたことない
「おいおいおい、洒落なんねーぞ……」
息を呑むが……当然汗は止まらない……
「おーい、くそ兄貴ー!!!!お前ちょっとこっち来いや!!!」
ほらきた!!!
お怒りモード妹様にお呼ばれました!!
お怒りじゃないわ、マジギレだわっ!!
デデンデンデデン!!
「………………」
「お前殺す」
「はははー……華那ちゃん助けてー」
「ふん!!アッカンベー!!」
「ぅ!!いやー!!!死にたくなーーい!!」
いや妹何回言った、服引っ張るなって、破れるだろ!!
そしてまだ妹の部屋に入った
相変わらずの匂い、もう掃除しろよってなっちゃう
こんなこと考えている間
俺は、死んだ
ホントに速かった……妹のあの行動力に俺は無言でただやられるしかなかった
精神的にも
身体的にも
もうお婿にいけない!!うわああああああん!!!
「が、学校いってきまーす…………」
結局『 いってらっしゃい』と言う人は居なかった、いつものことだけど
「あー……やっちまったな…………」
やらかしたなーー、これだと余計元気でないよぉ……ほら下半身が萎えてきた…………朝から汚いなー……
もう、俺は生きる意味をなくした
絶対華那ちゃんに嫌われたわ……
長日華那、向かい家に住んでる妹と同い年の女の子が
長日という苗字は「ながか」と呼び、決して「ながひ」ではない。そこら辺がよく勘違いされるそうだ
そして後ろが「かな」そのまんまで可愛い名前である
身長は150位かな、撫でやすい身長となってる
撫でたことないけど、いつか撫でてやる!!
妹と同い年であるため、小さい頃からの知り合いで、小さい頃はよく一緒に遊んでいた
いわゆる、年下の幼馴染みである
妹と違ってお行儀いいし、優しい
そんな華那ちゃんにいつも癒されている
今年のバランタインだってチョコ貰えたし
すっごい本命なのかな!!って思って期待したけど
『 義理です』
と笑顔で言われ、落ち込んだのが何よりも印象的である
「あーあ…………もういや……」
気分が悪いせいか、歩くスピードくそ遅くなり
遅刻した
【学校】
「よし!朝終わったから、行くぞとも!」
「……うん」
「どうした、元気ないぞ」
「なんもないって、大丈夫だ」
「しかも珍しく遅刻するなんて」
「まあ……色々あってよ……」
「……しゃーねーな、元気づけるように、おら、しゃぶれ」
「は??帰れしね」
「ん?アメ渡しただけだが?」
「はぁ……そらよ、俺は今そういう気分じゃないんだ」
はぁ…………気分出ないなぁ……これが恋の悩みってやつかな……おえ、吐きそ
「さて、気を取り直して」
よし、心の準備は出来た
今日は犯人を捕まえるんや!!
「みんな、昨日の朝一番にこの教室に入った人誰ー!!」
ついにそらのやつが言った。しばらくクラスメイトは無言だったが
ずっと無言だったわ
もうやだなーー!!!この空気やだなーー!!
「いや、ここは素直に頼む、重要なことなんだ」
…………
しばらくすると、1人てあげた
「私と」
そしてもう1人も手をあげ
「私です」
女子2人だった
有り得ないことである
一つ目の理由としては、そもそもこの2人と喋ったこともないから、いきなり俺の机に唾液をぶっかけるのはおかしい……この2人ではないということだ
またもうひとつある
この2人は付き合っている人がいる
もしあんなクソみたいなことをしたのであれば……それはいたずらと見てもいいが、一つ目の理由がどうも引っかかる……
「そら、この二人ではない」
「マジか」
「うん、普通にありえないよ、関係性ゼロだし」
「そうか」
だとすると……
「でもよ知、関係性ゼロと言っても、いたずら位はするだろ」
「いたずらのためにこんなことするか?」
「しないけど……」
「だろ?」
唯一考えられるのは、外部者だ
とは言っても、この学校の人である
あくまでもクラスの外部者ということである
そう、何者かが鍵でここを開け、俺の机に……
しかし、そんなことをする人なんて思いつかない
そもそもクラスの外部者なんて知ってるやつが少なすぎて
3年生は二人しか知らない、しかも両方共男子だ
1年生はこの前入学したばかりだからもっと知らない
てかいない
なんかもうどうでもよくなってきたなー、この事件
「なあそら、もういいだろこの事件」
「いやダメだ知、ここは犯人を見つけ、調教する必要がある」
「ごめん、警察行くわ」
「は?こんなことで?」
「違う、お前が調教するって言いつけるんだ」
「シバくぞ、冗談や冗談」
でもなー、犯人に心当たりなんて………………
ダメだ、分からない!!
