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第5話 雨の再会
②タリバンが崩壊する二日前・・・
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タリバン政権が崩壊し、反タリバン勢力である北部同盟が首都カブールを制圧する二日前・・・
アメリカ軍兵士は眼を血走らせて容赦なく空爆を繰り返した。
敵の戦闘部隊を叩くだけでなく、港や油田や工場、住宅地や商業地を破壊して敵の士気を喪失させようとした。爆弾投下だけでなく時にはロケット弾やミサイルも駆使して攻撃した。住民たちは恐怖の眼を見開き、顔を引きつらせて自分の心臓の音を聴きながら、右往左往して逃げ惑った。
どの記者もカンダハールの街中を走り回り、至る所で砲声が殷々と響いていた。
タリバンは多民族が共存する大都市カブールの風土に馴染まず、本拠地カンダハールに住み続けて其処から首都カブールの省庁に指令を下していたのである。
色んな噂やデマが街には飛び交っていた。
記者もカメラマンも事実と真実を追って一片たりとも逃すまいと駆け巡った。
奈緒美は如何にも若者らしく、怖いもの知らずで、有能だった。
彼女は剣道二段、スポーツ万能で体力気力共に頑丈だった。小学生の頃から、新聞記者のように、人の知らないことを誰かに伝える仕事をしたいと思っていたので、大学の仏文科を卒業すると同時に通信社へ入社した。直ぐに社内の海外留学制度に応募して試験にパスし、フランスのパリ総局に派遣された。その後、パキスタンのイスラマバードに居たところを今回のアメリカ同時多発テロ事件でアフガニスタンへ回されて来たのである。
仕事は国内と違わず時間的に極めて不規則なものであったし、限られた人数で国々の動向を伝えなければならず、現地の報道のチェックやインタビューなどの直接取材と言った基本的な仕事だけでも大変な量になった。米国や欧州など日本との時差の大きい国では昼夜が逆になることもあり、早朝や深夜の勤務も避けられない上に出張取材も多く、健康管理も大事な能力の一つであった。
奈緒美は記者に求められる幅広い知識、取材力、思考力といった能力を既に備えている上に高い語学力を持っていた。彼女は日本語、仏語、英語を話せるトライリンガルだったのである。そして特筆すべきは、大学時代にミスキャンパスに選ばれたほどの美貌の持ち主でもあった。
毅は大学の生物学の授業でアフリカの狩猟民族に大いなる興味を覚え、全く現地の知識もないまま旅行者としてピグミー族に会う為に、アフリカのコンゴ民主共和国を訪れた。しかし、当時はルワンダ紛争のまっただ中で、ルワンダの少年兵に襲撃された彼は、カメラを含めた私物の全てを差し出すことで何とか死を免れた。帰国後、周囲の人々に、その被害と少年兵がいる現実を説明したが、誰にも理解してもらえなかったことから、その場の状況を伝えられるカメラの必要性を痛感して特派員カメラマンになることを決意した。大学一年生の時から世界の各地へ取材に出向き、映像を一秒幾らで売るフリーランスのカメラマンとなって既に二十年を超える。
彼はどんな時でも両手を挙げて不測の事態に対応出来るよう、ポケットが一杯付いているカメラマンベストを着込んで、細かい物は全てそのポケットに収納している。真っ暗な中でもバッテリーやフィルムを交換出来るように、小型カメラ、バッテリー、フィルム、ノート、ペンなどどれをどのポケットに入れるかを全て決めてある。
仕事は常に死と隣り合わせで命を落とす危険も多い。過酷で劣悪な環境に加え、睡眠不足や空腹や飢え、更に神経を削るようなストレスに耐えるサバイバル能力を持ち、二十四時間危機感を保持し、自らの身の上に起こるリスクを減らす努力を常に怠らず、加えて、目の前で起こっている事実を冷静に客観的に伝えることができる能力が要求される。
同時に、その地域の人びとの言語、習慣、歴史、民族性などを理解し敬意を払い、学ぼうとする意欲も求められる。冷静で客観的でありながら、何よりもその根底には強い正義感、不公正に対する憎しみという、一見アンビバレンスな要素を持ち合わせていなければ出来ない、謂わば、特殊な仕事であった。
