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十三章 ※
しおりを挟む五月。ゴールデンウイーク。
その日になるまで本当にあっという間だった。
結局当日の夕飯は近所の喫茶店で食べることにした。
玄二は高級なものでお祝いしたいと言っていたが、オレからのリクエストだと知るとようやく折れてくれた。
ここのパングラタン、食べ応えは勿論具材がゴロゴロしてて好きなんだよな。濃厚なホワイトソースがよく絡んだマッシュルーム、アスパラガス、玉ねぎ、そしてベーコン。個性があるのにみんな邪魔してなくて、いくらでも食べられる。
玄二にも分けてやると、あいつも気に入ったようで嬉しそうに食ってた。よく焼いたパンのサクサクという音が本当に好きだ。
そうして肩を並べながら家に帰る。
これから二人でセックスする。
そう思うと心臓が高鳴ってなんか汗が噴き出してくる。
でも玄二はもっと緊張してるよな。ずっと待たせた上に、抱かれる側だし。失敗なんかして失望されたくないし、過去のトラウマを蘇らせるような乱暴なことをしたくない。
……でも、本番で勃つか? 緊張すると勃たなくなるっていうけど、大丈夫かな。アッチに効くってドリンク、やっぱ買った方がよかったかな。
ごちゃごちゃ考えているうちに家に着いちまった……
もう見慣れた赤い屋根に白い外壁。その中に入り、玄関前の階段を上る。
奥が恋白の部屋で、玄二の部屋は階段手前にある。
「オレ、風呂沸かして来るから。兄貴、先入ってね」
「お、おう」
少し赤らんだ顔をして、玄二は再び階段を降りていった。
玄二の部屋は黒を基調にしたシックかつシンプルな部屋で、最小限の机とベッド、本棚しかない。本棚の中にはノートパソコンとマウスが丁寧に置かれている。インテリだ……
オレはベッドに背中を預けて、自分の持ち物を確認する。
着替えを搔き分けて、黒いビニール袋の中を開き、コンドームとローションがあることに安心する。よし。準備はOKだな。
「兄貴」
「っ、分かった。今行くわ」
これから使うんだから隠さなくてもいいのに、オレは黒い袋をリュックに戻し、風呂場に向かった。
「ふう……」
この日のために丁寧に磨いてくれたであろう浴槽の中で、オレはくつろぐ。
オレも一応、雑誌とか見て「初体験の前準備」っていうのをやってきた。食うものも気を付けたし、体臭や身だしなみにも気を付けた。
普段より丁寧に体を洗い、後に入る玄二に気を遣いながら脱衣所で髪を乾かした。
持って来たスウェットに着替える。新品の下着を履いているせいか、いつもより股間に意識が向く。サイズは合ってるはずなのにな。
「玄二~。出たよ。ありがと、いい風呂だったわ」
「どういたしまして。じゃ、オレ、行くね」
浮足立った様子で、玄二は風呂に向かった。
とりあえずもう隠す事もないだろうと、ゴムやローションをベッドの横に置いた。
それでもまだ手持ち無沙汰で、ベッドに座ったり部屋の中をぐるぐると歩いたりする。それでもまだ落ち着かない。
玄二が来た時、少しでも恰好がつくようにしてえのに。
「くそ……」
そうしている間にどれほど経っただろうか。
玄二の声がドアの向こうからした。
「兄貴、出たよ。入っていい?」
「お、おう。てか、ここお前の部屋だし、なに遠慮してんだよ」
慌ててベッドに腰かけて、玄二を呼ぶ。
ゆっくりと扉を開けた玄二は下半身にタオルだけを巻いた姿で、そこに立っていた。
くっきりと割れた六つの腹筋。腰元から股間に掛けた鼠径部の溝は深い。そしてなにより、その胸筋だ。広くよく鍛え上げられたそこは、むっちりと盛り上がっている。
