平和は訪れない!!

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序盤にすぎない!!

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諦めは時に人を育つ
諦めは時に人を危める
諦めは時に成功へ変わる
諦めは時に失敗へ変わる
諦めは人生の一部
諦めは大切だ

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

「1年ぶりですね。冬刖先輩元気でしたか?」

華那ちゃんはニッコリと冬刖に笑ってみせる。とても嫌な感じの笑顔だ。外見は笑っているが、心が笑っていないような気がした。目からは重い何らかの表情が感じ取れる
とても普通の要件でここに訪ねてきたとは思えない

「え、ええ、元気だったよ。長日はどう?最近」
「最近と言われると、全然元気じゃないですね」

再び微笑んでみせる長日。この笑顔にはどんな意味が込められているのか分からない
人間のこの状況における心理的状態が何一つ当てはまらない。唯一可能性として高いのは

嫉妬

という心理的感情だ
嫉妬はある特定の人の愛情が他人に向けられるのを憎むことである。妬み、嫉みとも言える。簡単に言うと、やきもちや悋気のこもを指す
妬み、嫉みは可能性低いであろう。なぜなら長日と冬刖は今あったばかり、何も「勝負」していないため、妬み、嫉みは生じないはず
となると、自然とやきもちになる
この状況からすると…………俺にやきもちを焼いてるということだ

「な、なぁ長日」
「長日って誰ですかー?」
「え」
「んー、お兄さんが言うって、誰のことでしょうか?」
「あ」

普通に察した
これはやきもちだ。こやつ可愛いぞぉ!
ただ、俺はそのまま聞く性格ではない。相手がお願いして来ない限り、俺は相手が望む要件をしない
なのでここは

「ごめん人間違いだった」
「…………」
「知也先輩?」
「悪いな2人とも、ここで名前を間違えるなんて、はっはー」
「……そうですね、お兄さんホントに馬鹿ですね」
「知也先輩ついにイカれた」
「お前らひどいな」

何も反応はなし
これで随分やきもち焼いてきたことが分かる。それも最近ではなく、ずっと前から
華那ちゃんますます好きになっちゃいそう、あはっ!

「で、お前はなんでここに来た?冬刖と知り合いらしいし、用でもあるのか?」
「………………まあ、そんな感じですね」
「そうなんだ。で、何の用かな長日ちゃん」
「…………な……れしく……ぶな」
「ん?ごめんね、最近難聴かもしれないからもう1回」
「いいえ、昨日冬刖先輩がここに入ってたのを見て、それで冬刖先輩はここに住んでるのではないかな?って思いまして、それで今日一か八かで挨拶に来ただけです」
「そうなんだ、わざわざありがとね!」

俺がここにいても仕方なかったので、外へ出た

「二人で話といてね、久しぶりに会ったんだろうし。ちょっとお菓子とか買ってくるよ」
「はーい、いってらっしゃーい」
「…………」

華那ちゃんがいってらっしゃい言わなかった!?
これはひどい!!僕心折れちゃいそう!

一旦落ち着いて、再び考え事をする。先程の状況について。何かが引っかかる、何かが可笑しい、と感じ始める
第1、なぜ俺は殴られたかということ
要件などがあれば直接俺に話せば良かったはず。なぜそこで話さずに俺を殴り無理矢理侵入したのかが謎だ
第2、なぜ俺がここにいるということを知っているのかが謎
最初に会って、驚きの表情も見せずに、俺の顔を見た瞬間に俺の名前を呼ぶ。普通なら有り得ないことである。もしも仮に、華那ちゃんは本当に冬刖を訪ねるために来たのであれば俺がここにいることを驚くはずである。しかし、華那ちゃんの素振りはまるで俺がここにいることを知っているような感じだった
第3、あの笑顔は何を指しているのか
笑顔には色んな種類がある。嬉しいや楽しいという感情で出る笑顔。これが一般的である。まだ、苦しい時に出す笑顔、起こってる時に出す笑顔。これらはどれも自分の感情を隠すための笑顔とも言えるだろう。しかし、華那ちゃんの場合はどれなのか分からない。楽しいはないとする、苦しいもないとする。とすると、嬉しいや怒っているという可能性が高い。嬉しいのであれば、それは冬刖と再会したことであろう。怒っているのであれば、それは俺に理由がある、冬刖に怒るのは、状況からすると有り得ない
第4、何かを隠している気がする
笑顔で自分の感情を隠すためのものでもある、みたいな言い方もしたが、この理由は別の「隠している」ような気がする。つまりは、精神的な隠し事ではなく、「物理的」な隠し事である。なにかの事情があるのではないか、とずっと思っていた

