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窮倉鼠一角獣を噛む 5※
しおりを挟む「…長いって…言った、ろうが」
「うぅんっ…、ぁ、あ、あ!」
再開された律動はガチガチの剛直のままウルスナの蜜壺から蜜液を全て刮げ出すようにぐちゅぐちゅ音を立てる。
「り、リノさっ…――ああっんー!!」
ぎりりとまた咬まれる力が強くなり、それが律動に連動されたかのような速度にウルスナの小さな身体が揺さぶられる。
目の前がチカチカと閃光が奔るように光り、ぶわっと快感の塊が全身に拡散されたように細かな震えが迸り蜜壺からぷしゃっと連続で潮が撒き散らされた。
「ふ、ぁああ…!リノさん、んー…!!」
思わず指に絡まったリグリアーノの髪を握り締めて引っ張りたいくらいの激しい痙攣に、ウルスナは喘ぐ口元から涎を垂らし、閉じることも出来ずにひたすら過ぎた快感を追う。
ウルスナの細い首が軋むほど噛み締められた直後、ずぶんと最奥でリグリアーノの白濁が撒き散らされた。
ふっと一瞬意識を飛ばしたのか、気づくとウルスナの首元をリグリアーノが丁寧に慈しむように舐め回している。
「…ウルスナの、血、甘…」
咬み過ぎたのか首元から出る血を、うっとりとするような色気のある掠れ声で呟きながらリグリアーノがひたすらウルスナに奉仕するように身体を擦りながら首を舐め続けている。
ウルスナはずっと喘ぎ叫んでいたからか喉が渇き、けふっと咳き込んでしまった。
「…ウルスナ?」
視界に入るのは鮮やかなマゼンタ色の瞳と淡く七色に輝く長い髪と美しくも獰猛な瞳孔の開いた大好きな人。
大好きな人の大好きな声で名前を呼ばれ、ふうふう息を吸いながら、心がどんどんと嬉しくて幸せなもので満たされていく。
「し、あわせ、だなぁと…粘、ってよか、…たです」
リグリアーノの瞳孔の開いた瞳が獰猛に見開き、同時に情の込もった濃いマゼンタ色になる。
屹立は埋め込まれたままウルスナはゆっくりと仰向けにされ、美しく淡い七色に輝く髪と大好きなマゼンタ色がゆっくりとウルスナの視界を覆う。
頭を囲まれ優しく撫でられながら、穏やかな深い口づけにウルスナは恍惚となり、はふはふしながら頑張ってリグリアーノの舌を追いかける。
「…ん、…俺の…」
「ん、ふ、…はふ」
「かわい…マジ…で」
時折ぐんっと寝るなよというように動くウルスナの中を陣取るリグリアーノの硬い雄に、身体も中もピクピクしっぱなしのウルスナは、持ち前の耐性の強さを証明するが如く気合いを入れ直したのであった。
*******************
「ひ、ひりひりします…!」
「沢山可愛がるって俺言ったけど?」
ウルスナは横になりながら必死に寝台をぱちぱち叩くのを、目の前の艷やかな一角獣の王子様は機嫌良さそうに、だが片眉を上げて面白そうにウルスナの髪をくるくると指に巻き付けて遊んでいる。
あれから三度。
三度だ。
合計五回だ。
流石のウルスナも四度目の時点で満身創痍状態に陥り、五度目に突入した時は意識はほぼ無かったといっても過言ではない。
翌朝、いや翌昼過ぎに目が覚めあまりの体のガクガク振りに気張るが、何とか座位を保ってもすてんと横に倒れてしまう。
まるで片頬だけ餌を詰め込んで真っ直ぐを保てないハムスターのようだ。
それを腰砕けにした張本人に伝えると腹を抱えて大笑いされるという辱めを受ける。
首の据わらない赤ちゃん風抱っこをされながら「手間のかかる嫁だなー」と呑気に宣うきらっきらに輝く旦那様を呆然と見ながらウルスナはぽすんと胸を叩くが、「ん?ほっぺたから何か落ちたか?」と茶化されてわなわな震える。
リグリアーノのせいのリグリアーノによる完全介護で湯に共に入り可愛がられ、ちゅるるんっと湯船にまともに座れない様を爆笑され、屈辱と幸せの表裏一体の時間をこれでもかと味わった。
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