平和は訪れない!!

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心が開きすぎた!!

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人の心理的状態において
泣くというのは一番分かりにくいものである
嬉し泣きなのか、それとも悲し泣きなのか。そして嬉し泣きにも種類がある、もちろん悲し泣きにもたくさんあるわけだ
亜沙陽向の場合は悲し泣きであろう。なにせ、俺と会ってから、嬉しいという表情を見せたことがなかったからだ。むしろ悲しい表情しか見たことがない
そんな亜沙陽向に嬉し泣きなど有り得なかった。しかし、悲し泣きにも、何故悲しいのか、誰に対して悲しいのか、何に対して悲しいのか、どうして悲しいのか、などと、色んなものがある。それによって、これからの対処法もあるし、その人の心の状態が分かる
でも、この子の場合は違う
何考えているのかすら分かりずらい上、何も喋ってくれない。これだとなぜ泣いているのか全く分からなかった

「うわああああああん!!!」
「あ、兄貴、どど、どうするの」
「どうするのって言われても……ああ!!どうしよう!!」

まったく対処法が見つからない
とりあえず落ち着かせばいいのだから、この子の落ち着かせる方法なら知ってるはず……
んーーーー、何かあるかな

「あ」
「どうしたの兄貴、なんかいいの思いついた?」

あるっちゃあるが、妹が居るんだよなぁ……ちょっと抵抗あるかも

「うん、一応ね」
「じゃあ早くやって!!」
「うん……そうしたいけど。妹よ、俺のこと引くなよ」
「大丈夫だから!!ほら早く!!」
「陽向ちゃん」
「うわああああああん!!」

なかなか振り向いてくれないので、強引的にこっちに向かせた

「落ち着こ!ね!!」
「うわあああああああああん!!」

ここまでは予想通りの反応
このあとが大事……どのタイミングで行こかな……

「大丈夫……泣かないで、俺いるからさ、ね」

タイミングなど分からなかったので、適当なタイミングで頭を抱えてあげた

「これで少しは落ち着く?」
「うぅ……!!グスッ、うっぅぅぅ……!!」
「よしよし、大丈夫大丈夫」

陽向ちゃんも俺の腰に手を回し、完全に抱き合い状態
これをそばで見てる妹の顔が見たいけど
見れない、残念
嫉妬してくれるかな妹、嫉妬してくれたら最高だぜ!!

「兄貴……陽向ちゃんも泣き止んだんだし……いつまで抱いてんの」
「いや、離れない」
「まだか……」
「まだかって……1回しか見たことないのに」
「…………はぁ……兄貴には呆れたよ」
「なんでそうなるの」

これは嫉妬とは呼べないな
これはなんと呼べばいいのかな。クソを見る目?それともその他?
ダメだ!!妹の考えてることが分からん!!
それにしても、すごい力だな陽向ちゃん……全然動かねーし……なにか筋トレでもしてきたのかな

「よし、もう大丈夫かな?陽向ちゃん」
「……んーん」

首を横に振る
あー、可愛いなぁ……客観的にみるとホントに可愛いなぁ。ちょっと襲い〇くなりますよぉ!
でも主観から見ると、これは辛い。力強いせいでちょっと痛いし、苦しい。何より離れてくれないことがちょっと困る。移動ができない

「……これじゃぁ……家に送れないなぁ」
「あ、兄貴、この子今日泊まるよ」
「え」
「だから、陽向ちゃんが家に泊まるの!!」
「え、でも母さんとかは」
「許可降りたよー」
「さすが母さん」

まあ、風呂も使ったし、俺の服着てるし……もう泊まってる前提だったんだな
気づけよ俺の馬鹿野郎!!

「陽向ちゃん大丈夫なの?家に連絡しなくていいの」
「………………」
「こら、兄貴!!」
「あ」

察した、なるほどな
亜沙陽向は多分家の事情で家出したのだと思う。だから、そういう家や親に感する話はしないようにした方がいい
ということでいいのね妹よ

「……まあ、今日はもう眠いだろうから……寝よか」
「…………うん」
「よし、じゃあ用意してくるね兄貴」
「よし頼む」

もう今日の聞き込みは諦めて、明日にまだすることにした

とりあえず、寝るところないので、妹部屋に寝てもらおうと思ったが
どうしても妹部屋に入らないし、俺の裾引っ張る
………………どういうことなんだ。もしかして俺と寝たいのかな?

