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02. 悪役令嬢は、呪いがお嫌い
しおりを挟むただ一つ言えるのは、私がフィアンナとなってしまった以上、あの数々のバッドエンドを迎えるということだけは絶対に避けなければいけないということだ。
そうなると。
「フィアンナは小さいころにルカ殿下と婚約をするから、まずはそれをしないのが一番の方法かな。ほかに婚約者をつくってそもそも婚約できないようにするとか」
婚約者は二人もいらないと思わないかい。
ルカ殿下は断罪の日、そう言ってフィアンナに婚約破棄を促す。
どうすれば、相手がひざを折るのか。どう振舞えば確実に息の根を止めることができるのか。
僕は地を這う虫よりも、華麗に羽ばたく蝶の方が好きなんだ。
誰だって、君だって。そうだろう?
ルカ・レオミュールは皇太子殿下はそれをよく知っていた。
恐ろしく強い人。
ヨーロッパクロコオロギはつがいを守るために自分が食べられる危険を顧みず、天敵からつがいを守るために先に巣穴へメスを逃がすという。この方法によってつがいの雌の生存確率は上昇。子孫を残すことにつながるのだそうだ。
彼もコオロギもきっと同じ思いだったのだろう。
いつの間にか、守るためのつがいが蝶に変わっていたこと以外は。
「そう、そうなんだ。バッドエンドを回避するにはつがいを入れ替えなくてはいけない」
わたしも同じようにしなくては。自分の、周りの人の、宰相殿の生存確率を上げるには、そうするしかないのだ。
自分よりも先に、必ず宰相殿を逃がさねばならない。
私は、そんな虫が嫌いではないのだから。
「……よっし」
パァンッと顔を両手ではたいて元気づけ、大きくガッツポーズを取る。
「そうと決まれば。まずは腹ごしらえってね。腹が減っては戦はできぬ!」
ととと、と寝台の上にちょこんと乗っている長い持ち手の黄金のベルを持つ。確かこのベルはゲームでは使う人の名前と呼び出す人の名前を魔法登録をし、どこの誰が呼んでいるのかすぐ表示されるという代物だった。つまり、このベルを頭の中で呼びたい人を思い浮かべるだけですぐに呼ばれた人がすっ飛んでくるって言うわけだ。
(えーと、初めてだしなんか緊張するな。……ジェラール!!)
心の中で名前を呼びながら、ベルを鳴らす。
ちりりん。
さてさて、執事殿はどのくらいで来てくれるだろうか。と、思っていた矢先。
先ほどとは違ういささか重いノックの音色。
「お嬢様、ジェラールでございます。お待たせいたしました、お部屋にお入りしてもよろしいでしょうか」
お、おお。予想以上に速かった。
「ええ、入っていらして」
とりあえず、入ってもらわなければ要件を言うにも言えない。
「失礼いたします」
スッとなるべく音を立てないようにスマートに入室してくる少年。ゲームよりもかなり年若く、後ろでしっぽのように長く白いリボンで紺色の髪を一つ結びにしたジェラールがにこりとして一礼した。
「お加減の方はいかがでしょうか、お嬢様」
すごい。この頃から完璧な少年執事って感じだわ。
ぽかんとした表情で見入ってしまう。
「お嬢様?」
いけない、上から下までじろじろ見てしまった。
「あ、ごめんなさい。実は、お腹が空いたから何か軽いものをいただこうと思うの。何か果物などないかしら?」
「かしこまりました。すぐにお持ちいたします。お飲み物の方はいかがなさいますか?温かいものと冷たいもの、どちらもご用意できます」
「そう、ね。冷たいものが飲みたいわ」
ははぁ。執事ってそういうのもしっかり確認してるんだな。こういう気配りって大人でも中々難しいよね。
「かしこまりました。……お嬢様、ただいま旦那様が魔法医のロドリゲス様とお話をなさっているので、もう少々いたしましたらこちらに参られるかと思います。お召し物の方はお着替えになられますか?」