毅が話すのは主に英語である。日本語やアラビア語で話す時もあるが、ゆっくりゆっくり英語で話してコミュニケーションを取るのが彼のやり方であった。無論、此処カンダハールに入ってからはアフガン語であるダリ―語やパシュトー語で対応することも多くなってはいたが。
毅が一番力を入れて来たのは、戦禍の子供達を撮ることであり、それは、戦争の一番の犠牲者は子供達であることを多くの人に知って貰いたい故であった。
「この侭では危険だ。一旦引き上げた方が良い!」
毅が勧めると奈緒美は拒んだ。
「でも、この眼で見たいのよ。タリバンが崩壊する最後の瞬間を、この眼で確認したいの!」
「空爆しているアメリカ兵士は血気に逸った若者なんだぞ。歴戦の指揮官に率いられた精鋭なんだ。住民だろうと記者だろうと知っちゃいない。無差別に攻撃して来るだけだ。直ぐに殺されるぞ」
「でも・・・」
「生きて帰るのが俺達の使命だ。そうしなければ戦場の悲惨さを誰にも伝えられんぞ!」
「仕方ないわ。一か八かやってみるわ!」
「そうか・・・」
「・・・・・」
「よし、判った。なら俺も同道するよ。二人で最後を見極めて事実と真実をしっかり掴もう」
「うん、有難う。心強いわ!」
その晩、毅と奈緒美はホテル最上階の一室で共に過ごした。
サーチライトの灯が窓を掠めた。遠くで炸裂する砲火が見えた。戦闘機やヘリコプターの爆音が聞こえた。何処かで機銃掃射の銃声も聞こえた。
二人は初めて目の当たりに体験する現実の戦争に異常に緊張し高揚し、心と身体の奥底から強く突き動かされて、激しく互いの肉体を貪った。それは、与え尽くし合い、奪い尽くし合うほど激しいものだった。
翌朝、毅は奈緒美を車に乗せて大混乱に陥っている街路を走り抜け、カンダハールを脱出した。
「何するのよ、最後まで見届けるのよ!」
怒って泣き叫ぶ彼女を閉鎖間際の大使館に避難させた。奈緒美は最後のヘリコプターに間に合い、無事に戦地を脱出したのだった。
最後の瞬間、彼女は叫んだ。
「東京で待っているわ!写真を見ただけで記事が書けるほどのものを撮って来てね!」
翌日、アルカーイダは霧散し、ウサマ・ビン=ラーディンは逃亡して戦闘は終わった。
二十三年前、それが発端だった。
毅は受話器を取り上げた。
アメリカ軍兵士は眼を血走らせて容赦なく空爆を繰り返した。
敵の戦闘部隊を叩くだけでなく、港や油田や工場、住宅地や商業地を破壊して敵の士気を喪失させようとした。爆弾投下だけでなく時にはロケット弾やミサイルも駆使して攻撃した。住民たちは恐怖の眼を見開き、顔を引きつらせて自分の心臓の音を聴きながら、右往左往して逃げ惑った。
どの記者もカンダハールの街中を走り回り、至る所で砲声が殷々と響いていた。
タリバンは多民族が共存する大都市カブールの風土に馴染まず、本拠地カンダハールに住み続けて其処から首都カブールの省庁に指令を下していたのである。
色んな噂やデマが街には飛び交っていた。
記者もカメラマンも事実と真実を追って一片たりとも逃すまいと駆け巡った。
奈緒美は如何にも若者らしく、怖いもの知らずで、有能だった。
彼女は剣道二段、スポーツ万能で体力気力共に頑丈だった。小学生の頃から、新聞記者のように、人の知らないことを誰かに伝える仕事をしたいと思っていたので、大学の仏文科を卒業すると同時に通信社へ入社した。直ぐに社内の海外留学制度に応募して試験にパスし、フランスのパリ総局に派遣された。その後、パキスタンのイスラマバードに居たところを今回のアメリカ同時多発テロ事件でアフガニスタンへ回されて来たのである。
仕事は国内と違わず時間的に極めて不規則なものであったし、限られた人数で国々の動向を伝えなければならず、現地の報道のチェックやインタビューなどの直接取材と言った基本的な仕事だけでも大変な量になった。米国や欧州など日本との時差の大きい国では昼夜が逆になることもあり、早朝や深夜の勤務も避けられない上に出張取材も多く、健康管理も大事な能力の一つであった。
奈緒美は記者に求められる幅広い知識、取材力、思考力といった能力を既に備えている上に高い語学力を持っていた。彼女は日本語、仏語、英語を話せるトライリンガルだったのである。そして特筆すべきは、大学時代にミスキャンパスに選ばれたほどの美貌の持ち主でもあった。