「……つまりはどういうことだ…………くそ、今何話しているか気になる」

独り言も挟まりながら、コンビニへ向かう

「あ、待てよ……華那ちゃんが言ってた理由が、矛盾があるぞ……」

道を歩いて、もう一つ引っかかることが思い浮かんだ
第5、華那ちゃんの通う学校と冬刖の家は全く違う町である
昨日冬刖が家に帰ってたところを見たのであれば、それは不可能である。昨日冬刖は部活を休んで、すぐに家に帰っていた。冬刖の家から高校は歩いて20分のところ。華那ちゃんの家から冬刖の家までは歩いて1時間。華那ちゃんの家から中学校までは15分。そして、高校と中学校は真反対の方向にある。これらのことから、昨日華那ちゃんが冬刖の帰るところを見たというのは有り得ない。ただし、唯一の可能性がある。それは、華那ちゃんが休んでいて、冬刖の家の近くを歩いていた、そしてその時間帯がちょうど重なった、ということだ。だから、昨日華那ちゃんが学校に行ってたかどうか分かれば、この問題は解決する

「合計598円になります」
「毎度ありがとうございました」

とりあえずコンビニでお菓子を買い、この近くをぶらぶら歩いていた。今冬刖の家に帰っても気まずいだけ、きっと華那ちゃんはまだ帰っていないだろう。近くの公園のブランコに座り、ジュースを飲みながら時間を過ごす

「ブランコホントに低いなぁ、大人用のブランコ作ってもいいと思う」

本音は遊びたい

「ひまー、スマホ持ってくんの忘れたー」

急いで家を出たため、スマホを忘れてしまった。ぬこちゃんは今頃どうしているのだろうか…………可哀想に、あんな空気をしている部屋にいるのか…………

「ひまー!!うわああああ!!」

暇すぎて叫んでしまった
仕方がない、心が叫びたがってたから
すると、隣のブランコに人が座った
顔見てないから誰か分からなかった。ちょっと恐怖を感じる
普通の人であればこんなことしないからだ

「知也お兄ちゃん…………会えましたね……」
「っ……………………」

予想外の人。顔を見なくても声で分かった。聞きなれた声だ
亜沙陽向
縁を切られたはずの少女
一方的に、彼女の意見も気持ちも考えずに縁を切った
そんな少女が、隣にいる

「最近学校に来てないですけど、どうしたんですか……」
「……………………」
「話によるとインフルエンザらしいですね、この時期にインフルエンザなんて、知也お兄ちゃん本当に変わってますね」
「……………………」
「無理しないでくださいね、インフルエンザは悪化すると厄介ですからね」
「……………………」
「…………し…………すか……」

問いかけに対してすべて無視した。縁を切ったはずだ、話すなんて、俺には出来なかった。俺はクズなのは知っている、性格がもうクズ以下であるのは自覚している
だからすべて無視した

「………………」
「………………」

小鳥の鳴き声が微かに聞こえる、ブランコの揺れる音が聞こえる、それ以外は聞こえなかった
この公園に静寂が訪れる

「…………………………」
「…………………………」
「と、知也お兄ちゃん!え、えーと」
「………………」
「さ、彩奈ちゃんは最近どうしてるんですか!」
「……………………」

彩奈のことまだ覚えていることに驚いた。連絡もう取っていないと思っていた。もしかして取っているかもしれないが
それにしても、無理矢理話題を持ってきたものだ、他人から見ると、これは酷い状況である

「……………………」
「……………………」
「……ぅぅ……うぅっ……!!」

すすり泣き声が聞こえる。だけど、無視するしかなかった
無視をし続けた
自分でも無視するのは辛い。実際は話したかった。この場からも離れたくなかった

「ぅぅぅ、うわあああああん!!ごめんなさーい!!知也お兄ちゃんごめんなさい!!うわあああああん!!」
「………………」

ポロポロと涙を流し、号泣し始めた。だけど、それでも無視をした

「知也お兄ちゃーーん!!うわあああああああん!!もうあんなことしません!もうおとなしい子になりますから!うわああああん!」
「………………」

流石に見てられなかった、隣で泣かれるとこっちが持たない。精神的にこっちが持たなかった

「ふぇ?」
「……ほら、もう泣くな」
「ぅぅぅ……!!うわぁああぁぁあん!!」
「おっ!?はは、よしよし泣かない泣かない」
「知也お兄ちゃん!!知也お兄ちゃぁぁぁん!!」
「はいはい、ごめんね」
「ぅぅ!!うぅっぁぅ……!!」
「よしよし」