「陽向ちゃん兄貴と寝たいんじゃない?」
「そんなわけ、ね、陽向ちゃん」
「うぅ……」
「ほら、ぜったいそうじゃん」
「…………いいの?陽向ちゃん、俺男だよ?……」

仕方がない、ここで断っても、まだ泣くだけだろうから、一緒に寝ることにした
俺は床で寝て、陽向ちゃんにはベッドで寝てもらった
しかし、それが嫌なのだろうか、すごくくっ付いてくるし、ベッドへ引っ張られる
つまりこれは、一緒にベッドで寝よ、というメッセージですね!!分かりましたー!!

「はぁ……仕方ないなぁ、今日だけだからね」

一緒の部屋で同じベッドで寝ることにした
なんか妙なドキドキが……
何もしないのに……うわー、すげードキドキし始めた

「……ん」
「ん?」
「……ん!!」
「え、なになに?」
「んー!!!!」
「え???ごめん、分からないよ!!」

ん!!だけでは分からん
だから、喋ろって……

「……うぅ……」
「ええ!?!?な、泣かないで!!」
「……うっ…」
「お、俺どうしたらいいの?」

すると、陽向ちゃんは俺に抱きついてきた
あ、なるほどな、思い出した
玄関で約束したんだった…………約束したもんは仕方がない、守るか

「…………んぅぅぅ……」
「おやすみー、ねんね」

こっちも頭抱えてナデナデし続けた

「今日疲れたのかな、早いね寝るの」

十分も経過してないうちに、陽向ちゃんは寝てしまった

「寝たか…………よし、起こさないように」

起こさないように立って、リビングへ向かった


【リビング】

「どう兄貴、寝た?」
「うん、もう寝たから大丈夫だ」
「それでどうするの」
「どうしようもない。陽向ちゃんが言うまで、ここに泊めておくしか……」
「警察に言わないの?」
「言っても無駄だと思う……」
「なんで?」
「…………ふぅ……俺の予想では、あいつの親……死んでる」
「え」
「ホントに予想だけどな、普通に生きてるかもしれん。だが、考えてみてよ妹、夜遅くに帰らない、何も言ってくれない、親のこと聞く度に泣きそうになる。普通の家出とは違うと思わないか」
「確かに…………」
「心理的現象において、陽向ちゃんの悲し泣きの場合……あれは悲し泣きの中の思い出し笑いならぬ、思い出し泣き。きっと親のこと思い出して泣いたんだ」
「……………………」
「まあ、妹、そんな悲しい顔するな……あくまでも予想だ」
「………………グスッ、でも本当にそうだったら……陽向ちゃん…………」
「泣くなって、お前が泣いてもしょうがないことだ。よしよし泣かない泣かない」

妹は他人のことを心配するとても育ちのいい子。他人でも、まったく赤の他人でも心配する
親が死んでしまったなんて、妹にとってはレベルが高すぎたのかもしれない

「明日の状態を見て、判断するしかないね」
「学校どうするの」
「俺休むよ」
「え、でも明日は」
「こっちの方が大事だ」
「…………兄貴優しいね」
「そりゃどうも、お前には敵わないけどね」

明日は、俺の学校の重大なイベントであるマラソン大会
ほかのマラソン大会とは違う
学年ごとで競い合うが、1クラス二人の出場である。その中に俺は選ばれた
距離は15km、中学生で走る距離ではない。だが、走りきった人には表彰状が貰えたり、1位の人には色んな権利が与えられる
まさに権利争いのマラソン大会
俺は1位を目指して毎日家から学校まで走っていたが
今はこんな状態だ、明日は休んで別の人に頼むしかない

「ただいまー」
「母さんおかえりー」
「彩奈の友達が泊まるって、どこどこ」
「もう寝たよ」
「はや!?せっかくケーキ買ってきたのに」
「明日の朝にすればいい」
「あ、確かにそうね。今日父さん帰ってこないからね」
「わかった」
「じゃあ、2人とも、早く寝なさいね」
「「はーい」」