手足も長くて肉付きがよく、まるで生きたギリシャ彫刻のようだ。
「これから脱ぐし、服着なくていいかなって……嫌だった」
「いや、その……綺麗だ」
「きれい?」
オレが思わず言ってしまった言葉に、小首を傾げる。風呂から出たばかりなのか頬が上気して、赤らんでいる。
「男にこんな事いうの変だと思うけどさ、なんていうか、芸術品みたい。玄二、お前、すごく綺麗だよ」
圧倒的な美を目の前にして、理性も知性も消えてしまった。
思った事全てを口にすると玄二はこっちに向かって歩いてきた。
あ、やばい。めちゃくちゃ心臓ドキドキ言ってる。
なぜか五感が敏感になって、目の前にいる玄二から香るオレと同じシャンプーの匂いにまですごく興奮する。金色の目を細め、微かに濡れた髪を下ろしている顔が、オレの鼻先まで近づく。
それから額と額を合わせ、ねっとりと視線を交わす。
「嬉しいよ、兄貴。オレのこと知った上で、綺麗だなんて言ってくれて」
「玄二……」
「ちゃんと、元気にもなってるし……よかった」
「あ……ああ」
彼が視線を下に向けるので見てみると、オレのスウェットのズボンの股間はしっかりとテントを張っていた。
勃つ前からシたあの時とは違い、キチンと反応したことで安心したのだろう。
「じゃ、ベッド……来て、下さい」
「ああ」
たどたどしくオレの手を取り、ベッドに誘う。
オレを立たせてから、犬が降伏するかのように目の前で仰向けになる。
「ちゃんと慣らしてきたから、さ……好きにしていいよ?」
いつもの自信に満ちた表情とは違い、オレを伺うように眉毛を八の字にして尋ねた。
このように弱みを晒すのだって、オレだけの特権だ。オレを信頼し、愛してくれてる証だ。
そんなことを思うとますます勃起してくる。暴発しないようにしないと……
オレも玄二に倣って下着だけになり、玄二に覆いかぶさった。
彼の熱い頬に触れ、固定して、二度、三度、唇だけで触れ合うと、舌を絡め合う深いキスをする。
「むぅ……ンっ、ふ……うぅ」
唇と唇の間から漏れる甘ったるい声が、鼓膜に響く。
オレの背中に腕を回して、唾と共にオレの舌に吸い付いてくるのが可愛くて仕方ない。
息苦しくなった辺りで唇を離すと、ちゅ、と音がした。玄二の唇は口紅でも塗ったかのように艶があって、更にセクシーに見える。
「玄二、嫌になったら言えよ?」
「何されても、嫌じゃないよ?」
「またそうやって可愛い事言う……」
潤んだ目でそう言われたら男冥利に尽きるってもんだ。
頬に置いた手を下に下げていって、両手を胸板に添える。
ふに
指が肉に沈んでいき、張りがありながらも柔らかい感触に一瞬で魅入られた。
服を挟まず直で触れる玄二の胸はまさに天国の触り心地だ。
「すげえ……もう掴めちゃう」
「ン……っ、あ、にき……ひうっ」
何度か指を動かすと、玄二がくすぐったそうな声を漏らした。やけに上ずっていて、めっちゃくちゃ色っぽい。
「ねえ、玄二。もしかして気持ちいい?」
「あ、ぅ、なんか、体の中、ぞくぞくする、熱い」
「気持ちいいんだな。よかった」
男でも胸揉まれると感じるんだな。
それに気づいたオレは本格的に玄二の胸を揉みしだく。円を描く様にしたり、強く鷲掴みにして緩急をつける。手の中で形を変える肉の感触が堪らなくて、どんどん興奮してくる。
指の間の乳首もツンと立っている。玄二もめちゃくちゃ感じてくれてるんだ。
嬉しくなったオレは、本能の赴くままにぷっくりと赤くなっているそれを口に含んだ。
「ひうぅッ! あ、兄貴! なにしてっ、うッ」
