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番外編:坊ちゃま黒豹と無自覚子栗鼠のとある一日 7※
しおりを挟む灯りを消し、寝台に上がり横向きに寝ているイリエの後ろから抱き込むようにくっつく。
それだけでフェリウスの雄はあっという間に滾り始め、イリエの項部分の夜着を少し捲り美しい紋印に口を落としてから舐める。
「ん、…」
寝ながらも愛らしい反応を返すイリエにフェリウスは仄暗い笑みを溢し、頭に、耳に、肩に、項にと口付けを落としながら、夜着の隙間からするりと手を忍ばせイリエの小ぶりだが形の良い胸に触れる。
「…ん、ふ…」
寝てても声を漏らすイリエの声に高揚し、胸を包みゆっくり揉みながら先端を優しく摘み上下に擦りながら、耳元で囁く。
「沢山嫉妬したから…イリエで鎮ませて?」
イリエの身体は反応するが疲れているのかなかなか起きない。
フェリウスは項を甘噛みしながら胸を執拗に弄る。
「イリエ?起きないと、もっと悪戯するよ?」
耳元で囁きながら、イリエの下履きに手を入れて下着の上からすぐに達してしまう可愛い粒を優しくかりかりと擦る。
「っ、ぁ、ぁ、ん」
徐々にイリエの息が乱れ始めるが目は覚めない。
「…これって睡姦になるのかな…イリエ?起きないと手と口と…俺ので責めちゃうよ…?」
擦っていた陰核が膨らんでいることにフェリウスはほくそ笑み、下着の中に手を入れ蜜口に触れるとくちゅりと中は既に潤っていた。
後ろからイリエが逃げられないように捕まえ、くちゅりくちゅりと音を立て、滑った親指で陰核をくるりと一周するように撫でるとイリエの身体がビクリと動く。
「っぁ!…ぁ、んぅ、っっ…!!」
何周かぬるぬると触れるとイリエの下半身が継続的に震えビクビクと痙攣した。
「…寝てても早…はぁ」
直ぐにでもフェリウスだけの泥濘に杭を打ち込んでぐちゃぐちゃにしたい欲で頭がいっぱいになるが、ぐっと耐えて、横を向いているイリエの下履きと下着を脱がし脚の間に顔を埋めてピクピクといじらしく震えている陰核に舌を伸ばした。
「ぁぁあ…!ん、はぅ…っ!」
果てたばかりの陰核を唇で包みながら優しく嬲り、とろとろ垂れてくる蜜壺に指を入れぐるりと回す。イリエの中は陰核を責められ続けていることで、ひくつきながら蠢き収縮を繰り返しピクピクと痙攣する。
甘美な蜜液を啜りフェリウスは再度達したイリエの陰核を舌で押し潰し、指で中の蠢動を愉しみながら吸い付いて離さず徹底的にぐずぐずにした。
やがて上から聞こえるのは啜り泣く起きないイリエ。それでもフェリウスの舌で喘ぐ姿は壮絶に艶めかしく、もっと啼かしてやりたい些か仄暗い暴力的な情欲に支配され、フェリウスは暫くそこに顔を埋め続けた。
「…夢の中でも俺としているのかな。イリエ、気持ち良いね…?」
ぺろりと自分の唇を舐めたフェリウスが弄り過ぎた敏感過ぎる陰核はぷくりと腫れ上がり、少し触れるとびくんとイリエの腰が浮き上がる姿にフェリウスは我慢出来ずにイリエの後ろに戻り己の雄をイリエの尻に擦りつける。
「イリエ…ぶち込んじゃうよ。良いの…?」
フェリウスがいつも苦行を強いられる強敵の泥濘に指を入れ前の陰核も同時に責めると、イリエの啼く声に艶かしさが足される。フェリウスは指を抜き項を甘噛みしながら、ゆっくりとイリエの尻に擦り付けていた熱い雄を下に少しずらして蜜口にぬぷりと少しだけ埋め込む。
「ぁ!ん、ん、はっふ…」
イリエの蜜壺の泥濘具合はフェリウスの雄を捕食するように蠢き、その動きは眠っていても健在で陰核を弄り続けながら先だけをぬぽぬぽと抜き差しして、息を乱しながら自分を焦らして興奮を募らせる。
イリエのいつも無意識に我慢する小さな喘ぎ声に多大なる嗜虐心を煽られてしまうフェリウスは、再び達した直後のイリエの蜜壺に我慢出来ずにずぶりとエラの張った己のものを埋め込んだ。
「きゃぅっ!ぁぁ、んんっ…!」
フェリウスの好む声を返すイリエに堪らなくなり、ゆっくりと胸と陰核を弄り続けながら、律動して奥まで到達させた。
蠢動しながらフェリウスの雄を捕らえるような蜜壺の動きに抗いながらも、イリエの感じやすい箇所を小刻みにして責め抜いていると、中が段々と収縮と震えが連動してきた。
「あ!…ぁあっんー…っひゃぅっ、ん、ん」
「ん、…はぁ…っ、頭の中…雄と一緒に溶け、そう…」
いつもより喘ぐ声を我慢せず意識の覚めないイリエにフェリウスは息を荒くしながら、肩や背中のあちこちに鬱血痕を付けていく。
