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彼女は教室ではなく、世界にいた。
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今朝は咲坂雪菜との邂逅という、非日常でペースを乱されたが、午後に入ると少しだけ身体は通常運転に戻っていった。
午後の講義は四限だけなので、午後は少し時間を持て余し気味だ。
四限の講義は英語のリーディング。
この講義は高校リーディングレベルか、もっと平易かもしれない。
実際に本来のネイティブが使う英語レベルはこのレベル感なのかもしれない。
ただ日本の英語教育は、試験に変態的な難問を出す大学があるせいで、難しくせざるを得ない事情があるのかもしれない。
このK大学はその筆頭で、俺のように一般入試突破組は、その変態的な英文読解を克服した猛者ばかりだ。
だが、そのおかげで、俺は心理学の専門書も原著ですらすら読める。
そういった意味では俺は日本の英語教育に救われた側だが、多くの学生は普段使わない英語を学ばされるなどいい迷惑だろう。
そして英語力といえば、咲坂だ。
彼女の能力は、単に優秀という次元を超えている。
彼女は日本語訳ですら難解なミンデルの原著を、何事もなかったかのように「全部読んだ」と軽々と言い放つ。
それはまるで漫画を全巻読破したレベルの軽さだ。
――いったい、どんな教育環境で育った?
帰国子女?
いや、ありうるな。
メチャありうる。
今度、話の端で聞けるだろうか?
……というか、また一度会えるんだよな?
頼む、会わせてくれ。
そんな妄想を巡らせているうちに、四限の講義が始まった。
俺は田尻の授業とは対照的に、やる気のない学生の常、最後列の席を選んだ。
後ろの席から顔ぶれを眺めていると、入学から二週間、ようやく見覚えのある顔も増えてきた。
むろん――ここには咲坂の姿はない。
というか、入学後二週間もたって初めて会った彼女はそもそも心理学部なのか? と不思議になってきた。
あれだけのインパクトだ。
会えばすぐに気づいたはずだから。
間違いなく今日が初めてだ。
むろん肝心のプロフィール交換すらしていない俺に、その答えを知る由もない。
──気づけばまた咲坂のことを考えていた。
さすがにキモいか? いや、平均的男子大学生ならこんなもんだろう。
そんな咲坂妄想に勤しんでいたら、講義が始まる直前、背中を“トンッ”と叩く人がいた。
――まさか。
反射的に振り返る。
ただ、そこにいたのは、期待した姿ではなく数日前に少しだけ話した男子学生だった。
確か名前は……逆井だったか。
「よう、櫻井? なんだよ、そのガッカリした顔」
ニヤけた顔が妙にむかついた。
「がっかりしてねえよ」4
「櫻井、俺を誰だと思ったんだよ」
「逆井だと思ったよ」
一瞬、見透かされたかと思ってドキリとした。
「嘘つけ。今の反応、完全に女を期待してただろ」
なんだ? お前そんなに勘が働くタイプか?
俺は少しだけ警戒してスルーを決め込んだ。
「無視すんなよ。ほら白状しろよ」
なんだ? こいつ?
いよいよ怪しい逆井の言葉に俺は眉間を寄せて睨み返した。
逆井は、いくつかの講義で顔を合わせる唯一“名前のわかる知人”だ。
髪は明るい茶色でややチャラいが、服のセンスが絶妙で不快感がない。
背も高く、今どきの“イケてる男子”というやつ。
一般的には――癪に障るけどモテるタイプなのだろう。
「いやさ、俺と櫻井ってそんな親しいわけじゃないだろ?」
逆井は続けた。
「なんだよそれ? 親しくないのかよ? 俺が親しいと思ってたら凹むところだぞ? まあ俺も思ってないけど」
「ハハハ、面白いなお前」
「面白いなんて言われたことないわ」
俺は適当に返事をしてごまかす。
「まあ、聞けよ。お前さっき、A棟のカフェで――」
はいはい。
ようやく合点がいった。
ほんと、その咲坂の知名度なんなん?