我慢ができず、ポケットに入ってたティッシュで涙を拭いてあげ、撫でてやった
昔を思い出させるような状況だ。懐かしい

「はは、これ昔みたいだな」
「うっぅ……!!」
「まだ泣いてんのか、高校生のくせに、もう大人だぞー」
「だって……!!だってだって!」
「ごめんよ、悪かった……お前の気持ちを考えずにあんなこと言ってしまって」
「ううん!こっちが悪いもん、知也お兄ちゃんが謝る必要ないもん」
「うんうん、そっかぁ」
「ゆ、許してくれr」
「許すよ、こっちが悪いことだったし……これからはちょっと自重してもらえると助かるけどね、ははは」
「っー!?!知也お兄ちゃん大好き!!」
「苦しい、力入れすぎ!!」
「あ、ごめんなさい!ごめんなさい!」

やっぱりこの子の力はエグかった。腰が痛い

「でもホントに良かったです……このままどうしょうかと思いました…………」
「どうしょうって?具体的になにかな?」
「知也お兄ちゃんと結婚出来ないかったらどうしょうかと思いました」
「お前な…………」
「私には知也お兄ちゃんしかいません!!」
「…………そうかよ、でもやっぱり俺以外の人にしとけ」
「嫌です!有り得ないです!」
「ホント変わらねー奴め!」
「えへへ~」

髪の毛わしゃわしゃしてあげた
昔と一つも変わらなかった
髪の毛の触り心地も
え?なんで分かるって?
そりゃ、触りまくってきたもん
俺が変態だって?
当たり前だよなぁ?

「そういえば」
「ん?なんですか」
「お前、ずっと付いてきたよな」
「……そ、そんなことないですよ!もう何言ってるんですか知也お兄ちゃん!」
「そんなに誤魔化そうとしなくてもいいよ、怒らないから」
「むむむ…………」
「さ、言うのだ!」
「……付いてました…………でもでも!ぐ、偶然なんです!」
「そっかそっか、許さんぞ」
「っ!?!?許すって、言ったじゃないですか!」
「嘘だよ、お前涙脆すぎかよ。ほれ、ティッシュ」
「うぅ!!知也お兄ちゃんいじわる!」
「てか呼び名先輩じゃないね」
「2人一緒にいる時くらい知也お兄ちゃんって呼びたいです……ダメですか」
「いいよ、全然いいよ。むしろそっちの方が俺も楽だしな」
「良かったです!知也お兄ちゃん!」
「陽向ちゃん!」
「知也お兄ちゃん!」
「陽向ちゃん!」
「知也お兄ちゃん!」
「待て、ただのアホカップルみたいだぞ」
「それでいいです」
「俺が嫌」
「…………」
「好きだよ!」
「っ!?」

なんて分かりやすい反応
でも、ホントにクソカップルみたいな会話、気持ち悪い
リア充爆ぜろ!!

「そ、その、もう1回言ってくれませんか……」
「もじもじするな」
「だ、だってぇ……」
「はぁ……今回だけだぞ」
「ありがどうございます!!」
「……好きだよ……陽向のこと大好き……」
「っ~~~!?!?」

くっそ、こいつ面白すぎる。顔がりんごやん、真っ赤やん
いやぁ、こういうの弄り甲斐があるねー、たーのしー!!

「そこまで言わなくてもいいですよ!!」
「なんだ、言って欲しくなかったのか」
「ち、違います!もっと言って欲しいくらいです!!」
「……ふっ」

本当に可愛いやつ
妹にしたい
てか、今思うけど、俺誰に対しても、妹にしたいって言ってないか?言ってるよな。おかしいなぁ、俺どんだけ自分の妹が嫌いなんだ……君は自分の妹が大嫌いなフレン((

「あ、そうだ陽向ちゃん」
「なんですか」
「冬刖知ってるよな」
「あ、はい、潤夏ちゃんですよね」
「そうそう」

ずっと聞きたかったことをこのタイミングで言う俺すげー

「冬刖って、普段どんな子?」
「知ってるんですか?」
「いや、まぁ、中学校のときにさ、それで思い出して」
「ふむふむ」
「で、この前に会って、なんか変わったなぁって」
「普段は大人しくていい子です」
「いい子…………ねぇ……」
「あ、でも、最近の様子がおかしいです」
「え?というと?」
「前々まで家に帰りたくなーいとか、1人はきらーい!!とか言ってて、家に帰りたがらなかったんですけど」
「うんうん」
「それが最近では






早く帰りたいとか言い出すんです」
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