その間にも緩やかな律動は止めずに最奥にぶち撒けたいのを堪えて、イリエの絶頂を待つ。
「…ぅ、ん、んぅ…っ、ぁぁ、あ!フェリ、ウスさ――――っっ!!」
すると途切れた喘ぎ声が聞こえたと思った直後全体を痙攣させ、眠っているのに達する瞬間にフェリウスの名を呼んだイリエに、フェリウスは心身両方に爆発的な快感が襲いかかり緩やかに律動していたのにも関わらず、名を呼んだイリエと蜜壺の蠢く収縮に一気に持っていかれ大量の飛沫をドクドクと中にぶち撒けていた。
「!?…っっ!はっはっ……!…嘘、だろ?」
切ない声で名前を呼ばれ、同時に狙ったかのように蠢動した蜜壺にまんまと呑み込まれたフェリウスは愕然としながらも恍惚として息を乱していた。
「…何だこれ。…イリエの声と名前だけで…やば」
あまりの興奮にフェリウスは項付近に鬱血痕をつけ続け、喘ぐイリエの口を喰らいたいと萎えないエラの張った剛直を押し込んだままイリエを仰向けにして、口にむしゃぶりついた。
「ん、んぅ、ん、んん」
「…っはっ…」
小さな口の中に舌を突き入れて隈無く探りまわる。
頭を腕で固定させ、逃げられないように杭で止め、イリエが一生フェリウスから離れられないくらいに隙間なくくっついて、深く深く口付けをする。
「んぅっ…はっ、んん、…?フェ、リウ…さ――んぅ!」
ようやく起きたらしいイリエだが、フェリウスの雄はおかしくなるくらいの快感に囚われていて、頭が焼き切れそうになる。
「…イリエ?遅いよ起きるの。もう滾り過ぎて止まらないよ」
「…え?え、フェリ――ぁ、ぁあっん!」
ずぶんと勢い良く最奥に打ち込んだフェリウスは身体を一旦起こし、汗ばむ額を拭い髪をかき上げた。
凄まじい色香と獲物を刈る猛獣の目になっていたフェリウスを見てイリエが呆けながらも頬を染める。その姿に満足したフェリウスはイリエが大好きだというこの声を存分に発揮させるが如く、再度頭に腕を絡めて動けなくさせる。
耳を舐めながら掠れた息と低音でイリエが愛しくて仕方がないと伝わる低い低音で囁いた。
「眠りながら、果ててさ、気持ち良すぎて、泣いちゃって、中が嬉しい嬉しいって、蠢くの…堪らないね」
「んん!っぁ、ぁぁ…!…ひぅっ…」
言葉を止める度にエラの張った剛直で存分に泥濘が抉れるように緩急を付けて律動しながらフェリウスは耳を舐めながら囁き続ける。
「今日はごめん。嫉妬しまくりで格好悪くて。……許して?」
「ゃ、ぁ、ぁ、んぅ…っフェリウ、スさ、ん」
自分の名前が呼ばれてこんなに嬉しいことなんて今までに無かった。フェリウスはイリエの口腔内を縦横無尽に暴れまわりながら、ぎらぎらした瞳でイリエを囚える。
「これから沢山可愛がるから、ね?…イリエ?」
「ひぁっ…!ぁ、ぁ、ゃあっ…」
ずぶり。ずちゅん。とイリエの一番良い箇所を擦りながらイリエが悶える姿を瞬きもせず見つめ、また耳から甘い毒を注入し続けるかのようにフェリウスは囁き、イリエを狂わせながら徐々に律動を加速し始めた。
今夜はあと二回ほど長く長く愛でてあげないと済まないなと思いながら壮絶に婉麗な顔で身悶えるイリエを見つめながら、フェリウスはそれはうっとりとした表情で腰を動かし続けた。
翌日の朝、久方ぶりの子鹿より酷いイリエが再来し、案の定レリエルの雷が落ちた。
それを狙っていたかのように、カルロからタルカル食堂に出向いてダンジと話し合い、食堂には戻らないが魔術隊の休憩広場にて、週に二度ほどイリエが作ったランチボックスを販売するのはどうかという提案を出してきたのだ。
しかもダンジの監修により幾つかは食堂のメニューを入れ、タルカル食堂の宣伝も兼ねてやるというのだから、フェリウスからしたらしてやられた感がどうにも拭えない。
真っ向から反対しようとしたフェリウスだが、気配無く傍に来たジュダから「週に二度でたった一刻ほど。それすらも己の感情優先で閉じ込めますか」と痛烈な一撃を食らう。
それを聞いてもイリエはフェリウスを最優先だと寄り添う姿勢に、ここはイリエばかりでなく自分も妥協しなければと断腸の思いで許可を出した。
また犬族二人から恋だ愛だと言われかねないという懸念も大いに関係した。
あの言葉はフェリウスが一番ダメージを喰らう言葉として未だに根付いている。
そして最後の足掻きで「…俺が仕事の日と遠征以外に限る」と付け加えたのであった。
その後は寝台でイリエにひたすらくっつき頭を撫でられながらフェリウスはふて寝を決め込んだ。
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