なるほど。お医者様の前でも貴族の娘だもんね、朝起きたら着替えたいしお願いしちゃおう。
「えぇ。そうしようかしら」
って待てよ。私、ドレスの着方分かんないです。コルセットとかあったら後ろで縛ったりするよね?ムリムリムリ!そんなのやったことないし、悲惨な運命が見える……。
またも訪れたピンチに引き締まる口。
どうするよ、セルフサービスはただいま受け付けておりません!お手伝い願います。
「かしこまりました」
と先ほどと同じようにジェラールはお辞儀をするとドアの方に顔を向けパンパンと2回手を打った。すると、「失礼いたします」と女性の声がしたかと思うと、静々と連れ立ってフリルをあしらったエプロンを身に着けた侍女たちが室内へと整列する。
「では、私は準備をいたしますゆえ、失礼をいたします」
そうジェラールは言うと、あっという間に室内から出ていってしまった。おそらく私の着替えを見ないために急いで外へ移動したんだろう。必然的に室内に残されるのは3人の侍女たちは、意気揚々と今日の服装について話し始めた。
「お嬢様、本日のお召し物はいかがなさいますか!私は今季流行の淡いバッスルドレスとペイズリー柄のショールなどいかがかと思います!」
「いいえ!私はお嬢様の御髪によく似合う銀のロザリオのネックレスに、白のアール・デコスタイルがより一層引き立てられるのではないかと思いますわ!」
あーでもないこーでもないと言いあう顔を見合わせる侍女2名の怒涛のサービストークに慄いてしまう。
「セリア、クロエ。大概になさい。お嬢様が怯えていらっしゃるでしょう」
ピシャリ。
サーカスの檻で床を鞭でたたく調教師が思い浮かばれるその様にほうと感嘆する。見た目だけでも分かる一等上等なメイド服に身を包み、首元までびっちりとボタンをつけている女中頭の姿に背筋がピンと張る。
「も、申し訳ございません」
怒られた彼女たちはしゅんとして俯いてしまった。
「お嬢様、大変失礼を致しました。私が居ながら粗相をおかしてしまったこと、面目もございません」
そういうと女中頭は深々と頭を下げ、後ろの二人もあたふたと頭を下げる。
「い!いいえ、大丈夫よ。えっと、では二人の意見を取り入れた服にするわ」
ショールとかネックレスは分かるけど、デコってなんだ。チンプンカンプンすぎて何が何だか。返事を返した私にホッと肩を撫でおろした3人は、それぞれクローゼットの中から服を見繕ったりや宝石箱を持ってきたりと次々に準備を行うと、部屋の姿見の前に椅子を用意し私を座らせた。
私の後ろに立って、髪を櫛で解かし始めた侍女頭は優しい笑顔でこう語り始める。
「本日は魔法医のお医者様だけではなく、今日の午後からの茶会では皇太子殿下、宰相様もお見えになられますから、お身体がお辛いでしょうがここが力の見せ所でございます。お美しいお嬢様をお見せすれば皇太子殿下も必ずやお嬢様の虜になることでしょう」
あー、そういえばお父様がお茶会とかなんとか言ってた……な。
……コウタイシデンカ、に、サイショウサマ?
もしや、もしかして、もしかしなくても。
ギギギと壊れたおもちゃのように手慣れた手つきで髪を空いている女中頭に問いかけるのも恐ろしい質問をする。
「あ、の。私、体調が悪くてよく覚えていないのだけれど、今日って、……例のお茶会がある日だったかしら」
投げかけられた質問にまぁ、驚いた表情をする3人。
「なんとおいたわしい……。やはり、お休みになられたほうがよろしいかもしれませんわ、あんなに楽しみにしていた皇太子殿下との御婚約の茶会をお忘れになってしまわれるなんて!」
女中頭は手の甲でよよよ、と頭を抑えるとあまりにショックだったのかふらついてしまう。
当たってほしくない予想が当たってしまいどん底に落とされた気分だ。御婚約のお茶会とは、婚約をしてしまった後なのかする前なのか。それとも、貴方との婚約を一応考えておくからキープねとかか?
