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第3話 社長秘書、突然の任命
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翌朝、まだ始業前のオフィス。冷たい空気の中、コピー機の低い音だけが響いていた。紗耶は夜中までかかって仕上げた提案書を手に、社長室のドアの前に立っていた。
ノックする手が少し震えている。怜司に呼び出されるたび、胸の奥のざらつきが増していく。
「入りなさい」
低く落ち着いた声。まるで感情を封じたような響き。
ドアを開けた瞬間、香水でもない、彼特有の涼やかな香りが漂った。
窓際で腕を組む怜司は、振り返らずに言った。
「遅かったな。徹夜か?」
「はい。今日の議題に間に合わせたくて」
「ふん」
彼は受け取った提案書にざっと目を通し、無表情でページをめくる。
沈黙が、怖いほど長く続いた。
やがて、怜司は資料を静かに机の上に置き、彼女を見た。
「悪くない。……いや、かなりいい。相変わらず、言葉と構成のバランスが絶妙だな」
「ありがとうございます」
わずかに安堵の笑みを浮かべかけた瞬間、彼が言葉を重ねた。
「だが、これは君一人では成り立たない。全体を動かす力が要る」
「それは承知しています。他部門との連携を――」
「そうだ。そのために、君にはもう一つ役職を兼務してもらう」
一瞬、何を言われているのか理解できなかった。
怜司はまっすぐ紗耶を見据え、冷静に告げる。
「今日から君を、私の専属秘書に任命する」
「……え?」
驚きに声が裏返った。書類を持つ手がかすかに震える。
「昨日も言ったはずだ。逃げるなと。プロジェクトを成功させるには、私の動きを把握してもらう必要がある。傍で仕事を見せるほうが早い」
「それって……元々の秘書課の仕事とは別ですよね」
「当然、別だ。直属だ。出勤から退勤まで、私と行動を共にしてもらう」
怜司の声は一切揺れなかった。
紗耶は黙り込む。周囲の視線、社内の噂、そして何より彼の意図。
そのすべてが怖かった。
だが、怜司の瞳にほんの一瞬、ためらいのような影が浮かんだ気がした。
「不満か?」
「……いえ。承知しました」
そう答えるしかなかった。彼の目の前で弱音を吐くのだけは嫌だった。
怜司は机の引き出しから小さな黒いIDカードを取り出した。
「これは社長室専用カードだ。入退室はこの一枚でできる。今日から使え」
「わかりました」
「あと、スケジュール管理はすべてこの端末で確認しろ」
タブレットを差し出しながら、怜司は淡々と仕事の説明を続ける。
彼の声を聞いていると、不思議なことに心臓の鼓動が少し落ち着いていく。
それは安心なのか、それとも錯覚なのか、自分でもよく分からなかった。
その日の午前中、社長室での仕事が始まった。
電話応対、来客調整、資料整理。慣れない業務が山のように押し寄せる。
だが手を動かしている間、怜司の存在を常に感じていた。
近くにいるだけで、息が浅くなる。
昼過ぎ。来客対応を終えた怜司が、デスクから顔を上げた。
「昼は取ったか?」
「まだです」
「佐伯と一緒に行け。隣のビルに新しくできたカフェがある」
「えっ?社長は」
「私は後から合流するかもしれない。席は取っておけ」
社長命令での昼食。どう考えても普通じゃない。
だが断る理由もなく、紗耶は佐伯と共にオフィスを出た。
カフェは明るく開放的で、窓からはビル群の合間に青い空が見えた。
「いやあ、まさか社長秘書になるとはね」佐伯が笑う。
「自分でも信じられません」
「ただ、あの人が誰かを手元に置くなんて珍しい。君には特別な理由があるんだろうな」
「特別なんて……」言いかけて口をつぐむ。
大学時代の関係を話す気はなかった。
佐伯はカップのコーヒーを傾け、柔らかくつぶやいた。
「社長、表向きは冷たいけど、人の心を見抜くのは鋭い。俺も何度かやられた」
「やられた?」
「本気で試されるんだ。俺が口だけの男か、ちゃんと動けるか。……君も気をつけた方がいい」
その忠告が、妙に胸に残った。
食事を終えてオフィスに戻ると、すでに怜司がデスクにいた。
「遅かったな」
「申し訳ありません。少し混んでいて」
「いい。ちょうどクライアントとの会議が入った。同行しろ」
取引先への同行は急な決定だった。
車内、隣に座る怜司は一切無駄口を叩かない。
信号待ちのたびに、横顔が窓の光に照らされる。
