大好きな人に番が現れたので潔くセフレ離れします

きるる

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翻弄される心身 1※

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「どうでも良い。上を向いて口を開けろ」


頭上から小さな溜息と共に聞こえたフェリウスの口調は呼び名など微塵の興味も無さそうだが、否定されなかったので許されたのだろう。

優しくない言動の度に軋む自分の心の弱さに内心歯噛みしながら、今後慣れてくればきっと流せるとイリエは判断しゆっくりと顔を上げる。

イリエを見下ろす冷めた銀色の眼差しが近づくのをすぐに目を閉じて、自分に都合の良い世界に没頭することに励む。

口付けと胸への刺激に翻弄されながら、イリエはその快感を目を瞑りながら感じ続ける。触れているフェリウスの節ばった長く綺麗な指が触れているという事実にイリエの息は乱れ体は反応し続けた。

イリエの内腿を撫でていた手がゆっくりと足の付け根を伝って中心に辿り着き、少ない薄い茶色の茂みの先の蜜口に触れた瞬間だった。


「っひぅっ…!」
「…凄いな」


フェリウスの指が蜜口の割れ目をするっとなぞると、ぴちゃりと淫猥な音が耳に届いた。

ぬる、ぬちゅ…としとどに濡れるそこを蠢くフェリウスの指の動きが割れ目手前の敏感な突起を掠めた途端、イリエは声を我慢出来ずに漏らした。


「ぁっあ…!ん、ぁ…!」
「ぬるぬるだ。本当に未経験か、お前」


割れ目から拾ってくる蜜液が陰核に塗り込められるとんでもない感覚にビリビリとそこだけに異常な神経が集まったかのように衝撃的な快感が迸る。

身体がひくひくと反応し、ポタポタと淫らな液体が流れ落ちる感覚にイリエは戦慄きながらも、フェリウスの指の動きを追うことに無意識に集中してしまう。

割れ目と陰核を交互に行き来していた指が、突如陰核のみに集中し、少し硬い皮膚の指の腹でゆっくりと円を描くようにイリエの未発達の粒を蹂躙し始めた瞬間。


「あっ…ぁ、ぁ、…っふ、…!?、ぁぁあ…っ!」


フェリウスの綺麗な長い指先がイリエの敏感な部分を責め立てるというよりも緩慢な動きではあるのに、想う相手に触れられているという事実が脳内で加算され、陰核に全ての快感が集まったかのように身体が火照り、ぶわりと熱くなる陰核とそれに伴う下腹の震えが途端に駆け巡る快楽の渦に飲み込まれ、ピクピクピクと小さな痙攣を断続的に繰り返し、下腹の中も連動して収縮された。


「は?…もう?」
「っはっ…はっはっ、…ぁ、ひぅっ…!」


襲い来る初めての快楽の絶頂に何が何だか分かっていないイリエは、その波が少しずつ遠ざかるように治まり始めほっと息を吐いたのも束の間、止まっていたフェリウスの指の動きが再開され、指の動きに合わせるかのように体がびくびくと跳ね上がる。


「ち、ちょっ、…待っ、少しだけ、動き、を……止め…、あ、ぁう…!」


触れられる陰核のどこもかしこもが過ぎた快感を拾い、感度剥き出し状態で脈を打っているそれへの動きを少しだけ止めて欲しいとお願いしようしたイリエだが、反してフェリウスの指は止めるどころか強みを増して押しつぶすかのような動きに変わり速度も足され、再び両腿を震わせた。


「淫乱体質か」 


陰核への暴力的な刺激であっという間に再度達したイリエの頭上から失笑混じりの声が聴こえたが、もう快楽に浸されたイリエにはきっとそうなんだろうと納得するくらいしか頭は回らない。


「か、もしれません…レオダッド、さんの、指で触れられてい、ると思うだけで、…体が勝手に反応、して震えて、しまって、…」


はふはふと息をしながら、イリエは思ったままを伝える。


「どこも、かしこも、触れられるところが全部性感帯のように、なるんだと知って、戸惑っては、いま――――」


少し整ってきた息遣いでイリエは思ったことを言い終える前に、頭上からちっと舌打ちが聞こえたと思ったら急に抱き上げられて視界が回り、背にぽふりと柔らかい感触と天井が目に入る。

寝台に寝かされたと理解したイリエがフェリウスを見ると、何故か複雑そうな表情をしているのを見て、正直に答えないほうが良かったのかと微かに首を傾げると、突如僅かな痛みと共に陰核の奥、蜜口にずぶりと彼の長い指が滑り込んできた。


「ぃ、ぅ、…っ」
「…ああ、達したから余計良く締まって蠢いている。狭いし指が一本でも食い千切られそうだ。未経験でもここまで濡れているなら、早々に入れられそうだ」


彼の都合の良い女になると決めたのだから、何でも好きに言ってくれとイリエは快楽に浸された頭で反芻する。

本当は世間で言う普通の恋人になりたかったけど。

イリエ自身の弱さから自ら性交相手に成り下がった。

全てはイリエの我儘から始まったことなのだから。


フェリウスがゆっくりと指を動かし始める。大して経たないうちに、二本、三本と指を増やす度膣口がビリリと引き攣れて痛み、イリエは顔を顰めて体を強張らせてしまうが、それ以上に彼の指がイリエに触れている事実と、その動きがイリエの蜜壺を搔き回す度に、ぞくぞくと陰核への刺激とはまた違う、奥底から湧き出るようなじわじわと積み重なっていく快感に戸惑いながらも、少しでも彼がやりやすいように体を弛緩させることに努める。

ぐちょぐちょと淫猥な音が室内に響き、それを出しているのがフェリウスの指によって導かれている自分の身体だと思うだけで、イリエの膣内はきゅうっきゅうっと無意識に締まってしまう。


「ん、んん…!…はふ、…ぁ、ぁ、ん…」
「初めてでここまでうねるか?娼婦にでもなれば」


都合の良い女に対しての通常仕様の会話なのだと思えば、都度冷水を浴びさせられるような思いをしなくて済むと、腟内への止まらない快楽と共に暗示をかけるように頭の中で繰り返した。

蜜壺を掻き回されながらも時たま親指で陰核を回転させるように撫で回される度にイリエは過ぎた快感を流そうと無意識に足を閉じようとするが、足の間に居座るフェリウスによってそれは叶わない。

そしてフェリウスに触れられているという事実に幾度も興奮が積み重ねられ、それが快感に繋がり体が再び震えてしまうのだ。


「ぁ、ぁぁ…ん、ん、んぅ…!」
「…」


再度舌打ちが聞こえ、指を抜いたフェリウスは淫液で濡れ光った手を眺めてから、トラウザーズの前だけを寛げて滾ったものを取り出した。





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