とにかく後者じゃないと、軌道修正するまでもなくあぼん……。
まだ見ぬ未来は薔薇色であってほしい。
「そ、そうだったわね。ごめんなさい。起きたばかりで少しぼうっとしてしまったの。……もう殿下と宰相殿はいらしてるの?」
死神が来る心の準備だけはしておきたい。いつあの2人が来るのかくらいは把握しておかなくてちゃ。
「もうすぐこちらにいらっしゃるご予定です。お嬢様のお見舞いも兼ねてぜひお会いになりたいそうですわ。先に魔法医の方に診察をしていただいてからになりますから、午後からになりますわね」
そう答えるのは、宝石箱を開いていた黒い短髪の侍女――クロエだった。
それに続いて、クローゼットから数着、ドレスを選んでいた明るい茶髪の侍女――セリアはピアス型の無線に手ををかけ、こちらを振り向いて答える。このピアス型無線はゲームでもよく登場し、教員たちがこれを使ってやり取りをする場面があった。現代でいう電話のようなものだろう。他にも水晶型やブレスレット型など多種にわたって種類がある。ちなみにフィアンナはペンに無線水晶をを埋め込んで隠し、教室でロザーリアとルカ王子の会話を盗聴したりしていた。恋する乙女って行動力が物凄い。
「お召し物が整われ次第、お嬢様のお部屋に旦那様と魔法医のお医者様がお見えになるそうです。ご朝食は診察後にいたしましょうと旦那様からご連絡がありました。」
ありゃ。朝ご飯はまだまだ先になりそう。
「分かりました、お待たせしてしまって申し訳ございませんとお返事してください」
「かしこまりました」
お父様とお医者様を待たせているということもあってか女中たちは手早く動き始めた。
選んだドレスを5枚から3枚、3枚から1枚に決め、またそれを宝石箱のアクセサリーと組み合わせどの色がいいか話し合う。
私の髪を解かしていた女中頭はいつのまにやら髪をセットし終え、花のようないい香りのする整髪剤をうっすらかけていた。
髪のセットが終えると椅子から私は支えられて立ちあがせられた。
そうしてマネキンに用意してあったドレス一式を着せ替え人形のように女中たちに着せ替えられていく。
姿見を見てみると清楚な肩にはたっぷりのフリルをつけ、しなやかに伸びたスカートのドレスはとてもかわいらしかった。このドレスはどうやらアールデコ?というらしい。前世ではジーパン大好き人間だったためこういうフリフリを着てみると違和感が半端ない。慣れるしかないだろう。
「ありがとう。それでは、お父様を呼んできていただけるかしら」
「かしこまりました、直ちに」
そういうと女中頭たちは、出ていた着替え道具をサッと片付けて、一礼すると素早く室内から出ていった。
あ、あれが本場の女中メイドの動き……!
ジャパニーズニンジャと通じるものがあるな。
なんて思っていると休む暇もなく、次のお客様が来る。
「私だ、入るよ」
入ってきたのはお父様。そして物々しい白いローブに身を隠した髭の長い老人だった。
「魔法医のロドリゲス先生だ。ご挨拶を」
「ごきげんようロドリゲス先生。私、フィアンナ・ヴィシャスと申します」
えっと、ドレスをちょっとつまんで頭を下げる、と。
たぶん女中さんもこうやってたし、大体(?)合ってる!