その横顔を見ていると、嫌いになり切れない自分に気づき、紗耶は苦しくなった。
会議は淡々と進み、怜司の交渉は見事だった。
硬い相手を柔らかく落とし、言葉一つで流れを変える。
その姿に、学生の頃の“憧れた彼”が一瞬だけ重なった。
会議後、別室で打ち合わせを整理していると、怜司が唐突に言った。
「君、まだ俺を怖がってるな」
手が止まる。
「そ、そんなこと――」
「表情に出てる。仕事中くらいは、忘れろ」
「……はい」
「ただ、勘違いするな。情けはない」
「わかってます」
「いい返事だ」
怜司の口元がほんの少しだけ緩んだ。
それだけで、胸がどうしようもなく騒ぐ。
帰社後、デスクで資料をまとめていると、スマートフォンに社内チャットの通知が来た。
送り主は怜司。
“今夜19時、社長室。追加資料の確認をする”
時刻を見て、息が詰まる。
ほとんど残業確定だ。
だが、彼に「無理です」と言えるはずもない。
夜。皆が帰ったオフィスの灯がほのかに揺れる。
社長室の扉を開けると、怜司が一人、ソファに腰掛けていた。
ネクタイを緩め、上着を脱いだ姿。
その眼差しは、昼間の冷酷な社長ではなかった。
「来たか」
「はい。資料をお持ちしました」
「座れ」
促され、少し離れたソファに腰を下ろす。
彼がグラスの水を差し出した。
「ありがとう、ございます」
「無理してるだろ。顔に出てる」
「平気です」
「……昔からそうだな」
静寂が流れる。
書類のページをめくる音がやけに大きく響いた。
怜司が書類を閉じ、瞳を細める。
「どうして俺の前から消えた」
その問いは、唐突だった。
紗耶の肩がわずかに跳ねる。
「……夢を追いたかったから」
「そんな言葉で納得すると思うか」
「でも、そうするしかなかったの」
「俺を信じていたなら、離れる必要はなかった」
声は低いが、感情の色が混ざっていた。怒りにも似た、焦がれるような響き。
「怜司……」
彼の名を呼んだ瞬間、怜司は視線を逸らし、短く息を吐いた。
「もう遅い。過去は変えられない。だが——君が戻ってきた以上、もう逃がす気はない」
その言葉に、胸の奥が灼けるように熱くなった。
口を開く前に、怜司が立ち上がった。
「帰れ。明日は朝から打ち合わせだ」
その背中に何かを言いたかった。
けれど、言葉が喉の奥で溶けるように消えていった。
エレベーターの中、ビルの灯りが背後でぼんやりと滲む。
胸の中に残るのは、怜司の最後の言葉だけ。
“もう逃がす気はない”
その響きが、夜風の中で何度も甦った。
ノックする手が少し震えている。怜司に呼び出されるたび、胸の奥のざらつきが増していく。
「入りなさい」
低く落ち着いた声。まるで感情を封じたような響き。
ドアを開けた瞬間、香水でもない、彼特有の涼やかな香りが漂った。
窓際で腕を組む怜司は、振り返らずに言った。
「遅かったな。徹夜か?」
「はい。今日の議題に間に合わせたくて」
「ふん」
彼は受け取った提案書にざっと目を通し、無表情でページをめくる。
沈黙が、怖いほど長く続いた。
やがて、怜司は資料を静かに机の上に置き、彼女を見た。
「悪くない。……いや、かなりいい。相変わらず、言葉と構成のバランスが絶妙だな」
「ありがとうございます」
わずかに安堵の笑みを浮かべかけた瞬間、彼が言葉を重ねた。
「だが、これは君一人では成り立たない。全体を動かす力が要る」
「それは承知しています。他部門との連携を――」
「そうだ。そのために、君にはもう一つ役職を兼務してもらう」
一瞬、何を言われているのか理解できなかった。
怜司はまっすぐ紗耶を見据え、冷静に告げる。
「今日から君を、私の専属秘書に任命する」
「……え?」
驚きに声が裏返った。書類を持つ手がかすかに震える。
「昨日も言ったはずだ。逃げるなと。プロジェクトを成功させるには、私の動きを把握してもらう必要がある。傍で仕事を見せるほうが早い」
「それって……元々の秘書課の仕事とは別ですよね」
「当然、別だ。直属だ。出勤から退勤まで、私と行動を共にしてもらう」
怜司の声は一切揺れなかった。
紗耶は黙り込む。周囲の視線、社内の噂、そして何より彼の意図。
そのすべてが怖かった。
だが、怜司の瞳にほんの一瞬、ためらいのような影が浮かんだ気がした。
「不満か?」
「……いえ。承知しました」
そう答えるしかなかった。彼の目の前で弱音を吐くのだけは嫌だった。
怜司は机の引き出しから小さな黒いIDカードを取り出した。
「これは社長室専用カードだ。入退室はこの一枚でできる。今日から使え」
