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第7話 心の氷を溶かす紅茶
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激しい衝撃の余韻がようやく収まったころ、館の中には焦げた匂いが漂っていた。吹き飛ばされた書棚は倒れたままで、破片に混じって淡い煙が立ちのぼっている。
クラリスは少年の無事を確かめると、震える手で魔力封印の残骸を拾い上げた。青い光の痕はまだ消えず、かすかに燐光を放っている。
その光景を見たオルフェンの瞳が細く鋭く光った。
「……王城が、ここまでやるとは」
「殿下の命令でしょうか?」
「そうだろうな。直接の刺客ではなく、王立魔術隊の封印を使うとは――卑劣だ」
彼の冷静な声の奥に、怒りの熱が潜んでいた。それがいつもよりも眩しく感じられる。
「オルフェン様、少年の治療を……」
「任せろ」
オルフェンはすぐに膝をつき、倒れている少年の手首をそっと握った。淡い蒼光が指先からあふれ、掌全体を覆う。空気がきらめき、室内の煙が一瞬だけ晴れた。それは氷の魔術――彼が“氷の騎士”と呼ばれる所以。治癒と封印の両方に適した稀少魔力。
血が止まり、少年の呼吸が落ち着く。オルフェンは短く息を吐き、少年にブランケットをかけさせた。
「命に別状はない。だが……あと一拍遅れていたら危なかった」
「ありがとうございます」
「礼を言うなら、きちんと生きて証を繋いでくれ」
「はい……」少年の声が小さく震える。オルフェンは軽くうなずき、立ち上がった。
やがて屋敷の侍女が片付けを始め、焦げた本を運び出す。クラリスは呆然とその様子を見つめながら、胸の奥に生まれる不安を押し込めようとした。
「もう、王城とは正面から会話すらできないのですね」
「そうなるな」オルフェンは腕を組み、天井を見上げた。「だが、ここで引けば君が何を失い、何を選んだのかが無駄になる。俺はそれを見過ごせない」
「……どうしてそこまでしてくださるのです?」
「どうして、か」オルフェンは静かに笑った。「それを俺自身も考えている。だが多分、君を見たときに思ったんだ――もしあの日、自分が君の隣にいたなら、こんなことにはならなかったかもしれない、と」
クラリスの胸が一瞬、痛みを伴って波打つ。
「そんなこと、ありません。殿下が選んだのは私ではなく、別の方。そんな事実を変えようとしてはいけません」
「事実は変えられないが、意味なら変えられる」
「意味……ですか?」
「無駄に見える傷でも、痛みを覚えて立ち上がるなら、それは価値になる。……君にそれを教えたのは、俺じゃないのかもしれないが」
クラリスは言葉をなくした。彼の声は硬質な氷のように冷たく、同時に心をやわらかく包む不思議な温度をもっていた。
外では雨が降り出していた。しとしとと静かに屋根を叩く雨音が、痛んだ心を癒やすように続く。侍女が新しい紅茶を運び込むと、立ちこめる香りが空気をやわらげた。
「紅茶を淹れ直しましょう、オルフェン様。何か落ち着くものが必要ですわ」
「そうだな……だが、俺に淹れるのか?」
「今はただの客ですから」
クラリスは軽く笑みを浮かべ、侍女に頼まず自ら道具を手に取った。
しばらく紅茶を淹れ続ける音だけが部屋に響く。沸騰した湯がポットの中で静かに踊り、香りがゆるやかに立ち上る。その様子をオルフェンは興味深げに見つめていた。
「君の手際はまるで儀式のようだな」
「茶を淹れるのは、少しだけ自分の心と向き合う時間ですの。誰かのために味を整えるのは、自分を整えることでもあります」
「なるほど、戦の心得と通じるな」
クラリスはカップを差し出し、ほのかに香る紅茶を一口すする。温かさが舌から喉を通り、胸の奥まで流れ込んでいく。
「……やっぱり落ち着きますね。人を殺そうとする魔術より、こういう小さな癒やしの方がずっと強い」
「君は戦えぬと言いながら、ずいぶん勇ましいことを言う」
「勇ましく聞こえても、臆病者なんですよ。恐いものがたくさんあるんです」
クラリスは目を伏せ、カップを両手で包み込むように持った。
「でも、オルフェン様に守られていると……ほんの少しだけ、氷が溶ける気がします。心の奥の硬く凍った場所が」
その言葉に、オルフェンはカップを傾けたまま、視線を逸らした。「……そうか。俺も、君に同じことを感じているのかもしれない」