「あぁ、これはご丁寧に、わしはロドリゲスと申しますじゃ。さ、さ。どうぞおすわりになって休んで下されすぐに良くなるからの」
ロドロゲス先生はローブの懐から魔法をかけるための宝石のついた杖を取り出した。
固唾を呑んで見守っている父は、テーブルから椅子を引き出し、私に座るように催促した。
「では、いくぞい。心の準備はよろしいかな?」
魔法のベルやピアス型無線は、魔法というよりも現代の物に近かったから現実味がなかったけど、実際に魔法使いの魔法を掛けられるとなると、めちゃくちゃ緊張する。
指先が冷えるのを感じながら私はロドリゲス先生に一つ頷くと、どぎまぎとその時を待った。
「水よ来たりてかのものを癒し、邪なる穢れを払いたまえ……、『治癒』!」
瞬刻、カッと閃光が私を包む。
反射的に閉じた目を恐る恐る、開けていく。
そこにいたのは悩んだ表情をして髭を触るロドリゲス先生と、寒心をこらえきれない様子のお父様の姿があった。
魔法に掛けられた。というが特に変わったとこもなく。体のいたるところを動かしてみてもどうということはなかった。期待していたばかりに、なんだこんなもんか感が否めない。
「先生、これは……」
「うむ……、これは病ではない。呪いじゃ、呪いを掛けられておる!」
へー、呪いかぁ。道理で何ともないとおも…………………ん?
「えっ、それって」
「なんですって?! それは、それはどういうこと何ですかッ! 先生ッ!!」
「落ち着きなさいアルバート。お嬢さんが心配になるじゃろう」
お、お父様に遮られた……。
そりゃ心配もするわ! 呪いって、病気よりひどいじゃん!?
えっ、なに?! 本人ピンピンしてるんですけど?!
しかも、この言い方だと先生治せてないよね?!
「わしの見立てだと、そうじゃな。御覧なさい。彼女の魔力に微々たるが、妖精の気配がするじゃろう。」
し、真実の愛に妖精とは。
ゲームでは出てこない言葉に唖然とする。
「『真実の愛』ですか!?あの呪いに掛けられてから徐々に石化が始まり、運命の恋人を見るということしか治す方法がないと言われる、あの恐ろしい呪いですか?!」
おっそろしいな!!石化て!!
生まれかわってから碌な目に合わないなほんと!!
「なんてことだ……、よりにもよってなぜフィアンナが……。あぁ、妻に、妻に連絡しなくては」
よろよろと顔を青白くさせ、ドアを開けたお父様がどうやら外で待機していたジェラールに話しかけていく。
「の、呪いですか。それって、もう助からないんですの?」
顔で笑って心で泣いている私に、何やら意識を飛ばしていたロドリゲス先生が、口走る。
「いや、逆に言えば運命の相手が近くにいるからこそこの呪いに掛けられたのかもしれぬ。妖精たちはいたずら好きではあるが意味もなくこんなことはせん。おそらくお嬢さんと運命の恋人を引き合わせようとおるのじゃ」
近くにって。
「あの、それって一度会ったことある人とか、限定できるのでしょうか?」
「いや、さすがにそこまでは分からん」
分からんのかい!
「で、でしたら私、どうしたらいいのでしょうか」
教えておくれよ!美幼女の命がかかってんだぞ!
「そうじゃな……こればかりは片っ端から人を見てみるしかあるまいて。この呪いは運命の恋人を発見した途端に解ける。がゆえに、とにかく見る!それが治療方法じゃ」
や、やぶ医者じゃないのかこのおじいさん。
「でも先生、私どこも石化なんて……」
何ともないのに石化って一言で片づけられてもまったく信じられない。現に鏡を見たってどこもおかしいところはなかった。大体、そんなものがあったら女中さんたちが真っ先に気づいていたはずだ。
「いいかい、お嬢さん。この呪いの恐ろしいところはじゃな。外側からではなく内側の、しかも骨から進行するということよ!外側に石化が見え始めていたならお前さんはもう歩くことさえできていなかったじゃろう。お嬢さんは運がいい。まだ骨しか石化が進まずに済んだからの」
「そ、」
そんなことって、あります?
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