時計を見たら、随分時間が経っていた

「妹、お前明日学校あるから、もう寝な」
「うん、兄貴どうやって学校休むの」
「熱、仮病」
「やっぱりー?」
「当たり前だよなぁ?」

仮病以外に何があるんだよ、逆に
普通に事情話すわけないし

「俺も部屋に戻るか……」

部屋に戻って、陽向ちゃんのそばで座った
頭をなでなでしてやった
髪の毛ホントさらさらで、触ってて気持ちよかった
決して変態な意味ではないからな、俺変態じゃないからな

「陽向ちゃん寝顔かわい、襲いたくなるわ」

変態だった

「……ん」
「ん?あれ、なんでこの子の手が腰に」
「……おりゃぁー」
「いった!?!?痛い痛い!!腰がぁぁぁ!!お、折れる!!」
「ふふふ」
「ひ、陽向……ちゃん!!は、はは離れて!!」

ダメだ、手を叩いても離してくれない。この子ホントに力強いな!!!やべ、ダメだ死ぬ

「痛い痛い痛い……ぅ……痛い……」
「…………離さないから……」
「痛い……なんで離さない…………ダメだ死にそう」
「…………知也お兄ちゃんいい匂い、くんくん……」
「!?!?」

待った!!こんな展開望んでもいない!!
ずっと起きてたのか、え、寝てるフリ上手すぎやろ!!
匂い嗅ぐな!!うわあああああ!!!

「……くんくん……はぁ……はむっ」
「うぉえ!?!?ちょ、陽向ちゃん待って!!そこはまずいって!!」

てか手離せない痛いんだよ!!

「……れろれろ…………」
「いやぁぁぁぁ!!!」

ダメだ、もう精神的にも身体的にも死んでしまう……
俺の命はここまでか……
…………………………
やっぱりまだ死にたくない!!
この子!!ホントにそういう子なの!?俺のさっきの心配を返せ!!!このやろう!!俺の優しい心返せ!!

「……れろれろ……ふふ、美味し」
「くっ!!美味しいじゃありません!!そりゃ!!」
「きゃっ!!」

もう我慢の限界なので、無理矢理手を解いた
我慢の限界は、物理的な我慢の限界だからな、勘違いするなよお前ら

「と、知也お兄ちゃん……この姿勢……だ、大胆すぎるよぉぉ~……」
「知るか!!陽向ちゃんには説教をしないといけないようだ!!」

確かに他人から見たらこれは絶対誤解される姿勢である
なぜなら、今、俺は陽向ちゃんに対して、床ドンならぬ、ベッドドン。

「いいか陽向ちゃん、こういうのは良くないんだ」
「なんで?」
「汚いし、けしからん」
「いいじゃん……それくらい」
「良くないの!!陽向ちゃんは汚くなってもいいの!」
「いいよ……私は別に」
「いいのかよ!!」

ダメだこの子、もう救えない

「あらあら、知也?」
「な!?か、母さん!?いつからそこに!!」
「ずっと前よ」
「いやぁ!!!こ、これは誤解だ!!」
「彩奈の友達をまさかね……母さんお邪魔しちゃったわね。じゃ、ゆっくりね」
「母さん!!!誤解だって!!」

………………終わったぁ……
もうダメだ、もう……もう死にたい

「ふふふ」
「お前何笑ってんの!?もう、お前のせいだぞ!!」
「知也お兄ちゃんホントに面白いなぁって」
「面白くねー!!まったく面白くねー!!」
「だって」
「だってなんだよ」
「なーんでもなーーい」
「教えろよ!!」
「でも、未だにこの姿勢のままのところは面白いよ」
「あ、ご、ごめん」
「ん!!このままがいい!離れちゃダメ」
「え」
「なんか落ち着くの」