沈黙が降りた。雨がさらに激しくなり、窓を叩く音だけが部屋に響く。やがて雷鳴が轟き、外の空が白く光った。
だがその光も、二人の間に流れる静けさを壊せなかった。
「ところで」クラリスがふと声を上げる。「さきほどの魔術封印ですが、王城の印章だけでは説明がつきません」
「どういう意味だ?」
「封印は王家のものですが、発動術式は異国の形です。おそらくは……南方の魔術体系。“精神支配”の派生形を使ったもの」
「リリアーヌの系統とか?」
「あり得ます。もしあの方が何らかの術で王子殿下を操っているなら、今回の封印も同じ術者が関わっている」
オルフェンは顎に手を当てた。「その情報が確実なら、彼女を追う理由ができる」
「ですが証明は難しいです。言葉だけでは王家が動かないでしょう」
「ならば証を作るしかない。彼女を動かし、証拠を吐かせる」
クラリスは思わず息をのんだ。「そんな危険なこと……」
「君に手を出した王城への“返礼”だ。俺はもはや命令に縛られぬ」
その強い眼差しに、クラリスは胸の奥で何かが音を立てるのを感じた。
「私も行きます。これは私の問題ですもの」
「却下だ」
「どうして?」
「君を守るためだ」
「私を守るために、あなたが死んでしまったら意味がありません」
互いの声が熱を帯びる。だが次の瞬間、オルフェンは深く息をつき、柔らかく笑った。
「……君は、思っていたよりずっと強い」
「いいえ、ただ頑固なだけですわ」
二人の視線が重なり、いつしか笑いがこぼれた。雨が少し弱まり、光の筋が窓を透かして差し込む。
「行動を起こす前に、まずは準備を」
クラリスが立ち上がり、机の上の古い帳簿を手に取る。
「これを写し取り、別に保管しておきます。どんなに圧力をかけられても、ここにある真実だけは残さねば」
「手伝う」
「いいえ、これは私の役目ですわ。けれど……お茶のおかわりだけ、いただいても?」
「もちろんだ」
二人の間に、再び温かな湯気が立ちのぼる。窓の外では、雨が小鳥の羽音のように静かに降り続いている。
それは、彼らを包む世界がほんのひとときだけ安らぎを与えているような音だった。
氷の騎士の胸にあった厳しく閉ざされた扉の内側で、何かが確かに溶け出していた。
そしてクラリスの心にもまた、固く凍った悲しみが春の雪解けのように少しずつ流れ始めていた。
(続く)
クラリスは少年の無事を確かめると、震える手で魔力封印の残骸を拾い上げた。青い光の痕はまだ消えず、かすかに燐光を放っている。
その光景を見たオルフェンの瞳が細く鋭く光った。
「……王城が、ここまでやるとは」
「殿下の命令でしょうか?」
「そうだろうな。直接の刺客ではなく、王立魔術隊の封印を使うとは――卑劣だ」
彼の冷静な声の奥に、怒りの熱が潜んでいた。それがいつもよりも眩しく感じられる。
「オルフェン様、少年の治療を……」
「任せろ」
オルフェンはすぐに膝をつき、倒れている少年の手首をそっと握った。淡い蒼光が指先からあふれ、掌全体を覆う。空気がきらめき、室内の煙が一瞬だけ晴れた。それは氷の魔術――彼が“氷の騎士”と呼ばれる所以。治癒と封印の両方に適した稀少魔力。
血が止まり、少年の呼吸が落ち着く。オルフェンは短く息を吐き、少年にブランケットをかけさせた。
「命に別状はない。だが……あと一拍遅れていたら危なかった」
「ありがとうございます」
「礼を言うなら、きちんと生きて証を繋いでくれ」
「はい……」少年の声が小さく震える。オルフェンは軽くうなずき、立ち上がった。
やがて屋敷の侍女が片付けを始め、焦げた本を運び出す。クラリスは呆然とその様子を見つめながら、胸の奥に生まれる不安を押し込めようとした。
「もう、王城とは正面から会話すらできないのですね」
「そうなるな」オルフェンは腕を組み、天井を見上げた。「だが、ここで引けば君が何を失い、何を選んだのかが無駄になる。俺はそれを見過ごせない」
「……どうしてそこまでしてくださるのです?」
「どうして、か」オルフェンは静かに笑った。「それを俺自身も考えている。だが多分、君を見たときに思ったんだ――もしあの日、自分が君の隣にいたなら、こんなことにはならなかったかもしれない、と」
クラリスの胸が一瞬、痛みを伴って波打つ。