「あ、あいつかなー………………」
「ん?あいつって?」
「お前は知らん」
「じゃあそいつだな」
「適当!?」
「いや、だってよ、な?」
「いや、な?じゃねー!!」
1人思い出した
この前入学した俺の中学校の時の後輩……
中学校では変態で有名であった
他の後輩曰く
『 あの子テスト中に先輩の名前言いながらやってましたよ』
とのこと
これをきっかけに話さないようにしたが
入学時に、あいつがいきなり俺の家に来て
『せーーんぱーーい!!久しぶりです 』
と抱きついてきて
『 先輩と同じ学校ですよ!!私頑張りました!!』
と言った
諦めの悪い子だなと正直思っている……
「亜沙…………お前だったらさすがにもう関係切るぞ…………」
その名の通り、衣服一切着ず、布団かぶって、来るのを待つ
「あー、楽しみだなー」
そう、私は今全裸待機をしている
誰を待っているかって?華那ちゃんに決まっとる
「………………これで来たら……華那ちゃんは俺のことが好きということで良いのだろうか……」
で、でも……よく考えると、夜中に俺の部屋に侵入する
つまりは、夜這いになるのではないか
夜這い、それは男であれば誰もが経験したいのではないだろうか
夜に自分の部屋を侵入されて、逆レ〇プ
M男であればマジで大歓迎な場面である
わたくしがその1人
ただの変態
それだと……華那ちゃんは変態になっちゃう……、それは嫌だな!!華那ちゃんは可愛いし!!優しいし!!うん!!まず変態なんて有り得ないよ!確信した
「さあ、いつでも来い!!」
期待してます。
目覚ましが鳴り響く乾いた天気の朝
華那ちゃんは
来なかった
「くそ!!寝てない!!やばい、眠い!!」
初めて何もせずにただ単に目を開けてオールしたわ、何とも言えないこの後悔の気持ち、そしてなんとも言えないこのだるい気持ち
いや、期待した俺が悪いけどな。うん、俺は変態だもの、うん、分かってる。
「くっ!!起きれねーー」
力が入らない、頭が回らない。これが何もせずにオールした結果なのか……こんなの初めてだ!!目開けるので精一杯だ
まぶたが重い!!
「が、学校休みたいなー」
あ、でも今日犯人突き止めるんだった
めんどくせーー、別に俺気にしてないし……もう犯人突き止めるのも面倒くさくなった
「あ、あの、お兄さん……あ、朝ですよー」
「ん?華那ちゃんか?」
「あ、は、はははい!」
「入っていいよ」
「で、では失礼しまーす」
俺は鼻血が出そうになった
俺の好みである華那ちゃんが、こ、こんな服装するなんて。俺の好みの着方じゃないか!!!
「あ、あの……そんなジロジロ見られると……その……」
「おっと、すまんすまん。いやねー、その服俺のなんだけどね」
そう、華那ちゃんは俺のフードかぶっている
そのせいか、下はなにも履いていないように見える
これが神か……と思わせるような光景である
「!?え!?う、うそ……!?」
「いや、大マジ」
「や、やああああ!!す、すみませーーーん」
「あ、おい…………」
あんな速く走れるんだっけ……速すぎるだろ……
「………………そんなに嫌だったのか……、そ、そうだよな、嫌だよなうん……」
朝からやな気分だぜくそ!!
これ絶対妹が俺のフードかぶせやがったやつだろ!!ふざけんな!!自分の服ないからって
いや、俺としてはすごく嬉しいけど……華那ちゃんが嫌がってるじゃない…………
てか妹のやつなんで俺のフードあるんだよ
いつの間に俺の部屋に入ったし……
「さて、飯作るか……」
いつも通り台所に行くと、謎の匂いがした
「これは……なんの匂いだ……」
うんこみたいな……、いや、腐った卵かな……それか、なんか、親父の足の匂い……
どっちにしろ物凄くひどい匂いだ
人が食えるようなもんではない、一体誰が作ってるのだ、ある意味天才だぞ
ま、どうせあの気持ち悪い妹だろうな、あいつならこんな匂いのものを作れる
「おいカス、何作ってんねん、クソみたいな匂いだぞ」
嘲笑しながら言ってやった
「え!?お、おおおお、お兄さん!?」
「あ…………どうも……」
「………………」
…………………………………………
訪れる静寂……そんなことよりも今気になるのは、いつの間に華那ちゃん着替えた、速いなおい
いや、そんなこと気にしてる場合じゃない、この空気……俺が嫌いな空気だ!!気まずい上に、華那ちゃんが泣きそうにしてる!!まるで俺が悪いみたい!!ひどいゾ!