毅は大学の生物学の授業でアフリカの狩猟民族に大いなる興味を覚え、全く現地の知識もないまま旅行者としてピグミー族に会う為に、アフリカのコンゴ民主共和国を訪れた。しかし、当時はルワンダ紛争のまっただ中で、ルワンダの少年兵に襲撃された彼は、カメラを含めた私物の全てを差し出すことで何とか死を免れた。帰国後、周囲の人々に、その被害と少年兵がいる現実を説明したが、誰にも理解してもらえなかったことから、その場の状況を伝えられるカメラの必要性を痛感して特派員カメラマンになることを決意した。大学一年生の時から世界の各地へ取材に出向き、映像を一秒幾らで売るフリーランスのカメラマンとなって既に二十年を超える。
彼はどんな時でも両手を挙げて不測の事態に対応出来るよう、ポケットが一杯付いているカメラマンベストを着込んで、細かい物は全てそのポケットに収納している。真っ暗な中でもバッテリーやフィルムを交換出来るように、小型カメラ、バッテリー、フィルム、ノート、ペンなどどれをどのポケットに入れるかを全て決めてある。
仕事は常に死と隣り合わせで命を落とす危険も多い。過酷で劣悪な環境に加え、睡眠不足や空腹や飢え、更に神経を削るようなストレスに耐えるサバイバル能力を持ち、二十四時間危機感を保持し、自らの身の上に起こるリスクを減らす努力を常に怠らず、加えて、目の前で起こっている事実を冷静に客観的に伝えることができる能力が要求される。
同時に、その地域の人びとの言語、習慣、歴史、民族性などを理解し敬意を払い、学ぼうとする意欲も求められる。冷静で客観的でありながら、何よりもその根底には強い正義感、不公正に対する憎しみという、一見アンビバレンスな要素を持ち合わせていなければ出来ない、謂わば、特殊な仕事であった。
毅が話すのは主に英語である。日本語やアラビア語で話す時もあるが、ゆっくりゆっくり英語で話してコミュニケーションを取るのが彼のやり方であった。無論、此処カンダハールに入ってからはアフガン語であるダリ―語やパシュトー語で対応することも多くなってはいたが。
毅が一番力を入れて来たのは、戦禍の子供達を撮ることであり、それは、戦争の一番の犠牲者は子供達であることを多くの人に知って貰いたい故であった。
「この侭では危険だ。一旦引き上げた方が良い!」
毅が勧めると奈緒美は拒んだ。
「でも、この眼で見たいのよ。タリバンが崩壊する最後の瞬間を、この眼で確認したいの!」
「空爆しているアメリカ兵士は血気に逸った若者なんだぞ。歴戦の指揮官に率いられた精鋭なんだ。住民だろうと記者だろうと知っちゃいない。無差別に攻撃して来るだけだ。直ぐに殺されるぞ」
「でも・・・」
「生きて帰るのが俺達の使命だ。そうしなければ戦場の悲惨さを誰にも伝えられんぞ!」
「仕方ないわ。一か八かやってみるわ!」
「そうか・・・」
「・・・・・」
「よし、判った。なら俺も同道するよ。二人で最後を見極めて事実と真実をしっかり掴もう」
「うん、有難う。心強いわ!」
その晩、毅と奈緒美はホテル最上階の一室で共に過ごした。
サーチライトの灯が窓を掠めた。遠くで炸裂する砲火が見えた。戦闘機やヘリコプターの爆音が聞こえた。何処かで機銃掃射の銃声も聞こえた。
二人は初めて目の当たりに体験する現実の戦争に異常に緊張し高揚し、心と身体の奥底から強く突き動かされて、激しく互いの肉体を貪った。それは、与え尽くし合い、奪い尽くし合うほど激しいものだった。
翌朝、毅は奈緒美を車に乗せて大混乱に陥っている街路を走り抜け、カンダハールを脱出した。
「何するのよ、最後まで見届けるのよ!」
怒って泣き叫ぶ彼女を閉鎖間際の大使館に避難させた。奈緒美は最後のヘリコプターに間に合い、無事に戦地を脱出したのだった。
最後の瞬間、彼女は叫んだ。
「東京で待っているわ!写真を見ただけで記事が書けるほどのものを撮って来てね!」
翌日、アルカーイダは霧散し、ウサマ・ビン=ラーディンは逃亡して戦闘は終わった。
二十三年前、それが発端だった。
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