「そんなこと、ありません。殿下が選んだのは私ではなく、別の方。そんな事実を変えようとしてはいけません」
「事実は変えられないが、意味なら変えられる」
「意味……ですか?」
「無駄に見える傷でも、痛みを覚えて立ち上がるなら、それは価値になる。……君にそれを教えたのは、俺じゃないのかもしれないが」
クラリスは言葉をなくした。彼の声は硬質な氷のように冷たく、同時に心をやわらかく包む不思議な温度をもっていた。
外では雨が降り出していた。しとしとと静かに屋根を叩く雨音が、痛んだ心を癒やすように続く。侍女が新しい紅茶を運び込むと、立ちこめる香りが空気をやわらげた。
「紅茶を淹れ直しましょう、オルフェン様。何か落ち着くものが必要ですわ」
「そうだな……だが、俺に淹れるのか?」
「今はただの客ですから」
クラリスは軽く笑みを浮かべ、侍女に頼まず自ら道具を手に取った。
しばらく紅茶を淹れ続ける音だけが部屋に響く。沸騰した湯がポットの中で静かに踊り、香りがゆるやかに立ち上る。その様子をオルフェンは興味深げに見つめていた。
「君の手際はまるで儀式のようだな」
「茶を淹れるのは、少しだけ自分の心と向き合う時間ですの。誰かのために味を整えるのは、自分を整えることでもあります」
「なるほど、戦の心得と通じるな」
クラリスはカップを差し出し、ほのかに香る紅茶を一口すする。温かさが舌から喉を通り、胸の奥まで流れ込んでいく。
「……やっぱり落ち着きますね。人を殺そうとする魔術より、こういう小さな癒やしの方がずっと強い」
「君は戦えぬと言いながら、ずいぶん勇ましいことを言う」
「勇ましく聞こえても、臆病者なんですよ。恐いものがたくさんあるんです」
クラリスは目を伏せ、カップを両手で包み込むように持った。
「でも、オルフェン様に守られていると……ほんの少しだけ、氷が溶ける気がします。心の奥の硬く凍った場所が」
その言葉に、オルフェンはカップを傾けたまま、視線を逸らした。「……そうか。俺も、君に同じことを感じているのかもしれない」
沈黙が降りた。雨がさらに激しくなり、窓を叩く音だけが部屋に響く。やがて雷鳴が轟き、外の空が白く光った。
だがその光も、二人の間に流れる静けさを壊せなかった。
「ところで」クラリスがふと声を上げる。「さきほどの魔術封印ですが、王城の印章だけでは説明がつきません」
「どういう意味だ?」
「封印は王家のものですが、発動術式は異国の形です。おそらくは……南方の魔術体系。“精神支配”の派生形を使ったもの」
「リリアーヌの系統とか?」
「あり得ます。もしあの方が何らかの術で王子殿下を操っているなら、今回の封印も同じ術者が関わっている」
オルフェンは顎に手を当てた。「その情報が確実なら、彼女を追う理由ができる」
「ですが証明は難しいです。言葉だけでは王家が動かないでしょう」
「ならば証を作るしかない。彼女を動かし、証拠を吐かせる」
クラリスは思わず息をのんだ。「そんな危険なこと……」
「君に手を出した王城への“返礼”だ。俺はもはや命令に縛られぬ」
その強い眼差しに、クラリスは胸の奥で何かが音を立てるのを感じた。
「私も行きます。これは私の問題ですもの」
「却下だ」
「どうして?」
「君を守るためだ」
「私を守るために、あなたが死んでしまったら意味がありません」
互いの声が熱を帯びる。だが次の瞬間、オルフェンは深く息をつき、柔らかく笑った。
「……君は、思っていたよりずっと強い」
「いいえ、ただ頑固なだけですわ」
二人の視線が重なり、いつしか笑いがこぼれた。雨が少し弱まり、光の筋が窓を透かして差し込む。
「行動を起こす前に、まずは準備を」
クラリスが立ち上がり、机の上の古い帳簿を手に取る。
「これを写し取り、別に保管しておきます。どんなに圧力をかけられても、ここにある真実だけは残さねば」
「手伝う」
「いいえ、これは私の役目ですわ。けれど……お茶のおかわりだけ、いただいても?」
「もちろんだ」
二人の間に、再び温かな湯気が立ちのぼる。窓の外では、雨が小鳥の羽音のように静かに降り続いている。
それは、彼らを包む世界がほんのひとときだけ安らぎを与えているような音だった。
氷の騎士の胸にあった厳しく閉ざされた扉の内側で、何かが確かに溶け出していた。
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