「わかりました」
「あと、スケジュール管理はすべてこの端末で確認しろ」
タブレットを差し出しながら、怜司は淡々と仕事の説明を続ける。
彼の声を聞いていると、不思議なことに心臓の鼓動が少し落ち着いていく。
それは安心なのか、それとも錯覚なのか、自分でもよく分からなかった。
その日の午前中、社長室での仕事が始まった。
電話応対、来客調整、資料整理。慣れない業務が山のように押し寄せる。
だが手を動かしている間、怜司の存在を常に感じていた。
近くにいるだけで、息が浅くなる。
昼過ぎ。来客対応を終えた怜司が、デスクから顔を上げた。
「昼は取ったか?」
「まだです」
「佐伯と一緒に行け。隣のビルに新しくできたカフェがある」
「えっ?社長は」
「私は後から合流するかもしれない。席は取っておけ」
社長命令での昼食。どう考えても普通じゃない。
だが断る理由もなく、紗耶は佐伯と共にオフィスを出た。
カフェは明るく開放的で、窓からはビル群の合間に青い空が見えた。
「いやあ、まさか社長秘書になるとはね」佐伯が笑う。
「自分でも信じられません」
「ただ、あの人が誰かを手元に置くなんて珍しい。君には特別な理由があるんだろうな」
「特別なんて……」言いかけて口をつぐむ。
大学時代の関係を話す気はなかった。
佐伯はカップのコーヒーを傾け、柔らかくつぶやいた。
「社長、表向きは冷たいけど、人の心を見抜くのは鋭い。俺も何度かやられた」
「やられた?」
「本気で試されるんだ。俺が口だけの男か、ちゃんと動けるか。……君も気をつけた方がいい」
その忠告が、妙に胸に残った。
食事を終えてオフィスに戻ると、すでに怜司がデスクにいた。
「遅かったな」
「申し訳ありません。少し混んでいて」
「いい。ちょうどクライアントとの会議が入った。同行しろ」
取引先への同行は急な決定だった。
車内、隣に座る怜司は一切無駄口を叩かない。
信号待ちのたびに、横顔が窓の光に照らされる。
その横顔を見ていると、嫌いになり切れない自分に気づき、紗耶は苦しくなった。
会議は淡々と進み、怜司の交渉は見事だった。
硬い相手を柔らかく落とし、言葉一つで流れを変える。
その姿に、学生の頃の“憧れた彼”が一瞬だけ重なった。
会議後、別室で打ち合わせを整理していると、怜司が唐突に言った。
「君、まだ俺を怖がってるな」
手が止まる。
「そ、そんなこと――」
「表情に出てる。仕事中くらいは、忘れろ」
「……はい」
「ただ、勘違いするな。情けはない」
「わかってます」
「いい返事だ」
怜司の口元がほんの少しだけ緩んだ。
それだけで、胸がどうしようもなく騒ぐ。
帰社後、デスクで資料をまとめていると、スマートフォンに社内チャットの通知が来た。
送り主は怜司。
“今夜19時、社長室。追加資料の確認をする”
時刻を見て、息が詰まる。
ほとんど残業確定だ。
だが、彼に「無理です」と言えるはずもない。
夜。皆が帰ったオフィスの灯がほのかに揺れる。
社長室の扉を開けると、怜司が一人、ソファに腰掛けていた。
ネクタイを緩め、上着を脱いだ姿。
その眼差しは、昼間の冷酷な社長ではなかった。
「来たか」
「はい。資料をお持ちしました」
「座れ」
促され、少し離れたソファに腰を下ろす。
彼がグラスの水を差し出した。
「ありがとう、ございます」
「無理してるだろ。顔に出てる」
「平気です」
「……昔からそうだな」
静寂が流れる。
書類のページをめくる音がやけに大きく響いた。
怜司が書類を閉じ、瞳を細める。
「どうして俺の前から消えた」
その問いは、唐突だった。
紗耶の肩がわずかに跳ねる。
「……夢を追いたかったから」
「そんな言葉で納得すると思うか」
「でも、そうするしかなかったの」
「俺を信じていたなら、離れる必要はなかった」
声は低いが、感情の色が混ざっていた。怒りにも似た、焦がれるような響き。
「怜司……」
彼の名を呼んだ瞬間、怜司は視線を逸らし、短く息を吐いた。
「もう遅い。過去は変えられない。だが——君が戻ってきた以上、もう逃がす気はない」
その言葉に、胸の奥が灼けるように熱くなった。
口を開く前に、怜司が立ち上がった。
「帰れ。明日は朝から打ち合わせだ」
その背中に何かを言いたかった。
けれど、言葉が喉の奥で溶けるように消えていった。
エレベーターの中、ビルの灯りが背後でぼんやりと滲む。
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