少し話しただけで、逆井にまで情報拡散してるとか。
どこのSNSだよ。
「残念ながら、咲坂は今朝、隣の席で少し話しただけ。俺をダシに彼女に近づこうなんてやめてくれよ」
逆井は驚いた様子だ。
「なんだなんだ? 話早いじゃん」
手もみ越後屋さながらの逆井の視線がマジむかつく。
「ああ、さっきもキモい先輩が同じこと言ってたよ」
暗にお前もキモいと含んだつもりだったが、むろん逆井に通じるわけもない。
「マジ? やっぱさすが咲坂さんだよな」
想像通り、お気楽な返事が返ってきた。
それにしてもだ──
さっきのA棟のカフェでは俺たちの様子を見ていた先輩が近寄づいて来たのはのは分かる。
でもその日のうちに逆井が同じ話題をふってくるのは普通ではない。
逆井は少し顔を寄せて小声で続けた。
「それにしてもお前、やりやがったな?」
「は? 何を?」
今度はなんだ?
「咲坂さんと連絡先交換しただろ?」
「え? なんで知ってんだよ? どんな監視社会だ、ここは?」
冗談まじりに返していたものの、さすがにこれは気味が悪くて寒気がした。
「お前、俺の盗聴とかしてないだろうな?」
割とマジなトーンで聞き返した。
「ははは、笑わすなよ。お前を盗聴して何の得になるんだよ?それを言うなら咲坂さんの盗聴だろ? って当然盗聴なんてしないけどな」
まあそれはそうだ。
「まあ、でも盗聴までいかなくても咲坂さんは誰からも注目されてるってことだろ」
咲坂が注目される。
それは分かる。
現に確かにカフェでの出来事は大勢に見られていたのだろう。
しかし問題はそこではない。
それを逆井がなぜ既に知ってるかだ。
「注目されているだけで、女子との連絡先交換ぐらいの情報が短時間でここまで拡散されるか? 大学生なら日常風景だろ?」
逆井は眉間を寄せて、声のトーンを少し低くして答えた。
「櫻井、お前今“連絡先交換ぐらい”と言ったか?」
「あ、ああ、言ったよ」
逆井の責めるような口調に少しだけ怯んでしまった。
「わかってね~な。俺が仕入れた情報によればだな──」
逆井は、もったいぶりながら話を進めた。
「咲坂さんは、この大学の男子誰とも連絡先の交換はしていない。それほどガードが堅い」
これはさすがに衝撃の事実だ。
「そ、 そんなわけあるか」
さっき咲坂は自分からスマホを取り出して、俺との連絡先交換を促したばかりではないか?
むしろガードがなさすぎて心配になってくらいだ。
「それはお前のリサーチが足りないだけだと思うぞ?」
俺は今朝のエピソードを思い出しつつ、そう返したが──
胸のざわつきがおさまらない。
もし逆井の言うことが本当だとしたら……
「てかさ」
少し神妙になりながら逆井は話を続ける。
「今度は何だよ」
さっきから逆井ごときの話にドキドキしっぱなしなのが悔しい。
「咲坂さん、姿見られるだけでラッキーなんだよ」
たしかにそれは感じていたところだ。
入学して初めて会ったのが今日というのは違和感がある。
「咲坂って、なんであんまり大学で見かけないの? 」
真剣にそんなことを心配してしまった。
「……はぁ? マジで言ってんの?」
逆井は顔を歪めながら大声を出した。
「なんだよ?もったいぶらないで言えよ」
俺は逆井の声の圧に押されて少しだけ怯んでしまった。
すると逆井はあきれたように息をついた。
「彼女、人気モデルの――YUKINAだぞ? だから大学どころじゃないんだよ?」
頭の中で何かが弾けた。
はあ?──YUKINAだと?
あの、雑誌の表紙に何度も出てる?