そして、華那ちゃんは俺に向かって
「お兄さんのアホー!!!」
と叫び
「嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い!!」
と叫び
僕に向かって
包丁投げてきた
「うわ!?あ、あぶねーー!?!?」
「うぅ……グスッ、うわああああん」
「!?!?」
やばい!!この状況は誤解される!!泣き出したよ!!どうしよ!!やばいよやばいよやばいよ
まるで俺が酷いみたいじゃないか!!(2回目)
俺がひどいけど!!(確信)
いやさ、言い訳させて
どう考えてもさ、妹の仕業だと思うじゃん?華那ちゃん客だし、普通は客がこんなことしないって思うじゃん?
だからあんなこと言ったんだ、これは仕方の無いことなんだ!!不可抗力だ!!
すごい適当に言ったけど、不可抗力で合ってるかな?いいや、合ってるということで
でも、よく考えると
あのクソ野郎がそもそも朝早く起きて朝食作るわけないじゃないか。俺ってやつ、そんな大事なとこ見落としてどうする!!
やっぱ俺クズだ
「ごごご、ごめんね!!あ、あんなこと言うつもりはなかっ」
「私料理出来ないって分かってるくせに!!そんなにはっきり言わなくても!!いいのに!!」
「いやね!!妹だと思ってね!!」
いや、まずお前の料理の料理食べたことないから
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あれれー、おかしいぞ~??
「でも匂いがクソみたいって…………この言葉は正直ですよね……」
「…………」
なんも言えねーー!!だってこれ言ったら
「なんか言ってください……」
「うん、正直食えるもんじゃないって思ったよ……」
「う、うわああああああん!!やっぱそうじゃない!!もう嫌い!!死ねーー!!」
ほら、言ったら泣いただろ?
しかもおまけに死ねって
華那ちゃんはこんな言葉使わないのに!!なんでだよ!!誰に教えられたの!!その子俺は許さない!!
いや、うん、なんか、何だろうな、傷付くなー…………あんなに自分の好きな人から直球で言われると……
さて、作り直すか……妹友ちゃんには悪いが……
「うわぁ……こりゃひどいや……」
散らかってる野菜の数々
調味料もこぼれてたり、肉じゃがを作ろうとしたのかな…………じゃがいもの原型が分からないよ……
ご飯はうまく炊き上がってるな
「華那ちゃん……頑張ったんだね……」
あんなこと言ってしまった自分がホントに申し訳ないと思った。華那ちゃんの立場になってみると、それがはっきりとわかる。自分が一所懸命やったのに、あんなこと言われると……そりゃ……キレるよね
「やばい匂いがしたのは…………これか……」
それは朝ごはんのスープである
色は黒だ
何を入れたらこうなるかはさっぱり分からないが……全てのひどい匂いはここから発している
しかし、よく言われるのは『 女の子が料理して、その料理がまずいとき、それは一生懸命作った証である』
らしいからな…………このスープが一番頑張って作ったのかな…………
「でもこれは流石に活用できん……ごめんね華那ちゃん……」
捨ててやった。
流石にスープは活用できないので……そ、その代わり!!肉じゃがをそのまま使って、別の料理にしたから!!
「よし!!出来上がり」
なんとかできたけど
なんか嫌な予感する
どこから発しているのだろうか……この殺気
間違いなく妹のだ…………こんな強い殺気感じたことない
「おいおいおい、洒落なんねーぞ……」
息を呑むが……当然汗は止まらない……
「おーい、くそ兄貴ー!!!!お前ちょっとこっち来いや!!!」
ほらきた!!!
お怒りモード妹様にお呼ばれました!!
お怒りじゃないわ、マジギレだわっ!!
デデンデンデデン!!
「………………」
「お前殺す」
「はははー……華那ちゃん助けてー」
「ふん!!アッカンベー!!」
「ぅ!!いやー!!!死にたくなーーい!!」
いや妹何回言った、服引っ張るなって、破れるだろ!!
そしてまだ妹の部屋に入った
相変わらずの匂い、もう掃除しろよってなっちゃう
こんなこと考えている間
俺は、死んだ
ホントに速かった……妹のあの行動力に俺は無言でただやられるしかなかった
精神的にも
身体的にも
もうお婿にいけない!!うわああああああん!!!