………………ちょっと急な展開だったから、頭が回らなかったが
陽向ちゃん、こんなに喋れるのか
なんか、なんかすげーーー

「てかこんなに喋れるんだったらら最初から……」
「釣りだもん」
「え」
「うん、釣りだよ」
「え」
「んふふ、でもこんなにうまく行くとは、初めてだよぉ」
「え」
「知也お兄ちゃんだけだよ、私をこんなに心配してくれたの」
「……………………」

釣りかよ!!ここまでやるか!普通
あ、でもこの子ならやりそうな感じ、てかもうやってる

「だから、知也お兄ちゃん一目惚れしちゃった!!」
「…………は?」
「知也お兄ちゃんだーーいすき!!」

グイッと服引っ張られて
キスされ



そうになったけど、俺の中ですごい拒絶反応が起こり、自らバランス崩して、床へ落ちた

「いった、お前何をする!!」
「キスだよ?」
「キスだよ?じゃねーよ!!俺の初めてを奪うつもりか貴様は!!」
「当たり前」
「クソビッチめ!!」
「でも今夜は寝かさないからね、明日学校休むんでしょ?」
「なぜ知ってるし」
「聞こえたもん、ぜーんぶ」
「……うせやん……じゃあ、あの会話も」
「うん、もちろん。私の親死んでないよ」
「やっぱりな!!!」
「ただの親許可済みの釣りでしたーー」
「親許可済みって、お前の親の顔が見たいわ!!」
「見る?明日私の家来て、親と挨拶しときますか?」
「いや、いいわ、絶対お前変な事言う」
「ええ、ケチ」
「もういい、寝ろ!!そして俺は明日学校へ行く!!」
「泣きますね」
「泣いても知らないし、行くからな」
「変な事言います」
「それは卑怯だぞーー」
「知らない、明日は私のために学校休むの!いい?」
「もう分かりましたよ!!」

強制的に学校休めとの命令が出ました

「じゃ、俺は床で寝るから、ベッドで寝とけ」
「え?何言ってるんですか?同じベッドで寝るんですよ」
「は?いや無理」
「泣きます」
「よし乗った、お前の隣に寝るわ」

この子には勝てない
絶対に勝てない。どんな手を使っても、この子にだけは勝てる気がしない
頭良すぎかよお前

「やっぱり知也お兄ちゃんいい匂い」
「……もう勝手にしろ……俺は寝る」
「夜這いされて、逆レ〇プされてもいいの?」
「そんな言葉を発してはいけません!!!」
「私ビッチだから発します」

認めやがった
ビッチって認めやがったぞこいつ
もう……俺の……初めてが……

「もう、逆レ〇プされてもいいよ……もう、どうだっていいや」
「あれ、私のこと飽きちゃった?」
「飽きるもクソもない気がする」
「ですよね、だって知也お兄ちゃん、私を見て、襲いたいとか言ってましたもんねー。しっかりと録音してます!」
「悪魔!!こいつめ!!消せ!!」
「私と付き合うのであれば消します」
「…………じゃあ消すな」
「え、そんな言葉言っていいんですか、泣きますよ」
「俺も泣きたいよ!!!!」

寝かせろ!!

「まあ、私も眠たくなってきましたので……ふぁぁ~」
「だったら寝ようぜ」
「寝ますよ、もう」
「…………」
「私のこと心配してくれてありがとうございます、知也お兄ちゃん大好きです」
「………………」
「……ちゅっ」
「!?!?おいーー!!?」
「ふふふ、ほっぺにチューしちゃいました!ではおやすみなさい」
「………………なんでこんなにもドキドキがしないのか」

さっきまで抱きつかれただけでドキドキしたのに、同じベッドに寝るだけですごいドキドキしてたのに!!
今はほっぺにキスされてもドキドキしない
俺の精神的攻撃への忍耐力が高くなったということかな

「はぁ……こんなので俺のこと好きになるのか……お前ってやつはホントに……」

頭を思わずなでなでしてしまった
でも、もうホントに寝てる感じだったので、ずっとなでなでしてやった

「あーあ、ビッチじゃなかったらなー、可愛いのに……でも、それだと俺の理性持たなかったかな」

はは、ホントにもしもビッチじゃなかったら、襲ってたかもしれないわ


「可愛い奴め」


それから眠るまで頭を撫で続けた
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