あの、SNSで何百万フォロワーいる……?
教室のざわめきが遠ざかっていく。
視界が、スローモーションみたいに歪んだ。
俺の“平常運転”は、完全に吹き飛んだ。
午後の講義は四限だけなので、午後は少し時間を持て余し気味だ。
四限の講義は英語のリーディング。
この講義は高校リーディングレベルか、もっと平易かもしれない。
実際に本来のネイティブが使う英語レベルはこのレベル感なのかもしれない。
ただ日本の英語教育は、試験に変態的な難問を出す大学があるせいで、難しくせざるを得ない事情があるのかもしれない。
このK大学はその筆頭で、俺のように一般入試突破組は、その変態的な英文読解を克服した猛者ばかりだ。
だが、そのおかげで、俺は心理学の専門書も原著ですらすら読める。
そういった意味では俺は日本の英語教育に救われた側だが、多くの学生は普段使わない英語を学ばされるなどいい迷惑だろう。
そして英語力といえば、咲坂だ。
彼女の能力は、単に優秀という次元を超えている。
彼女は日本語訳ですら難解なミンデルの原著を、何事もなかったかのように「全部読んだ」と軽々と言い放つ。
それはまるで漫画を全巻読破したレベルの軽さだ。
――いったい、どんな教育環境で育った?
帰国子女?
いや、ありうるな。
メチャありうる。
今度、話の端で聞けるだろうか?
……というか、また一度会えるんだよな?
頼む、会わせてくれ。
そんな妄想を巡らせているうちに、四限の講義が始まった。
俺は田尻の授業とは対照的に、やる気のない学生の常、最後列の席を選んだ。
後ろの席から顔ぶれを眺めていると、入学から二週間、ようやく見覚えのある顔も増えてきた。
むろん――ここには咲坂の姿はない。
というか、入学後二週間もたって初めて会った彼女はそもそも心理学部なのか? と不思議になってきた。
あれだけのインパクトだ。
会えばすぐに気づいたはずだから。
間違いなく今日が初めてだ。
むろん肝心のプロフィール交換すらしていない俺に、その答えを知る由もない。
──気づけばまた咲坂のことを考えていた。
さすがにキモいか? いや、平均的男子大学生ならこんなもんだろう。
そんな咲坂妄想に勤しんでいたら、講義が始まる直前、背中を“トンッ”と叩く人がいた。
――まさか。
反射的に振り返る。
ただ、そこにいたのは、期待した姿ではなく数日前に少しだけ話した男子学生だった。
確か名前は……逆井だったか。
「よう、櫻井? なんだよ、そのガッカリした顔」
ニヤけた顔が妙にむかついた。
「がっかりしてねえよ」4
「櫻井、俺を誰だと思ったんだよ」
「逆井だと思ったよ」
一瞬、見透かされたかと思ってドキリとした。
「嘘つけ。今の反応、完全に女を期待してただろ」
なんだ? お前そんなに勘が働くタイプか?
俺は少しだけ警戒してスルーを決め込んだ。
「無視すんなよ。ほら白状しろよ」
なんだ? こいつ?
いよいよ怪しい逆井の言葉に俺は眉間を寄せて睨み返した。
逆井は、いくつかの講義で顔を合わせる唯一“名前のわかる知人”だ。
髪は明るい茶色でややチャラいが、服のセンスが絶妙で不快感がない。
背も高く、今どきの“イケてる男子”というやつ。
一般的には――癪に障るけどモテるタイプなのだろう。
「いやさ、俺と櫻井ってそんな親しいわけじゃないだろ?」
逆井は続けた。
「なんだよそれ? 親しくないのかよ? 俺が親しいと思ってたら凹むところだぞ? まあ俺も思ってないけど」
「ハハハ、面白いなお前」
「面白いなんて言われたことないわ」
俺は適当に返事をしてごまかす。
「まあ、聞けよ。お前さっき、A棟のカフェで――」
はいはい。
ようやく合点がいった。
ほんと、その咲坂の知名度なんなん?