玄二の声は一際高くなり、甘ったるくなる。
玄二は胸が弱い。また一つ、誰も知らない玄二の秘密を知れたことに優越感を感じる。
少ししょっぱいそれをチュウチュウと吸いながら、胸を揉むのも忘れない。
指一つ動くだけで、オレの手の中で玄二はピクピクと震えて、泣き声を上げている。
「あふっ、ひ、ンンッ」
「大丈夫だ、玄二。ちゃんと気持ちよくなってな」
セックスってこんなに気持ちのいいものなんだな。
前の世界では一人で処理するためにAVを見てる時はこんなこと思ってもいなかった。体に触れるだけで心も温かくなって、溶け合うようだ。
もっと玄二に感じて欲しくて、オレは下の方に滑らせていく。
腹筋の凹凸を指で辿りながら腰元に腕を回して、尻たぶを掴んだ。
「ンう!?」
胸よりも肉厚で、弾力がありながらも柔軟な感触にオレも驚く。あまりに極上の揉み心地だ。
普段見ないけど、ケツってすげー筋肉が通ってるからだろうか。仕上がっているってこういうことを言うんだろうな。
あまりに心地のいい触感に堪らず、オレは両手で堪能していく。
玄二はオレの肩に手を置いて、震えながら喘いでいた。
「兄貴ぃ……」
「どした、やだった?」
「あ、違……そうじゃねえよ……」
先程より頬を紅潮させ、汗ばんで涙目になった玄二は上目遣いになってオレを見ていた。
「オレ……慣らしてきたから、そんなことしなくても……いいよ?」
オレを気遣っているんだな。本当に優しい子だな。
でも、オレはセックスだけをしたいから玄二とこうしているわけじゃない。
玄二の紫色の髪を撫でながら、オレは答える。
「オレもお前と一つになりてぇよ? でもさ、お前の事、もっと知りたいんだ」
「あに、き」
「玄二の色んな顔とか、触ると気持ちいい場所とか、沢山知りたい。だからもうちょっと我慢してくれるか?」
とういうと、ローションを手に取った。
パカっと開けて粘度のある液体を掌に乗せる。そして両手を重ねてうっすらと冷たいローションに体温が移るようにする。
十分人肌ほどの温度になったら、玄二の下半身の方に向かう。
「タオル、めくってくれる?」
「……ン」
力なくコクリと頷いた玄二は自分の腰に巻かれたタオルをたくし上げる。
そこで玄二のチンポとご対面したんだけど……オレよりデカい。いや体格がデカいんだから当たり前なんだけどさ、それでも血管浮いて勃起してる真っ赤なソレは男としての威厳を感じさせる。そんな男に女役させちゃってるんだけどねえ、オレ。
ほぼ完全に勃っているチンポをあまり刺激しないように優しく手を添え、もう片方を尻肉の間に忍ばせた。
「ぁ! あぅ、にき、ソレ、うっ」
「ちょっと、ぬるっとするぞ」
そう言って、肉の間にある穴の中に指を差し入れた。
玄二が慣らしてくれていたおかげで指が二本もすんなり入った。中はじっとりと湿っていて、すごく熱い。きゅうきゅうとオレの指を吸うようにヒダが絡み付いてくる。
「ぅう……! あ、っくうぅ」
「玄二、ナカ、熱くて、オレの指吸ってくる……可愛いよ」
オレが漏らしたその言葉に、玄二は綺麗な瞳を見開いた。
「そんなっ、こんな、オレ、見られたく、なかったのに……」
「いったろ? 玄二の事知りたいって。だからどんどん教えてくれよな」
そういって、オレは中に入れた指を動かしていった。
ここでどう玄二が感じるのか、快楽を覚えるのはどこか、そんなことを知るためにじっくりと彼の顔を見ながら掻き回す。
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