「が、学校いってきまーす…………」
結局『 いってらっしゃい』と言う人は居なかった、いつものことだけど
「あー……やっちまったな…………」
やらかしたなーー、これだと余計元気でないよぉ……ほら下半身が萎えてきた…………朝から汚いなー……
もう、俺は生きる意味をなくした
絶対華那ちゃんに嫌われたわ……
長日華那、向かい家に住んでる妹と同い年の女の子が
長日という苗字は「ながか」と呼び、決して「ながひ」ではない。そこら辺がよく勘違いされるそうだ
そして後ろが「かな」そのまんまで可愛い名前である
身長は150位かな、撫でやすい身長となってる
撫でたことないけど、いつか撫でてやる!!
妹と同い年であるため、小さい頃からの知り合いで、小さい頃はよく一緒に遊んでいた
いわゆる、年下の幼馴染みである
妹と違ってお行儀いいし、優しい
そんな華那ちゃんにいつも癒されている
今年のバランタインだってチョコ貰えたし
すっごい本命なのかな!!って思って期待したけど
『 義理です』
と笑顔で言われ、落ち込んだのが何よりも印象的である
「あーあ…………もういや……」
気分が悪いせいか、歩くスピードくそ遅くなり
遅刻した
【学校】
「よし!朝終わったから、行くぞとも!」
「……うん」
「どうした、元気ないぞ」
「なんもないって、大丈夫だ」
「しかも珍しく遅刻するなんて」
「まあ……色々あってよ……」
「……しゃーねーな、元気づけるように、おら、しゃぶれ」
「は??帰れしね」
「ん?アメ渡しただけだが?」
「はぁ……そらよ、俺は今そういう気分じゃないんだ」
はぁ…………気分出ないなぁ……これが恋の悩みってやつかな……おえ、吐きそ
「さて、気を取り直して」
よし、心の準備は出来た
今日は犯人を捕まえるんや!!
「みんな、昨日の朝一番にこの教室に入った人誰ー!!」
ついにそらのやつが言った。しばらくクラスメイトは無言だったが
ずっと無言だったわ
もうやだなーー!!!この空気やだなーー!!
「いや、ここは素直に頼む、重要なことなんだ」
…………
しばらくすると、1人てあげた
「私と」
そしてもう1人も手をあげ
「私です」
女子2人だった
有り得ないことである
一つ目の理由としては、そもそもこの2人と喋ったこともないから、いきなり俺の机に唾液をぶっかけるのはおかしい……この2人ではないということだ
またもうひとつある
この2人は付き合っている人がいる
もしあんなクソみたいなことをしたのであれば……それはいたずらと見てもいいが、一つ目の理由がどうも引っかかる……
「そら、この二人ではない」
「マジか」
「うん、普通にありえないよ、関係性ゼロだし」
「そうか」
だとすると……
「でもよ知、関係性ゼロと言っても、いたずら位はするだろ」
「いたずらのためにこんなことするか?」
「しないけど……」
「だろ?」
唯一考えられるのは、外部者だ
とは言っても、この学校の人である
あくまでもクラスの外部者ということである
そう、何者かが鍵でここを開け、俺の机に……
しかし、そんなことをする人なんて思いつかない
そもそもクラスの外部者なんて知ってるやつが少なすぎて
3年生は二人しか知らない、しかも両方共男子だ
1年生はこの前入学したばかりだからもっと知らない
てかいない
なんかもうどうでもよくなってきたなー、この事件
「なあそら、もういいだろこの事件」
「いやダメだ知、ここは犯人を見つけ、調教する必要がある」
「ごめん、警察行くわ」
「は?こんなことで?」
「違う、お前が調教するって言いつけるんだ」
「シバくぞ、冗談や冗談」
でもなー、犯人に心当たりなんて………………
ダメだ、分からない!!
「あ、あいつかなー………………」
「ん?あいつって?」
「お前は知らん」
「じゃあそいつだな」
「適当!?」
「いや、だってよ、な?」
「いや、な?じゃねー!!」
1人思い出した
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中学校では変態で有名であった
他の後輩曰く
『 あの子テスト中に先輩の名前言いながらやってましたよ』
とのこと
これをきっかけに話さないようにしたが
入学時に、あいつがいきなり俺の家に来て
『せーーんぱーーい!!久しぶりです 』
と抱きついてきて
『 先輩と同じ学校ですよ!!私頑張りました!!』
と言った
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「亜沙…………お前だったらさすがにもう関係切るぞ…………」
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