少し話しただけで、逆井にまで情報拡散してるとか。
どこのSNSだよ。
「残念ながら、咲坂は今朝、隣の席で少し話しただけ。俺をダシに彼女に近づこうなんてやめてくれよ」
逆井は驚いた様子だ。
「なんだなんだ? 話早いじゃん」
手もみ越後屋さながらの逆井の視線がマジむかつく。
「ああ、さっきもキモい先輩が同じこと言ってたよ」
暗にお前もキモいと含んだつもりだったが、むろん逆井に通じるわけもない。
「マジ? やっぱさすが咲坂さんだよな」
想像通り、お気楽な返事が返ってきた。
それにしてもだ──
さっきのA棟のカフェでは俺たちの様子を見ていた先輩が近寄づいて来たのはのは分かる。
でもその日のうちに逆井が同じ話題をふってくるのは普通ではない。
逆井は少し顔を寄せて小声で続けた。
「それにしてもお前、やりやがったな?」
「は? 何を?」
今度はなんだ?
「咲坂さんと連絡先交換しただろ?」
「え? なんで知ってんだよ? どんな監視社会だ、ここは?」
冗談まじりに返していたものの、さすがにこれは気味が悪くて寒気がした。
「お前、俺の盗聴とかしてないだろうな?」
割とマジなトーンで聞き返した。
「ははは、笑わすなよ。お前を盗聴して何の得になるんだよ?それを言うなら咲坂さんの盗聴だろ? って当然盗聴なんてしないけどな」
まあそれはそうだ。
「まあ、でも盗聴までいかなくても咲坂さんは誰からも注目されてるってことだろ」
咲坂が注目される。
それは分かる。
現に確かにカフェでの出来事は大勢に見られていたのだろう。
しかし問題はそこではない。
それを逆井がなぜ既に知ってるかだ。
「注目されているだけで、女子との連絡先交換ぐらいの情報が短時間でここまで拡散されるか? 大学生なら日常風景だろ?」
逆井は眉間を寄せて、声のトーンを少し低くして答えた。
「櫻井、お前今“連絡先交換ぐらい”と言ったか?」
「あ、ああ、言ったよ」
逆井の責めるような口調に少しだけ怯んでしまった。
「わかってね~な。俺が仕入れた情報によればだな──」
逆井は、もったいぶりながら話を進めた。
「咲坂さんは、この大学の男子誰とも連絡先の交換はしていない。それほどガードが堅い」
これはさすがに衝撃の事実だ。
「そ、 そんなわけあるか」
さっき咲坂は自分からスマホを取り出して、俺との連絡先交換を促したばかりではないか?
むしろガードがなさすぎて心配になってくらいだ。
「それはお前のリサーチが足りないだけだと思うぞ?」
俺は今朝のエピソードを思い出しつつ、そう返したが──
胸のざわつきがおさまらない。
もし逆井の言うことが本当だとしたら……
「てかさ」
少し神妙になりながら逆井は話を続ける。
「今度は何だよ」
さっきから逆井ごときの話にドキドキしっぱなしなのが悔しい。
「咲坂さん、姿見られるだけでラッキーなんだよ」
たしかにそれは感じていたところだ。
入学して初めて会ったのが今日というのは違和感がある。
「咲坂って、なんであんまり大学で見かけないの? 」
真剣にそんなことを心配してしまった。
「……はぁ? マジで言ってんの?」
逆井は顔を歪めながら大声を出した。
「なんだよ?もったいぶらないで言えよ」
俺は逆井の声の圧に押されて少しだけ怯んでしまった。
すると逆井はあきれたように息をついた。
「彼女、人気モデルの――YUKINAだぞ? だから大学どころじゃないんだよ?」
頭の中で何かが弾けた。
はあ?──YUKINAだと?
あの、雑誌の表紙に何度も出てる?
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